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関節痛に効果を発するMSMとは?!

MSM

 

今回は、膝の痛みに効果のあるMSMについてお話したいと思います。日本ではあまり聞き慣れていないと思いますが、アメリカでは健康維持の為に注目されてきています。

 

MSMはメチルスルホニルメタンという天然の針葉樹から抽出した有機硫黄化合物の1つで、関節痛や腰痛に効果があると言われています。
硫黄は軟骨のコラーゲンを構成する重要な成分の1つなのですが、硫黄があるかないかでその弾力性が変わってきます。軟骨に働いて保水性や耐衝撃性がありクッションの役割を果たしているのです。
硫黄を含む温泉が関節痛や神経痛等に効果があると聞いたことがあると思いますが、あれはまさにこういった効果を期待しているからなのです。

 

また硫黄は人間の体重の2%を占めており、軟骨や筋肉、皮膚や爪、髪等に含まれており、カルシウム、リンに次いで3番目に多いミネラルなのです。とても重要なのですね。

 

 

食べ物ですと肉類、卵、乳製品、緑黄色野菜等に含まれていますが、微量なことと年齢が上がると吸収率が落ちることを考えるとサプリメントの形で摂取する方が良いでしょう。MSMは水溶性でとても吸収されやすい分子構造をしているおりサプリメントとして摂ると細胞の活性化が期待できます。
また、細胞の壁を柔らかくして必要な栄養素が細胞内に入りやすくし、不要物が細胞から排泄されやすい状態にすることの出来る成分なので、他の栄養素と一緒にMSMを摂るとことで相乗効果が期待できます。

 

当院でも膝の痛みや五十肩、関節の老化による問題がある方にはMSMをご利用いただいております。
飲み初めてからゴルフの時に肩が柔らかくなり、「やりやすくなった!」と喜んで下さっている方や、膝の痛みが取れて「歩くのが楽しくなった!」と言って下さる方等、沢山の喜びの声を聞いております。

お悩みの方はこの機会に是非ご相談下さいませ。

 

 

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コンドロイチンについて

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コンドロイチンとは?

前回お話してきたグルコサミンは、世界中で行われている臨床研究の結果を平均すると、5人に2人はその作用効果を実感できないという結果があります。
アメリカやドイツで慢性関節炎の抗炎症作用を期待してグルコサミンを処方し、2-3週間で患者に効果がでなかった場合には、コンドロイチン(硫酸塩)を併用するケースが多くみられます。
コンドロイチンはムコ多糖類という粘性を持った物質で、ビタミンAの触媒作用によってヒアルロン酸に硫酸が結合して作られる物質です。

グルコサミンとコンドロイチンを併用することによって、グルコサミンだけでは反応しなかった患者の約40%に抗炎症作用が見られるというのです。

 

コンドロイチンの正式な名前はコンドロイチン硫酸。
骨の軟骨部分の弾力性を保ち、保水することが大きな役割で、軟骨を破壊してしまう酵素を抑制するためにも必要な物質です。
コンドロイチンは、たんぱく質と結合して、軟骨、皮膚、椎間板だけでなく、身体の多くのところ、特に粘膜で覆われているところに存在しています。
動物の細胞、繊維、臓器などを結びつけ、それらの維持、保護、栄養補給、水分調整の役目を果たしているほか、特に細胞間の結合組織での水分調節が重要な役割を持っているのですね^^。
粘膜などに水分を引きよせ、みずみずしく保つ働きをしているので、コンドロイチン硫酸のことを「水磁石」ともいっています。
関節はもとより、目の角膜、皮膚、心臓弁などにも多く含まれているのです。

 

しかし、グルコサミンと同じく、加齢とともに水分量が減少し、体内ではコンドロイチン合成が分解に追いつかなくなります。

コンドロイチン硫酸は「プロテオグリカン」の周りの水分保持に働いているので、サプリメントで「プロテオグリカン」の一つ前の成分であるグルコサミンを摂取するなら、コンドロイチンも一緒に摂取した方が良いでしょう。
市場の多くの製品では、グルコサミンとコンドロイチン硫酸が同時に摂取できるような商品設計になっています。
またできれば体内合成に必要なビタミンB3、アミノ酸のメチオニンを一緒にとることをオススメします。

 

ちなみに…
名前の通り、コンドロイチンには必ず硫酸が結合しています。
これはコンドロイチン自体だけでは不安定で変化しやすく、硫酸がつくことによって安定化し、存在することができるからです。
硫酸は人や植物が体内に持っている成分。自然界に存在する場合もコンドロイチンは単独で存在するのはなく、必ず硫酸と結合した形で存在しています。

 

 

サメ由来 or ブタ由来どちらが効く?

