睡眠

副腎疲労症候群の症状 【その10】|副腎疲労の方に比較的多くみられる「不眠」

目覚まし時計をおさえて辛い様子の男性|副腎疲労blog

 

みなさん、こんにちは。

 

 

 

副腎疲労専門カイロプラクティック

「CHIROPRATICA」院長の小菅一憲です。

そしてこのBlogの筆者「Kossy (コッシー)」です。

 

 

 

副腎疲労を患う人の中に、比較的多くみられるのが「不眠」です。

なかなかスムーズに入眠出来なかったり、途中で何度も覚醒してしまったりということがあります。

 

 

 

これにはいくつかの原因があります。

 

その1つは、以前も少しお話しましたが、血糖値の不安定性です。
血糖値が下がってくると、通常は肝臓に貯めてあるグリコーゲンを分解して糖に変換し、血糖値を保ちますが、このグリコーゲン貯蔵量が不足していると、夜中に血糖値が保てなくなります。

以前のblogはこちら↓

 

この場合、午前1時〜3時までの間に目が覚めてしまったり、悪夢を見ることがあります。
また、夜中に低血糖によるパニックや不安などの発作が起こってしまうこともあります。

 

 

 

この場合は、やはり血糖値の安定をするために、さまざまなことを考えていく必要があります。
普段の食事はもちろん、EPAやDHAなど良質な脂肪酸、アミノ酸の摂取、またビタミンB群が有効な場合もあります。

 

 

 

⭐️ 副腎を休ませてくれるメラトニン濃度が低い

 

スムーズな入眠と質の良い睡眠には「メラトニン」というホルモンがしっかりと分泌されていることがとても大切です。
しかし、ここがうまくできてない副腎疲労の方も多いです。

 

 

 

「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンがありますが、このセロトニンを材料にして、睡眠ホルモンである「メラトニン」が作られます。

 

副腎に疲れが溜まると、セロトニン不足になりやすく(これには体内の炎症が関わっています)、そのことがメラトニンの不足にもつながり、不眠などのトラブルになってしまうのです。

 

 

 

コルチゾールとメラトニンは相関関係にあり、まったく逆のサーカディアンリズム(日内変動)があります。

コルチゾールとメラトニンの関係についてはこちら↓

 

実はこの「メラトニン」がしっかり分泌されることで、コルチゾールレベルは下がり、副腎もゆっくり休むことができるのです。しかし、メラトニンが分泌されずに睡眠不足になると、それの対処にまたコルチゾールが使われるため、副腎疲労が悪化してしまうのですね。

 

 

 

コルチゾールは、早朝から日中にかけて高い量が分泌され、その後夕方から下がっていき、夜9時ぐらいにはかなり少なくなります。逆にメラトニンは、日中の分泌量は少なく、暗くなってくる夕方から夜になると分泌量が上がっていき、夜中に分泌量が高く、朝になると分泌量が一挙に下がります。

こういったことを考えると、しっかりとした睡眠を取り、副腎を休ませてあげるためには、メラトニンを分解してしまうような明るい光、いわゆるパソコンやタブレット、スマートホンなどのブルーライトは天敵です。

 

メラトニンの分泌が増えてくる夕方からう夜の時間帯に、そういったものを見ないようにすることも、質の良い睡眠、副腎の回復、強いて言えば疲労を溜めないことにつながりますね。

 

 

 

 

またそれ以外に「成長ホルモン」も身体の疲れをとるには重要です。

 

私たち大人はもう成長はしませんが(笑)、成長ホルモンには身体を修復する役割もあります。
夜0時の時点で活性化し、ピークを迎えるので、その時点である程度深い眠りに入っている必要があります。
夜0時に深い眠りに入っているためには10時もしくは11時ぐらいまでには、お布団に入っていたいものですね^^。

 

 

副腎疲労の人は、正常な人に比べて「メラトニン」というホルモンが少ないことが多いです。
この場合は、メラトニンをサプリメントで摂るという方法もありますが、なぜメラトニンそしてその材料のセロトニンが減っているかを考えていく必要がありますね。

この話は、また今度にでも^^。

 

 

 

今日はここまでにしておきましょう。

 

ではまた次回に^^。

 

 

 

