脂質の話 【その5】|オメガ6 〜リノール酸信仰〜

トウモロコシと油の入った瓶|副腎疲労blog

 

Summary:

 

⭐️ リノール酸の摂りすぎによってアレルギー、自己免疫疾患、がんが増える!?

⭐️ オメガ3とオメガ6の拮抗的な働きとエイコサノイドの詳しい説明

⭐️ 子どもにまで広がるリノール酸の害

⭐️ 日本でここまでリノール酸を摂るようになってしまった理由

⭐️ 余談1 〜販売中止になった「エコナ」という油〜

⭐️ 余談2 〜大豆の摂りすぎでリノール酸過多に?〜

 

 

みなさん、こんにちは。

 

 

 

副腎疲労専門カイロプラクティック

「CHIROPRATICA」院長の小菅一憲です。

そしてこのBlogの筆者「Kossy (コッシー)」です。

 

 

 

今日は脂肪の第3弾。
オメガ6の油、リノール酸について知識を深めていきましょう!

 

リノール酸(オメガ6)が必須脂肪酸ということは、いままでのblogでもお話してきました。

前回、オメガ3とオメガ6についてお話したblogはこちら↓

 

 

 

この「リノール酸」、日本では40年前ほど前から欠乏すれば、成長、生殖、皮膚の恒常性などに異常をきたすと言われてきました。
しかし、実はリノール酸の欠乏症は、未だ世界でも報告されたことがありません。
さらに無脂肪食を2週間投与した実験でも、リノール酸の欠乏症状は出ないことがわかっています。

またリノール酸は細胞成分のある全ての食品に含まれており、欠乏することはあまり考えられません。むしろリノール酸が欠乏する状態になる前に餓死してしまうだろうとも言われています。

 

ではどうして日本で、そんなにリノール酸が勧められてきたのでしょう?

 

 

 

⭐️ リノール酸の摂りすぎによってアレルギー、自己免疫疾患、がんが増える!?

 

というのも、とくに日本人がリノール酸不足に陥ることは考えられないのです。

 

日本人の食生活と切っても切れない「大豆」。

大豆は多くのリノール酸を含んでいます。私たちは、味噌や醤油などの調味料を始め、豆腐、揚げ、納豆、高野豆腐、ゆば、きなこなど大豆から出来ている食べ物を日常的に摂取していますよね。
さらに、紅花油、ひまわり油、大豆油、米ぬか油、コーン油、なたね油など・・・普段調理に使っている油のほとんどがリノール酸系の植物油なのです。

こう考えていくと、リノール酸が不足することはあり得ないですよね。
むしろ、現代人に多いのはリノール酸の取り過ぎによる弊害の方だと言えるのです。

 

 

 

今では、リノール酸を取りすぎると、アレルギー(アトピー、喘息、鼻炎)、リウマチなどの自己免疫疾患、そしてガンなどの疾病も増えると言われています。

みなさんも最近アレルギーの人が増えたと思いませんか?
それはまさにリノール酸過多の影響とも言えるでしょう。
またガンになる人も増加の一途をたどっています。

 

 

 

 

リノール酸は体内でアラキドン酸に変換され、更にプロスタグランジン、ロイコトリエン、トロンボキサンなどの生理活性物質(エイコサノイド)に変換されます。ところがリノール酸系のエイコサノイドは多量に生産されると、白血球や血小板を必要以上に活性化させ、多量の活性酸素を放出することがあります。
その結果、炎症やアレルギーを発生させ、発ガンにもつながります。
たとえばトロンボキサンなどは、その強い血小板凝集作用によって、動脈硬化/血栓症に直接関わるのですね。

 

リノール酸の過剰摂取は、細胞膜でのアラキドン酸の必要以上の増加、またエイコサノイドの増加につながり、結果として各種疾患が増えていくことになるというわけです。

 

 

 

⭐️ オメガ3とオメガ6の拮抗的な働きとエイコサノイドの詳しい説明

 

ここでエイコサノイドの復習をしておきましょう。

エイコサノイドとは、体内でアラキドン酸やEPA(エイコサペンタエン酸)から作られる生理活性物質でカラダの働きを調節するものです。エイコサノイドは、自律神経系や、免疫系、ホルモン系をコントロールし、オメオスタシス(生体内恒常性)を正常に保つ働きがあります。環境適応能力、自然治癒能力が正常に働くためにはエイコサノイドの働きが欠かせません。