科学構造式でその硫酸がどの位置についているかによって、コンドロイチン硫酸は現在5種類に分けられます。
このうち食用にしたり、効用について話題にしていたりするのが、4硫酸と6硫酸の2種類。人間はその両方を体内に保有していますが、年齢とともに減少するのは「4硫酸」のほうです。

前回のグルコサミンは一般にエビ、牡蠣、カニの甲羅などから抽出されることが多かったのですが、コンドロイチンは牛、豚、サメの軟骨から抽出されます。

多くは、鶏の皮、牛・豚・鶏の軟骨、ナマコ、ウナギ、ドジョウ、フカヒレなど動物性のネバネバした成分をもった食品に含まれていますが、サプリメントの原料として使われているのはサメの軟骨や牛の軟骨など。
植物性のものとしては納豆、山芋、ナメコ、オクラなどのやはりネバネバしたものに含まれています。

 

最近ではサメ由来のコンドロイチン、硫酸化ケラタン硫酸がよく売られていますが、実はこれは「6硫酸」なのであまり意味がありません。
人間で減っているのは「コンドロイチン4硫酸」の方なので、出来れば動物の気管軟骨からとれるようなものがオススメです。しかし残念ながら、この「4硫酸」の牛や豚の気管軟骨は、市場ではあまり少なく、あってもかなり高価なのが現状です。豚由来などの4硫酸で出回っているもののほとんどが病院で使われています。
カイロプラティカでは、豚由来のコンドロイチンを扱っていますので、興味がある方は聞いてくださいね^^。

 

その他コンドロイチンは、コレステロールと過酸化物質を除去することから、動脈硬化防止、骨折の回復や骨の成長の促進などにも効果が認められているそうです。
またたんぱく質などほかの成分とも協力し合い、がんの新生血管(がん細胞を増殖させる血管)の形成を抑えるという報告があり、がん細胞の増殖、転移を防ぐのに効用があると考えられるようになりました。
その他ネフローゼやリウマチ、神経痛、五十肩、夜尿症、老化防止などの薬にも活用されています。
かなり広範囲な効用が期待されているのですね^^。

 

余談ですが、よく出回っているサメ由来のコンドロイチンは、変形性関節症にはあまり意味がないといいましたが、このサメ軟骨、食べ物では中国料理の高級素材であるフカヒレが有名です。フカヒレスープで、軟骨の周りにプルプルとしている粘性物質がコンドロイチンでもあります。
フカヒレは古来、中国では不老長寿の食材として、上流階級層に珍重されてきました。
これは、サメ軟骨に含まれているコンドロイチンとコラーゲンが結びついて、肌のみずみずしい弾力を保つと言われているからでしょう。

最近ではコラーゲン鍋も人気がありますし、女性でも積極的に摂られている方は、多いのではないでしょうか?
でもこのコラーゲン、実際カラダの中に入るとアミノ酸に分解されるので、直接皮膚にまわされるとは限らないのです。身体の他の部分でアミノ酸を必要としていたら、そちらに優先的に使用されます。もし皮膚をぷるぷるにしたいのなら、まず体内環境を整えてその上でコラーゲンやサメ軟骨を摂れば、皮膚まで回るかもしれません。
まずは健康ということが大前提なのですね。

 

ではでは〜^^。

 

 

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秋田のなまはげ

麻布十番に本物のなまはげが、秋田から来てました。
本物のなまはげを見るのが実は初めてだったので、仕事中であることを忘れてすっかり見入ってしまいました(笑)

なまはげの怖さに泣いてしまう子供もいましたが、ほとんどの子供が怖がらずに冷静だったのでびっくりしました。
きっと家の中になまはげが来たほうが、迫力があるのでしょうね、、、

毎年来てるそうなので、本物のなまはげを見たい方は麻布十番で見れますよ^^

 

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変形性膝関節症とグルコサミンの話

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軟骨の中のプロテオグリカンとは?

