免疫

メチレーション【その6】|メチレーション回路の機能低下が引き起こす問題 その2

色とりどりのサプリメント|副腎疲労blog

 

Summary:

 

⭐️ DNAサイレンシングとウィルス感染

⭐️ 有害金属(重金属)の解毒にもメチレーションが関わる!?

 

 

みなさん、こんにちは。

 

 

 

副腎疲労専門カイロプラクティック

「CHIROPRATICA」院長の小菅一憲です。

そしてこのBlogの筆者「Kossy (コッシー)」です。

 

 

 

さて前回は、メチレーション回路の機能低下が引き起こす問題「その1」ということで、メチレーションがうまくいかないと、DNAの合成が出来ないこと、そして免疫システムの異常が起こってしまうことをお伝えしました。
また免疫では、メチレーションが停滞すると、T細胞を産生する能力が低下し、B細胞の産生が増加することで、抗体が過剰になり、アレルギーや自己免疫疾患に繋がること、そして、メチレーションによりヒスタミンを不活性化出来ないことによる炎症とリーキーガットなどへの関わりについてもお話しました。

かなり興味深い話だったのではと思います。

 

 

前回のメチレーションに関する記事はこちら↓

 

 

さて、毎回復習ですが・・・メチレーションとは、CH3という化学基をある物質からある物質へ供与したり、供与し合ったりするような化学反応のことを言います。そして、このメチレーションは、私たちの身体で行われるありとあらゆる反応に関与していると言っても過言ではないでしょう。

そして、そのメチレーション回路の中で働く酵素に関わる遺伝子が変異を起こした状態を「SNPs」と言いましたが、このSNPsによってメチレーション回路がスムーズに回らないといくつかの深刻な健康状態に繋がってしまう可能性があります。

 

今日はその第二弾ということで、メチレーション停滞による神経伝達物質や解毒システムへの影響についてお話していきましょう!

 

 

 

 ⭐️ DNAサイレンシングとウィルス感染

  

遺伝子には、スイッチがあってその遺伝子を働かせるためには、スイッチを「ON」にする必要があります。
これを「遺伝子発現」と言います。そして逆にその遺伝子が働いて欲しくないときには、スイッチを「OFF」にしておく必要があります。これを「DNAサイレンシング」と言います。

 

以前のblogでお話したように、遺伝子のうち8割は発現するべきではないとされていますので、ほとんどの遺伝子が通常はスイッチ「OFF」の状態にあるということですね。
ちなみにこの遺伝子のスイッチをOFFにすること、要はDNAの発現を抑制すること、これを「DNAサイレンシング」と言い、まさにメチレーションが行なっています。

 

 

私たち人間は、DNAのスイッチのONとOFFを行うときに、DNAの鎖へメチル基を付けたり、外したりすることでスイッチのON/OFFをしています。
メチル基がくっ付いている時には遺伝子はオフの状態になります。
そして、メチル基が外れると遺伝子はオンになります(発現)。

そうなると、もし適切なメチル基が作れなければ、望まれないDNAが発現してしまうということになりますよね。

 

 

例えば、病気になる遺伝子の発現を抑制できないかもしれません。またガン遺伝子も抑制できないかもしれません。さらには、外から入ってくるウィルスのDNAも抑制出来ないことで慢性的なウィルス感染が起こってしまうかもしれません。

困りますよね。

逆に言えば、たとえ病気になりやすい遺伝子を持っていたとしても、この遺伝子の発現をしっかりと制御出来ていれば、病気にはならないわけです。

 

 

とくにメチレーション回路の機能低下と「自閉症」の問題は取り沙汰されることが多いのですが、親が問題なく、子どもに自閉症が怒るのは、まさに発現して欲しくないDNAをサイレンシング出来ないからでもあります。
例えば、ワクチンを打っても問題が起きる人とそうでない人がいます。
これはDNAサイレンシングがしっかり出来るかそうでないかに関係しています。

MMRワクチン・・これは麻疹や風疹、ムンプスのワクチンですが、これらのレトロウィルスは、人間のDNA内に彼ら自身のDNAを組み込みます。そしてそのDNAが発現してしまうと増殖してしまうということになるのですが、メチレーションによってこのウィルスの遺伝子発現をもし抑制出来ないとすると、慢性的にウィルス感染を引き起こしてしまうことになるわけです。

もし、メチレーションに関わる酵素の遺伝的な変異があって、DNAサイレンシグが出来にくい性質を持った子どもだとすると、ワクチン接種の後に具合が悪くなってしまい、言葉が出なくなったり、行動が変になってしまうということも起こる可能性があります。
これこそが、ワクチンと「自閉症」の関係です。

 

そして、ウィルスはそのDNA内に金属を抱合するので、重金属などの有害金属蓄積の大きな要因になります。

 

 

 

 ⭐️ 有害金属(重金属)の解毒にもメチレーションが関わる!?

 

みなさん、重金属というのはご存知でしょうか?

 

副腎疲労を勉強している方であれば、その存在は耳に入ってくることでしょう。

重金属は、鉄以上の比重を持った金属の総称です。なので、実は鉄や亜鉛、そして銅なども重金属の一種です。これらの重金属は人間の身体にも必要な金属ですが、微量でも有害となる怖い重金属もあります。
それが、水銀や鉛、ヒ素、カドミウムなどです。また、アルミニウムも重金属ではありませんが、非常に有害な金属です。

こういった有害金属は、海洋汚染によって食べ物から侵入してきたり、農薬や古い水道管などの問題、そして調理器具や保存容器から食べ物へ侵入してくることもありますが、その暴露経路についてのお話はまた別の機会に譲ることとして、身体にどういった悪影響があるのでしょうか?

 

 

有害金属が体内に蓄積すると・・・

エネルギーの産生いわゆる細胞のミトコンドリアのTCAサイクル(クエン酸回路)の代謝が阻害されてしまう・・・

性ホルモンの生成を阻害してしまう・・・

甲状腺ホルモンのT4からT3への変換を阻害してしまう・・・

など様々な問題が発生していきますが、とくに水銀や鉛などの重金属は脳に侵入し、神経細胞を破壊してしまうと言われているのでより重篤な問題に発展していきます。
水銀に関してお話しすると、脳神経の内部に存在する神経原線維を包んでいる微小管は、チューブリンというタンパク質によって形成されていて、チューブリン同士の結合には、β部位にGTP(グアノシン3リン酸)が結合しなければなりませんが、このβ部位に水銀が結合してしまうことで、チューブリンによる微小管形成が出来なくなってしまいます。このことによって、神経原線維をむき出しにしてしまうことで、脳神経の働きを低下させてしまうのです。
脳神経の神経シグナル伝導は、神経の周りを包むカバーである髄鞘がとても大切です。要は電気コードを覆うゴムカバーと一緒です。この髄鞘があることでシグナル伝道が効率よく行われるのですが、むき出しの神経ではどうでしょう?

