カリウム

副腎疲労のための食事と生活 【その8】|ナトリウムとカリウムバランスが副腎機能を左右する!

カリウムを多く含んだ野菜や果物、ナッツ類|副腎疲労blog

 

Summary:

 

⭐️ 副腎機能にはナトリウム・カリウムバランスが欠かせない!?

⭐️ 副腎の状態によって変わるナトリウム・カリウムバランス

⭐️ ナトリウム・カリウムを適度に含む食材を摂る!

 

 

みなさん、こんにちは。

 

 

 

副腎疲労専門カイロプラクティック

「CHIROPRATICA」院長の小菅一憲です。

そしてこのBlogの筆者「Kossy (コッシー)」です。

 

 

 

みなさん、オリンピックは見ていますか?

 

私は、仕事の時間が長いですし、家に帰っても小さい子どもがいるので、夜はテレビをほとんどつけません。
そんなこんなで全然見ていないんです。涙。

それでも日本人の活躍は、患者さんのお話やラジオから聞こえてきます。

 

 

 

昨日も、患者さんとオリンピックの話をしていて、スケートがどうなったかということで速報を見たら、ちょうど羽生選手が金メダル、宇野選手が銀メダルということで、患者さんと2人で盛り上がりました。

そして、羽生選手の精神力の強さに、2人して「自分だったらプレッシャーに負けてしまいそう」なーんて話をしていましたよ。
怪我からの復活でショートでの完璧な演技。
どれぐらいのプレッシャーなのか考えただけでも、副腎がそわそわします。笑。
また、患者さんも「最初のショートであれだけの点数を取ったら、それはそれで金メダルが頭にちらついて、フリーでやるときに失敗しないように萎縮してしまいそう」なんて。
そうなんですよね。私自身で考えても萎縮してしまいそう。

でも羽生選手はおそらく、ショートで良い点数を取って「金メダル取れるかも!やるぞ〜!」とさらに勢いをつけたのかもしれません。

 

 

患者さんと2人。

「ほんとすごいよね〜」

「自分だったら、精神力弱くて絶対プレッシャーに負けてしまいそう」

「いやいや、私もです」

 

 

そんなことを話ながら「羽生選手は副腎も強いのかなぁ・・・」なんて感じておりました。

こういうのも才能です。
とくにプロのスポーツ選手は副腎が強くないとやっていけないと思います。
本当に緊張してプレッシャーのかかる本番で、結果を出さなければならないですしね。
それまでに至る過酷な練習も、本番のプレッシャーもやはり人によっては強烈なストレスになるはずです。

でもそれを楽しさや自分を奮い立たせることに変えたりすることが出来るのも、ある意味才能です。
そして、失敗してもそれを良い経験として、悔しさをバネにさらに成長する。
私たちの人生や仕事なんかもまさにそうですよね。

 

 

なんか、副腎疲労にならないための精神論みたいになっちゃいますね。
こういう、気持ちや発想の転換もとっても大事なのかもしれません。

 

 

 

 

さてさて、今日はミネラルの話の中でも副腎を語る上で外せない「ナトリウム」と「カリウム」のバランスについて。

 

 

 

⭐️ 副腎機能にはナトリウム・カリウムバランスが欠かせない!?

 

前回のblogで、ミネラルは対を成してバランスを取っているものが多いという話を少ししましたが、今日お話するナトリウムとカリウムもまさに天秤のような関係で、身体の中で濃度の比率が一定になるように調整されています。

 

 

 

 

ナトリウムというと塩分なので、摂りすぎは良くないというのが常識かもしれません。
どちらかというと塩分控え目=健康という風潮がありますよね。

 

しかし、副腎疲労というと逆にナトリウムをしっかり摂った方が良い時もあるのです。

これには副腎から分泌される「コルチゾール」と「アルドステロン」というホルモンが関わっています。

 

 

 

⭐️ 副腎の状態によって変わるナトリウム・カリウムバランス

  