 

  

食事:
リノール酸(n-6系) → γリノレン酸 → ジホモ-γ-リノレン酸(→PG1系列) → アラキドン酸(→PG2系列)

食事:
α-リノレン酸(n-3系) → イコサペンタエン酸「EPA」(→PG3系列) → ドコサヘキサエン酸「DHA」

 

 

このようにアラキドン酸は、動物性食品に含まれますが、リノール酸系(オメガ6)の油からも体内で合成され、EPAは魚に含まれる油ですが、α-リノレン酸系の油(オメガ3)からも合成されます。

そして、これらの必須脂肪酸から合成されるエイコサノイドのプロスタグランジン(PG)は、炎症や免疫など、健康維持の要となるさまざまな機能の調節に関わっているのですね。
PGは必要量が体内で作られますが、細かくは3つに分けられ、1グループ(PG1)はジホモ-γ-リノレン酸から、2グループ(PG2)はアラキドン酸から、3グループ(PG3)はEPAから作られます。
この中で、PG1とPG3は善玉で炎症を抑える側、PG2は炎症を促進して免疫機能を低下させると言われています。
それなので、その前段階のリノール酸(オメガ6)とα–リノレン酸(オメガ3)の摂取バランスが重要になるわけです(4:1が理想)。

 

オメガ3とオメガ6の代謝経路|副腎疲労blog

 

ちなみに、これらが合成される際の合成酵素(リノール酸とα–リノレン酸をエイコサノイドに変えていく酵素「δ-6-脱飽和酵素」)が共通なので、お互い競合関係にあり、多すぎる系列の油を控えないと不足する系列の必要なエイコサノイドは作られにくくなるという特徴があります。だからリノール酸を摂りすぎると、せっかくα–リノレン酸を摂っても意味がなくなってしまう(エイコサペンタエン酸まで合成されにくくなる)わけ。簡単に言えば酵素の取り合いをしている状態なのです。

 

 

 

前回のblogで言っていたリノール酸を極力減らして、α–リノレン酸を摂ろうという趣旨がこれでわかって頂けたでしょうか?

 

オメガ6系(リノール酸)のエイコサノイド(PG2)
⇒ 炎症性、血管収縮、血小板凝集促進、免疫力低下、アレルギー症状増悪

オメガ3系(α-リノレン酸)のエイコサノイド(PG3)
⇒ 抗炎症性、血管拡張、血小板凝集抑制、免疫増強、がん抑制、アレルギー症状寛解

 

エイコサノイドはホルモンに似た物質で、オメガ6とオメガ3が体内で拮抗的、競合的に働いて体の働きを調節しています。(プロスタグランジン、ロイコトリエン、トロンボキサンなどなど)

 

 

 

⭐️ 子どもにまで広がるリノール酸の害

 

最近では、リノール酸の害は子供にすら及びます。

 

1985年における日本人の母乳中におけるリノール酸は、15%前後で米国と並んで高くなっています。リノール酸の割合が8%以下のオーストラリアやスウェーデンでさえもアレルギー過敏症などの害が出始めているということなので、日本で今どれだけ増えてきているか想像もつかないですよね。
なにせアメリカでは母乳中のリノール酸の割合が、1953年から1983年の30年間で倍にも増えているそう。
怖いのは育児用ミルクに20%程のリノール酸が含まれていることです。

 

脂質栄養学会でも、まず第一段階として、育児用粉ミルクのリノール酸の割合を母乳レベルにまで下げることを提言し、現在の日本人母乳におけるリノール酸が高いことが、アトピー性皮膚炎を増やす一因となっていると述べています。
事実、リノール酸摂取の削減を治療の柱とした小児アトピーの治療法が功を成しているようです。
また母乳のリノール酸含有量は、母親の食品の選択によって大幅に変わります。
コーン油を主とした食生活を1週間続けると20%となり、バターに変えると9%台まで下がるといいます。

 

なんとかリノール酸過多になっている現代人の食生活を変えていかなければ、ますます健康被害が増えると言っても過言ではないでしょう。

 

  

 

⭐️ 日本でここまでリノール酸を摂るようになってしまった理由

 

日本でここまでリノール酸を摂るようになったのはなぜなのでしょう?
実はそれにはわけがあります。

 