脳神経の働きはうまく果たせなくなってしまいます。

もちろん、重金属は体内で炎症を起こしますので、容易に副腎疲労を引き起こします。

 

 

 

前置きが長くなりましたが、この重金属を解毒していくのにも「メチレーション」「メチル基」が必要となったら、どうでしょうか?
メチレーションの偉大さが本当にわかりますよね。メチレーション無くして、人間はこの現代を生きていけないなと私は思ってしまいます。そしてメチレーションが適切に行われないと、自閉症やさまざまな病気になりやすくなるのはもちろん、副腎疲労になりやすくなってしまうのです。

遺伝子のスイッチオフのところで、メチル基をくっ付けることで遺伝子をスイッチオフにするというお話をしましたが、有害金属の解毒についても同じです。肝臓のPhase2において「メチル基」をくっ付けることで、活性化されている有害物質の不活性化を行います。

 

 

ちなみに、有害金属の問題を考える時には、前述した細菌やウィルスの問題も同時に考えなくてはいけません。

細菌やウィルスは、そのままでは人間の体の中に住むことはできない(免疫にやられてしまうので)ので、私たちの免疫にやられないようにするために、毒性金属を周りに置いて自分の身を守ることで人間の体の中に住むことを可能にしています。またさらに図々しいことに、細菌・ウィルスは私達人間のメタルチオネイン(MT)タンパクを使って金属を保持することで、自分達に住みやすい環境づくりをしています。

こういったことから、細菌やウィルスは必ず金属を抱合し、人間の体内に潜伏しています。

 

 

 

いかがでしょうか?

 

 

もし、適切なメチレーション回路が機能しない場合、免疫が低下することで、細菌やウィルスの感染を引き起こし、さらにDNAサイレンシングによる遺伝子発現の抑制が出来ないことで、これらの菌が増殖。最終的には慢性的なウィルス感染に繋がります。

そして、このことが金属の蓄積にも繋がり、メチレーションによる解毒が出来ないことがさらに状況を悪化させてしまいます。

 

 

 

メチレーションによる解毒が出来ないということがありましたが、メチレーション回路の中の酵素のSNPsによっては、グルタチオン合成がうまくいかないケースもあります。このこともより解毒力低下に繋がります。

副腎疲労で重金属の蓄積がないか、尿や毛髪によるメタル検査を行い、重金属の蓄積が認められたら、すぐにDMSAやDMPSなどのキレート剤によるキレーションを行う栄養療法のクリニックも多いのですが、実はもっと奥深くのことを考えていくと、メチレーション機能の異常を正常化してあげることで自分の解毒力を使って排出させることも可能なのです。

このことがまさに根本的な解決であり、キレートによる無意味な炎症反応を起こさずに済むわけです。

 

 

長くなったので、今日はここまでにしましょう。

次回ももう一つ続きのお話していきます。お楽しみに!

 

 

 

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たんぱく質の話 【その8】|たんぱく質不足になると疲れやすくなるって本当!?

ソファーでグッタリと寝る女性|副腎疲労blog

 

Summary:

 

⭐️ たんぱく質不足になると疲れやすくなるって本当!?

⭐️ タンパク質と胃酸の重要性

 

 

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今日は、日曜日。

久しぶりに仲間とサーフィンの日でした。
もちろん、いつも家族では行っているのですが、仲間で行くのは久々です。

このお仲間。サーフショップつながりで知り合ったり、海で知り合ったり、友人の友人だったりで、集まった8人ぐらいのメンバー。
もちろん、仕事も年齢もサーフィンレベルもそれぞれで、性格もバラバラなのですが、意外とみんなのフィーリングが良くて、一緒にいてとっても心地良いメンバーです。

 

この日は極寒だったし、波も小さかったのですが、こんな仲間といるとそんなコンディションも楽しくなってしまう。
小さい波にみんなで乗って笑ったり、バカにしあったり。
そして、そのあとも今日の波こうだったよね、今度はこんなとこにサーフィン旅行とか行きたいよねとか、海の話で永遠と盛り上がる。

幸せですね。こういう仲間って。笑。

 

 

でもこの仲間、面白いことにここ1〜2年で出来た仲間です。
ってことは40になってから出来た友達。こういうこともあるんですね〜。

 

 

 

副腎疲労にならないためにも、回復するにも、こういう楽しみを共有できる友人ってとても大切な気がします。
なぜって、そういう仲間といると何よりもストレス発散になるから。

 

 

 

今日も

身体動かして、

とにかく笑って、

好きなサーフィンの話をして

 

 

 

とってもリフレッシュ出来ました。 

 

 

 

⭐️ たんぱく質不足になると疲れやすくなるって本当!?

 

さて、今日もタンパク質の話を少し。

 

 

私たちの身体は、筋肉はもちろん、内臓、皮膚、髪の毛、爪、血液も、タンパク質で作られています。
そして、このblogでもタンパク質が、私たちの身体を動かす大事なエネルギー源にもなるという話をしてきました。

 

そのことを書いたblogはこちら↓

 

 

タンパク質は、食べ物として身体に入ってくるとアミノ酸という小さい分子にまで分解され、体内に吸収されます。その後身体は、タンパク酸を使ってタンパク質を合成したり、ホルモンや酵素を作ったり、アミノ酸自体で代謝活動をしたり、ありとあらゆるところで使われています。

このタンパク質が身体の中で不足するとどんなことが起こるでしょう?

