ブログ

血圧が上がりやすい3つの要因とは?

hypertension4

 

前回のblogでも話しましたが、血圧が高いと血管の老化が早く進み、血管が詰まったり(脳梗塞・心筋梗塞・腎不全)、血管が破れたり(脳出血)しやすくなり、死亡の確率が高くなります。高血圧の一次予防は、食事面と日常の生活の工夫で予防できます。これは循環器疾患の治療の面からも大切なことです。

 

 

血圧が上がりやすい要因

血圧が上がりやすい因子には次の3つがあります。

1.食事に塩分が多い
2.肥満
3.強いストレス

ひとつずつ見て行きましょう。

 

1.食事に塩分が多い

人体に不要な塩分は尿として排出されますが、排泄する腎機能が弱かったり、食中の塩分が多すぎたりすると、血液中にナトリウムが残ってしまいます。
ナトリウムは血管の収縮を強めて血液の通り道を狭くします。また慢性的にナトリウムの濃度が高いと、血管に水分を保持および増やすことで濃度を下げようとするために、血液量は増加します。細いホースに大量の水を送ると水圧によってホースが破れそうになるように、血圧も上がってしまうわけです。

 

細胞の中にはカリウムが多いのですが、細胞外にナトリウムが多くなってくると浸透圧で細胞内のカリウムが追い出され、ナトリウムが入ってきます。これが動脈硬化の原因ともなるのです。
これは「白菜の漬け物」と一緒ですね。
塩が含まれると固くキュッとなるイメージわかりますか?

 

1日の塩分所要量というものもあり、それが数値が正しいかはどうかは別としても、漬け物や干物に醤油をかけ、めん類のスープは残らず飲むといった人はオーバーしている日が多いはず。また塩分は、塩、醤油、ソースといった調味料だけでなく、加工食品にも多く含まれています。その他激辛食品も血圧をあげます。
塩分は摂るほど舌が鈍くなるため、自分ではしょっぱいと思わずに非常に沢山の塩分を摂っていることもあります。

実は、こういったことは本物の塩を使えば、全て防げます。
今では精製・合成されたお塩がとても多く、そのほとんどが99%がナトリウム(塩分)です。
醤油や味噌でもこういった塩を使っているものも多いですし、加工食品や外食で使われている塩も然りです。
本物の塩とは、海水100%で作られたもので、ナトリウム以外にもカルシウムやマグネシウム、カリウムなど様々なミネラルが含まれているものです。
こういった塩を使っていれば、高血圧になる心配もなく、健康にも寄与してくれます。

現代の塩の種類や正しい塩の選び方については、今月の勉強会の時に詳しくお話していきますので、楽しみにしていてくださいね^^。

 

2.肥満

人体は太ると血圧が上がり、減量すると血圧が下がります。
肥満と高血圧の関係は・・・
肥満 → 交感神経系統が活発になる → 血管収縮が強くなる → 血圧があがる
というプロセスで現れます。

太りすぎは高血圧と大の仲良し。食生活を改善して減量を目指しましょう。運動も良いのですが、動脈硬化が進んでいる場合は急に運動を始めると血流があがり、心筋梗塞や狭心症で倒れたりすることもあります。普段運動をしてない人は、ゆっくりウォーキング等から始めてみると良いでしょう。

 

3.強いストレス

心理的ストレスを感じると、大脳や内分泌腺が刺激され、交感神経が活発になることで血圧が上がります。

交感神経とは自律神経の一種で、興奮剤のようなもの。
車でいえばアクセルにあたり、そのアクセルがあるからこそ、ストレスに負けないよう発奮することもできるのです。

健康な状態であれば、その後副交感神経の働きによって再びリラックスした状態に戻ります。
しかし緊張し通しだと、体内は活性酸素でいっぱいになり、さまざまな病気を引き起こします。

その他、甲状腺の機能亢進や、心臓神経の緊張でも、心臓の収縮が強くなって血圧が上昇することがあります。

 

いかがでしょう?思い当たる節はありましたか?

