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シリカ(ケイ素)の大切さ

ウェルスプリング

ここ1ヶ月程、ニュージーランドのミネラルウォーター「ウェルスプリング」を飲んでます。
このお水の中には、「シリカ(ケイ素)」が含まれており、人間の身体にはとても大切なのです。

 

そのシリカですが、カルシウムの吸収やビタミンDの働きを促進したり
グルコサミンの合成も促進する作用があり、骨と歯を丈夫にして
軟骨細胞や皮膚のコラーゲン生成に必要なミネラルです。

ほとんどの方が、「骨」と言えば「カルシウム」を連想すると思いますが
実は骨を作るためにはカルシウム以外のミネラル、とくにシリカが必要不可欠!
なので、カルシウムだけを摂っていてもあまり意味がありません。

すごい重要ですね^^

 

また、ハリとコシや艶がなくなってしまった髪、すぐに割れる爪、シワができた皮膚、、、
これらの原因の多くはタンパク質「コラーゲン」と「ケラチン」の量と質が関係してます。
この2つのタンパク質が体内で作られるためには、シリカが不可欠です。

美容に感心のある方は、高級なコスメ等を使用する前にこのお水を飲んでも良いかもしれませんね。

 

野菜や肉などに多く含まれておりますが、酸素と結合したケイ酸の形でないと吸収できません。
でも、このお水はそのまま吸収できるので、飲むだけで良いのです。なんて楽ちん(笑)

飲み始めてから1ヶ月経ちますが、髪の毛の艶が出始めたのと爪が強くなった様な感じはあります。
お肌の弾力はまだ時間がかかりそうですが、少しずつ変化があるようです^^

 

もし興味のある方は、「ウェルスプリング」をお試し下さい!

 

日本人は胃酸が少ない!?|カイロプラティカ麻布十番

日本人の7割~8割は胃酸分泌が少ない

普段、生活の中で胃酸を意識するということは、まったくないと思いますが・・・
今日はその胃酸に少し注目してもらいたいと思います!
胃酸分泌が少ないことが、多くの病気の引き金になる。そんな大事な話でもあります。

 

胃酸は消化過程に不可欠なものです。胃酸の消化過程がなければ、栄養素の吸収はおおいに減少し、消化不良と吸収障害を起こしてしまう上、病気の危険性が高まるとも言えます。みなさんは常識の中で、「胃酸が多くなるから胃が痛くなる」、「胃酸は少ない方が良い」と考えている方が多いのではないでしょうか。
それは実は大きな間違いです。
医学の本「The Pharmacological Basis of Therapeutics」によれば、一般人の10~15%は胃液の分泌十分でないといいます。また健康状態を崩している人に限れば、不足の割合はもっと高くなるでしょう。
この胃酸というものは、実は非常に分泌されにくいものです。個人差がありますが、民族学的に日本人は胃酸の分泌が少ない民族だと言われています。これについては、刺身だとかの生の魚を食べるというような食事行動を古くからずっと続けてきたからかもしれません。

 

日本人ではおよそ7割~8割が胃酸の分泌が少ないと言われています。日本人の胃腸が弱い原因が少しわかる気がしますね。
胃酸の分泌を妨げる要因は、ストレスや病気、加齢などが大きく関わっていますが、様々な病気や身体の問が、胃酸のレベルが低い(低酸症)か酸の欠乏状態(無酸症or胃酸欠乏)から引き起こされていると言っても過言ではないでしょう。
これは、胃酸分泌の低下による栄養素の吸収不良(カルシウムや亜鉛、鉄、ビタミンB12、たんぱく質)の結果によって起こると言えます。胃酸の低下により、栄養吸収が制限されてしまうのです。
例えば、胃酸が胃を刺激することで、膵臓酵素やその他の消化酵素が小腸に出ますが、適当な胃酸がなければ小腸の機能が正常に働くことは困難になってしまいます。これにより栄養吸収が低下してしまうほかに、胃酸の酸と結びつくことによって吸収される栄養素も多々あるので、胃酸の低下により栄養吸収不良が起こることはおおいにあり得る話なのです。

 

 

胃酸分泌低下と関わりのある症状

糖尿病
甲状腺機能異常
小児喘息
慢性の発疹
湿疹
胆のう炎
骨粗鬆症
リウマチ性関節炎
副腎皮質の虚弱化
慢性肝炎
白斑
大半の腸の問題
食後膨満感
貧血
アレルギー
便秘
下痢
不眠

 

かなりたくさんの症状が関わっていることにみなさん驚かれるのではないでしょうか?

