たんぱく質の話 【その8】|たんぱく質不足になると疲れやすくなるって本当!?

ソファーでグッタリと寝る女性|副腎疲労blog

 

Summary:

 

⭐️ たんぱく質不足になると疲れやすくなるって本当!?

⭐️ タンパク質と胃酸の重要性

 

 

みなさん、こんにちは。

 

 

 

副腎疲労専門カイロプラクティック

「CHIROPRATICA」院長の小菅一憲です。

そしてこのBlogの筆者「Kossy (コッシー)」です。

 

 

 

今日は、日曜日。

久しぶりに仲間とサーフィンの日でした。
もちろん、いつも家族では行っているのですが、仲間で行くのは久々です。

このお仲間。サーフショップつながりで知り合ったり、海で知り合ったり、友人の友人だったりで、集まった8人ぐらいのメンバー。
もちろん、仕事も年齢もサーフィンレベルもそれぞれで、性格もバラバラなのですが、意外とみんなのフィーリングが良くて、一緒にいてとっても心地良いメンバーです。

 

この日は極寒だったし、波も小さかったのですが、こんな仲間といるとそんなコンディションも楽しくなってしまう。
小さい波にみんなで乗って笑ったり、バカにしあったり。
そして、そのあとも今日の波こうだったよね、今度はこんなとこにサーフィン旅行とか行きたいよねとか、海の話で永遠と盛り上がる。

幸せですね。こういう仲間って。笑。

 

 

でもこの仲間、面白いことにここ1〜2年で出来た仲間です。
ってことは40になってから出来た友達。こういうこともあるんですね〜。

 

 

 

副腎疲労にならないためにも、回復するにも、こういう楽しみを共有できる友人ってとても大切な気がします。
なぜって、そういう仲間といると何よりもストレス発散になるから。

 

 

 

今日も

身体動かして、

とにかく笑って、

好きなサーフィンの話をして

 

 

 

とってもリフレッシュ出来ました。 

 

 

 

⭐️ たんぱく質不足になると疲れやすくなるって本当!?

 

さて、今日もタンパク質の話を少し。

 

 

私たちの身体は、筋肉はもちろん、内臓、皮膚、髪の毛、爪、血液も、タンパク質で作られています。
そして、このblogでもタンパク質が、私たちの身体を動かす大事なエネルギー源にもなるという話をしてきました。

 

そのことを書いたblogはこちら↓

 

 

タンパク質は、食べ物として身体に入ってくるとアミノ酸という小さい分子にまで分解され、体内に吸収されます。その後身体は、タンパク酸を使ってタンパク質を合成したり、ホルモンや酵素を作ったり、アミノ酸自体で代謝活動をしたり、ありとあらゆるところで使われています。

このタンパク質が身体の中で不足するとどんなことが起こるでしょう?

 

 

 

 

それこそ、大きな問題が起きそうですよね。

 

 

 

「むくみ」

タンパク質の一つ「アルブミン」は血中の老廃物や余計な水分を外に排出する役割があります。
このアルブミンが不足すると、むくみの原因になります。

 

「疲れやすい」

身体を動かして筋肉がダメージを受けると、それを修復する材料はタンパク質です。
タンパク質不足だと、修復・回復が厳しくなります。
また、タンパク質不足になると、筋肉が衰え、筋肉量が減ることで代謝が落ち、結果的に疲れやすくなってしまいます。

 

「爪や髪の毛が傷む」

爪や髪の毛は、タンパク質の「ケラチン」が主成分です。
ケラチンは、18種類のアミノ酸から合成されると言います。もちろん不足すれば、髪の毛の場合、細い、弱い、伸びるのが遅い、ツヤがなくなるなど、爪の場合、薄い、割れやすいなどが起こります。
それこそ、外からのケアをするよりも、タンパク質をしっかり摂って内面から変えていくのが1番良いと言えます。

 

「肌が荒れやすい」

皮膚ももちろんタンパク質で出来ています。
不足すれば、新陳代謝が滞り、新しい皮膚が出来ないので、乾燥したり、くすみが出来たり、ぷるっとした健康的な肌にはなりません。ニキビやシミも出来やすくなります。
コラーゲンもタンパク質。
しっかりタンパク質を摂っている人の方が、肌ツヤが良いのはこういうわけなのです。