かつて高血圧の原因の7割は遺伝要素といわれていましたが、今は3割が遺伝、残り7割が生活習慣とされています。
つまり親が高血圧であるという遺伝的要素があったとしても、生活習慣によっては高血圧を予防することができ、遺伝的要素がなくても高血圧になる人もいるということです。

食(とくに摂取する塩の種類)や生活習慣には十分気をつけていきたいものです。

 

 CHIROPRATICA|低血糖症と副腎疲労のためのカイロプラクティックと栄養療法

 

9月の勉強会「油の話と脂質代謝異常〜どんな油がいいの?コレステロールの真実」

少し前になりますが、先日9月の勉強会を開催致しました。
内容は「油の話と脂質代謝異常〜どんな油がいいの?コレステロールの真実」でした。

 

コレステロールの重要性や油のお話など内容の濃いお話ばかりでした。
スーパーの安い油は怖くてもう使えません><

そして今回は青森からご参加下さった方もいました!
遠いところ治療も受けて下さりありがとうございました。

 

次回の勉強会は、10月25日(日)14:00〜開催致します。
内容は「心臓と血圧の話〜高血圧と低血圧のリスクと食生活について〜」です。
まだ空きがございますので、ご希望の方はお早めにご連絡下さいませ!

 

勉強会2015.9.20

 

 CHIROPRATICA|低血糖症と副腎疲労のためのカイロプラクティックと栄養療法

 

お天気快晴の湘南へ

少し前になりますが、お休みの日に実家のある湘南へ行きました。

お天気快晴で海沿いも気持ちよかったです^^

そして最近はまりつつあるアサイーボウルをまたまた食べました。

美味しくて満足!

 

湘南1

 

湘南2

 

 CHIROPRATICA|低血糖症と副腎疲労のためのカイロプラクティックと栄養療法

 

高血圧症のリスク

hypertension3

 

「血圧」とは人体のポンプである心臓から送り出された血液が、動脈の壁を押す力、つまり血管にかかる圧力のことをいいます。この圧力が慢性的に高い状態であるのが、高血圧症です。
心臓が収縮して血液を送り出すときにかかる圧力を最高血圧(収縮期血圧)といい、心臓が拡張して次に送り出す血液を貯めているときの圧力を最低血圧(拡張期血圧)といいます。

 

 

血圧の基準値はガイドライン改訂ごとに低くなっている!?

2009年に発表された新しい基準では

至適血圧   : (最高) <120 かつ (最低) <80
正常血圧   : (最高) <130 かつ (最低) <85
正常高値血圧 : (最高) 130−139  (最低) 85−89
※ 最高血圧→収縮期血圧、 最低血圧→拡張期血圧

 

至適血圧では、脳梗塞や心筋梗塞の心配はゼロに近いと言われています。また正常高値血圧は、正常とは言われていますが慢性高血圧の状態です。そしてこの間が現在の正常血圧としています。

「高血圧」と診断される目安は、最高血圧140mmHg以上/最低血圧90mmHg以上です。どちらか一方が「以上」となっていれば高血圧であると、日本高血圧学会による「高血圧治療ガイドライン」が定めました。

(最高) 140〜159以上  (最低) 90〜99以上
軽少と言っても、心肥大などは進行しているかもしれません。臓器障害は表側には出てこないぶん、生活習慣の改善していくべきです。

(最高) 160〜175以上  (最低) 100〜109以上
検診などで異常が見つかることが多く、生活習慣だけでなく薬物療法も必要になってくるでしょう。

(最高) 180〜200以上  (最低) 110〜119以上
臓器障害が起こり、動悸、息切れ、むくみなどの症状が出て、入院が必要なこともあります。

(最高) 210以上      (最低) 120以上
悪性の高血圧症で狭心症や心筋梗塞の発作で、命に関わる状態にもなります。

 

この基準値はガイドラインの改訂ごとに低くなる傾向にあります。
「血圧は低いほどリスクが少ない」という見方が年々強まっているのかもしれません。
しかし、実際には年齢とともに血圧が上がることは、異常なことではありません。
最近ではかえって血圧を薬を使って下げる方がリスクになることもあります。

こういったお話は、今月の勉強会で詳しくお話していきたいと思っています。
本当はどのぐらいの血圧の数値が良いのか。そこらへんもお話していきますね^^。

 

 

高血圧の放置は危険!

高血圧症には、原因のはっきりしない本態性高血圧と、腎臓や内分泌系の疾患などが原因で血圧が上昇する二次性高血圧症がありますが、大部分は前者です。

高血圧症の放置は危険です。
高血圧そのものは病気ではありませんが、放っておくと脳障害、心臓病または腎臓病などの発症を高めてしまいます。
また圧力で傷つき、もろくなった血管に恒常的に強い圧力がかかれば破裂のリスクが高まり、これが脳内で起これば脳出血、心臓で起これば心筋梗塞や狭心症となります。
高血圧症の症状である頭痛、めまい、動悸や息切れ、耳鳴り、手足のしびれがある場合は、速やかに受診するべきでしょう。

また日頃から自分の血圧を把握し、高過ぎたら医療機関と相談することも大切です。

 