軟骨は、「コラーゲン」と「プロテオグリカン」と「水」でできています。
成分を少しみてみましょう。

 

<軟骨の仕組み>
水分
コラーゲン
プロテオグリカン
・グリコサミノグリカン
(その内80%…コンドロイチン硫酸)
(その他、ヒアルロン酸、ヘパラン硫酸、ケラタン硫酸)
・タンパク質
軟骨成分

 

コラーゲンは軟骨を強くする繊維なのでわかると思いますが、「プロテオグリカン」とは一体なんなのでしょう?

プロテオグリカンとは、多くの糖鎖が結合した糖たんぱく質の一種のことを言い、典型的なプロテオグリカンは一つの核となるたんぱく質に、一本、あるいは多数のグリコサミノグリカン鎖が結合しています。要は、プロテオグリカンとはグリコサミノグリカンというムコ多糖の1種とたんぱく質の複合体の状態なのです。
プロテオグリカンは、通常、動物の細胞表面などに存在しており、軟骨や皮膚中に多く存在しています。
軟骨の中のプロテオグリカンは水分を引き寄せて、保持する働きを持っているのです。
少し難しい話だと思いますが、
このプロテオグリカンが重要な役割をしているのです。

 

軟骨の内部では、
ヒアルロン酸の芯にタンパク質の枝がついています。そのタンパク質の枝に無数のコンドロイチン硫酸などの小さい枝(グリコサミノグリカン)が付着しているものが「プロテオグリカン」というものなのですね。
この細い枝の間に水分を引き寄せて、水分を保持することができるので、軟骨の80%は水分を含み、スポンジのような滑らかな動きができるのです。
健康な人のプロテオグリカンは、ヒアルロン酸のエキスをいっぱい吸って、水分がたっぷりのゼリー状をしています。これが、変形性関節症になると冬の木のように枯れた状態になってしまっているのです。

 

 

変形性膝関節症とグルコサミン

さて、よく名前を聞く「グルコサミン」についてですが…

グルコサミンはカニの甲羅、エビの殻等に含まれる成分で、人体でも合成しています。
軟骨成分の「プロテオグリカン」も体内で合成されますが、「プロテオグリカン」になる一つ手前の成分がグルコサミンというわけなのです。
人はアミノ酸と糖から長い工程を経て「プロテオグリカン」をつくりますから、軟骨が壊された時にすぐに合成が間に合うかというとそうでもなく、間に合うのは若い時だけといえます。そこで「プロテオグリカン」の一つ手前の成分であるグルコサミンを摂取して、最終工程は自分の力で「プロテオグリカン」をつくるということなのですね。

グルコサミンは、名前の初めにある「glucos」が示すように糖分と、「amine」が示すように窒素を含むアンモニアの副産物と水素が結合した物質で、天然のアミノ糖の一種です。
このようにグルコサミンにはブドウ糖が科学的についているため、糖尿病の方々には注意というメッセージをよくみかけますが、グルコサミンの摂取量は1回に多くても1500mg程度であり、そこに含まれるブドウ糖の影響よりも、痛みを我慢してストレスをかけ続ける方が、きついような気がしますね。

 

グルコサミンは軟骨組織に存在し、関節の働きにかかわっていることが知られており、人間では加齢とともに減少し、関節炎、関節痛を引き起こすと言われています。
また経口摂取によって,関節軟骨障害を修復することにより,症状の改善作用があると言われています。
グルコサミンの作用メカニズムに関して,以前は,経口摂取することで障害の修復が想定されていましたが,最近の研究では細胞内情報伝達機能を介した修復作用が想定されています。
しかし、まだ不明の点も多く、グルコサミンがそれ自体で軟骨の働きを担っているという研究報告もあれば、グルコサミンだけではなくMSM、コンドロイチン、ビタミン・ミネラルなどと一緒になってはじめて軟骨を形成するという報告もあります。

 

グルコサミンは人の体内では軟骨、腱、靭帯などに分布し、細胞や組織を結びつける役割を果たしています。
体内でも合成されるのですが、その量は40歳くらいから減少傾向になります。加えて特に関節の軟骨は、加齢や肥満に伴ってすり減ったり酷使されるため、中高年以上は合成が減少に追いつかなくなります。
そうすると、腰や膝の違和感や痛みが現れたり、進行すれば関節痛や変形性関節症につながる可能性も高くなります。
もちろん、若くても、関節を酷使するような激しいスポーツを継続している場合は同様ですが・・・。