身体がストレス下にあると、副腎は肥大しながらいつも以上に頑張ります。この時、副腎は「コルチゾール」をたくさん分泌し、ストレスに耐えようとするのです。
コルチゾールは、尿細管でのナトリウム再吸収を促すので、身体はナトリウムを吸収して、その分カリウムを排出しようとします。

また「アルドステロン」の分泌も増えて、細胞内にナトリウムを維持しようとするので、身体はナトリウムが多く、カリウム不足になります。

 

しかし、ストレスが続いて副腎が疲弊してくると今度は萎縮し、硬くなってきます。この状態になると「コルチゾール」が出せない状態になるので、ナトリウムの再吸収が出来ず、ナトリウム不足に。

また「アルドステロン」の分泌も減るので、細胞内にナトリウムを維持出来ず、ナトリウムがどんどん排出されてしまいます。こうなると身体はカリウム過多のナトリウム不足になります。

 

 

 

副腎の状態によって、身体のナトリウム・カリウムバランスは大きく変わってくるということになります。
また逆にナトリウム・カリウムのバランスが良ければ、副腎の働きも非常に楽になります。

実は、副腎疲労が進んでナトリウム不足になった場合、しばらくその状態が続いていくと身体はバランスをさらに取ろうとするので、カリウムも排出するようになり、最終的にはナトリウム、カリウム共に不足した状態になります。

 

 

 

⭐️ ナトリウム・カリウムを適度に含む食材を摂る!

 

このように、副腎疲労になるとナトリウムとカリウムのバランスが乱れ、同じ人でも、その時の身体の状態、ストレスのかかり具合、副腎疲労の進行度によって、ナトリウム不足になったり、カリウム不足になったりするのです。

こうなってくると、みなさんは自分で身体(副腎)の状態を把握することはなかなか難しいですよね。
まずは、ナトリウム・カリウムを適度に含む食材を摂るということがベストになると思います!

ナトリウムでは、ミネラルバランスの良い海塩、味噌、そして梅干し(無添加のもの)がお勧め。

カリウムでは、昆布・ひじき・わかめなどの海藻類、果物全般、アボカド、納豆、切り干し大根、さつまいも、ほうれん草など。

 

 

 

 

副腎疲労をよく知る人の中には、果物はカリウムと糖分が多いので、敬遠する方もいますが、ビタミン・ミネラルも豊富なので、(もちろん食べ過ぎはよくありませんが・・・)たまに食べるのはとても良いと思います。

私のお勧めは自分の住んでいる地域(日本)で採れるものです。
南国で採れるような果物は、合わないケースも多いのです。

 

 

 

そして、果物を摂る時は、塩っぱいものも一緒に摂ってあげたり、海塩をすこし振ってあげるとナトリウム・カリウムバランスが取れて良いですね^^。

 

 

 

 

今日はここまでにしましょう。

 

次回に^^。

羽生選手みたいに副腎強くなりたい〜!笑。

 

 

 

Thank you for reading to the end.

 

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小菅一憲

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みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロプラクティックの中の一つの学問アプライドキネシオロジー (AK)では、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバランスをチェックし、それに対する治療を行うことができます。

アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼を担っています。

カイロプラティカは、日本では唯一の副腎疲労専門カイロプラクティックです。 
また、患者さまのお身体に合わせた正しい栄養療法を行うことが出来る数少ないクリニックです。 
アメリカやオーストラリアのAKのオフィスでは、サプリメントを使った栄養サポートは日常的に行われており、当院でもAKを使って身体の状態をチェックし、どの内臓器が弱っているか、どういった栄養素が必要であるかを判断することで、カイロプラクティック治療はもちろん、原因に沿った栄養指導を行っています。

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副腎疲労の治し方 【その2】|副腎疲労に朝コップ一杯の塩水

コップ一杯のお水とスプーン1さじの塩|副腎疲労blog

 

Summary:

 

⭐️ 副腎を回復するのは、毎日の自分の生活を変えていくこと

⭐️ 今日からでも無理なくできる副腎を回復する術

⭐️ 減塩を気にしすぎて、ミネラル不足な日本人!?

⭐️ 100%海水で作られた自然海塩はここがすごい!?