そして、血圧がなぜ高くなるかを知る前に、検査数値が絶対ではないことも知っておきましょう。
たとえば「血圧を測られるのは嫌だな」と思っただけで上がることもあります。夏よりも冬のほうが高く、1日のうちで気分や気候や体調により10から20は簡単に変動します。

風邪をひいてもコーヒーを飲んでも上がったりするのです。

ですから1回の測定値だけを見て「自分は高血圧」だとか「自分は大丈夫」と勝手に思い込まずに、高血圧になりそうな因子をもっていないかもまずチェックしてみることが大切です。

 

 CHIROPRATICA|低血糖症と副腎疲労のためのカイロプラクティックと栄養療法

 

中性脂肪を下げる「モロヘイヤ」

モロヘイヤ.1

 

今日は、中性脂肪を下げてくれる野菜「モロヘイヤ」のお話をしようと思います。

 

みなさま「中性脂肪」という言葉は聞いたことがあると思いますが、何をさしているかご存知ですか?
人間の身体の体脂肪は、「中性脂肪」「コレステロール」「リン脂質」の3つから構成されており、このうちの9割が中性脂肪と言われています。

中性脂肪は血液中にもありますが、皮下に付着すると皮下脂肪となり、動脈の血管内に付着すると動脈硬化を起こす可能性が高まります。心臓の血管が動脈硬化になると、心筋症や心筋梗塞、脳内の血管が動脈硬化を起こすと脳梗塞にも繋がります。
中性脂肪はやはり高くならないようにしないといけませんね。

 

 

そこで今回は「モロヘイヤ」のお話ですが、モロヘイヤはアラビア語で「王様の野菜」という意味を持っており、エジプト王がモロヘイヤのスープで難病を治したとも言われています。

栄養成分としてはカルシウムや鉄・カロテン・ビタミンB1、B2、B6、C、Eなど多くの栄養を含んでいます。カルシウムはほうれん草の9倍、ブロッコリーの10倍、カロテンに関してはほうれん草の4.6倍、ブロッコリーの19倍も含まれているそうです。

モロヘイヤは茹でたり刻んだりするとネバネバしてきますが、これは「ムチン」と呼ばれる物で水溶性食物繊維の一つです。このムチンにはたんぱく質や脂肪の消化を促す働きがあり、余分な脂肪の蓄積を防ぐ効果が期待出来ます。
普段から脂肪の多い食事をしている方にはお勧めの食材です。

 

またムチンには糖分の吸収速度を遅らせる働きがあり、食後の急激な血糖値の上昇抑えてくれるので糖尿病の予防にもなります。他にも鉄の吸収を高めてくれるビタミンCも多く含まれているので貧血の予防になったり、便秘や高血圧の予防にもなります。

本当に栄養たっぷりの野菜なんですね。

 

豊富な栄養を含んでいるモロヘイヤですが、熱を与え過ぎてしまうと栄養分が流れてしまうので、さっと茹でてサラダにするのがおすすめです。長芋やオクラにもムチンが含まれているので、ネバネバサラダにするのもいかがですか??
ただしお酢をかけてしまうと、ぬめりが飛んでしまうのでドレッシングは向いていません。
スープにするのもお勧めです!

 

 CHIROPRATICA|低血糖症と副腎疲労のためのカイロプラクティックと栄養療法

 

コレステロールが高い方が死亡率が低い!?

fat4

 

現在日本のコレステロール基準値は、コレステロールの上限を220mg/dlとしています。
アメリカでは上限は240。日本のお医者さんは240以上でお薬を出す体制になっています。
しかしこの上限値では、日本人の成人5人に1名は高コレステロール血症になってしまうと言われています。
ちょっとビックリではないですか?

 

 

コレステロールが低い人の方が寿命が短い!?

実は、コレステロールと死亡率の関係を見てみると、日本人ではコレステロール240~280の間が一番総死亡率や発ガンリスクが低く、最も長生きするという統計があります。また、アメリカボストン大学では、総コレステロール値が200mg/dl以上の人はそれ以外の人に比べ集中力、記憶力が優れているという発表もしているのです。日本のアンチエイジング学会でも、コレステロールは高すぎるより低い方が心配とされており、コレステロールの低い男性の方が寿命が短く、40代でうつ病になりやすい、ガンにもなりやすいとも言われています。

 