 

 

 

 

それこそ、大きな問題が起きそうですよね。

 

 

 

「むくみ」

タンパク質の一つ「アルブミン」は血中の老廃物や余計な水分を外に排出する役割があります。
このアルブミンが不足すると、むくみの原因になります。

 

「疲れやすい」

身体を動かして筋肉がダメージを受けると、それを修復する材料はタンパク質です。
タンパク質不足だと、修復・回復が厳しくなります。
また、タンパク質不足になると、筋肉が衰え、筋肉量が減ることで代謝が落ち、結果的に疲れやすくなってしまいます。

 

「爪や髪の毛が傷む」

爪や髪の毛は、タンパク質の「ケラチン」が主成分です。
ケラチンは、18種類のアミノ酸から合成されると言います。もちろん不足すれば、髪の毛の場合、細い、弱い、伸びるのが遅い、ツヤがなくなるなど、爪の場合、薄い、割れやすいなどが起こります。
それこそ、外からのケアをするよりも、タンパク質をしっかり摂って内面から変えていくのが1番良いと言えます。

 

「肌が荒れやすい」

皮膚ももちろんタンパク質で出来ています。
不足すれば、新陳代謝が滞り、新しい皮膚が出来ないので、乾燥したり、くすみが出来たり、ぷるっとした健康的な肌にはなりません。ニキビやシミも出来やすくなります。
コラーゲンもタンパク質。
しっかりタンパク質を摂っている人の方が、肌ツヤが良いのはこういうわけなのです。

逆に例えば、炭水化物に偏った生活や偏食などをしていると肌がボロボロに。
また玄米菜食も良い点はあるのですが、タンパク質不足になるのは否めません。突き詰めてやっている人は、痩せ細っていったり、肌がかさかさで黒ずんでくる方がいるのも事実です。

ちなみにコラーゲンを外から摂っても、一旦アミノ酸に分解されるので、必ず皮膚のコラーゲンになるかというとそうではありません。
アミノ酸は、身体のあちらこちあらで使われているので、アミノ酸が豊富で、自分たちの内臓や代謝や解毒など大切な部分で使われて、なおかつ余ったら、皮膚にまわされると考えてください。
こう考えていくと、十分にタンパク質(アミノ酸)を摂取して、身体のアミノ酸量を増やしておくということがとても大切なことがわかるはずです。

 

「貧血」

血液のヘモグロビンもタンパク質で出来ています。
不足すれば・・・いわずもがなでしょう。
タンパク質不足の人に貧血症状は多いです。

動物性タンパク質を摂ることが少ない人に、よく貧血が見られるのは、動物性の食材の中には、良質なタンパク質、そして吸収率の高いヘム鉄、血液の大切な成分ビタミンB12が含まれているからです。

 

「免疫力低下」

ウィルスと戦ってくれる免疫細胞や抗体もタンパク質から作られています。
これらの細胞は、戦って死んでしまうことも多いので、入れ替わりが激しい細胞でもあります。
もしタンパク質が不足していたら、なかなか新しい免疫細胞が出来ないので、免疫力が低下しやすくなります。

 

 

 

⭐️ タンパク質と胃酸の重要性

 

いかがでしたでしょうか?

 

 

タンパク質(アミノ酸)不足だけでも、身体にさまざまな不調が起こることがわかったと思います。

タンパク質から私たちの身体が出来ていると言っても過言ではないので、1番大事な栄養素と言えますね^^。

 

 

中にはタンパク質が多い食事をすると、胃腸がつらいとかお腹にガスが溜まる、便の調子が良くないと言った方もいます。たしかにタンパク質は消化に時間がかかるので、タンパク質が多い食事は、胃にも腸にも負担がかかります。
そういった方は、挽肉(肉の塊を購入して、それをミキサーにかける)などにすることで、吸収しやすい形状にしておくのも一つの工夫です。
この場合は、すでに加工された挽肉ではなく、必ず自宅で挽肉にしてください。

 

 

 

 

最後にタンパク質を1番分解してくれるのは、どこだと思いますか?

 

 

 

それは何を隠そう「胃」です。
そして胃の消化液の「胃酸」です。

 

また別のセッションでもお話しますが、この胃酸が低下していてもタンパク質(アミノ酸)の吸収率が落ちてしまいます。要はしっかりタンパク質を食事で食べていても、実際身体に吸収されているアミノ酸の量が少ないということが起こるのです。

タンパク質をしっかり食べていても、体調が変わらないという方は、まさに胃酸が関わっていることも思いんです。
とくに貧血を持っている方は、食べ物以上に胃酸が関わっていることが多い!!
胃酸の分泌が少ないだけで、アミノ酸はもちろん、鉄、そしてB12は極端に吸収が落ちてしまうからです。

 

 

さて、今日はここまでにしましょう。

 

 

また次回をお楽しみに^^。

 

 

 

 

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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘルスケアです。

みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロプラクティックの中の一つの学問アプライドキネシオロジー (AK)では、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバランスをチェックし、それに対する治療を行うことができます。

アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼を担っています。

カイロプラティカは、日本では唯一の副腎疲労専門カイロプラクティックです。 
また、患者さまのお身体に合わせた正しい栄養療法を行うことが出来る数少ないクリニックです。 
アメリカやオーストラリアのAKのオフィスでは、サプリメントを使った栄養サポートは日常的に行われており、当院でもAKを使って身体の状態をチェックし、どの内臓器が弱っているか、どういった栄養素が必要であるかを判断することで、カイロプラクティック治療はもちろん、原因に沿った栄養指導を行っています。

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たんぱく質の話 【その1】|体の血となり、肉となる!

半分皮を剥いたゆで卵|副腎疲労blog

 

Summary:

 

⭐️ 身体のたんぱく質は、常に新しいものに入れ替わっている!!

⭐️ たんぱく質は身体の材料!たんぱく質不足で元気がない人も!?

⭐️ 脳の神経伝達物質も「たんぱく質」を材料に作られる!?

⭐️ 免疫で異物と戦う抗体も「たんぱく質」から作られる!?

 

 

みなさん、こんにちは。

 

 

 

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前回のblogでは、3大栄養素である炭水化物、たんぱく質、脂質の中で、食べるべき食材と避けるべき食材についてお話してきました。
とても興味深い話だったと思います。

 

前回のblogはこちら↓

 

今日からは、三大栄養素について一つ一つ深いところまで掘り下げていきたいと思います。
副腎疲労を治していくには、食事の改善が必須。そんな食事の中でもこの三大栄養素の話は知っておいて損はないです。
みなさんも是非一緒に勉強していきましょう^^。
まずは、カラダに一番大事とも言えるプロテイン(たんぱく質)についてです。

 

プロテインとは、たんぱく質のことであり、炭水化物、脂肪とともに三大栄養素の1つです。
新陳代謝を繰り返す身体の維持には欠かすことができません。

 

 

人間の身体の主成分は、筋肉・骨・歯・内臓器官・爪・髪・皮膚に至るまで全てたんぱく質でできています。
また同時にたんぱく質は、血液・ホルモン・酵素などの材料でもあり、さらに身体を動かすエネルギーにもなっています。
体の全ての細胞の基本的な材料と言ってもよいでしょう。

 

 

 

⭐️ 身体のたんぱく質は、常に新しいものに入れ替わっている!!