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Written by

小菅一憲

Bachelor of Applied Science
Bachelor of Chiropractic Science
AK Practitioner

国際基準のカイロプラクター
アプライドキネシオロジスト
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私は・・・
原因のわからない不調に悩んでいる人を助けたい。
本当に健康になった時の素晴らしさを実感してもらいたい。
食と栄養についての正しい情報を発信し、未来の元気な子供につなげたい。
そんな想いから、治療院運営とblogでの情報発信を行っています。

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CHIROPRATICA

副腎疲労専門カイロプラクティック

東京都港区麻布十番2-18-4 テンポイントビル102
03-6809-6155
最寄り駅:都営大江戸線 or 南北線 麻布十番駅(徒歩1分)

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何かわからない不調で悩んでいる方
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当院には、病院に行っても良くならない不調を抱えた方がたくさんいらっしゃいます。
また、お身体を見れば、その方の問題が筋肉骨格系から起こっているのか栄養のアンバランスから起こっているのかすぐにわかります。
私たちは、そういった不調で悩まれている方が本当に健康的で幸せな毎日が送れるように、健康のプロフェッショナルとして、質の高い治療を提供しています。

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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘルスケアです。

みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロプラクティックの中の一つの学問アプライドキネシオロジー (AK)では、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバランスをチェックし、それに対する治療を行うことができます。

アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼を担っています。

カイロプラティカは、日本では唯一の副腎疲労専門カイロプラクティックです。
また、患者さまのお身体に合わせた正しい栄養療法を行うことが出来る数少ないクリニックです。
アメリカやオーストラリアのAKのオフィスでは、サプリメントを使った栄養サポートは日常的に行われており、当院でもAKを使って身体の状態をチェックし、どの内臓器が弱っているか、どういった栄養素が必要であるかを判断することで、カイロプラクティック治療はもちろん、原因に沿った栄養指導を行っています。

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副腎疲労症候群の症状 【その8】|副腎疲労の典型的な症状「朝起きるのがつらい!」

 なかなか起きられずベッドでぐっすり眠る男性|副腎疲労blog

 

みなさん、こんにちは。

 

 

 

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みなさん、正月明けから「朝起きるのがつらい!」という症状はありませんか?

 

前回のblogでも、副腎疲労のたくさんの症状を紹介しましたが、その中でも「朝起きるのがつらい!」というのは、副腎疲労の典型的な症状の1つです。

前回のblogはこちら↓

 

 

 

⭐️ 副腎疲労の典型的な症状「朝起きるのがつらい!」

 

以前のblogで、副腎から分泌される「コルチゾール」というホルモンには、1日の分泌リズム「サーカディアンリズム(日内変動)」があるというお話をしたと思います。

以前のblogはこちら↓

 

 

副腎から分泌される「コルチゾール」は、朝の6時〜8時に元気よく分泌され、その後、日中はある程度しっかりと分泌されます。そして午後3時〜6時に分泌は次第に低下していき、寝る頃にはピーク時の10分の1に減ります。

このように私たちの身体を元気に動かすためのスーパーホルモン「コルチゾール」は、サーカディアンリズムに従って分泌されています。

 

 

 

 

このコルチゾールというホルモンには、私たちの身体を目覚めさせる働きがあります。

早朝6時ぐらいから、分泌量が増えるコルチゾールですが、朝の8時に一挙にピークを迎え、私たちの身体を目覚めさせ、元気に動かしてくれます。

しかし、副腎疲労の人は、決まってこの朝のコルチゾール分泌量が極端に少ない方が多く、なかなか朝の元気が出ません。
朝のコルチゾール濃度が低いと身体が目覚めず、午前中はだるい状態が続きます。また完全に目が覚めるのに時間がかかる人も多いのです。

 

 

 

 

朝のコルチゾール分泌量が少ないことが・・・

 

朝起きるのがとにかくつらい!

ベッドからなかなか起き上がれない!

まぶたが開かず、頭も重たい!

 

 

こういった症状につながっているわけです。

 

 

 

 

コルチゾールの分泌量は、人によって、また1日の過ごし方でも変わってきます。
副腎疲労の人の中では、コルチゾール濃度が上がらず、1日を通して低いままの方もいらっしゃいますし、 一度高くなってその後高い状態が続く人もいます。なかなか日内リズムが整わないことが多く、これが副腎疲労の人の体調不良にもつながっています。

 

 

 

ここで副腎疲労の方に、ワンポイントアドバイス!