どうして5人に1名が異常になり、長生きできる数値を治療対象にしているのでしょうか。日本人の総コレステロール値は、現在の基準より高い数値よりも、むしろ基準値や基準値より低い値のほうが死亡率が高くなっているのですから。
本当に疑問でなりません。
そもそも日本では、2001年までは総コレステロール値の基準値は240と定められていました。ところが2002年7月、日本動脈硬化学会は正常値のラインを220に下げることを決定しました。その結果、なんとかなりの人が異常と診断されることになってしまったのです。
私の受けていたサプリメント指導士の先生方も低すぎる設定だと言う人がほとんど。数値にそれなりの根拠はあるらしいのですが、それが日本人に当てはまる根拠ではないのです。

 

基準値の問題は、ひとつには男女差や年齢差が考慮されていないということでしょう。特に、女性の場合、更年期を迎えると新たにホルモンを作るため、コレステロールが高くなる傾向があります。それを無理に下げてしまうとかえって病気になります。
実際、海外では女性にコレステロール低下剤は不要というのが常識です。そしてアメリカではコレステロール低下剤は270が使用開始の基準となっていて、利用者も中高年女性全体の5%にとどまっています。

なにせ、コレステロールを低下させる薬の副作用が怖いのですよ。
これはみなさん知っておいた方が良いかもしれません。

 

コレステロール低下薬の副作用について製薬会社が作成している文章には・・・

メバロチン、リポバス、ローコール、リピトールは、血液中のコレステロールを減らすお薬です。このお薬は、筋肉の副作用としてごくまれに「横紋筋融解症」が起こることが知られています。次のような症状がみられましたら横紋筋融解症の可能性がありますので直ちに服用をやめて、すぐに主治医の先生または薬剤師の先生にご相談ください。

筋肉が痛い
手足の力が入らない
尿の色が濃い(赤褐色になる)

横紋筋融解症とは:筋肉が障害され、筋肉痛や脱力などの症状があらわれ、筋の成分(ミオグロビン)が血液中に流れ出る病気です。赤褐色の尿がみられることがあり、放っておくと腎不全(腎臓の機能が低下し尿が出にくくなる)になることもあります。

 

とあり、現在、腎不全で死ぬ人も出てきて問題になっているというから大変ですね。
確かにこれらの薬を飲み続ければ、コレステロール値は下がります。しかし、動脈硬化などの原因となっているのは、血管壁にへばりついた酸化した一部のコレステロールだけです。正常に機能しているそれ以外の多くのコレステロールは、細胞やホルモンの材料として必要不可欠なもの。だから全てのコレステロールを下げようとするととんでもない副作用が起こるのは当然ですね。
しかし、こうも低すぎる基準値では、薬を飲まされることによって体調を崩す人もたくさん増えるということで・・・こうなっては、日本では自分の身は自分で守らなければなりませんよね。

私から言えば、高コレステロールは食事で改善すべきです。

 

さて、ごく最近の研究では脳神経細胞膜内のコレステロール量が増加すると、アルツハイマー病になるリスクが高まるとの発表もあったので、それも少し話しておきましょう。
これは過剰なコレステロールがあると、細胞膜のアミロイド蛋白が変性してアミロイドβ蛋白が蓄積してしまいアルツハイマーにつながってしまうとのことらしいのですが。アルツハイマーの特徴は脳の委縮です。アミロイドβ蛋白が増えると、急速に脳を硬化してしまうそう。

この研究は、コレステロールが過剰にあり過ぎても良くないと言う話・・・。たしかに以前から、アルツハイマー病の患者さんの脳の病変部から、酸化し異常に固まったコレステロールが大量に発見されていたりします。これらは抗酸化物質が少なくなっていることや代謝異常が起きているからだと思いますが、いずれにしろ酸化してしまった脂質は良くないですね。

私が思うに、脳の神経細胞内においてコレステロールは重要な役割を果たしているのは間違いないのですが、コレステロールが少なくなりすぎても脳の神経伝達に支障をきたし、脳の病気につながるということ、そして過剰になりすぎても細胞膜のアミロイドβ蛋白が蓄積してしまいアルツハイマーにつながってしまうとのことなのだと思います。

アルツハイマーやパーキンソン病の人は、必須脂肪酸とコレステロールをうまくコントロールしていくとかなり改善してくるといいます。
脂質のテーマの最初にお話しましたが、必須脂肪酸とコレステロールの状態は本当に大事ですね^^。

 

 

総コレステロールが高い!善玉と悪玉のバランスが悪い方へのアドバイス

では最後に、総コレステロールが高過ぎて、HDLとLDLのバランスが悪い方へのアドバイスです。
コレステロール量というのは、食事でかなり改善が可能です。
今気になっている人は次の点を注意してみてくださいね。