 

 

みなさん、こんにちは。

 

 

 

副腎疲労専門カイロプラクティック

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そしてこのBlogの筆者「Kossy (コッシー)」です。

 

 

このblogは「副腎」という臓器に特化して専門的なことを書いています。

 

そして、特にこの副腎という臓器が働き過ぎて疲れてしまう「副腎疲労 adrenal fatigue」という問題に焦点を当てているわけですが、「副腎疲労」については、まだ話の序章で、核の部分まで話は進んでいません。
それでも「副腎疲労の症状が当てはまる!」「私も副腎疲労かもしれない!」という方は、現時点でも「副腎疲労」についてとても気になっていると思います。

 

 

このblogでは「副腎疲労症候群とは」や「副腎疲労症候群の症状」というカテゴリーで、副腎と副腎疲労のことを詳しく、そして「副腎疲労の治し方」というカテゴリーで、副腎に良いこと、副腎を回復する術をお伝えしています。

 

今日は、副腎のことが気になっているみなさんのために、副腎を回復するために今日から簡単にできることを1つお話しします。

 

 

 

それも・・・

 

 

朝のコップ一杯の塩水

 

 

です!!!

 

 

 

 ⭐️ 副腎を回復するのは、毎日の自分の生活を変えていくこと

 

副腎疲労から回復して、健康を取り戻すために一番大事なことは、自分自身の生活習慣を変えていくことです。もっというと、自分の身体や心に一番合った生活に変えていくことなんです。

 

 

 

例えば、毎日のお仕事も、本当であれば過度な労働ではなく、ストレスフリーで自然体で出来るもの。なかなかそんなことは現実的には難しいのですが、副腎にとって、自分の身体に取ってはそれがベスト。
これはただ単に楽ということではなく、自分がストレスなく充実感を持って生き生きと働けるというのも大切なことになります。

職場の人間関係はもちろん、家族や親しい人との関係もとても大切です。

 

また食事も、不規則になって胃腸に負担をかけたり、自分に合わない食材を摂ることで腸に炎症ばかり起こしていたり・・・そんなことも副腎にとってはあまりよくありません。

 

そして、最近多いのは、身の回りの化学物質でしょう。石鹸や洗剤、シャンプー、リンス、整髪料、香水、芳香剤、殺虫剤、プラスティック製品、不燃材などなど。こういった自然でないものが身体に侵入してくることも身体に炎症を起こして、副腎を疲れさせてしまいます。

 

 

 

 

しかし、そうは言っても、仕事はすぐに変えられませんし、ストレスを感じている人から今すぐ遠く離れると言ったことは現実的ではありません。

 

その中で、今からでも無理なく出来そうな 副腎回復の術。
そんなものをここでは紹介していきたいと思っています。

 

 

 

 ⭐️ 今日からでも無理なくできる副腎を回復する術

 

さて、本題に移っていきましょう!

 

前回のblogでは、「副腎疲労の人は無性にしょっぱいものが食べたくなる」というお話をしました。

前回のblogはこちら↓

 

それにはナトリウム(塩分)やカリウムなどのミネラルの量を調節するホルモンである「アルドステロン」が関わっていましたね。
ナトリウムとカリウムの関係は、まさに天秤のようなもの。身体の中では常にある一定の濃度になるように調節されています。

 

 

ストレスによって副腎に負担がかかり始めると、副腎は頑張ってコルチゾールを分泌し、ストレスになんとかやられないように働きます。そんな時は、コルチゾールが過剰に分泌されるために、腎臓におけるナトリウムの再吸収が促され、その代わりカリウムが外に出ていくので、身体はどちらかというとカリウム不足になります。
しかし、そこからストレスが継続的にかかり、副腎がもう頑張れきれなくなって疲れてしまうと、コルチゾールが出せなくなってきます。そうすると、ナトリウムの再吸収が出来ないのはもちろん、ナトリウムとカリウムの調節を行なっている「アルドステロン」も不足するので、身体の中のナトリウムが維持出来ず、尿と一緒に外に出ていってしまうのです。

こうやって、副腎疲労がある程度進むと塩分不足になるわけです。

 

 

 

 

身体が塩不足になると、身体全体的なダルさや疲労感、気力が出ないなどの症状が出てきたり、立った時に血圧を上げられないといったような「起立性低血圧」いわゆる立ちくらみが起こったりすることが多くなります。

 

こういった時は、腎臓の病気などでドクターストップがかかっていなければ、食事の中や塩水などである程度ナトリウムを取り入れてあげることがとても有効です。

 

 

 

ここで、出てくるのがみなさんも明日から実践できる・・・

 

 

朝のコップ一杯の塩水

 

 

です!