 

もし時間が許せば・・・

朝のなかなか起きれない7時〜9時ぐらいの時間帯を、あえて寝てあげてください。

夜中あまり眠れなかったり、途中起きてしまったりしても、この時間帯に睡眠を取ることで、副腎がゆっくりと休むことができ、びっくりするほど疲れが取れることもあります。

 

 

 

 

朝遅く起きることは、だらしないイメージがあるかもしれません。

しかし、副腎疲労の人は、今日から遅起きを始めてみませんか?

 

副腎ががんばって働かなければならない時間帯にあえて眠る・・・この2時間ばかりの睡眠が、副腎疲労の人にはパワーになります。

 

 

 

今日はここまでにしておきましょう。

 

 

 

ではまた次回に^^。

 

 

 

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アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼を担っています。

カイロプラティカは、日本では唯一の副腎疲労専門カイロプラクティックです。 
また、患者さまのお身体に合わせた正しい栄養療法を行うことが出来る数少ないクリニックです。 
アメリカやオーストラリアのAKのオフィスでは、サプリメントを使った栄養サポートは日常的に行われており、当院でもAKを使って身体の状態をチェックし、どの内臓器が弱っているか、どういった栄養素が必要であるかを判断することで、カイロプラクティック治療はもちろん、原因に沿った栄養指導を行っています。  

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副腎疲労症候群の症状 【その1】|副腎疲労と悪夢

 顔に本をかぶせて寝る女性|副腎疲労blog

 

Summary:

 

⭐️ 悪夢の原因は、肝臓の問題(負担)が大きく関わる!?

⭐️ 食物アレルギー、精製された炭水化物の摂りすぎによる消化不良も悪夢につながる

⭐️ 悪夢を見る時に不足している栄養素とは一体!?

⭐️ 低血糖とアドレナリンと悪夢

 

 

みなさん、こんにちは。

 

 

 

副腎疲労専門カイロプラクティック

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そしてこのBlogの筆者「Kossy (コッシー)」です。

 

 

今日は、最近の話に引き続き、睡眠つながりで、
副腎疲労の方が比較的多く悩まされる「悪夢」について、取り上げます!^^。

前回のblogはこちら↓

 

 

 

⭐️ 悪夢の原因は、肝臓の問題(負担)が大きく関わる!?

 

アプライドキネシオロジー(カイロプラクティックの一つの学問)の中では、悪夢は・・・

 

 

肝臓の問題 (負担)!!!

 

 

と言われます。

 

 

 

肝臓の負担というとみなさん、アルコール?お酒の飲み過ぎかな?とか思いますよね。
でも肝臓へ負担をかけるものってそれだけではありません!
たくさんある肝臓の働きの中でも、1番大事なのは「解毒」です。
その解毒で負担がかかっているということなのですが・・・

私が思う副腎疲労の方の肝臓負担は、重金属や化学物質などの蓄積が多いです。
これは肝臓におおいに負担になります。
この話はまたしばらくしたら、詳しくお話していきますね^^。

 

 

 

⭐️ 食物アレルギー、精製された炭水化物の摂りすぎによる消化不良も悪夢につながる

 

そして、今日はなんか酷い悪夢だったなぁ〜。
最近悪夢が多いなーと感じている人は、腸の不調から肝臓に負担がかかっていることが多いのではないかと私は思っています。

 

 

例えば・・・

自分に合わない食べ物(食物アレルギーや不耐症)または「小麦」や「乳製品」(副腎疲労の人に合わないことが多い)、さらには「精製された炭水化物の摂り過ぎ」などで消化不良が起きて腸が炎症状態、腸内フローラもボロボロ・・・

 

 

そんな状況だと、肝臓は腸の解毒のために過剰な労働を強いられることになります。

食生活が乱れて、胃腸に負担をかけてしまった日。
そんな日は決まって悪夢が多かったり、途中で酷い気分で起きてしまったり。
そんなことが考えられます。

 

 

 

 

また、消化不良が起こると 胃が張る、腸の蠕動運動が低下し、細菌が増殖してガスが溜まる、これらによって腹圧が高まり、横隔膜を下から押し上げる・・・その結果迷走神経を刺激して、動悸や不安感などが起こりやすくなるので、悪夢や中途覚醒につながる可能性も考えられます。
最近悪夢をよく見る方は、肝臓の負担、強いては腸に何か負担をかける食事をしなかったか考えてみてください。食物アレルギー、小麦、乳製品、精製された炭水化物の摂り過ぎ、または外食で添加物を摂ったなどなど・・・。

 

 

 

⭐️ 悪夢を見る時に不足している栄養素とは一体!?