1.細胞膜や必須脂肪酸に悪影響を及ぼす「トランス脂肪酸」を摂らない。
2.善玉を減らし、悪玉を増やしてしまう「リノール酸」摂取を減らす。
3.料理に使用する油は質の良いオリーブオイル又はバターなどに。そしてオメガ3の油を積極的に摂取する。
4.卵やお肉は普通に食べる。
5.食物繊維をしっかり摂る(腸からのコレステロール再吸収を防いで排出)
(他には※植物ステロールやサポニンなど)

この5点を行ってみるとかなり改善してくる人が多いです。
一見おやっと思うものもあるかもしれませんが、試してみてください^^。

※植物ステロール
植物ステロール(phytosterol)は、植物に含まれる種々のステロールの総称で、豆類、穀類に多く含まれる植物性天然成分です。主な成分は、シトステロール、ステイグマステロール、カンぺステロール、ブラシカステロールなど。植物ステロールはこれらの混合物です。コレステロールの吸収を阻害することが古くから知られています。
その作用機序は明らかにされているわけではありませんが、1つには、植物ステロールがコレステロールと比較すると極めて低い吸収率であり、(コレステロールが50%前後であるのに対して5%前後)、そのほとんどが糞便中に排泄されることがあげられます。この作用により、植物ステロールとコレステロールの両者が小腸内に存在した場合、小腸に吸収されやすいコレステロールを植物ステロールが体外に運び出してくれるというもの。実際、植物ステロールを実験動物や人間に与えると糞便中のコレステロール量が増加することからも確認されています。また植物ステロールによるコレステロール低下作用の大きな利点は、LDL、いわゆる悪玉コレステロールを低下させる一方で、HDL(善玉コレステロール)を増加させることにあります。また血清中性脂肪のレベル、過酸化脂質の低下も確認されています。

植物ステロールを含む食品:ピーナッツ、ゴマ、大豆、サヤインゲン、ピーマン、ニンジン、ホウレン草、枝豆、キュウリ、ダイコン、タマネギ、ジャガイモ、サツマイモ、バナナ、ナシ、モモ、リンゴ、ミカンなど。

 

今回のお話で、コレステロールへの誤解が解け、コレステロールの大切さ、何が悪さをする原因なのかということがわかって頂けたら幸いです。

 

 CHIROPRATICA|低血糖症と副腎疲労のためのカイロプラクティックと栄養療法

 

アサイーボウル初体験

先日、初めてアサイーボウルを食べました。

海の後にどこかでお茶をしたくなり、一宮海岸にある「UZUカフェ」に入りました。
散々迷ったあげくアサイーボウルとグリーンスムージーを注文。

両方共美味しくて正解でした〜!またどこかでアサイーボウル食べてしまいそうです^^

今更でお恥ずかしいですが、調べてみたらアサイーには鉄やカルシウムなど色々と栄養が含まれているのですね。
もう少し勉強します(笑)

 

uzu.1

 

uzu.2

 

 CHIROPRATICA|低血糖症と副腎疲労のためのカイロプラクティックと栄養療法

 

コレステロールの真実

fat3

 

コレステロールと聞くと眉をひそめる人が多いかもしれません。
メディアや健康診断でも高コレステロールの弊害がよく取り上げられます。
「コレステロールを減らす」と銘打った健康食品も多くみかけるようになりましたよね。

「悪玉コレステロール、善玉コレステロール」、「心臓病にはコレステロールは大敵」「脂肪だからは太る」、たしかにそういった点もあることはたしかですが、健康や肥満改善のためにコレステロールを避けた食事は、健康のレベルも落とすことも否めません。
人間の体内にあるコレステロールを100%とすると、そのうち80%は肝臓が栄養素を合成して作り出し、残りの20%がコレステロールを含む食物を摂ることによって補充されています。
以前のblogでも話ましたが、コレステロールが豊富に含まれると言われている卵を1日に1ダース、1週間続けて食べても血中のコレステロール値にほとんど変化は見られませんでした。
これはまさに食べ物のコレステロールを避けることが重要ではないということを示す話だと思いませんか?

 

 

コレステロールは悪者ではない!?

誤解しないでもらいたいのですが、元来コレステロールそのものはまったく悪者ではありません。
生命活動に重要な役割を持ち、健康を維持するためには欠かせない脂質です。

コレステロールの構造は、直鎖状には並んでいない丸々とした脂肪酸(C=27、H=46、O=1)ですが、一体どんな働きをしているのでしょう!?

