脂肪を燃焼する運動法|カイロプラティカ麻布十番

脂肪を燃やせる!集中力UPの運動法

ダイエット目的で運動を始めた人。
メタボ対策で運動を始める人。
お腹のたるみが気になって、運動を始めようと思っている人。

今日はまさにそんな人たちのために、「脂肪を燃やせる方法」を紹介します^^。
話の中心は、オリンピックトレーナーもつとめたカイロプラクターのDr Maffetone(マフェトン)が提唱する「脂肪を燃焼する運動」について。

 

 

エアロビック筋とアネロビック筋

私たちの身体の筋肉はエアロビック筋とアネロビック筋の2種類の筋繊維で構成されています。

エアロビック筋とは、遅筋とも呼ばれる赤味を帯びた筋肉で、収縮の速度は遅いけれど持久能力が高いという性質を持っています。この筋肉を動かす時にエネルギーとして使われるのは、体内にある脂肪。エアロビック筋を使うエアロビック運動に痩せる効果があるといわれているのはこのためです。
もちろん、体脂肪燃焼に効果的であるばかりか、エアロビック筋を鍛えることにより、長時間に渡って運動できる能力のレベルアップも期待できます。というのも、この筋肉を動かす燃料の脂肪は、体内に実に豊富にあるからです。

そればかりではありません。エアロビック筋を鍛えれば、体内貯蔵量が限られている糖質を節約できます。
その結果、血糖値が安定し、集中力も増してきます。糖質は脳の唯一のエネルギー源。運動に使われれば、それだけ脳の使う分が少なくなりますが、エアロビック運動では糖質を節約できるので、その分は脳にまわされ、脳は潤沢なエネルギーを得て、元気にフル活動できます。
また糖質の節約により血糖値が安定すれば、常に空腹を感じるようなこともなく、過食も防ぐことが可能なので、生活習慣病には最適ですね。
また空腹感とともに覚えるイライラも少なくなります。

 

逆にもう一つの速筋と呼ばれるアネロビック筋は、エアロビック筋に比べて収縮が早く、筋繊維が太いために一気に強いパワーが出るのが特徴です。息をする間もなく短時間に瞬発力を出すことができるので、たとえば、重いものを持ち上げたり、全力疾走をするときなどに威力を発揮する筋肉です。
前述のエアロビック筋が、脂肪をエネルギーとして使うのに対し、こちらのアネロビック筋は主に糖質を使うのも大きな特徴です。このため、脂肪を燃焼するのに最適なのはエアロビック筋(遅筋)使った運動をすることがベストなんです^^。

ということは・・・
筋トレのようなものは、脂肪を燃やすには効率が悪いということですね。

 

 

脂肪を燃やす180公式の運動

エアロビック運動の代表的なものとしては、ウォーキングやジョギングが挙げられます。しかし、これらの運動が、いつでも誰にとってもエアロビック運動になるとは限りません。
エアロビック運動とは、比較的強度の低い運動を指しますが、たとえば、ジョギングするのに、同じ距離を同じペースで走っても、ある人にとっては楽勝、しかし、別の人にとっては非常に強い強度になる場合も十分に考えられます。

そこで何を指標にするかというと、Maffetoneは心拍数を正確に把握しながらトレーニングすることを勧めています。

 

<エアロビック運動の最大心拍数の決め方(180公式)>
A:2年以上の間、順調にトレーニングができており、競技の成績が伸びている
→  180-年齢+5

B:過去2年間、風邪をひいたのは1、2度で、大きな問題もなくトレーニングできている
→  180-年齢

C:競技が伸び悩んでいて、よく風邪をひいたり、故障やケガを繰り返している
→  180-年齢-5

D:病気にかかっていたり、治ったばかり、手術したばかり、退院したばかり、投薬中
→  180-年齢-10以上

 

この方式から得られる数値は、呼吸商(消費された酸素と身体から排出された二酸化炭素の割合を測ったもの)から測定して割り出す場合とほぼ同じ数値となるので、信頼できる指標として用いることができます。
ちょうどここで求めた心拍数が、みなさんのエアロビック運動とアネロビック運動の境界線となる心拍数なので、脂肪を燃焼するエアロビック運動を行うのには、この心拍数以下で行えばよいというわけです。

 

ただこの運動を行うには、心拍数を正確に測ることができるハートレートモニターが必需品です。
感覚だけに頼ったりしているとストレスの強いアネロビック運動になってしまうことが多いのです。

 

みなさんも思い立って、ハートレートモ二ターをゲットし、脂肪を燃やし、エネルギー効率の良い身体作りを始めてみてはいかがでしょう?
これでメタボともおさらば。気楽にダイエットです^^。
私がやった感覚では、走りながら会話ができる程度の強度でした~。
けっこう楽なペースなんですよ。これだったら誰でも無理なく続けられると思います^^。
是非~!
◎なお、動脈硬化の恐れがある人は急にランニングで負荷をあげない方が良いでしょう。ウォーキングから始め、徐々に運動量を増やしていきましょう。

 

 

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