ブログ

見学に行ってきました

エルカイロプラクティック

先日カイロプラクターの先輩が経営している治療院へ、院長と見学に行きました。
川崎にある”エルカイロプラクティック”という治療院です。

 

とても勉強熱心な先生で、昨年、メルボルンで行われたカイロプラクティックセミナーに
ご一緒させて頂いた方です。

本当は施術も受ける予定でしたが、あまりにも話が盛り上がってしまい
時間がなくなり受けれませんでした(;;)
ですが、いろいろ気になっていた事を聞けたので、ある意味スッキリしました!!

 

先輩のお言葉は心強いですね^^
またお邪魔させていただきます。

 

健康手土産

先日カイロプラクターの友人が治療院に来たときに、素敵なものを頂きました♪

健康志向な事を知っているので、とても迷ったとのことです。

 

*100%イタリア産ブラッドオレンジジュース*

*飲む酢〜和歌山じゃばら果汁*

*大塚にんじんすりおろしドレッシング*

 

どれも保存料が入ってなく、美味しそうです。

大塚にんじんは山梨県の大塚地区で摂れる人参で、土に栄養分や水分が多く含まれており、人参の色と味が濃いのが特徴だそうです。今度、生で大塚にんじんを食べてみたいものです。

 

みなさま、手土産大歓迎です(笑)

 

花粉症対策しよう!|カイロプラティカ麻布十番

花粉症

昨日は、ようやく春一番が吹いたようです。
それにしても暖かかったですね〜。
カイロプラティカに来院する患者さんもみなさん洋服に困っているようでした。

 

そしてきましたね。そう。花粉です。
ここ3日くらいは大分飛んでいるようですし、くしゃみや鼻水が出てきた人もいるのではないでしょうか。
この時期になると花粉症がひどい私の友人もいち早く私にメールしてきます。「きてるよ・・・涙」と。
ということで今日は花粉症の対策についてお話したいと思います。

 

 

今から50年前には、日本では「アレルギー」はほとんどなかったと言われていますが、現在では国民の
3人に1人が何らかのアレルギーを持っていると言われています。本来の免疫機能はウイルスや細菌とい
った人体に有害な働きをするものに攻撃をしかけ、無害化したり、排除し、身体を守る防御機能なので、
人体に対して無害なもの、有益なものに対しては働かないようになっているのですが、これが何かのキ
ッカケで攻撃し始めるとアレルギー症状も起こってきます。

 

アレルギー物質のほとんどが粘膜から侵入してきますが、花粉症はその中でも鼻や目の粘膜に炎症を生
じて、鼻や目にアレルギー症状および全身症状を招くものです。
アレルギーを起こしやすい要因として、家系的因子としてIgEという抗体が多い、肥満細胞が多い事など
が挙げられますが、この遺伝的な素因に加えて、環境因子が関係してきます。たとえば大気汚染物質、
ストレス、自律神経のアンバランス、そして脂肪酸の摂取が多いこと、また脂肪酸の中でω3系とω6
系脂肪酸の摂取バランスが悪く、ω6系脂肪酸が多いことなどが挙げられます。

花粉症を起こりづらくするには、要はこのIgEの抗体の生産を少なくしてあげると良いということになり
ます。抗体は大別して、A、D、M、G、Eという5種類がありますが、それぞれに得意分野があります。
問題となるIgE抗体は、本来寄生虫に対して働く抗体ですが、人類の歴史において、現在では寄生虫は駆除
されほとんど存在しないのですが、IgE抗体を作る能力は維持されています。このため化学物質の影響や何
らかの問題で花粉やハウスダストといった、本来無害であるものに対しても「敵」や「異物」として攻撃
を仕掛けてしまうようになるのです。

免疫を話していくのに、ヘルパーT細胞という大事な細胞があるのですが、これについては話が長くなるの
で今回は省きますが、そのヘルパーT細胞の種類によってIgEを生産したり、抑制したりする働きがあるの
で、なるべく抑制してあげるような方向へ生活習慣を変えていくと良いということになりますね^^。