 

身体のたんぱく質は、常に古いものが新しいものに入れ替わっています。
筋肉のたんぱく質は、その60%は16日間で半分が入れ替わり、残りの40%も100日でその半分が入れ替わります。ですから、たんぱく質は毎日、不足しないように摂取する必要があります。

 

人体の各組織のたんぱく質の代謝回転
人体   53%が22日、残り47%が130日
脳    46%が16日、残り54%が150日
肝臓   97%が12日、残り3%が140日
腎臓   92%が11日、残り8%が180日

 

 

こうやってみていくと、早くて10日前後、遅くても4か月〜5か月ぐらいでは身体のあらゆる組織のたんぱく質が入れ替わっていることがわかりますね〜!

 

 

 

⭐️ たんぱく質は身体の材料!たんぱく質不足で元気がない人も!?

 

「たんぱく質」が身体でどのように使われているのかまとめてみましょう1

 

 

たんぱく質は・・・

 

 

皮膚・毛髪・爪を作る
骨・歯・筋肉を作る
内蔵(肝臓・胃腸など)を作る
血管を作る
血液を作る
酵素を作る
ホルモンを作る
抗体を作る

 

 

まさに体の材料!

 

 

成人の体重の55~65%は水分ですが、残り35~45%のうち75%はたんぱく質と言われています。
たんぱく質は、私たちの身体で水に次いで2番目に重要な物質ということですね^^。
そしてみなさんあまり気づいていないのですが、たんぱく質不足が原因で、元気がない人は非常に多い!のです。

 

 

 

たんぱく質は、アミノ酸がペプチド結合したもの。
全てのたんぱく質は100%アミノ酸で構成されており、たんぱく質を食べると体内でアミノ酸に分解され、身体の重要な構成要素になります。

 

 

さらに体内において、ほぼ全ての生物化学反応に関与しています。

 

 

 

⭐️ 脳内の神経伝達物質も「たんぱく質」を材料に作られる!?

 

たとえば、ノルエピネフリン、セロトニン、γ-アミノ酪酸、アセチルコリン、アスパルテート、グルタミン酸塩のような神経伝達物質は100%アミノ酸で作られます。食事によって身体に取り入れられたタンパク質は、消化酵素でアミノ酸に分解され、血液の流れにのって身体の各器官に届けられますが、脳に届いたアミノ酸は、L-グルタミン、L-フェニルアラニン、L-トリプトファンなどの形で脳内に入り、さらにいくつかの化学反応を繰り返して、様々な神経伝達物質が合成されていくわけです。もちろん脳から発せられる神経物質である神経ペプチドも100%アミノ酸ですね^^。

 

 

 

神経伝達物質の中で、記憶や認知を司っているのはアセチルコリン系、ドーパミン系、グルタミン酸系などですが、この原料になっているのも全てタンパク質なわけです。

そして身体の中の様々な化学反応、代謝に書かせない「酵素」。神経伝達物質を合成させていく過程にも酵素は登場し、酵素がなければ代謝は進みませんが、この酵素もまたタンパク質を原料として作られています。

 

ここまでタンパク質が重要な役割を果たしているというのは驚きですよね^^。

 

 

 

またその他、身体で重要な働きをするホルモンも100%アミノ酸で構成されています。
ちなみに男性ホルモンや女性ホルモンはアミノ酸と脂質、または脂質だけで構成されています。

 

さらに言うと、筋組織の95%、心臓組織の95%もアミノ酸で構成されており、私たちの遺伝子で重要なRNAやDNAはアミノ酸が無ければ働かないのですよ〜。
そしてビタミン・ミネラルはみなさんもサプリメントで摂ったりして、なんとなく大事だという認識はあるでしょう。
しかし、このビタミン・ミネラルがちゃんと働くにもアミノ酸が必要で、体内におけるアミノ酸のバランスが不均衡であると、ビタミン・ミネラルの消化吸収また代謝がうまく行われなくなってしまうのです。

 

 

 

⭐️ 免疫で異物と戦う抗体も「たんぱく質」から作られる!?

 

血漿中にもアミノ酸から作られたたんぱく質があり、免疫に重要な役割を果たしています。
血漿の約90%は水分で、残りの大部分がたんぱく質です。血漿たんぱくの主な構成成分はアルブミン、α1–グロブリン、α2–グロブリン、β–グロブリン、γ–グロブリンです。私たちの身体には、体内に一度入ってきた細菌や毒素などの異物を確認して攻撃する免疫力が備わっていますが、この作用を行う抗体が免疫グロブリンというたんぱく質で出来ているのです。
この免疫グロブリンの主な成分は、γ–グロブリンで、γ–グロブリンが不足すると免疫グロブリンが出来にくくなり、異物に対する抵抗力が落ちます。その結果、感染症になりやすくなるというわけです。なお、γ–グロブリン値が低下する病気にはγ–グロブリン血症というのがあり、臨床的には免疫不全を示します。また骨髄移植患者などの免疫不全患者には感染症を予防するためにγ–グロブリンが投与されることもあります。

 

 

 

アミノ酸。なんて大事ななんでしょう!

 

 

 

「たんぱく質」そしてたんぱく質を構成する「アミノ酸」が、いかに身体にとって重要な栄養素であるか、そしてそれがみなさんの健康と病気にどのくらい深く関わっているのか、少し想像できたでしょうか?