 

まずコレステロールは、同じ脂質の仲間であるリン脂質とともに細胞膜を構成し、細胞内外に様々な物質が出入りするのを調節します。また脳や神経の細胞膜にも大量に存在しており、神経伝達に重要な役割を果たしていると考えられています。
次に、性に関係するテストステロンやエストロゲン、糖質代謝を助けるコルチゾン、細胞内外の水分調節にかかわるアルドステロンなどのホルモンの唯一の材料として使われます。
また一部のコレステロールは、肝臓内で胆汁につくりかえられ、小腸内で脂肪を乳化して消化・吸収しやすくしたり、脂溶性ビタミンA、D、E、Kなどの吸収に大切な働きをします。

 

詳しくみていくと・・・

〇細胞膜の構成要素になる
コレステロールは主に細胞膜に存在し、大体2/3位が体内で合成され、残りが食物由来です。細胞膜の状態を健全に保つには、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸、そしてコレステロールのバランスが重要。60兆個もある細胞の膜になっているわけですからコレステロールが重要なことがよくわかりますね。またコレステロールをしっかりとることは、中で働くDHA等にとっても大切です。

〇ホルモン(ステロイドホルモンなど)の生理活性物質に変換される。
様々なホルモンの材料になっています。たとえば、精子の製造、少なくなると鬱やガン、寿命が短縮してしまうと言われる「男性ホルモン(アンドロゲン)」、思春期以降に急激に増え始め、胸が大きくなる、月経が始まるなど、女性らしくなるために欠かせない脂質である「女性ホルモン(エストロゲン)」、月経の周期決定や妊娠の準備維持などに大切な「プロゲステロン(黄体ホルモン)」などなど。

〇消化に重要な胆汁酸の材料になる。
胆汁酸は食物脂肪を吸収しやすくしてくれます。足りないと脂がうまく消化できなくなってきます。

〇ビタミンDの前駆体になる
ビタミンDは、このblogでも何度も登場していますが、カルシウムやリンの吸収を助けてくれるものです。皮膚のコレステロールがビタミンD前駆体(プロビタミンD3)となり、紫外線によってビタミンD3へと変換されます。このビタミンD3がカルシウムの吸収を促進してくれるのです。その他ビタミンDは、免疫など身体にとってさまざまな働きをしています。

〇脳内脂質の20~30%を占めている
脳の構成成分に占める脂の量は本当に多し。脂質が60%を占め、残りの40%はたんぱく質。そして脂質60%の中身は、コレステロール約50%、リン脂質約25%、DHAが25%です。

〇神経伝達に重要な役割を持っている
コレステロールがあるほど神経伝達が早くなります。

 

これについてはちょっと詳しく話しましょう。
脳の中にもコレステロールがたくさんあるのですが、コレステロールは、電気のコードが電線の回りを絶縁体でくるんでいるように神経細胞を外側から巻いて守っています(髄鞘またはミエリン鞘)。この髄鞘が多いほど神経伝達が早いと言われているので、脳の神経伝達機能の発達には、神経細胞内のコレステロールが非常に重要なのです。

カリフォルニア大学の神経学教授ポール・トンプソンさんは、新型の脳スキャナ装置を使って、人間の知性が、脳の神経線維である軸索(脳の至るところにシグナルを送る配線)の質に強く影響を受けることを明らかにしています。
コレステロールでできている髄鞘(ミエリン鞘)は、この軸索を覆うことで脳内のシグナル送信を高速にする機能があり、髄鞘が厚ければ厚いほど、神経インパルスは早くなります。このことから、知能指数が高い人は、脳の髄鞘が厚いということがわかりますよね。
脳においては、空間認識能力や視覚処理及び論理を掌る「頭頂葉」と、左右の大脳皮質の間で情報をやり取りする経路である「脳梁」が、知性に深く関わっているのですが、これらの領域における髄鞘の質は、理論的推理力と知性全般を見る試験のスコアと相関していたといいます。

少し難しい話になりましたが、脳のコレステロールが神経伝達にとって非常に重要だということがわかりましたでしょうか?

 

ちなみにリン脂質やDHAは神経伝達物質に使われていますが、特に高度不飽和脂肪酸であるDHAはとても酸化しやすく、コレステロールは神経の回りをしっかりガードして、DHAが働きやすくなるような環境も作っていると言えます。

近年では、脂質ラフトと呼ばれるコレステロール含有率の高い生体膜の微細構造が、情報伝達や神経伝達に関与することが報告されています。
このように、神経伝達という脳の生理機能が発達するためには、神経細胞内のコレステロールの増加が重要なステップになるとされていて、コレステロールの状態が、アルツハイマー病やパーキンソン病、ハンチントン氏病、鬱といった病態脳にみられる改善にも大きく関わってくると言われているのです。

どうですか?脳にとって重要なコレステロール^^。

 