 

その他、爪が弱かったり、割れやすかったり、女性の場合なら髪の毛が抜けやすかったりも胃液不足のサインになります。また胃液不足の人は、大抵の場合、腹部の上方にガスがたまりやすく、のどや鼻の毛細血管の膨張も胃液の不足と関わっていることが多いとされています。胃酸分泌低下により、様々な腸管の問題が起こる可能性もあります。
また胃酸が少ない状態だと、胃にバクテリア、ウイルス、寄生虫、イースト菌や真菌類などが住める環境になってしまうことも大きな問題でしょう。
胃酸はこれらの有機体に対する殺菌・防御の役割があり、通常ではこれらの有機体が存在することはありません。

 

そしてさらには低い胃酸状態にある人は、リウマチ性関節炎、喘息、アテローム性動脈硬化やカンジダ菌などの伝染病を持っている可能性が高くなります。

一体どれだけの病気が胃酸分泌と関わっていることでしょう・・・。

 

こう考えていくと・・・
制酸剤を用いることは消化と吸収には逆効果になる恐れがあることは、少し見えてきたのではないでしょうか。
特に胃酸不足をすでに持っている人では、胃酸を中和するために薬剤を使用したりすることは、胃酸機能を低下させ、消化栄養吸収に問題を起こしかねません。
今の人達は、胃炎というとすぐ薬を飲みます。
薬を使うと胃液を少なくすることで、後に消化に重要なペプシンという酵素の分泌も少なくしてしまいます。
今度は逆に胃もたれが起こってしまうとも言えるのです。

 

 

カイロプラクティックでは

アプライドキネシオロジーでは、両側の大胸筋(胸の筋肉)の筋力低下が塩酸酸性障害と関連していると述べています。私もよく臨床でこの胸の筋肉(大胸筋鎖骨部)はチェックするのですが、これが胃の塩酸酸性低下または全身性の塩酸欠乏などによる低酸症・無酸症と関わっているのです。
また両側の大胸筋の弱化(塩酸産生障害)がみられる時、多くの場合で特有の頭蓋障害が検出されます。これは側頭骨という頭のサイドの骨の動きに関わる問題です。頭蓋障害は、内臓系の問題、とくに内分泌系の問題には大きく関わっています。私も塩酸産生障害がある患者さんには、必ず頭蓋骨の状態をチェックし、側頭骨の治療をしっかりするようにしています。

 

このようにカイロプラクティックでは、胃酸産生に関わる頭蓋障害の調整、また顎口腔システム、骨盤などの関連部位を治療することで根本的な治療をすることが可能でもあります。もちろん胃酸低下による症状が重篤な合、重度の吸収不良症候群や自分自身で胃酸を産生できないような場合(とくに高齢者)には、塩酸サプリメントで胃酸を補うこともあります。
とにかく胃酸分泌は様々な病気の元になっている可能性があるので、私は一番と言ってもよいほどそれに対する治療を優先しています。

 

 

胃酸の分泌が気になる方は、半分に切ったレモンを絞ってそれを水で薄めたものを用意しましょう。そして、食事の時に一口食べては、レモン水を飲むといったように酸を補ってみてください。
もしこれでいつもより食後のお腹がスッキリした感じがあったり、次の日の便の調子が良かったりしたら、あなたの胃酸は少ないことが考えられます。