 

英語表現でタンパク質は「プロテイン」ですが、ギリシャ語で「第一位のもの」を意味する「プロティオス」が語源だと言われています。それほど、タンパク質は生命にとってもっとも大切な栄養素なのでしょう。
たんぱく質不足・アミノ酸不足があると、組織の蛋白合成の低下が起きるため、当然組織の機能低下が起こります。
また自律神経やホルモン分泌にも影響が起き、ホメオスターシス(生体恒常性)の乱れから、老化や疾病を起こす土台を作っていくとも言えます。

 

 

みなさん、たんぱく質の重要性、しっかり覚えておいてください^^。
たんぱく質が体の血となり、肉となる!です。

 

今日はここまでにしましょう。

 

 

 

ではまた次回に^^。

 

 

 

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みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロプラクティックの中の一つの学問アプライドキネシオロジー (AK)では、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバランスをチェックし、それに対する治療を行うことができます。

アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼を担っています。

カイロプラティカは、日本では唯一の副腎疲労専門カイロプラクティックです。
また、患者さまのお身体に合わせた正しい栄養療法を行うことが出来る数少ないクリニックです。
アメリカやオーストラリアのAKのオフィスでは、サプリメントを使った栄養サポートは日常的に行われており、当院でもAKを使って身体の状態をチェックし、どの内臓器が弱っているか、どういった栄養素が必要であるかを判断することで、カイロプラクティック治療はもちろん、原因に沿った栄養指導を行っています。

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ビタミンDの話 【その5】|現代人に潜んでいるビタミンD不足

気持ちよく日光浴をしている女性|副腎疲労 blog

 

みなさん、こんにちは。

 

 

 

副腎疲労専門カイロプラクティック

「CHIROPRATICA」院長の小菅一憲です。

そしてこのBlogの筆者「Kossy (コッシー)」です。

 

 

 

ここ何回かに渡ってお話してきた「ビタミンD」のお話も、今日で一旦おしまいです。

 

前回のblogはこちら↓

 

いやぁ。ビタミンD。
その効果に海外の栄養学会も多大な関心。そして私が患者さんにお勧めしてもほとんどの人が効果を実感。
すごいです。まあ、それだけビタミンDが現代人で不足してきているということの裏返しでもあるのですが・・・。

 

 

ビタミンDについてのある研究(米国)では、104人の閉経後のアフリカ系アメリカ人の女性にビタミンDを投与すると風邪とインフルエンザの症状が起きにくかったことを発表しています。
この研究では、1日にビタミンDを800IUという少ない摂取量でも、ほとんどの風邪症状がなくなり、2000IUという高い摂取量においては、症状は全くなくなったと言います。

 

すごいです。ビタミンD。

 

 

 

このビタミンD。
実は人種によってもビタミンDレベルが違うと言われています。

たとえば、アフリカ系アメリカ人の血漿の中のビタミン25(OH)Dは、白人と比べて低いとされています。
実は、アフリカ系の人種の人は、高いメラニン色素を持っていてビタミンDの合成のために必要なUV(紫外線)を防いでしまうからと言われています。
その結果、ビタミンDによって働く抗微生物サーキットを使った免疫システムの刺激ができません。またAMPを刺激して、粘膜をコーティングすることもできなくなってしまいます。

黒人の人は、もしかしたら免疫力も弱い可能性がありますね。

もちろん、年齢も関わってきます。どの栄養素についてもそうですが、ビタミンDの合成力も年齢が上がると落ちてきます。

 

 

 

世界で、ビタミンDが不足しやすい人。

それは・・・

 

老人
日光にあまり当たらない人
肌が黒い人
北極や南極圏に近い地域に住んでいる人
大気汚染のひどい地域に住んでいる人
肥満の人

 

です。

これらの人にビタミンDの欠乏がよく見られています。

また赤道近くの地域に住む人は、あまりに強い紫外線を避けようとする行動や、雨季など季節的なもの、そして大気汚染などによって、季節的にもビタミンDレベルが下がってしまう時期があり、それにより免疫力も下がっています。

 

こういった研究は、本当に興味深いです^^。

 

 

 

⭐️ 日焼け止めの多用がビタミンD不足に拍車をかける!?

 

世界的にも、人種や紫外線の量によってビタミンDレベルの違いがあるとお話しましたが、実は現代人は一様にビタミンD不足であることが指摘されています。

 

私たちの知らないところで、ひそかに免疫に大切なビタミンDの欠乏が進行していたのです。

 

 

 

1980年以降、皮膚がんと紫外線の関連や、美容業界の発達によって、紫外線はまさに完全な悪者になってしまいました。それこそ、皮膚科学会組織やWHO(世界保険機構)によって日光になるべく当たらないことを推奨する活動が推進されてきたのです。

このことによって、世界的に紫外線を避ける行動に出る人が増え、日焼け止めや化粧品も進化して、かなりの紫外線を防ぐことになりました。いまでは世界中どこでも国民の30〜80%は、ビタミンD欠乏症に陥っていると言われています。そしてなんと赤道直下の人でさえ、逆に皮膚がんを気にするということもあるのでしょう。全く同じ状況です。

 

たしかに赤道近くの国でもあるオーストラリアでは、皮膚がんに対する意識が浸透していて、サングラスの着用や日焼け止めなどが徹底しているので、ビタミンD欠乏もかなりの数にのぼると言います。

 

また大気汚染も深刻です。

香港で行われた研究では、香港に住む小さい子どもたちのビタミン25(OH)Dのレベルが20ng/mlと極端に低く、夏場でも30ng/mlを超える子どもがいなかったという深刻な状況で、日本からほど近い国での大気汚染の恐ろしい状態を物語っているとも言えます。

 

 

 

 

こういったことを考えていくと、もちろん日焼けのしすぎは良くない面もあると思いますが、天気の良い日には日焼け止めなどは塗らずに外に出かけて日光浴をするのも良いではありませんか?

女性の方は、色白になりたいというのもわかります。
でも健康的にすこし焼けている肌も良いものです。

私の奥さんは、海に行ってもびっくりするほど日焼け止めを塗るのが適当です(良い意味で)笑。
塗ることを忘れていることも多い。

 

 

 

 

ここ数年は、電車に乗っていても、街を歩いていても、本当に異様な光景と思えるほどマスクをしている人ばかりですが(外国人が日本に来てびっくりすることの1つです)、そんなことよりも、ビタミンDをしっかり摂って身体内部から、免疫システムを正常化し、粘膜の防御壁を作ってあげた方がどれだけ効果的か。

 

私は、マスク社会ちょっと否定的です。笑。
だって異様な光景なんです。
風邪ひいている人は感染を広げないという意味では良いと思います。
でもそうでもない人がみんなマスクをしている。

 

 

もっと身体の奥から健康になって、風邪やインフルエンザにビクビクせずに、打ち勝ちましょう!

 

 

 

今日はここまでにしましょう。

 

ではまた次回に^^。

 

 

 

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ビタミンDの話 【その4】|インフルエンザ予防にビタミンDを摂る!