さて、ごく最近の研究では脳神経細胞膜内のコレステロール量が増加すると、アルツハイマー病になるリスクが高まるとの発表もあったので、それも少し話しておきましょう。
これは過剰なコレステロールがあると、細胞膜のアミロイド蛋白が変性してアミロイドβ蛋白が蓄積してしまいアルツハイマーにつながってしまうとのことらしいのですが。アルツハイマーの特徴は脳の委縮です。アミロイドβ蛋白が増えると、急速に脳を硬化してしまうそう。

この研究は、コレステロールが過剰にあり過ぎても良くないと言う話・・・。たしかに以前から、アルツハイマー病の患者さんの脳の病変部から、酸化し異常に固まったコレステロールが大量に発見されていたりします。これらは抗酸化物質が少なくなっていることや代謝異常が起きているからだと思いますが、いずれにしろ酸化してしまった脂質は良くないですね。

私が思うに、脳の神経細胞内においてコレステロールは重要な役割を果たしているのは間違いないのですが、コレステロールが少なくなりすぎても脳の神経伝達に支障をきたし、脳の病気につながるということ、そして過剰になりすぎても細胞膜のアミロイドβ蛋白が蓄積してしまいアルツハイマーにつながってしまうとのことなのだと思います。

アルツハイマーやパーキンソン病の人は、必須脂肪酸とコレステロールをうまくコントロールしていくとかなり改善してくるといいます。
脂質のテーマの最初にお話しましたが、必須脂肪酸とコレステロールの状態は本当に大事ですね^^。

 

 

善玉コレステロールと悪玉コレステロールの話

さて、先に脳内のコレステロールを見てきましたが、次にそれ以外の場所でのコレステロールについても見ていきましょう。

まずは、コレステロールの体内分布を。

脳神経系          32.2g
結合組織・脂肪組織・組織液 31.3g
筋肉            30.0g
心臓・肺・腎臓       30.0g
皮膚            16.0g
血中            10.5g
骨髄             7.5g
肝臓             5.1g
消化管            3.8g

こうみていくと、脳と筋肉に約30%、臓器や結合組織などに30%、そしてその他の組織に30%と言ったところでしょうか。そして善玉とか悪玉とか騒いでいるのは、この血中のコレステロールのことを言っています。

 

ちなみに血液と脂肪は「水と油」の関係なので、そのままではコレステロールは血液に溶け込みません。そこでタンパク質と結合させて血液中に運ぶことになります。これをリポタンパク質と言います。
リポタンパク質は、いわばコレステロールなどの水に溶けない脂質を臓器から臓器へと運ぶ「運び屋」と言えるでしょう。
リポタンパク質にはいくつか種類がありますが、特に大切なものにLDLとHDLがあります。
LDLはいわゆる悪玉、そしてHDLは善玉と呼ばれていますね。

体内に運ばれたLDLは、細胞の表面に到着すると、LDL受容体から細胞内に入り込みます。細胞内で分解され、そのまま細胞膜に組み込まれて使われたり、細胞内で蓄えられたりします。そして、細胞で使用済となったコレステロールは細胞膜の表面に出ていきます。

一方、HDLは、LDLのように細胞内に入れません。そこで血液中を再び移動していくのですが、そのときHDLは使用済みとなったコレステロールを回収しながら再び肝臓に戻るわけです。
つまりHDLもLDLも私たちの身体には必要なもので、この2つがバランスを保っていることが大変重要なのですね。

よく言われる動脈硬化の原因となるのが、HDL(善玉)が減り、LDL(悪玉)が過剰にある状態。
この状態にあると、過剰になったLDLは、回収されず血管壁にくっついて溜まりやすくなります。くっついたまま放置しておくと、やがて酸化してしまいます。すると白血球のひとつであるマクロファージがやってきて掃除をするのですが、マクロファージはこのLDLを動脈壁内部に引き込んで消していくわけです。
ところが、このことで、LDLの残骸が蓄積して血管の通り道が狭くなり、動脈硬化が進行してしまうというわけ。

 

こういった中で、コレステロールへの認識は、「コレステロール=悪い」から「悪玉コレステロールが悪い」そしてさらには「酸化してしまった悪玉コレステロールが悪い」という風に変わってきました。

しかし、悪玉も完全に悪というわけではありません。コレステロールは悪玉、善玉関係なく身体に必要なものです。要はその総量が増えすぎたり、逆に減り過ぎたり、もしくは悪玉、善玉のバランスが悪くなると問題が起こるということなのですね^^。

 