こういったレモンを使って胃酸を補うことや消化酵素がたっぷりの大根おろしを付け合わせで食べることもみなさんの消化を助けてくれます。油っこいお魚を食べる時などにはこういったものをかけるのは昔ながらの知恵なのかもしれないですね^^。
また小さい頃よく母親に言われた覚えがある方もいらっしゃると思いますが「よく噛んで食べる!」ということは何よりも重要なことです。良く噛めば唾液が出て、胃が食べ物の消化の準備を始めます。また、胃酸がしっかり出るとそれに促されて膵臓や胆嚢から消化酵素も出てくるので、よく噛むことは本当に大事だと言えます。みなさんも今日は是非!
いつもの倍以上噛むように意識してご飯を食べてみてください。
いつもと違う身体の調子やお腹の状態が感じられるかもしれませんよ ^^。

 

テレビや雑誌、携帯などを見ながらの食事はせずに、しっかりと食事に集中し、家族との会話を楽しみながら、ご飯を食べる。
基本的なことですが、こういったことがもしかしたら、健康の基本なのかもしれません^^。

 

 

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夜桜

千鳥ヶ淵

先日、夜桜を見に千鳥ヶ淵まで行ってきました。

 

驚くほどの人と桜!!

あまり夜桜を見に行った事がなかったので、こんなに沢山の人出があるとは思いませんでした。
桜はこの時期になると、本当に人気者。
そして、みんなを幸せにしてくれるお花ですね。

 

ライトアップしていてとても綺麗でしたが、夜は寒かったので、もし行くときは暖かい格好をして下さいね^^

 

笑顔の記録

「VOICE」に変更

最近、ホームページをリニューアルしました。
今までは、患者様の声を「笑顔の記録」という項目で載せておりましたが
リニューアル後は「VOICE」の部分にアップしております。

 

改めて見てみると、皆さん「笑顔」ですね!
治療の後にインタヴューしているという事もあり、リラックスしているのでしょうか。。
院長との信頼がここで生まれているような感じがします^^

 

これからも皆様の笑顔を、沢山記録して参りたいと思います!

 

トランス脂肪酸(危険な油について)|カイロプラティカ麻布十番

トランス脂肪酸とは?

今日は、トランス脂肪酸についてお話したいと思います。
みなさんは、マーガリンが身体に良くないということはもうご存知でしょうか?
これについては大分知られてきたので、今更という感じもしますが・・・
念のため、今日はそんな「危険な油」についてのお話です。

 

 

10年か15年くらい前まで、日本は、乳がん、大腸がん、前立腺がん、心臓病などは少ない国でした。
伝統的な日本食の中では、牛肉や乳製品で摂る飽和脂肪酸も少なく、水素添加して作ったマーガリンやショ
ートニングといった今回のテーマのトランス脂肪酸が身体に入ることも少なかったのです。そして繊維質を
食事からしっかりと摂取し、オメガ3の脂肪酸やセレニウムなども魚から摂れていました。

しかし、今の日本は大分変わってしまいました。
昔から、アメリカに移住した日本人は、アメリカ人と同じぐらい大腸がんや心臓病、その他の病気にかかる
ことがわかっていましたが、今では日本の本土でもこれらの病気が増えてきています。

 

その原因の1つにトランス脂肪酸の害があります。

先ほど言ったショートニングやマーガリンの中には、トランス脂肪酸という人工的な油が含まれています。
またレストランやファーストフードのお店で使われている油も危ないものです。業務用の食用油は何度も
熱せられますよね。そういった何回もの加熱の中で脂肪の分子のあるものはリング状をした「ラクトン」
と言われるものに変わってしまいます。このラクトンが増えると、それはプラズミンという酵素の働きを
妨げ、動脈に血栓ができる要因の一つになると言われています。プラズミンは血栓を溶かす働きのある酵
素です。
トランス脂肪酸は、飽和脂肪酸と同じように摂りすぎると血液をドロドロにします。また肝臓にダメージ
を与えて体内のコレステロール合成量を調整する機能を崩してしまうそう。そしてそれは心臓病のリスク
につながります。