熱を出して寝込む男性を看病する女性|副腎疲労blog

 

みなさん、こんにちは。

 

 

 

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最近、インフルエンザが流行っているという話をよく聞きます。
こんなに寒い日が続くので、たしかに流行っていてもおかしくはないでしょう。

 

私、というより私たち家族はあまり病院には行かないので(私たち夫婦は前から行かないです。また子どもが風邪をひいても病院にはほとんど行っていません)、風邪をひいていてもインフルエンザかどうかわかりません。笑。

と言っても子どもが産まれるまでは、風邪もひかなかったので、10年単位でインフルエンザにかかっていないことになります。
子どもが風邪をひくとこんなに強かった私たちも、風邪をうつされることが多くなりました。

それでも、あまり病院に行かない私たち。笑(決して児童虐待ではありません)。
大体自分で直しています(薬では風邪は治りません)。
もし行ったとしても、お薬を出さないお医者さんに行っています。
うちの奥さんも薬を全く使わない薬剤師ですから。笑。
まあ、薬の害の話はまた今度にでも^^。

 

もちろん、その分、栄養や乳酸菌などのサポート体制は万全です。

 

 

 

私たち夫婦が風邪をめったに引かないのは、一つは食べ物に非常に気をつけているからでしょう。
甘いものやお菓子は全く食べませんし、加工食品(食品添加物)はもちろん摂りません。
基本の味付けは塩・胡椒、醤油などです。ドレッシングも良い油に塩をかけるぐらいです。
無農薬の野菜や穀類を食べ、肉も自然な状態のものを選びます。

そして、もちろん出来る限りグルテンフリー・カゼインフリー(これは奥さんはちょっとゆるいです。子どもは現在2歳ですが、徹底しています。私はもちろん10年近くこの生活)。

これ以外にもお酒は全く摂りませんし、カフェインも控えめです。

 

こんなこと言うと「仙人のような生活だね」なんて言われることがあるんですが、そんなに苦痛ではありません。笑。
慣れちゃいましたし、私自身はこの他にも合わない食材がいくつかあるので、それらも避けていたりします。

こうやってなるべく身体で炎症が起きないようにしていることがとても良いのでしょう。
身体がとても元気に過ごせています。

 

 

そして週1〜2回海に行き、睡眠をしっかり摂る。
この生活をしていれば、ある程度病気にはなりづらいと思います(なんて病気になってしまったら、すみません、笑)。

 

 

 

 

でも、免疫力をさらに強くするのに、もう一つ大きく貢献しているのが、「ビタミンD」を意識して摂っているということだと思います。

 

 

 

⭐️ インフルエンザが流行していない地域に住んでいる人のビタミンD量

 

昨日のblogで、ビタミンDの隠れざるパワフルな機能として、免疫システムに深く作用するホルモン様の働きをお話しました。
いままでの常識では、カルシウムの吸収を高めるとして骨粗鬆症やくる病などの病気の話題に上がるぐらいでした。

昨日のblogはこちら↓

 

そんなビタミンD。
ここ最近では海外の論文でも話題に上がることの多いビタミンになってきました。

 

 

 

 

私も、ビタミンDには絶対の信頼をおいています。
そう。何を隠そう、常にカバンに入れているサプリメントの中の1つでもあります。

そして、とくにこの時期、当院でもビタミンDを勧めることが多いのですが・・・
これはインフルエンザ予防としてのビタミンDの効能からです。

 

 

 

 

インフルエンザとビタミンDの話は、いくつか論文も発表されています。

私の読んだものの中では、ある研究でインフルエンザの流行地域を調べていると、その流行が日照時間と密接な関係にあることがわかったということでした。
インフルエンザが流行っている地域が、なんと日照時間の短い地域だったのです。
また大気汚染がひどい(紫外線が地表まで届かない)地域や雨が多い地域、そしてそこに住んでいる人が紫外線を避ける行動をよくとっていることもインフルエンザの流行と関係していたのです。

 

もうわかりますよね。
これビタミンD不足です。

ご存知のように、ビタミンDは紫外線によって皮膚のコレステロールから合成されます。
日照時間が短い地域、日に当たることが少ない地域は、このビタミンDが不足しやすい傾向にあったわけです。

 

では、なぜビタミンDが少なくなると、インフルエンザにかかりやすくなるのでしょう?

 

 

 

 

体内には、「AMP」と呼ばれる「抗バクテリアペプチド」が存在します。

ウィルスや細菌は、私たちの粘膜から侵入してきます。
もちろん、皮膚も菌には常に接していますが、皮膚はサランラップ10枚分ぐらいの厚い層があるので、なかなかウィルスや菌も侵入できません。その点、口や鼻、喉そして私たちの腸の中の粘膜は、2層ぐらいの薄い層です。
私たちは、この粘膜から身体に必要な栄養や酸素を吸収しているわけですが、それと同時にウィルスや細菌にも狙われやすい部分になっているわけです。

これこそが、私たちの免疫が腸に集中しているということの理由でもあります。

そして、この粘膜上で強固な防御壁を作って粘膜をコーティングしてくれるのが「AMP」という抗バクテリアペプチドです。
ビタミンDはなんと!この「AMP」を活性化してくれることがわかっています。

 

 

このことが、まさにビタミンDの体内濃度とインフルエンザの流行の関係性です。
もちろん、冬にインフルエンザが流行るのは、日照時間が短いからです。

 

 

 

 

毎年冬の時期になると、このビタミンDを患者さんにお勧めしていますが、使った方は一様に効果を実感していらっしゃいます。
みなさん、風邪の引き始めがすぐ良くなったとか、長引いていた風邪が治ったなど、評価は上々です!
私自身も、喉が痛かったり、風邪の初期症状が出て「まずいなぁ」と思っている時に、ビタミンDを多めに飲んで寝ると次の日にはほとんど治っています。

 

さすが、ビタミンDですね^^。

 

 

 

 

ビタミンDには、炎症を促進するサイトカインやインターフェロンγ、TNFα、IL12などを抑制してくれるような抗炎症作用もあります。

やはり免疫の調整機能しかり、私たちの免疫にはなくてはならない存在と言えるでしょう。

 

それもそうですよね。
日光の光を浴びるだけで皮膚から合成されるわけですから、人間にとって不足することが考えられないビタミン(それだけ必須のビタミン)なわけです。
しかし、実は現代では多くの人がこの不足するわけのない「ビタミンD」の欠乏症に陥っていると言えます。

 

 

 

次回はその話をしていきましょう。

 

みなさん、とにもかくにも、インフルエンザには是非「ビタミンD」を!
中にはインフルエンザワクチンよりビタミンDの方が予防効果があったという論文も。

副反応が多くて、悪いものいっぱいのワクチンを打つより、どんなにマシか。
(ワクチンのことについてはまた別の機会にお話します)

  

ではまた次回に^^。

 

 

 

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ビタミンDの話 【その3】|アレルギーや自己免疫疾患などの免疫異常はビタミンD不足!?