逆に例えば、炭水化物に偏った生活や偏食などをしていると肌がボロボロに。
また玄米菜食も良い点はあるのですが、タンパク質不足になるのは否めません。突き詰めてやっている人は、痩せ細っていったり、肌がかさかさで黒ずんでくる方がいるのも事実です。

ちなみにコラーゲンを外から摂っても、一旦アミノ酸に分解されるので、必ず皮膚のコラーゲンになるかというとそうではありません。
アミノ酸は、身体のあちらこちあらで使われているので、アミノ酸が豊富で、自分たちの内臓や代謝や解毒など大切な部分で使われて、なおかつ余ったら、皮膚にまわされると考えてください。
こう考えていくと、十分にタンパク質(アミノ酸)を摂取して、身体のアミノ酸量を増やしておくということがとても大切なことがわかるはずです。

 

「貧血」

血液のヘモグロビンもタンパク質で出来ています。
不足すれば・・・いわずもがなでしょう。
タンパク質不足の人に貧血症状は多いです。

動物性タンパク質を摂ることが少ない人に、よく貧血が見られるのは、動物性の食材の中には、良質なタンパク質、そして吸収率の高いヘム鉄、血液の大切な成分ビタミンB12が含まれているからです。

 

「免疫力低下」

ウィルスと戦ってくれる免疫細胞や抗体もタンパク質から作られています。
これらの細胞は、戦って死んでしまうことも多いので、入れ替わりが激しい細胞でもあります。
もしタンパク質が不足していたら、なかなか新しい免疫細胞が出来ないので、免疫力が低下しやすくなります。

 

 

 

⭐️ タンパク質と胃酸の重要性

 

いかがでしたでしょうか?

 

 

タンパク質(アミノ酸)不足だけでも、身体にさまざまな不調が起こることがわかったと思います。

タンパク質から私たちの身体が出来ていると言っても過言ではないので、1番大事な栄養素と言えますね^^。

 

 

中にはタンパク質が多い食事をすると、胃腸がつらいとかお腹にガスが溜まる、便の調子が良くないと言った方もいます。たしかにタンパク質は消化に時間がかかるので、タンパク質が多い食事は、胃にも腸にも負担がかかります。
そういった方は、挽肉(肉の塊を購入して、それをミキサーにかける)などにすることで、吸収しやすい形状にしておくのも一つの工夫です。
この場合は、すでに加工された挽肉ではなく、必ず自宅で挽肉にしてください。

 

 

 

 

最後にタンパク質を1番分解してくれるのは、どこだと思いますか?

 

 

 

それは何を隠そう「胃」です。
そして胃の消化液の「胃酸」です。

 

また別のセッションでもお話しますが、この胃酸が低下していてもタンパク質(アミノ酸)の吸収率が落ちてしまいます。要はしっかりタンパク質を食事で食べていても、実際身体に吸収されているアミノ酸の量が少ないということが起こるのです。

タンパク質をしっかり食べていても、体調が変わらないという方は、まさに胃酸が関わっていることも思いんです。
とくに貧血を持っている方は、食べ物以上に胃酸が関わっていることが多い!!
胃酸の分泌が少ないだけで、アミノ酸はもちろん、鉄、そしてB12は極端に吸収が落ちてしまうからです。

 

 

さて、今日はここまでにしましょう。

 

 

また次回をお楽しみに^^。

 

 

 

 

Thank you for reading to the end.

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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Written by

小菅一憲

Bachelor of Applied Science
Bachelor of Chiropractic Science 
AK Practitioner

国際基準のカイロプラクター
アプライドキネシオロジスト
健康栄養指導士
野菜ソムリエ

私は・・・ 
原因のわからない不調に悩んでいる人を助けたい。 
本当に健康になった時の素晴らしさを実感してもらいたい。 
食と栄養についての正しい情報を発信し、未来の元気な子供につなげたい。 
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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘルスケアです。

みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロプラクティックの中の一つの学問アプライドキネシオロジー (AK)では、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバランスをチェックし、それに対する治療を行うことができます。

アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼を担っています。

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アメリカやオーストラリアのAKのオフィスでは、サプリメントを使った栄養サポートは日常的に行われており、当院でもAKを使って身体の状態をチェックし、どの内臓器が弱っているか、どういった栄養素が必要であるかを判断することで、カイロプラクティック治療はもちろん、原因に沿った栄養指導を行っています。

Thank you for reading to the end.