 

 

 

副腎は、朝の6時〜8時ぐらいに目覚めて活動をし始めます。

その朝の寝起きに、コップ一杯の塩水を飲んで副腎をサポートしてあげることは、とってもとっても副腎の助けになるんですよ〜。

 

お水に溶かしていく塩の量は、自分が美味しく飲める程度の濃度が1番!
基本的には小さじ1/3〜1/2程度の量をコップ一杯のお水に溶かしてみてください。

それでちょっと薄いと感じたら、少し塩を足す、ちょっと濃いと感じたら、少し水を足す、そんな感じで濃度を調節してみてくださいね〜。

 

 

 

そして何より重要なのは・・・

 

 

 

どんなお塩を選ぶかです!

 

  

これ、とても大事なことなんですが、ここでは一般的な精製塩は使わずに、是非「海塩」を選んでください!!!精製塩は、99%以上が塩化ナトリウムで他のミネラルがほとんど入っていません。
そのように加工されてしまっているのです。

 

それに比べて、100%海水で作られた海塩は、ナトリウム以外にもカルシウム、マグネシウム、カリウム、亜鉛などの必須ミネラルが含まれています。

もちろん、最近は岩塩などでも良いお塩はたくさん売られていて、ご自身が美味しいと思えばそういったものを使うのもアリですが、人間の体内のミネラルバランスに一番近いのが海水ですので、私は海塩をお勧めしたいと思います^^。

 

 

 

 

私がよくお勧めしている(していた?)のは・・・

 

沖縄の「ぬちまーす」というお塩や、
宮古島の「雪塩」というお塩です。

 

これらは100%海水から作られており、マグネシウムも豊富で、とてもさらっとしていて粉のようなお塩です。
あまり塩っ辛くないので、初めはビックリするかもしれませんが、料理にも本当に合う!

私も食卓に置いて、素材を活かした料理にこれらのお塩を振りかけて食べるのが大好物です^^。

 

 

ただ、身体の状態によっては、もっと塩っぱい方が合う方もいると最近感じてきています。
今のご自身の体のミネラルバランスや副腎の状態にも関係してくると思いますが、やはり一番美味しく感じるお塩を選んでいただくのが一番かと思います。

私自身もいろいろなお塩を試しています。

 

 

 

 

通常、塩を取り過ぎてしまうと心配されるのが「高血圧」だと思います。

 

確かに精製塩は、99%ナトリウムなので摂り過ぎると、体内のミネラルバランスを悪くして、高血圧を招きかねません。
しかし、これらの自然な海塩は、逆に体内同様、様々なミネラルを含んでいるので、身体の調子を整え、血圧を下げてくれるとも言われているほどです。

特に「ぬちまーす」や「雪塩」はマグネシウムを多く含むため、逆に血圧を整えてくれるとも言われています(マグネシウムは血圧を下げてくれる天然のミネラルなので)。

 

 

 

⭐️ 減塩を気にしすぎて、ミネラル不足な日本人!?

 ⭐️ 100%海水で作られた自然海塩はここがすごい!?

