副腎疲労症候群の症状 【その9】|副腎疲労と慢性疲労の関係性

大あくびをしているワンちゃん|副腎疲労blog

 

みなさん、こんにちは。

 

 

 

副腎疲労専門カイロプラクティック

「CHIROPRATICA」院長の小菅一憲です。

そしてこのBlogの筆者「Kossy (コッシー)」です。

 

 

 

前回は、副腎疲労の典型的な症状「朝起きるのがつらい」についてお話しましたが、
今日は副腎疲労の症状で誰しも感じる「疲れ」いわゆる「慢性疲労」がなぜ起こるか・・・
その理由についてお話していきます。

前回のblogはこちら↓

 

副腎から分泌されるスーパーホルモン「コルチゾール」。

このコルチゾールの分泌が適切に出来ないと身体にさまざまな不調をきたします。
これが病院に行っても異常は見つからないのに、日常的には体調が悪い、そういったいわゆる不定愁訴と言われるものの原因でもあります。

 

こういった不定愁訴の中で、そして副腎疲労の典型的な症状として、もっとも一般的なのが「慢性疲労」です。

今日はその話をしましょう!

 

 

 

⭐️ コルチゾールが出ないとストレスに対処できる力が出なくなります

 

副腎から分泌されるホルモンは、1日何ミリグラムという決まった量があるわけではなく(もちろん絶対量で少ない場合は問題になりますが)、それぞれの人によって適切な量があります。

もちろんその人のストレスのかかり具合、活動量などにも関連してくるでしょう。

 

適切なホルモンの量が出ていないと、身体にさまざまな不調を起こしてしまうのです。
例えば、不眠症や高血圧、糖尿病、アレルギー、自己免疫疾患の背景にもこのホルモンの分泌不足があります。

 

 

 

 

副腎が疲れてしまうと、とくにホルモンの中でもコルチゾールが枯渇してしまい、ストレスに立ち向かうパワーが出なくなります。このことによって身体に降りかかるストレスに対処できないので、身体は危機的な状態になります。

コルチゾールが不足状態に陥ると、常に疲労を感じるようになります。

またストレスから逃げて楽な環境を自ら選ぼうとするために、抑うつ状態になったり、やる気が出ない状態が続きます。
実はこれは、身体の自己防衛作用でもあるのです。
コルチゾールが下がり、疲労感を感じることで、身体は動かずに休めますので。
その他、こういう時に身体は、甲状腺の機能も落としてエネルギーを作れなくするために、疲労感や何をするにも以前の何倍もの努力が必要なんて状態になるんですねー。

 

 

 

これこそが、副腎疲労と慢性疲労の関係性です。

 

 

 

副腎疲労の状態が進んでいくと、疲労感とうつ状態によって・・・

 

以前楽しんでやっていたこともすべて億劫に感じる

椅子から立ち上がることさえやっと

人生に何の意味も感じられない

すべてが虚しい

楽しいことがひとつもない

仕事も人間関係もどうでもよい

何もする気にならない

 

 

なんていう症状も出てきます。

 

元気な人は「えーそんなに?」っていうように思うかもしれません。

しかし、これは全て、副腎疲労によってコルチゾールが低くなったことによる人間の自己防衛作用なんです。
コルチゾールの分泌量が低いことは、人間にとっては危険な状態であるために、身体は生命を守るために、疲労感や倦怠感を出して身体を動けない状態にし、視床下部に対しても抑制をかけ、軽度のうつのような状態にしていきます。

 

 

 

実際、まったく元気で明るい性格の人でも、副腎疲労になるとこういう状態になります。

私自身もそういう経験がありますし、そうなってしまった人を何人も知っています。

 

 

 

今日はここまでにしておきましょう。

 

 

ではまた次回に^^。

 

 

 

Thank you for reading to the end.

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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Written by

小菅一憲

Bachelor of Applied Science
Bachelor of Chiropractic Science 
AK Practitioner

国際基準のカイロプラクター
アプライドキネシオロジスト
健康栄養指導士
野菜ソムリエ  

私は・・・ 
原因のわからない不調に悩んでいる人を助けたい。 
本当に健康になった時の素晴らしさを実感してもらいたい。 
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そんな想いから、治療院運営とblogでの情報発信を行っています。

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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘルスケアです。

みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロプラクティックの中の一つの学問アプライドキネシオロジー (AK)では、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバランスをチェックし、それに対する治療を行うことができます。

アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼を担っています。

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