やはりここでも最適なバランスや量というのが重要なのです。
コレステロールは細胞膜に存在すると前述しましたが、細胞膜の流動性を決定するのにも一役かっています。少なくなり過ぎても安定性がなくなり、多すぎると流動性がなくなるといったように・・・。これもバランスですよね。

肝臓がうまくコレステロールの量を調整し、またコレステロールの代謝もうまくされていれば、コレステロールが過剰になることはありません。
また極端にコレステロールを控えたり、菜食をしなければ、コレステロールが足りなくなることもありません。

 

ちなみに・・・
コレステロールの供給源は、毎日の食事で摂るもの「食物由来のコレステロール(動物性食品にしか含まれない)」と「体内で合成されるコレステロール」の2つがあります。肝臓で生産されるコレステロール量は食事で摂るコレステロール量によって変わりますが、一般に食事で摂取する量の約3倍に相当すると考えられています。
肝臓は、小腸から吸収されたコレステロールが血液中に運ばれると、それを察知して生産量を抑制します。逆に、外から入ってくるコレステロール量が少なくなると、今度は合成を促進します。要は、体内で必要に応じて合成されているというわけなんです。
コレステロールが高いと言われた人が、コレステロールがない食事を摂っても、コレステロールが全然減らず、悪玉コレステロールが増えると言うことがあります。これは食べ物からのコレステロールが減ってしまうと、肝臓での合成量が増えるということが一つなのです。逆にコレステロールを摂るようにすると総コレステロールが減り、善玉が増え、悪玉が減ると言ったようなこともあります。不思議ですよね。これにはカラクリがあるのです^^。

 

 CHIROPRATICA|低血糖症と副腎疲労のためのカイロプラクティックと栄養療法

 

グルテンフリーカフェへ

先日、打ち合わせをする為に青山にある「THREE AOYAMA」に行って来ました。
このお店はグルテンフリーなので、グルテンを気にしている方やグルテンアレルギーのある方など安心してお召し上がり頂けると思います。

私は、パスタランチを食べたあとは、米粉のパンケーキを食べてとても満足です^^
打ち合わせも、美味しい食事のお陰で盛り上がりました〜

また行きまーす!

 

three

 

 CHIROPRATICA|低血糖症と副腎疲労のためのカイロプラクティックと栄養療法

 

トランス脂肪酸の怖さ

トランス脂肪酸

 

今日は、最近話題の「トランス脂肪酸」についてお話をしようと思います。

 

 

「トランス脂肪酸」とは、菜種油やトウモロコシ油などの植物油に化学的な方法で水素を添加してできる人工的な脂肪酸です。動物の肉や乳等にも5%程トランス脂肪酸が含まれていますが、このような天然のトランス脂肪酸は身体には問題がないと言われ、人工のトランス脂肪酸が問題になります。

最も人工のトランス脂肪酸が含まれているものは、マーガリンとショートニングで、その他に含まれているものとしてコーヒーフレッシュやスナック菓子、マヨネーズ等があります。こういった油はサクッとした食感に仕上げるのに最適なので、菓子パンに練り込まれたり、ファーストフードの揚げ油にも使われています。

私も以前は食パンにマーガリンをたっぷり塗って食べるのが大好きでしたが、今思うと恐ろしくてもう食べれません><

 

トランス脂肪酸は、プラスチックと同じ構造をしており「食べるプラスチック」とも言われています。
さらには長期に渡って摂取し続けていると、結果として血液をドロドロにしてしまい、狭心症や心筋梗塞などの心疾患のリスクを増加してしまう事もわかっています。

 

またこれは有名は話ですがバターとマーガリンを外に置いたところ、数日後バターの方には沢山の虫が寄り付いているのとは対称的に、マーガリンには全く虫が寄り付かなかったそうです。驚いた事に虫はマーガリンが自然は食べ物ではないとわかっているのですね。

 

 

アメリカではトランス脂肪酸が安全ではないものと位置づけてられており、つい先日トランス脂肪酸を3年以内に全面禁止するというニュースが報じられました。
しかし日本では、アメリカと摂取量が違うため通常の食事を行っていれば健康への影響は少ないとされ、いまだに禁止されていません。

 

スーパーで加工食品や調理済みの食品等を買い物をする際は、原材料名に「植物油脂」「マーガリン」「ショートニング」とあったら注意してくださいね。危険な油が使われていると思って下さい。
おそらくほとんどのものに含まれているはずです。チョコレートやおにぎり、アイスクリーム、ポテトチップスetc、、、、
是非入っていないものを購入するようにしましょう。

 

 CHIROPRATICA|低血糖症と副腎疲労のためのカイロプラクティックと栄養療法