 

一昔前から健康には減塩と叫ばれるようになって、日本人は返って塩分不足な人も多くなっています。
元々「塩」は、人間の身体には必須のミネラルの1つです。さらに塩には殺菌作用もあり、私も塩の歯磨き粉を使っていますが、身体や歯を洗ったり、料理に使ったりするのにもとても有効なんです。

 

 

特に自然な海塩は、私たちの「大切なミネラル源」でもあります。

 

 

減塩、減塩とそればかり気にすると返って私たちの身体の調節をしてくれているミネラルを失いかねません。
確かになんでも濃い味付けで醤油やソースたっぷりというのは考えものですが・・・。

出来れば普段の食事から、様々な食品添加物や果糖ブドウ糖液糖が含まれているような市販のドレッシングやソースなどは使わずに、こういった自然な海塩を使ってあげることが何より、毎日の健康増進に繋がるのではないでしょうか。

 

 

 

  

みなさんも是非是非、

 

 

ちょっと多めの「海塩生活」スタートしてみてください。

 

 

ちなみに最近は、原材料名が海塩となっていても、ミネラルがほとんど入っていないような安価な海外のものもありますので注意してください。

 

 

 

 

そして、この海塩の「塩水」は、夏の熱中症や脱水症状などにもとても有効で私もよく勧めるのですが、日中に疲れを感じる時などのミネラル補給には「梅干し」も最高です!
梅干しは、是非昔ながらの無添加のしょっぱい梅干しを選んでくださいね。

 

ではでは。
今日のお話はこんなところで。

 

次回をお楽しみに〜。

 

 

 

Thank you for reading to the end.

 

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アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼を担っています。

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副腎疲労症候群の症状 【その2】|副腎疲労の人はしょっぱいものが無性に欲しくなる!?

 木の机の上に並べられたお皿に入れられた綺麗な海塩|副腎疲労blog

 

Summary:

 

⭐️ 副腎皮質から分泌されるもう一つのホルモン「アルドステロン」とは!?

⭐️ ナトリウムとカリウムのバランスをとっている大事な「アルドステロン」

⭐️ 血液、細胞間の電解質のバランスが大切な理由

⭐️ 副腎疲労の状態によって、カリウム不足 or ナトリウム不足が変わる!?

 

 

みなさん、こんにちは。

 

 

 

副腎疲労専門カイロプラクティック

「CHIROPRATICA」院長の小菅一憲です。

そしてこのBlogの筆者「Kossy (コッシー)」です。

 

 

 

以前のblogで、副腎からは様々なホルモンが分泌されていて、そのホルモンによってストレスから身体を守っている、また身体の様々な調節機能を司っているというお話をしました。

以前のBlogはこちら↓


 

その第一のホルモンが副腎のスーパーホルモンである・・・

 

 

 

コルチゾール

 

 

でしたね^^。

 

  

そして、今日は副腎皮質から分泌されるもう一つのホルモン「アルドステロン」について焦点を当てていきたいと思います!

 

 

 

⭐️ 副腎皮質から分泌されるもう一つのホルモン「アルドステロン」とは!?

 

副腎皮質って覚えていますか?

副腎は饅頭のような構造をしているのでした。そして饅頭の皮の部分を「副腎皮質」、饅頭のあんこの部分を「副腎髄質」と言います。
そして、副腎皮質から分泌されるホルモンが「コルチゾール」と「アルドステロン」だったわけです。

 

 

 

このアルドステロンもとっても大事な働きを持っているんですよ〜。

 

  

副腎疲労の方で、よく聞かれるのは・・・

 

無性にしょっぱいものが食べたくなる!

 

っていう話。

 

 

  

これ、何でなんでしょうね?

 

実は・・・先ほどの「アルドステロン」っていうホルモンが関わっているんです^^。
アルドステロンは、前述したように副腎皮質から分泌されるホルモンで、詳しくお話すると、副腎皮質の3層のうち、一番外側にある球状帯から分泌される鉱質コルチコイド(ミネラルコルチコイド)のうちの一種です。

この「アルドステロン」。

どんなことをしているのかというと、血液や細胞、細胞間での体液の量や、ナトリウム(塩分)、カリウム、マグネシウムなどのミネラルの濃度を調節してくれているのです。
細胞は内側と外側で、ナトリウムとカリウムのバランスがとても大切です。

 

 

 

⭐️ ナトリウムとカリウムのバランスをとっている大事な「アルドステロン」

 