ウィルスと戦う免疫細胞|副腎疲労blog

 

みなさん、こんにちは。

 

 

 

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しかし、ここ数日本当に寒いですね^^。
1月前半を考えると、急激に寒くなりました。

そんな寒い日でも、私たち家族は海に行くのですが、海に入るとなぜか元気になります。
これは、いろいろなことが考えられます。

たとえば、海に豊富なマグネシウムを皮膚から吸収する、砂浜を裸足で歩くことで普段溜めている電磁波を放電するなどなど・・・。でもその中の一つに少なからず、紫外線を浴びることでビタミンDを普段より多く合成出来ることもあると思います。

 

 

また、少し風邪気味で海に入っても(なんだか普通に考えたら体調悪くなりそうですが)、少しぐらいの風邪でしたら悪化せずに逆に良くなっていることも多いんです。
いままでは、塩水によって鼻や喉が洗われて殺菌されるということなんだろうと考えていましたが、ビタミンDのこともあるのかもしれません。

今日も引き続き、ビタミンDの話です。

昨日のblogはこちら↓

 

 

 

⭐️ ビタミンDは、私たちの免疫機能にこんなにも関わっていた!?

 

海に行ってサーフィンをすると元気になる、そして風邪も逆に良くなる、なんて信じられないことをお話しましたが、これにはビタミンDの力が少なからず関わっていると私は思います!

 

というのも、1980年以降、ビタミンDの新たな機能(いままではカルシウムの吸収コントロールぐらいでした)が話題になっています。

 

 

 

それは、ずばり・・・

 

 

 

ビタミンDの免疫機能に携わる働き

細胞の正常な分化などの遺伝子発現に関わる機能

 

です!!!

 

 

 

新たに注目されているビタミンDの機能をご紹介しましょう^^。

 

 

 

⭐️ 細胞の正常な分化を誘導する

 

最近の研究で、全身の細胞に、活性型1,25(OH)ビタミンDのレセプターが存在することがわかり、身体中の細胞が個々にビタミンDの活性化を行なっていることが解明されました。

いままでは腎臓でのみ活性化されると思われていましたが、ビタミンDは、身体中の細胞で活性化されて、活性型の1,25(OH)ビタミンDに変換されます。そして、細胞の核にあるビタミンDレセプターに働きかけ、正常な細胞への分割を誘導します。
また、異常細胞の細胞死誘導など、多岐にわたる200以上の遺伝子発現に関与していることがわかりました。

もしビタミンDが不足すると、適切に細胞の分化誘導が行われないばかりか、ガンなどの病気も増加すると言えます。

 

 

⭐️ 免疫細胞の調整をする

 

ビタミンDは、免疫調整ホルモンのような存在で、とくにTreg(制御性T細胞)の誘導に深く関わっています。

免疫のシステムの中では、ウィルスや細胞内寄生菌に感染した細胞やがん細胞を撃退するリンパ球の「Th1(ヘルパーT1)細胞系」と抗原全般や白血球が貪食できない寄生虫などをそれに対応した抗体の産生によって撃退する「Th2(ヘルパーT2)細胞系」という2つの有名な系があります。

そして、比較的新しく発見されたのが、「Th17細胞系」と「Treg細胞系」です。
Th1とTh2が抗原に対しての特別な抗体を作ることで、免疫反応をするような細胞系なのですが、「Th17」は、抗体の産生よりも、炎症反応の現場で働く好中球を活発化させ、炎症を促進させます。
この「Th17」が適度に働くと、抗体による「獲得免疫」ではなく、好中球による「自然免疫」が活性化します。
こうすることで、好中球がカビや細菌、ガン細胞に対して抗体産生を待たずに、より素早く対処できます。

そして、もう一つのTreg細胞系。これはTh1とTh2の細胞系を抑制し、抗炎症作用を持つケミカルメディエーターを分泌するT細胞なんです。
アレルギーに対しても、Th2の特異的な抗体産生に対して、抗原抗体反応の主役であるIgEの産生を低下させると同時に、IgEと抗原が結合しないように、特別に抗体IgGとIgAの産生を促す働きをします。

 

Th17とTregは、どちらかが多すぎても、どちらかが少なすぎても問題になります。
これは炎症の関係とも似ていますね。ウィルスや細菌、異物を追い出すために炎症が起こるわけですが、これが長引けばアレルギーや炎症性疾患の元になりますが、全く炎症が起きなければこういった身体に害のあるものと戦うことが出来なかったり、がん細胞が排除されなかったりするわけです。

 

ビタミンDが、このTregを誘導することに関わっているとすると、ビタミンDが欠乏すると免疫バランスが崩れ、アレルギーや自己免疫疾患の原因になることが、なんとなくわかるかと思います。

 

 

⭐️ 血圧上昇ホルモン分泌の調整をする

 

血圧上昇の原因となる腎臓で作られるホルモン「レニン」の分泌上昇を抑制します。

 

※「サーファーに花粉症はいない」:斎藤糧三著 参照

 

 

 

 

こういった働きから、ビタミンDはビタミンというよりも、ホルモンのような働きを持つ物質で、免疫系全体をコントロールする「免疫調整ホルモン」と言っても良いでしょう。

 

私は、アレルギー性の疾患(アトピー含めて)や急性の炎症などをお持ちの方に、よくビタミンDをお勧めしています^^。

 

 

 

 

ビタミンDの欠乏は、リウマチや多発性硬化症、1型糖尿病などの自己免疫疾患、アトピー性皮膚炎、喘息、花粉症などのアレルギー疾患が悪化する要因になります。

現代になってアレルギーが増えているのは、住宅環境の変化(風通しの良い木造の一軒家から、鉄筋の集合住宅へ)によってカビやハウスダストの影響が強くなったことや、大気汚染や食べ物に含まれる重金属、農薬、生活用品に含まれる化学物質の影響、衛生環境の整備や抗菌・除菌などのし過ぎ、遺伝子組み換え食品による身体への影響などなど・・・さまざまなことが考えられますが、「ビタミンD欠乏」も大きな要因の一つかもしれません。

 

 

 

それでは今日はここまでにしましょう。

 

ではまた次回に^^。

 

 

 

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ビタミンDの話 【その1】|寒くなると体調悪くなる人はビタミンD不足!?