アメリカで8万人もの女性を対象に行われた実験では、トランス脂肪酸をもっとも多く摂取するグループ
はもっとも少ないグループに比べて、心筋梗塞を起こす危険性がおよそ30%も高かったそうです。
またオランダで行われた調査では、488人の女性と27人の男性を3つのグループに分けて、それぞれ、
オリーブオイルの多い食事、動物性脂の多い食事、トランス脂肪酸の多い食事を3週間続けたところ、
トランス脂肪の多いグループだけがHDL(善玉コレステロール)が少なく、LDL(悪玉コレステロール)
が多くなっていたとの結果がでました。

その他、糖尿病や高齢者の認知症の原因になっているという話まであります。

 

 

マーガリンの怖さ

トランス脂肪酸の中でもよくあがるマーガリンについてお話します。
有名な実験を一つ紹介しましょう!

アメリカの自然派運動家フレッド・ロー氏が行ったマーガリンの実験。
もともと彼は、自然食品店を経営しており、「マーガリンは正しい食品」と信じて売っていました。きっとお店を訪れた多くのお客さんが「動物性脂のバターよりも植物性油を使ったマーガリンのほうが健康に良い」と思っていたことでしょう。
ところがある日、食品工業の技術者である常連客から「マーガリンを顕微鏡でのぞいてみると、プラスチックの構造にそっくりなことがわかる。マーガリンにプラスチック食品という名前をつけたくなる」という話を聞きます。
驚いた彼は、マーガリンや、マーガリンとは兄弟分のような植物系ショートニングが含まれている食品を売るのをストップし、ちょっとした実験を始めました。

それまで彼の店で売っていたのと同じマーガリンの小さな塊をお皿にのせ、その皿を店の裏部屋の窓際に置きました。マーガリンが本物の食べ物であるなら、虫や細菌がやってくるのに好都合な場所にあるこのご馳走に、大喜びしてむらがるに違いないと思ったからです。
同じことをすると、バターの場合は蠅や蟻やカビがいっぱいになります。
しかし、マーガリンの塊はバターとは違っており、2年経っても、もとのままでした。その間どんな虫も一匹としてその塊に近寄るのを眼にすることはなく、ひとかけらのカビすら生えなかったといいます。
窓を通して入る日光の熱でマーガリンは半分溶けてくずれ、ほこりまみれて汚くはなりました。しかし、起こったことはただそれだけで、マーガリンの固まりは決してきれいになくなることもなく、汚くぞっとするものになっただけだったそう。

 

みなさんの常識の中には、「植物油由来のマーガリンは、バターよりもカロリーも低くて健康的」ということがあるのではないでしょうか?
この常識はすぐに変えなければいけないと思います。

マーガリンはどうやって作られるのでしょう?
たしかに植物油(大豆油、コーン油、パーム油、ヤシ油、綿実油、ひまわり油など)を原料にしてつくられています。これらの油は、融点が低く、常温では液体です。身体の中に入っても、液体のままなので血液中をスムーズに移動できるという反面、その構造上酸化しやすいのが欠点で長期の保存が難しい油でした。

では、植物油を使ったマーガリンはなぜ常温でも固形なのでしょう?
ここにカラクリがあります。
実は「水素添加」という方法を使って油の性質を変えてしまっているのです。
脂肪酸は、炭素が連なり、そこに水素がくっついた鎖のような構造をしています。炭素には4本の腕が伸びていて、そのうち2本の腕は両隣の炭素と手をつなぎ、他の2本の腕は水素と手をつないでいます。鎖の先頭にあたる炭素は、隣の炭素、水素と手をつないでおり、この部分をメチル基と呼んでいます。また、最後尾に当たる炭素は、隣の炭素と水酸基、酸素と手をつないでおり、カルボキシル基と呼んでいます。

それぞれがしっかりと固定されていれば、強度が高く、常温で固体になります。いわゆる牛脂やラードなどの飽和脂肪酸ですよね。それに対して、水素がところどころ抜けている形のものは、不飽和脂肪酸と呼ばれ、穴の数が多いほど、固体になりにくく、融点が低い油となります。
植物油のほとんどがこれで、常温で液体になっているわけです。

 

さて、マーガリンにおける水素添加というのは、何か。
みなさん想像できたのではないでしょうか?