これらの症状は、初期〜中期の段階であれば、グルコサミンを経口投与することにより予防、改善されます。
研究でも初期〜中期の方が効果が高い報告があるのですね。しかしそれ以外の症状、外科的に軟骨が切除された患者の軟骨再形成や狼瘡、慢性関節リウマチのような関節に関る自己免疫疾患に対する有効性評価については現在までに有効な報告はされていません。

 

抗炎症作用を持つ医薬品のイブプロフェンなどに比べ抗炎症作用は低く、鎮痛作用についても弱いことがわかっていますが、副作用がほとんどないことを考えると、グルコサミンの有益性はおおいにあると言えるでしょう^^。
なお、有効性を高めるには、やはり軟骨成分であるコンドロイチンを併せて摂取することが良いと思います。
ムコ多糖類の一種であるコンドロイチンには、軟骨の保水性や弾力性を高める作用があります。
これらの成分が相乗的に威力を発揮すれば、より効果的に関節痛や腰痛、変形性関節症を予防、改善することができるかもしれません。

カイロプラティカでは、グルコサミンとコンドロイチンを両方摂るのか、グルコサミンだけで良いのか、また非変性Ⅱ型コラーゲンを摂ってもらうのか、アメリカの方で主流のMSMを摂取してもらうかなど、その方の状態に合わせてサプリメントをお勧めさせて頂いています。
お困りの方は一度ご相談くださいね。

 

次回は、あまり知られていないコンドロイチンの事実についてです。
お楽しみに〜^^。

 

 

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最近の私

お恥ずかしながら今まではあまり本を読んでなかったのですが、最近読むようになりました。

ここ1年はお薬の本を読んでおりましたが、眠たくなってしまうことが多々あり(笑)
最近はドラマでもやっていた半沢直樹や、自分の為になる本を読むようにしてます。

ゆっくり自分のペースですが、これからいろいろな分野の本を読んで世界を広げて参りたいと思います!

 

 

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かわいい天使がやってきました^^。

小さい天使

カイロプラティカに小さい天使がやってきました。
クリスマスツリーの飾り付け、そして小さいホウキとチリトリで掃除もしてくれました。

今日でカイロプラティカに来るのは3回目。
少し慣れてくれたかな^^。
また会えるのを楽しみにしています。

 

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変形性膝関節症とは!?

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変形性膝関節症とは?

世間では、膝の痛みは一般的に、「痛風」や「膝の軟骨がすり減って痛い」という認識が浸透しています。
テレビのCMなどでよく見かける「膝の軟骨成分コンドロイチン硫酸配合、膝の痛みを治す」などのキャッチフレーズ。しかし膝の痛みの原因は、実に様々で、軟骨の成分を身体に取り入れて治るものばかりではありません。
カイロプラティカの患者さんでも、50歳以降の女性の方に多くみられるのが膝の痛みです。

今月のテーマは「変形性膝関節症」。
老化によってなぜ膝の痛みが起こるのか、軟骨がすり減るというのはどういうことなのか、カイロプラティカ視線で解説していきましょう。

 

CMや雑誌などでもよくみかける変形性膝関節症。
一体どんなものでしょう?
実は簡単にいうと、これがいわゆる膝関節の老化現象です。膝の軟骨の形が歪(いびつ)になったり、膝の間の隙間が狭くなったりすることで、軟骨がぶつかりあって痛みが起こると言われています。
冒頭に話した「膝の軟骨がすり減って痛い」というやつですね。

 

この「変形性膝関節症」、高齢者の膝の問題の中では最も一般的な疾患です。
統計的には、中年以後の年齢層で、症状の有無にかかわらず25~40%の人がこの変形性膝関節症だと言われています。
そして前述したように、変形性膝関節症は、関節軟骨の変性(老化による変形)と摩耗が主体で、外傷や感染などの既往歴がないものが90%を占めます。

 

 

変形性膝関節症の痛みと原因

膝の関節の老化によって起こる「変形性膝関節症」。
どんな症状があるのでしょう?