 

さて、別の観点から。

 

肝臓以外に・・・悪夢を見ることで考えられるのがある栄養素が少ないことです。

それはなんと・・・

 

 

「ビタミンB群不足」です。

 

 

前回の話でもよく登場した睡眠ホルモン「メラトニン」。

 

メラトニンは、リラックスするホルモンである「セロトニン」から作られます。
こういったことからセロトニンが体内、もちろん脳内にも十分に量がないと「メラトニン」が作られないことになるのです。
セロトニンは、トリプトファンというアミノ酸を材料にして作られますが、その変換に酵素として関わるのが ビタミンB3であるナイアシンやB6、マグネシウムなどです。
トリプトファンという材料はもちろん、こういったビタミンB群がないとセロトニン、さらにはメラトニンが作れなくなってしまうのです。
もっと言うのであれば、体内(多くは腸内)で炎症が起こっていても、トリプトファンからセロトニンを作れなくなるので、前述の腸内環境というのも大きく関わっていることがわかります。

 

 

そして、この「ビタミンB6」。

ビタミンB6は、浅い睡眠「レム睡眠」を引き起こすために重要な栄養素でもあります。
人は、レム睡眠とノンレム睡眠(深い睡眠)を繰り返すことで、身体と脳が休まり、熟睡出来た感覚になります。

 

副腎疲労の方が特に不足しやすいと言われる「ビタミンB群」。

このビタミンB群が不足すると、リラックスするためのセロトニンが作れず、脳も休まりません。
人によっては、逆にアドレナリンが過剰に出ている状態が落ち着かない人もいるでしょう。

 

 

こういったことが悪夢を見ることにつながります。
ビタミンB群しっかり摂ってあげましょう^^。

 

 

 

⭐️ 低血糖とアドレナリンと悪夢

 

またよく、言われる悪夢の原因として、「低血糖」もあります。

 

こちらも副腎疲労とはおおいに関わる「低血糖」。

 

 

 

甘いものや炭水化物過剰な食生活をしていると、血糖値が上がったり、下がったりの不安定な状態が続き、血糖値が高く上がったその反応でその後に低くなり過ぎてしまう「反応性低血糖」。こんな方は、大抵夕飯の後にしばらくすると低血糖になっていて、夜中も低血糖状態なんてことよくあります。

午前1時〜3時の間に目が覚めるのであれば、副腎が糖に変換するのに用いる肝臓のグリコーゲンの貯蔵量が不足していることがあります。
こんな時は夜中に十分な血糖値が保てていない可能性があります。

 

 

副腎は、低血糖を防ぐように働くので、副腎がお休みできないのもよくありませんが、こういう時には決まってアドレナリンなどの血流や血圧を上昇させるホルモンが分泌されます。
脳内にアドレナリンやノルアドレナリンなどの興奮性のホルモンが分泌されていて、ゆっくりとした睡眠が取れるわけありません。

 

こういったことも、悪夢の原因になります。

 

もし、夜中にパニックや不安発作を起こしたり、悪夢を見たり、途中で何度も起きてしまうような場合には、低血糖を起こしている場合がとても多いです。

 

 

 

 

特に甘いものを欲することが多い、

炭水化物を食べ過ぎている、

食後に異様な眠気に襲われる、

食後に満腹感がない、

 

 

 などの方は要注意ですねー。

 

 

 

 

こうやって考えていくと、「悪夢」とは単なる偶然や突発的なことではなく、リラックスするセロトニンや良い睡眠を取るためのメラトニンが少なく、逆に興奮性のアドレナリンなどのホルモンが多い、また何かしらの消化不良によって腸内環境の悪化や炎症が起こり、肝臓に負担がかかっている、アルコールや添加物などの解毒で肝臓に負担がかかっている、夜中に低血糖を起こしている、そんなことが考えられるわけです。

 

 

 

今日は酷い夢をみたなー。

最近、寝起きが悪いなー。

どうも熟睡出来ないなー。

 

 

といった方は、一度食生活の見直し、そしてビタミンB群をしっかり摂取してみてください。

また夕飯には炭水化物をたくさん食べるのではなく、どちらかというと野菜やたんぱく質メインで食事をしてみてください(血糖値の安定と消化不良を防ぐため)。

 

 

 

ちゃんと、変わりますから^^。

 

睡眠も奥が深いです!
また機会があれば、話題にしていきましょう。

 

 

 

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