そうです。この抜けた穴のところに人工的に水素をあてがって無理やり炭素の鎖と結合させるということです。
それによって穴が埋められ安定した植物油は、固体になり、なおかつ酸化しにくくなるので長期の保存が可能になります。
こうやってできたのが、このマーガリンというものなのです。
マーガリンは使い勝手が良く、長期の保存がきくということで商業的には利便性が高い商品になりました。
マーガリンの硬さは、水素を添加した量によって変わります。水素をたくさん添加すれば、その分、多くの穴が埋まるので硬いマーガリンができます。また水素を少しだけ添加すれば、穴が残る割合が多くなるので、液体により近い、伸びのよいマーガリンができます。これがパンにも塗りやすいマーガリンができる秘密なのです。
現在売られているマーガリンのほとんどが、この部分水素添加によってつくられており、そうして固体となった油(硬化油)に、乳化剤と水を加えた後、急冷してマーガリンが完成します。

なお、水素添加は120~210度の高温、高圧のなかで水素ガスを反応させる方法で行われます。そしてこのときニッケルや銅が触媒として使われるのですが、なんか聞くだけで怖くなってきますよね。

 

現在、ヨーロッパ各国では、トランス脂肪を「殺人脂肪」として扱い、トランス脂肪が一定基準よりも多く含まれている食品を違法としています。
またアメリカ・ニューヨーク市でもすべての調整食品からトランス脂肪酸を排除することを法律化しています。
私自身、海外の製品を見たりすると、TRANS FAT ゼロの表示がめずらしくなくなりました。

 

トランス脂肪酸が含まれている可能性のある代表的な商品には・・・

マーガリン
ショートニング
ケーキ用小麦粉
カップラーメン
フライドポテト
冷凍食品
ドーナツ
パウンドケーキ
ポテトチップス
オートブラン
チョコレート
クッキー
ホイップクリーム
コーヒーフレッシュ
ドレッシング

などなど・・・

 

もちろんファーストフードは、トランス脂肪酸の宝庫です・・・。

 

みなさん、いかがでしたか?
この話について聞いたことがあったという人も、初めて聞いたという人も、これが食事を変えるキッカケに
なったら幸いです^^。

 

 

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半年がたちました。

みなさま。ありがとうございます

麻布十番に「カイロプラティカ」を開業して、ちょうど半年がたちました。

“身体が良くなった時の本当の健康の素晴らしさを感じてもらいたい”
“気持ちよく治療を受けて頂き、笑顔になってもらいたい”

開業以来、こういった思いと共にたくさんの方とお会いすることができました。

 

私自身も、開業して自分の思い描いていたスタイルで仕事を出来ているので、
とても嬉しく思っていると同時に、これからの展開にワクワクしています。
また春に向けていろいろと企画を考えていますので、
みなさんも是非楽しみにしていてくださいね^^。

 

開業して驚いたのは、本当に遠方から来院してくださるということ。
北は秋田の方や、南は島根の方から。毎月大阪から来て頂いている方もいます。
また先日は海外からもお問い合わせを頂きました。

とてもありがたいことです。
今まで以上に私のやっていることの必要性を実感し、みなさまに提供できることを
より増やしていけるように頑張っていきたい!と心から思います^^。

 

是非是非、これからも「カイロプラティカ」をよろしくお願いします。

 

体力作り?!

最近、海に入れない事が多く身体がなまってます。

 

そんな時はプールに泳ぎに行っております!