 

歩行時に痛い
正座している時に痛い、痛みで正座ができない
階段の上り下りで痛い、とくに降りるときに痛い
長距離歩いた日の夜は痛みが強い
膝をしっかり伸ばすことができない
また完全に曲げることもつらい
膝に水がたまる

 

おおまかには、こんな症状がみられると思います。
ただ膝の痛みのときは、大抵の場合、上記のような階段の上り下りや、膝の完全な曲げ伸ばし時の痛み、夜間痛や関節水腫などは診られる症状なので、これだけでは変形性膝関節症かどうかはわかりません。

 

ちなみに「膝に水がたまる」というのは、変形性膝関節症の方でも多いのですが、これは膝の変形の度合いとはあまり関係がなく、関節の間の滑膜の炎症によるものが多いです。

「変形性膝関節症」の特徴的な症状の一つとしては、膝の内側の痛みがあります。
これは病状が進行していくと、関節の内側部の隙間が狭くなる現象が多くみられるからです。内側部の圧痛は、初期でも60%、中期では80%にみられるといいます。また立っている時や、歩いている時には、身体の重心が足の軸よりも常に内側にあるため、内側部がより大きな荷重を受ける傾向にあり、圧痛も内側に多くなると考えられています。
この内側の痛みは膝を外に捻る、もしくは内側に捻る動作でより痛くなる場合が多いと思います。

「中年以降」にあらわれた膝の痛みで、上記のような症状があり、膝の内側に痛みがある場合は、変形性膝関節症の可能性が高いと言えます。

 

 

O脚や肥満との関わり

変形性膝関節症の原因は、老化と話しましたが、それ以外の原因を強いてあげるなら…

 

肥満・過体重
膝にかかる負担の増加
O脚などの変形
筋肉の衰え
使い過ぎ症候群
膝に過度に負担をかけるような日常動作

 

この中でもとくに、肥満などの体重増加、またO脚などが大きな原因となり得ます。

 

体重はあまり言いたくはないのですが、膝の問題への関わりは大きいと思います。
膝が痛くなる前に、体重が増えたりしてはいないですか?
膝には、普通に歩いても体重の5倍、階段を降りる時は体重の7倍の重さがかかります。ということは、体重が1kg増えるだけで、片方の膝にその5倍の5kgの負担が増えるのです。
そう考えると、膝が痛い人は1kgでも減らしただけでも、大分変わるということなのですね!
膝が痛くてつらい思いをしている人は、自分の膝をいたわる気持ちで、自分の体重を1kgだけ減らしてみてはいかがでしょう^^。

 

そしてO脚。日本人は気にする方が多いですね。

私の治療院にもO脚のために来院される方がいます。
通常カイロプラクティックでは、関節に対して、健康上問題のある場合にのみ治療を行いますが、まったく問題のない場合もあります。その場合は、もちろん治療は行いません。
これはO脚でも同じです。たとえO脚だとしても、膝や股関節に健康上全く問題がなければ治療は行いません。見た目だけを治すような治療はカイロプラクティックの趣旨とは違いますし、かえって健康上、問題が起こる場合もあります。勘違いしている方が多いですが、美容目的のカイロプラクティックはしっかりとしたカイロプラクティックでないことが多いのです。

さてこのO脚。関節に問題がなくても、たしかに膝の内側には負担がかかります。
そこで予防法を少し紹介しましょう。O脚は足の筋肉がしっかりしているとなりにくいので、膝を伸ばし、姿勢を正しく保った状態の歩行を心がけてみてください。膝の内側や外側の筋肉がしっかりしてくると自然ときれいな足のラインになってくるものです。

またそれが、変形性膝関節症の予防にもなります。

 

では、今日はこのくらいにして次回をお楽しみに〜。

 

 

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クリスマスリース

ありがとうございます!

先日、患者様からクリスマスリースを頂きました。
カイロプラティカに似合うようなものを選んでくれました^^

カリフォルニアの海をイメージしているので、本当にピッタリです。
貝やヒトデがとても可愛い。一目惚れしました(笑)

さっそく入り口に飾ってます。ありがとうございました!

 

リース

 

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クリスマスシーズンがやってきました^^。

クリスマスツリー

今年も早いものでクリスマスシーズンですね!
ちょっと遅れましたが、カイロプラティカにももみの木が^^。

去年も活躍してくれましたが、今年は少し新芽が出てきて、去年よりは一回り大きくなっています。
今年もみなさんに素敵なクリスマスが訪れますように^^。

 

 

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