漬物をつくるときに塩漬けにするように、細胞も塩が多くのなってしまうとキューっと縮こまってしまうわけ。
キュウリを塩漬けにすることを思い出してください。
キュウリのお漬物は、キュッと縮んでいますよね。
そして、逆に塩分が少なくてカリウムが多い状態だとブヨブヨになってしまいます。

 

このように・・・血管や細胞間、細胞の内側・外側でのナトリウム・カリウムバランスはとても大切なものなのです。

 

 

 

⭐️ 血液、細胞間の電解質のバランスが大切な理由

 

副腎が疲れていて「アルドステロン」を作れなくなっていると、体内を循環するアルドステロン濃度が落ちて、細胞内のナトリウム(塩分)が維持出来ず、水分とともに腎臓から尿として排出されてしまいます。
この結果、起こるのが身体の「ナトリウム不足」。そして塩分と一緒に水分も出てしまうことで起こる「脱水症状」です。
実はこういったことからも、身体のダルさや疲労感が出てしまうのです。

 

そして、もっと悪いことに身体は細胞のナトリウム・カリウムバランスを保つために、ナトリウムが少なくなると、最終的にはカリウムも外に流れていってしまいます。

その結果、身体はナトリウム、カリウムなどの大切な電解質が常に不足している状況になるわけです。

 

 

 

 

このことが原因で「副腎疲労」になると・・・

 

塩辛いものが欲しくなる!

塩分不足でダルい、無気力になる!

心拍数が不規則になる!

立ちくらみが起こる!(立ったときにスムーズに血圧が上げられない)

 

なーんてことが起こるわけなんです。

 

 

 

 

 

もっと詳しくお話していくと・・・

ずっとお話してきた「コルチゾール」というホルモンもこのナトリウム不足には、関連しています。

 

 

コルチゾールは、腎臓に作用にしてナトリウムの再吸収を促してくれます。

もし副腎疲労が起こっていても、十分なコルチゾールが分泌出来なくなると、アルドステロンによる細胞の塩分維持が出来なくなるだけでなく、腎臓でのナトリウム再吸収も出来なくなり、結果として塩分が不足するので、塩辛いものが無性に欲しくなる方が多いんです。

 

 

 

⭐️ 副腎疲労の状態によって、カリウム不足 or ナトリウム不足が変わる!?

 

また、これは後のblogで詳しくお話しますが、副腎疲労の段階によっても状況は大きく変わってきます。

 

日々のストレスから身体を守るために、副腎が肥大しながら過剰に働いて頑張っているような「初期から中期の段階」だと、ある程度コルチゾールをたくさん分泌しています。この時、体内のコルチゾール値は高いので、腎臓におけるナトリウムの再吸収が促されナトリウム濃度が高まることで、逆にカリウムが少なくなる傾向にあります。

 

たとえば、足がつりやすい、運動をすると筋肉痛になりやすいなどの方は、カリウム不足が疑われます。
この場合は、カリウムの多い野菜や果物はオススメになります。

 

 

しかし、この逆に副腎疲労が「中期から後期」いわゆるコルチゾールの分泌が低下しているような副腎疲労のひどいケースでは、コルチゾール濃度が断然低いので、ナトリウム不足になりがち。
この場合は、特にご本人の自覚症状としても「しょっぱいものや辛いものが欲しくなる」といったことが出てきますので、そんな時は無添加の梅干しや朝に塩水を一杯摂ることが非常に有効です。

梅干しはミネラルも豊富なので、とってもオススメなんですよー。
また「朝の塩水」については副腎疲労の方には地味に効果あり!なので、また次のblogで詳しくお話しますね。

 

 

 

 

ナトリウムとカリウム。

 

様々なミネラルは、体内でバランスを取って働いています。

 

この2つのミネラルも、身体にとっては必要不可欠な成分で、まさに天秤のような関係。
副腎疲労の状態に合わせて、こういったミネラルをしっかり吸収していってあげると、体調管理や回復に非常に役立ちます。

 

次回は、副腎疲労の方にとても有効な「朝の一杯の塩水」についてお話していきます^^。

 

 

 

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