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沖縄から帰ってきました〜^^。

昨日の夜に羽田に到着。飛行機が1時間遅れたりもありましたが、無事帰宅。
小さい子どもがいるととたんに旅行が大変になるのですが、今回は宿をコンドミニアムにしたのと、何にも予定を入れなかったのがとても良かった。

久々に家族でゆっくりとした時間を過ごせました。

 

 

 

こっちに着いて外に出たら、あまりの寒さにびっくり。
いやー風が冷たかったですね。

沖縄では上着も羽織らず、トレーナーやロンT1枚といった感じだったのですが、こっちはもう手がかじかむ寒さ。大雪も降るわけです。

 

 

この寒暖差で思い出しましたが、以前うちにいらしていた患者さんで、東京にいると体調が悪くて沖縄に戻ると嘘のように体調が良くなるという方がいました。
もちろん、人間の身体は温かい方が、血流も良くなり、代謝も上がります。内臓の働きも良いでしょう。

ただ、それだけなのでしょうか?

 

 

私は、ここにもう一つの大きな要素があると思っています。

 

 

 

⭐️ ビタミンD不足の人は、寒くなると体調が悪くなる!?

 

そう。

そのもう一つの要素が「ビタミンD」です。

 

 

 

ビタミンDというとみなさん何を想像しますか?
あまり馴染みのないビタミンかもしれません。
知っている人は、「あ、骨の?」という方もいると思います。
そうです。カルシウムの吸収を高めてくれるあれです。
骨粗鬆症の人にお薬で出されますね。

 

 

いままでは、一般的に「カルシウムの吸収を高める!」ということしか知られていませんでした。

しかし、実はこのビタミン。
海外の栄養学会ではここ数年何かと話題なんです。

 

 

 

 

たとえば・・・

 

免疫を調整してくれる

ステロイドホルモンのように働き、炎症を強力に抑えてくれる

粘膜でウィルスの侵入を防御してくれる

 

 

 

 

このような私たちの免疫にとって、とても大事な働きを持っていることがわかってきました。

ビタミンD濃度が高いと、インフルエンザにかかりづらくなるというのもここ10年ぐらいでわかってきたことです。

 

 

 

 

私自身、ビタミンDには本当にお世話になっています。

喉が痛かったり、風邪の予兆がある時には、ビタミンDを大量に摂ります。
これ本当に効果大なんです。
次の日にはほぼ治っていますから。

また当院では、アトピーや花粉症などのアレルギー症状に出すことの多いサプリメントの一つです。
継続して摂ってもらうとビタミンDの免疫調整作用によってアレルギーの症状が治まってきます。
また、ビタミンDが持っている強力な抗炎症作用もとても助けになります。

 

 

 

 

そうそう。
副腎疲労の方で、その原因を調べて行く時に「遺伝子検査」を行うことがあるんですが、その中で遺伝子の変異(SNPs)があり、ビタミンDのレセプター「VDR」の働きが悪い人がいます。

こういう方は、ビタミンDの濃度が低いので、もともと免疫が弱かったり、骨の問題を持ちやすかったり、アレルギーになりやすかったりというのがあります。また種々の神経障害や血糖の問題も持ちやすいと言われています。

寒くなってきて日照時間が少なくなってきたり、外に出て日光に当たる時間が少なくなってきたりする時期には、とくにビタミンD不足が深刻になるので、こういう方は寒くなってくると体調を崩しやすかったり、アレルギー症状が出てきたりというのがあるんです。

 

 

これは、ビタミンDが紫外線によって皮膚のコレステロールから合成されるからなんですが、もともとビタミンDを使える量が少ない方の場合、冬の時期はとくに不足しやすくなります。

 

 

寒くなってくると調子悪くなる方。

インフルエンザや風邪にかかりやすい方。

 

 

もしかしたら、ビタミンD不足かもしれません。

 

 

 

 

ビタミンDのお話は、面白いです。
副腎疲労の方にとっても、不足していることが多いビタミンの一つでもあるので、数回に渡ってビタミンDについてお話していきましょう。

 

 

 

それでは、今日はここまで^^。

 

次回をお楽しみに^^。

 

 

 

Thank you for reading to the end.

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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Written by

小菅一憲

Bachelor of Applied Science
Bachelor of Chiropractic Science
AK Practitioner

国際基準のカイロプラクター
アプライドキネシオロジスト
健康栄養指導士
野菜ソムリエ

私は・・・
原因のわからない不調に悩んでいる人を助けたい。
本当に健康になった時の素晴らしさを実感してもらいたい。
食と栄養についての正しい情報を発信し、未来の元気な子供につなげたい。
そんな想いから、治療院運営とblogでの情報発信を行っています。

▷ profile
詳しいプロフィールはこちら^^。

 


 

Where is Clinic?

 

CHIROPRATICA

副腎疲労専門カイロプラクティック

東京都港区麻布十番2-18-4 テンポイントビル102
03-6809-6155
最寄り駅:都営大江戸線 or 南北線 麻布十番駅(徒歩1分)

▷ http://chiro10.jp/
クリニックの場所や治療内容を知りたい方はこちらをご覧になってください^^。

 


 

Contact us

 

カイロプラクティックケアを希望する方
何かわからない不調で悩んでいる方
副腎疲労の症状に当てはまる方
食事や栄養の相談がしたい方

などなど・・・

当院には、病院に行っても良くならない不調を抱えた方がたくさんいらっしゃいます。
また、お身体を見れば、その方の問題が筋肉骨格系から起こっているのか栄養のアンバランスから起こっているのかすぐにわかります。
私たちは、そういった不調で悩まれている方が本当に健康的で幸せな毎日が送れるように、健康のプロフェッショナルとして、質の高い治療を提供しています。

初めてのご予約はこちらより↓

▷ 未来の患者さま
是非、お気軽にご相談くださいね。

 


 

What is Chiropractic?

 

カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘルスケアです。

みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロプラクティックの中の一つの学問アプライドキネシオロジー (AK)では、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバランスをチェックし、それに対する治療を行うことができます。

アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼を担っています。

カイロプラティカは、日本では唯一の副腎疲労専門カイロプラクティックです。
また、患者さまのお身体に合わせた正しい栄養療法を行うことが出来る数少ないクリニックです。
アメリカやオーストラリアのAKのオフィスでは、サプリメントを使った栄養サポートは日常的に行われており、当院でもAKを使って身体の状態をチェックし、どの内臓器が弱っているか、どういった栄養素が必要であるかを判断することで、カイロプラクティック治療はもちろん、原因に沿った栄養指導を行っています。

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