1960年代半ば、日本では、動物性脂を減らしてリノール酸系の植物油を増やそうという栄養指導が始まりました。
みなさんの中にもリノール酸が身体に良いと見聞きした覚えのある人もいるのではないでしょうか?
それだけ国が積極的に奨励していたということなのですが、これは、動物性脂が植物油に比べて、動脈硬化のリスク要因となる血液中のコレステロール値を2倍に高めるという実験結果から導き出したものでした。
しかし、このもととなった実験自体がそこまで信憑性のないものであり、その後の研究では、長期的にみればコレステロール値に差が出ないことが明らかになっています。

 

このような国の指導から、食品にはリノール酸系の油が溢れ、食卓でも調理油にはなるべくリノール酸系の植物油、そしてパンにつけるのもバターからマーガリンと変わっていきました。
紅花油やサフラワー油などを販売している会社の販売員は、その当時から実はリノール酸の害をわかっていました。しかし私たちは、テレビでリノール酸の良さやサフラワー油の宣伝が果敢にされていて、洗脳されてしまったのです。
またα–リノレン酸は、その当時栄養的な評価が低く、そこまで大事に思われていなかったのです。
とくに非常に酸化しやすいので、油脂製品メーカーは、品種改良によってできるだけα–リノレン酸の少ない商品を作ろうとする傾向があり、製法の工夫によって精製加工の段階で取り除かれてしまったのです。(現代の多くの植物油は、脱臭、漂白、高熱処理、アルカリ精製などの工程を経て、ビタミンEやβ–カロテン、酵素などもほとんどすべて取り除かれています。食用油と言って良いのやら・・・)
そして大豆も以前はα–リノレン酸もある程度含んでいたのですが、今ではリノール酸の含有量に多い輸入大豆が多くなっています。
また食の欧米化により、お魚を食べる頻度も減ってきたというのもリノール酸に偏った生活になるのには一躍かっているのではないでしょうか?

 

 

 

 

コレステロールについても間違った誤解がありました。

40年前からリノール酸を取ると、血清コレステロールが減ると言われてきました。これもリノール酸信仰の元となっていますよね。確かにリノール酸をとると、コレステロールは一時的に下がるのですが、今では下がるのはHDL(善玉)コレステロールだということが分かってきています。
まあそれ以前にコレステロールは低ければ良いとは言えないのすが・・・。
(全国的な研究によると、コレステロールは240mg/dl以上の方が死亡率が低くなっています。女性ではコレステロール値と死亡率に関連はなく、男性に至っては、低ければ低いほど死亡率が高くなっています)

 

 

 

 

一つの研究を紹介しましょう。

 

フランスで行われた心筋梗塞にかかった人に対して、2次予防を目的として行った実験ですが、α–リノレン酸(オメガ3)を増やして、リノール酸を減らすことを基本とした食事療法をしているグループ(A)と、普通食のグループ(B)を比べました。

そうするとAグループは、総コレステロールが低下しなかったという結果にもかかわらず、総死亡率は7割も減少し、(2年3ヶ月後)、4年目では総死亡率44%、心臓病死35%と驚異的に減少。ガン患者の発生も、A2名、B12名と、Aの方が断然少ない結果でした。

あまりにも画期的な報告に、世界中から大きな関心が集まって、研究は4年間の予定でしたが、途中で科学委員会の要請で、平均2年3ヶ月で結果が発表されたそうです。
また1991年にフィンランドで行われた15年にわたる調査では、リノール酸がむしろ心臓病のリスクを高めることも明らかになっているのですね。

日本以外でも、イスラエルでは最近までリノール酸が良いと信じられ、その摂取を推奨していたため、先進国の2倍量のリノール酸を摂取していました。その結果、心臓血管系疾患、高血圧、糖尿病、肥満、ガン等の発症率が増え、総死亡率の上昇が問題となっています。
しかし、同じ地域に住む反ユダヤ人(アラブ人、ドリューズ人などで、オリーブ油を摂取している)との比較では、循環器疾患の死亡率では2倍、ガン死亡率では3倍程の差が出ているそう。

 

リノール酸の取り過ぎの害がかなり大きいのがわかりますでしょうか?