 

 

では、本題の花粉症対策について。

① 一般的な食事

緑黄色野菜や水溶性食物繊維、Fish Oil(魚の油)、未精製穀類(玄米など)を摂るように心がけましょう。

また炎症を促進してしまうような赤身肉やカフェイン、アルコール、乳製品などはなるべく避けましょう。
お肉はなるべく網焼きにして油を落としたり、脂身の少ないところを選びましょう。

 

② 砂糖を摂りすぎない

白砂糖やブドウ糖およびすべての加工食品(コカコーラ、清涼飲料、キャンディ、ケーキ、パイ、甘いロ
ールなど)の摂り過ぎは、マクロファージ、ナチュラルキラー細胞など、白血球の機能を弱め、また炎症のコントロールをしている副腎に負担がかかります。

スナック菓子、缶ジュース類、砂糖、ファーストフードは避けましょう。

 

③ ω6脂肪酸(リノール酸)を控えよう

大部分の植物油(大豆、キャノーラ、紅花、トウモロコシ、ヒマワリ)はω6系脂肪酸が多く、加熱する
と人間に害を及ぼすトランス脂肪酸の生成されることがあります。これらで作られた食品(フライドポテト
、ポテトチップなど)を過剰に摂取することや、高濃度のリノール酸、トランス脂肪酸の摂取は、身体に害
があるだけでなく、アレルギーの症状を強くします。

市販のドレッシングは植物油が使われているので、必要であればω3系で作りましょう。
マヨネーズも避けましょう。

 

④ ω3脂肪酸( α-リノレン酸)を増やしましょう

αリノレン酸を多く含んだω3系の油は、炎症を抑える物質に変わってくれます。シソ油、亜麻仁油などが
代表的なものですが、それ以外にもマグロ、サケ、イワシ、サンマ、サバなどにもω3系のEPAやDHAが含
まれます。また海草類(昆布、ひじき、海苔、わかめなど)にもαリノレン酸が含まれるので、積極的に摂りましょう。

 

⑤ ヒスタミンを減らしましょう

炎症の原因の1つがヒスタミンです。ヒスタミンは食品にも含まれますし、腸管内でアミノ酸のヒスチジンが細菌の作用でヒスタミンに変わることもあります。また肝臓においてヒスタミン分解酵素が作られているため肝臓の健康は重要になります。アレルギーの人は、血中ヒスタミン値が高く、ビタミンC値が低い傾向にあるため、十分なビタミンCを摂ると血中ヒスタミン値が低下してくると言われます。

ビタミンCとケルセチンというフラボノイドを摂ると効果的です。ケルセチンは免疫を高め、アレルギーを抑
えてくれると言われます。 カイロプラティカで扱っているビタミンCはこのケルセチンが含まれているものです。

 

⑥ 副腎を強くしましょう!

副腎皮質ホルモンが十分に分泌されないと、アレルギーは悪化します。副腎皮質ホルモンの生産には、ビタミンB群(パントテン酸、B2、B6)、コリン、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンA、必須脂肪酸が必要なので、やはり①で述べたように緑黄色野菜は必要ですよね。そしてレバーでしょうか。

もちろんストレスをかけないことが副腎にとって一番大事になることは言うまでもありません。

 

⑦ γ-リノレン酸

カイロプラティカでもお勧めしていて、何人かの方に使って頂いていますが、身体の中の炎症を抑える物質
を作るのに必要なγリノレン酸(月見草オイルやボラージオイル)。日本人では4分の1の人が不足していると言われています。
そこでこのγリノレン酸をサプリメントで摂ってあげると、アレルギー症状を抑えてくれるのです。

 

少し長くなりましたが、これからの季節ますます花粉が飛んできますので、是非是非参考にしてみてくださいね^^。

 

 

栄養について興味のある方は  
 Think Healthへ