昔は、泳ぎが可もなく不可もなく普通に泳げる程度だったのですが、
海に入るようになってから足の筋肉がついたせいか、力強く進めました。

 

泳いだ後は身体がスッキリ。
定期的に身体を動かす事は必要ですね^^

 

副腎疲労症候群|カイロプラティカ麻布十番

副腎疲労症候群

私たちは常にストレスにさらされています。それでも、すぐに悪影響が出ないのは、副腎がストレスをコントロールしているためです。副腎は、抗ストレスホルモンを分泌し、ストレスから心身を守る働きをしています。

現代のストレス社会では、めいいっぱいフル稼働している我らが「副腎」。
今日は、副腎から分泌される主要なホルモンの働きについて一挙にご紹介しましょう。
そして、副腎疲労が進んでいく様子をお話します。

 

 

副腎から分泌されるホルモンの中でも特に糖質コルチコイドというホルモンは重要です。糖質コルチコイドは、細胞のエネルギー源となるブドウ糖を作りだします。また強力な抗炎症作用も持っているのですね。軽いトレーニングによる筋肉などの炎症は、この物質の働きによってすぐに回復できます。しかし、長期的なストレスによって副腎がダメージを受けると、糖質コルチコイドの分泌異常が起き、炎症が持続してしまいます。

またコルチゾールも副腎から分泌される大切なホルモン。脂肪をエネルギーとして使えるようにするため、糖質が蓄えられ、カラダの修復や回復に必要なタンパク質を使えるようにするという働きを担っています。

その他、塩分とカリウムのコントロールをし、脱水症状が起きないようにしているアルドステロン(電解質コルチコイド)や心臓の拍数や強さを増すことで代謝を促進させ、血糖レベルを上げ、脂肪をエネルギーに転換するのを促す働きがあるエピネフィリンやノルエピネフィリンもあります。

 

このように、副腎はさまざまなホルモンを分泌して、ストレス状況に対処し、身体の中からエネルギーを作るように働いています。しかし、過剰なストレスが長期間にわたると、副腎はダメージを受け、ストレスと戦えなくなってしまいます。
またホルモンの過剰分泌によりカラダにさまざまな問題を作ってしまうのです。たとえば、コルチゾールの分泌が過剰になると、免疫機能が低下してしまうことが言われています。

 

 

副腎のダメージの段階

副腎がダメージを受けるには、段階があり、副腎はそれぞれの段階で、違った反応を示すことがわかっています。これを副腎適応症候群または副腎機能低下症といいます。

副腎のストレスに対する反応の第一段階は「警告反応期」。この段階では副腎からのホルモン分泌が増加します。これは過剰なストレスと闘うためで、この闘いがうまくいけば副腎は正常な状態に戻りますが、闘いが長引くと副腎に負担が掛かり、機能低下が進みます。

「抵抗期」と呼ばれるのが次の段階。この時期にはストレスに適応し始め、副腎は肥大。従来のままだとストレスに見合うだけのホルモンを産生できないため、臓器そのものを大きくして増産体制に入るのです。

しかし、それでもストレスをコントロールできないと、副腎は反応する機能を徐々に失い、ついには第3の段階「疲労困憊期」に突入します。ここまでくると副腎は文字どおり、疲労困憊。ストレスにまったく適応できなくなり、副腎の大きさは抵抗期に比べて肥大しますが、その機能は著しく制限されます。結果として心身にさまざまな症状が表れてきます。

 

こうした適応症候群が表われるまでには、数週間から数カ月、さらには数年かかる場合もあります。しかも「警告反応」では、多くの人はストレス過剰であることに気づいていません。しかし、本当はこの段階で、すでにストレスの許容範囲は超えているのです。もしこの段階でストレスをコントロールしておかないと、「抵抗期」に移行し、そうこうしているうちに「疲労困憊期」に入ってしまいます。

この「疲労困憊期」では、極度の疲労感、膝、腰、足などに繰り返し起こる障害、免疫機能の低下など、自分でもはっきりわかる程度の問題が出てきてしまいます。また精神的にも非常に落ち込み、物事を否定的に考えるようにもなってきてしまいます。

もしも、この段階まで来てしまうと、治療をするのは難しく回復するまで年単位でかかってしまうこともあるので、どのくらいストレスをコントロールすることが重要かわかるのではないでしょうか。

 

 

副腎機能低下症の症状・・・

 

