リーキーガット症候群(LGS)がアレルギーの原因に!?

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遅延型食物アレルギーの背景には、胃酸や消化酵素が少なく、食物が十分に分解されないことはもちろん、実は何よりその先の小腸の腸内環境が悪いことが多いのです。そう考えていくと、遅延型食物アレルギーを改善するには、腸内環境の回復は切っても切れない最重要事項でしょう。

 

 

リーキーガット症候群(腸管壁侵漏症候群)

幾重にも曲がりくねった小腸には、ヒダヒダの突起(絨毛)がタワーのようにいくつもそそり立っています。これを拡大するとタオルの表面のようになっており、さらにこの上には薄い膜もあります。その絨毛のレイヤーである膜が非常に重要で、この膜の隙間から栄養素が吸収されていきます。この膜は、通常3〜5日で再生されていて、この膜があるがゆえに、細菌やウィルスの侵入を防いでくれるのです。逆にこの隙間から入れないくらいの大きな分子(消化分解できていないもの)は、大腸に流れて肛門から出てしまいます。

LGSによって開いた穴から、大きい食物分子が吸収された場合、異物反応としての抗体が産生され食物アレルギー、および、関節炎、または、線維性筋肉痛のよう新たな症状が発症します。その他、重金属の問題、副腎疲労などさまざまな病気に関わっています。

 

 

LGSの原因

LGS(リーキガット症候群)が起こる原因についてもあげておきましょう。

1.抗生物質 (胃腸器官系の細菌、寄生虫、カンジダ、真菌類の異常繁殖を促すため)
2.アルコール類、カフェインなどの刺激物
3.食物と飲料
細菌によって腐敗、汚染された食物や地下水
着色剤、防腐剤、酸化防止剤など、食品添加物として使用されている
化学合成物の混入した食物や飲料水
4.酵素欠乏
5.非ステロイド系抗炎症薬(イブプロフェン、インドメタシン等)
6.プレドニゾンのような処方コルチコステロイド
7.精製炭水化物食品(クッキー、ケーキ、清涼飲料、漂白パン )
8.避妊用ホルモン(ピル)
9.精製炭水化物食品に混入しているカビ、菌

この他、アレルギー物質や食物の大きな分子が触れる機会が多いこと、乳製品のカゼイン、小麦のグルテンなどが原因になっていることもあります。
もちろんストレスも関連してきますね。

 

 

LGSを改善しよう!

食物アレルギーを改善するには・・・

1.原因食材を避ける(ローテーション)・・・腸の炎症を長期に引き起こさないためには必須。
2.消化機能を良くする(胃酸、消化酵素)・・・胃酸の分泌の改善、消化酵素の補助など最重要。
3.小腸の粘膜を回復する(アミノ酸など)・・・腸の粘膜を回復し、アレルギー物質の侵入を防ぐ。

の3つのポイントがありますが、中でも3番の小腸の粘膜を回復するということ、LGSを改善させることはとても大切です。

 

LGSの改善には下記のポイントが大切になります。

1.胃酸や消化酵素の分泌を補う。
2.精製された白米、小麦、砂糖を避ける。
3.乳製品を避ける。
4.イースト菌を使用した食材はなるべく避ける。
5.オメガ3の油を積極的に摂る。
6.水銀や鉛などの重金属を除去する (キレーション)。

また特に「腸内環境を整える!(乳酸菌を摂る)」「腸の粘膜を修復する!(アミノ酸補給)」は大事になってくるでしょう。
腸の粘膜の栄養素としては、L-グルタミンがとても重要です。また硫黄を含むアミノ酸であるメチオニンやシステインも腸の粘膜の修復に必要になります。

来月はHPの方でも、メールマガジンでも、アミノ酸についての特集をしていくので、楽しみにしていてくださいね^^。

 

 

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