 

 

 

リノール酸信仰がいまある「メタボ社会」の一要因を作ってしまったとも言えます。

しかもいまだに国は、日本人の食事摂取基準でオメガ6を控えるようにという表現をわずかに組み込んだだけになっています。
オメガ6もカラダには必要な油ですが、オメガ3とうまくバランスが取れてこそ、カラダに有益な働きをしてくれると言えますよね。

 

 

ここ数年、世界最先端の分子栄養学でもリノール酸の過ちを認め、日本でも脂質栄養学会が日本人のリノール酸摂取量を減らす栄養指導を勧めたり、原材料名としての食用油脂の表示をいままでの「植物油脂、動物油脂、加工油脂など」から油種名をあらわす食品名「大豆油、オレイン酸、紅花油、大豆硬化油など」の表示とするように進めていくなど、時代は変わってきています。

 

しかし、このことをどれだけの人が知っているでしょうか?

 

まだ全国民が知るには到底間に合っていない状況です。

このblogを読んだ人は、是非リノール酸信仰はやめて、油の生活を考え直してみてくださいね。
リノール酸過多になっている人が、油の摂取を変えるだけで身体の調子はかなり変わってきます。コレステロールの値も変わってきますし、アレルギー反応も起こりずらくなります。

 

 

 

⭐️ 余談1 〜販売中止になった「エコナ」という油〜

 

余談ですが・・・

 

身体に脂肪がつきにくいと発売された健康志向の「エコナ」。これはメーカーがリノール酸が悪いことを隠して、ジアシルグリセロールや短鎖脂肪酸などを表に出して売ってきたものです。
ジアシルグリセロールとは、グリセリンに2本の脂肪酸が結合したもの。一般の食用油はグリセリンに3本の脂肪酸がエステル結合したトリアシルグリセロールが主成分になっていますが、トリアシルグリセロールは体内に吸収後、血中中性脂肪として全身に回り、利用されなかった中性脂肪は体脂肪として蓄積されます。一方ジアシルグリセロールは構造が異なることから吸収後に血中中性脂肪が上昇しにくいとされているのですね。
このような非常に代謝しやすいジアシルグリセロールが高濃度(80%)で入っているエコナの油は、脂肪が付きにくいとされているわけです。ちなみに、ジアシルグリセロールは、一般の食用油にも、数%程度含まれています。
しかし、天然のものにはあまり含まれていないこのようなジアシルグリセロールを人工的に作ってしまうことは、果たして良いのでしょうか?

 

現に今、主に油脂の製造工程(脱臭過程)において副成されるグリシドール脂肪酸エステル(発ガンの可能性がある?)を多く含むとしてエコナは販売中止になっていますよね。

 

なによりリノール酸ってこと自体でもう良くはないのですが・・・。

 

 

 

⭐️ 余談2 〜大豆の摂りすぎでリノール酸が過多に?〜

 

もう一つ余談・・・

 

健康志向の方に多いのですが、大豆の取り過ぎでリノール酸過多になっている場合もあります。そういった場合は、大豆製品を摂るのをやめてもらい、調理油をリノール酸系からバターやオリーブオイルに変えるだけでもまったく体調が変わってくる人もいます。
大豆は、良質のタンパク質源、そしてイソフラボンなどを含み、健康ブームの現代ではまさに健康食材という認識ですよね。欧米でも健康のために大豆を積極的に摂取しようと言われています。
もちろん大豆は日本人にも欠かせない食材です。
しかし、リノール酸過多になっている一部の人にとって大豆の摂り過ぎは、健康に貢献というよりも害になる可能性もあります(あくまでリノール酸過多の人にのみ当てはまります)。

 

 

 

〈食品可食部100g当たり脂肪酸組成(mg)〉

 

国産大豆:
飽和脂肪酸  →  2,634mg
(パルミチン酸、ステアリン酸など)   
オレイン酸  →  3,551mg
リノール酸  →  8,668mg
リノレン酸  →  1,817mg

 

米国産大豆:
飽和脂肪酸  →  3,216mg
オレイン酸  →  4,187mg
リノール酸  →  10,029mg
リノレン酸  →  1,599mg

(アミノ酸&脂肪酸組成表より)

 

 

要は、どんな食材も摂り過ぎは良くないということ。
そして何でもバランス良く食べることが非常に重要だということです。

 

 

今日はここまでにしておきましょう。

ではまた次回に^^。

 

 

 

Thank you for reading to the end.

 

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Written by

小菅一憲

Bachelor of Applied Science
Bachelor of Chiropractic Science
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