・朝寝床から起き出す気力がない(起きるのが辛い)
・6時間以上の睡眠をとっているのに疲れを感じる(起床後に頭がボーっとしている)
・塩分を欲することが多くなった(人から塩分摂りすぎと言われたことがある)
・いつでもどこでも知らないうちに眠っていることがある(移動中の交通機関内で寝ることが多い)
・眠りが浅いと感じる
・夢を見るほど熟睡できない
・睡眠薬や睡眠導入剤を飲まないと寝れない
・寝てから朝までに何度も目覚めてしまう(尿意を催してではなく)
・何か行動をするのに時間がかかるようになった
・日中でも頭の中に霞がかかったような状態であることが多くなった
・性的欲求がなくなった
・ちょっとしたことでパニックになる
・突然呼吸が苦しくなることがある
・ストレスで胃が痛くなることが多くなった
・風邪などの感染症にかかりやすくなった
・風邪をひても治りが遅くなった
・原因不明の微熱が続く
・傷がいつまでも治らないことが多くなった
・立ちくらみが頻繁にでる
・椅子から立ち上がったときなどに目の中に光がまばたくようなことがある
・小さなことで悩むようになった
・喜怒哀楽が激しくなった
・何をしても楽しくなくなった
・友人知人を含め人を会うのが面倒に感じるようになった
・食事をすることが疲れる
・生理前のイライラが増えたりチョコレートを食べたくなるようになった
・食事を1食抜くと疲れたり、イライラすることがある
・人の名前が突然思い出せなくなった
・朝食べたものが夜には思い出せない
・目覚まし時計が鳴っても起きられない
・午前中は仕事に集中する気力がない
・午後3時から午後6時ころに猛烈な睡魔に襲われる
・夕食を食べた後に気分がハイになる
・何かを考えること自体が面倒になった

 

また病状としては、喘息、慢性的な感染症、湿疹、潰瘍性大腸炎、クローン病、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、リウマチ性関節炎、免疫障害、不眠症、頭痛、疲労、失神、女性生殖器障害、肥満、動悸、浮腫、学習障害、うつ症状、多くの婦人科障害(無月経、分泌後うつ病、月経前症候群、無排卵、更年期うつ病)、などと多岐にわたります。

 

怖いですね、副腎疲労・・・。

 

 

カイロプラクティックでは

全ての内分泌系障害に通じて言えることですが、副腎機能低下の治療も根本的な原因を評価・決定することが先決になります。精神的なストレスがあるのであれば、それに対するストレスコントロールが重要になり、もし構造的な(筋肉骨格系)の問題があればしっかり取り除く必要があります。また化学的な問題なら、砂糖に特に重点をおいて、アレルギーと食事の指導を行います。必要なら栄養素も一時的にとってもらうようにします。

アプライド・キネシオロジーにおいては、副腎にかかわるリンパや血流ポイントの治療や、背骨の関節、内臓に対してマニュピレーション(機能障害を取り除くテクニック)を行い、機能を回復させていきます。

 

いかがでしたか?
副腎の働きと副腎疲労の状態。
その中には、現代人の多くが普段感じている不調な状態も含まれていたはず。
それだけ、副腎は人間のカラダを維持するのに重要な臓器ということです。

 

 

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鞄屋さんのかばん

作って頂きました!

先日、いつも遠くからいらっしゃる患者さんのご好意で、黒のカバンを作ってもらいました!
この方は、ご夫婦で鞄屋さんをやっていたそうで、今はもう引退されているのですが、
自宅にはまだミシンもあるとのことで、なんと私に合うカバンを作って頂いたのです!

 

これには感謝感激でした^^。

早速頂いた週末の結婚式の時に使用させて頂きました。
とてもオシャレなカバン。
居合わせた別の患者さんも「私も欲しい!」と早速注文していました。
まさかこんな形で注文が入るとは・・・。

Sさん本当にありがとうございました^^。

 

小麦グルテン過敏症|カイロプラティカ麻布十番

小麦グルテン過敏症

今日は、グルテン過敏症(もしくはグルテン不耐症と言います)のお話です。

小麦に含まれているタンパク質「グルテン」。グルテン過敏症(グルテン不耐症)とは、このグルテンの中
に含まれるグリアジンという主要成分に過敏に反応して身体に症状が現れるものですが、最近の日本人には
とくに増えてきている疾患でもあります。
その原因は、日本で20年くらい前からラーメン屋やパスタのお店が増えたり、小麦を使ったお菓子が増え
たことで小麦の摂取が増えたことや、食生活の変化によって身体の栄養状態が悪くなり、アレルギーなどが
増えてきたことにあると思います。
昔の日本人にとって小麦はそんなに多く摂るものではなかったので、グルテンへの感受性はさほど高くなかったといいます。ところが、最近ではグルテンによる問題がとても増えているのです。

 

さて、ではこのグルテン過敏症の人は身体にどんな症状が出るのでしょう?

 

膨満感
逆流性食道炎
腹痛
腹部痙攣
下痢
便秘
貧血
関節炎
低血糖
口内炎
じんましん
抜け毛
不妊症
吐き気
手足のしびれ・うずき
乳糖不耐症
歯槽膿漏
悪臭便
悪臭ガス
疲労
お腹のゴロゴロ
ADHD
自閉症
骨粗鬆症
ビタミン・ミネラル欠乏
原因不明の体重減少
シェーグレン症候群
帯状疱疹
糖尿病
・・・

 

と、まあたくさんの症状があります。
これらほとんどが、身体がグリアジンというタンパク質に過敏に反応して、腸にガスが溜まること(4割)、腸での炎症(6割)が原因になっているといわれます。
ちなみに最初の方にあげられていた「逆流性食道炎(こちらのblog参照)」に関して言うと、グルテン過敏・不耐症の人の9割が逆流性食道炎を合併するとも言われています。

 

 

症状の出方なのですが、グルテンアレルギーは、基本的に口の中に入れた瞬間に起こりますが、グルテン
不耐症の場合は、もう少し後で起こります。
胃の中で反応を起こす人が4割、腸まで到達したときに反応する人が5割います。IgGなどの遅延型の場合は、腸に到達した後に出てくるので、72時間後に問題が起こることもあります。
グルテン過敏症では、グルテンによって腸が炎症を起こすのですが、炎症時は小腸の内側の壁が腫れてきます。
これこそが腹部膨満感の原因になっていると言えますね。またこういった過敏症では、小腸の絨毛が損傷してしまいます。十二指腸から小腸の辺りは、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、銅、マンガン、ビタミンB群、ビタミンCなどの大事な栄養を吸収する場所でもあるので、もしグルテンによって腸が炎症を起こしていたらこれらの吸収障害が起こることも想像できますよね。
これは大変なことです。
なので、健康のためといってサプリメントをいくら摂っていても、その背景に小腸における吸収障害が起こっていたら元も子もないというわけです。

 

ちなみに腸の絨毛が委縮して、吸収障害が起きると糖の吸収もできなくなります。そうなると糖が小腸を素通りして、空腸、回腸を通り大腸まで行ってしまいます。大抵この場合、小腸での通過時間が早くなり糖や炭水化物がそのまま大腸に向かいます。大腸ではバクテリアによって糖が分解されるため、異常発酵がおきてガスが発生するというわけ。
これもグルテン過敏症にみられる腹上部の膨満感につながります。
グルテン過敏症では、これらの過程から小腸での細菌類(乳酸菌を含むカンジダなどの真菌全て)が過剰増殖することが言われているのですね^^。

またみなさんも気づいたかもしれませんが、糖が吸収しずらくなるということは、低血糖症にもなりやすいということです。
それもそう、低血糖症の人の3割がグルテン不耐症を持っていると言われる所以です。

 

こんなに様々な問題を起こしやすい小麦のグルテン。
今日はみなさんにもグルテンが起こす問題を知ってもらって、自分の症状や家族、知人の症状がグルテンに
よって起きている可能性もあることを頭の隅にでも入れておいてもらえたら幸いです^^。

 

詳しい話や検査方法が聞いてみたい方は、メールでも直接スタッフにでも気軽に聞いてくださいね^^。
ではでは。

 

 

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