低血糖症

炭水化物(糖質)carbohydrate|炭水化物の摂りすぎをやめて気づく食の本質

 たくさんの炭水化物の食材達|副腎疲労blog

 

Summary:

 

⭐️ 2週間テストを通じてわかる「自分の体質」

 

 

みなさん、こんにちは。

 

 

 

副腎疲労専門カイロプラクティック

「CHIROPRATICA」院長の小菅一憲です。

そしてこのBlogの筆者「Kossy (コッシー)」です。

 

 

 

さて、昨日の続きで2週間テストの補足を・・・

 

 

 

私も、この2週間テストをやったことがありますが、最初は食べるものが本当にないことに気付きました。
それだけ炭水化物に偏った食生活をしていたということですよね。

 

パスタやそば、おにぎり、定食、丼もの・・・。

 

そこで、みなさんにも少しアドバイスを。
野菜は、スティック状にして小さい容器に入れて持ち歩きましょう。そうするとお腹が空いた時にすぐつまめます。またチーズやナッツ、煮干しなどの間食用食品は、好きなものを持っておくといいですね。野菜とお肉を入れたようなポトフみたいなスープも作り置きができますし、野菜もたくさん入れることができるのでオススメですよ。
食事の時は、サラダを一皿に大盛りで乗せて、その上にチキンなんてレシピもどうでしょう?

 

また卵はいくらでも食べて下さい。
お肉やお魚も食べたいだけ食べて良いのです。

私もそうだったのですが、食べるものがなくて空腹感をなかなか埋められなかったのを覚えています。
しかし、2週間テストの間はお腹を空かせないようにしなくてはなりません。
お肉やお魚、卵などをしっかりと食べていきましょうね。
脂肪やタンパク質の摂り過ぎを心配する人もいますが、これは2週間だけのテストですので、長い目でみれば、ひどいアンバランスな食事になることはありません。

それと水分はしっかり補給してくださいね。
また食事の間を空けたり、食事を抜いたりはしないように。勘違いする人もいるのですが、決してダイエットのためのテストではありません。

 

 

 

私がやった時は、はじめの3日間くらいは炭水化物がきれて、すごいエネルギー不足を感じて、食べたい要求も強かったのですが、4日目くらいから急激に体調が良くなりました。
これをやって良かったと思えるのは、やはり自分にとって適性な炭水化物の量がわかったということ。
その適性な量の摂り方をしていると、以前より朝がスッキリと起きられ、日中も眠くなることがなく、すごく集中力が続くのです。
これを知ったら、昔には戻れません。笑^^。

 

 

 

⭐️ 2週間テストを通じてわかる自分の体質

 

2週間テストをやる前に、炭水化物を摂り過ぎていた人は決まって・・・

 

 

朝目覚めてから1日中、もしくは朝だけ、昼だけ、とにかく疲れやだるさ、眠気を感じる

仕事や勉強に集中できない(集中力低下)、忘れやすい(記憶力低下)、想像性の欠如が見られる

甘いもの、カフェインが欲しくなる、めまい、イライラ、情緒が不安定、低血糖症状

お腹にガスが溜まる(腹部膨満感)

ご飯を食べた後や甘いものを食べた後など、猛烈な眠気に襲われる

体重の増加、下腹部やお尻周りの脂肪の増加

気持ちが落ち込んだり、うつ状態になる

タバコ、アルコール、カフェイン、などやめられない(薬物中毒)

高血圧

中性脂肪が高い

 

 

 

などなど。

なんか副腎疲労の症状にものすごく似ていますが、これ全部、炭水化物を摂り過ぎている時の典型的な症状です。
これを「炭水化物不耐症」と言います。
まさに炭水化物に過敏で、炭水化物をうまく消化できていない証拠です。

 

 

 

 

当てはまる方、けっこう多いんではないですかね・・・笑。

 

 

 

 

こういう方は、2週間テストをやるととくに身体に劇的な変化が起こります。

例えば・・・

 

 

寝付き、寝起きがとても良くなった

朝はお腹が空いて目が覚めるようになった

昼食後にも全然眠くならない

疲労感は全くなく、身体が軽い

頭が常にスッキリしていて、集中力も続く

 

 

などなどの変化が見られます。

また痩せるためではないですが、やはり体重も少し減る方が多いかもしれません。

 

 

 

 

2週間テスト後は、こういった普段感じる気分の良さ、爽快さはもちろん、味にもとても敏感になります。
今までがどれだけ鈍っていたのかと思うほどに。

私もそうでしたが、砂糖が入ったものを食べたりすると、びっくりするほど甘く感じて食べられなかったり、外食やお惣菜の味付けにが濃く感じたり、さらに何か添加物のような自然でないものが入っているとすごく変な感じがしてしまったり。
今までは何の違和感もなく美味しく食べていたものが、変な味に感じる。
でもこれは、私たちの舌が現代の加工食品に惑わされて、慣れてしまっていただけで、人間の本来の自然な感覚を取り戻したに過ぎません。

 

 

 

 

2週間テストの後は、食材の旨味がわかるようになり、あまり味付けをしなくても美味しく感じることができるようになります。
ぜひ、みなさんにもこの身体の気持ちよさ、そして爽快感、3大栄養素がバランス良く取れた時のエネルギーの充足感、満ち溢れた感じを体験してほしいです。

 

 

 

ではでは^^。

また次回をお楽しみに^^。

 

 

 

Thank you for reading to the end.

 

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Written by

小菅一憲

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アメリカやオーストラリアのAKのオフィスでは、サプリメントを使った栄養サポートは日常的に行われており、当院でもAKを使って身体の状態をチェックし、どの内臓器が弱っているか、どういった栄養素が必要であるかを判断することで、カイロプラクティック治療はもちろん、原因に沿った栄養指導を行っています。

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炭水化物(糖質)carbohydrate|自分に合った3大栄養素のバランス(適正な炭水化物量)を知る!「2週間テスト」

 炭水化物・たんぱく質・脂質・野菜とに分かれて円グラフ状に置かれた食材達|副腎疲労blog

 

Summary:

 

⭐️ 適正な炭水化物摂取量を知ろう!「2週間テスト」

⭐️ 2週間テストの後の食事の摂り方

 

 

みなさん、こんにちは。

 

 

 

副腎疲労専門カイロプラクティック

「CHIROPRATICA」院長の小菅一憲です。

そしてこのBlogの筆者「Kossy (コッシー)」です。

 

 

 

今日は、自分に合った3大栄養素「炭水化物(糖質)、たんぱく質、脂質」の摂取バランスを知る方法をお話していきます。
自分に最適な摂取バランスで食事をすることが、副腎を回復していくためにも、強いては、毎日気持ち良く、そして元気に生きていくためにとても大切なことです。

 

この方法は「2週間テスト」と言います。

 

炭水化物不耐症そのものは病気ではありません。しかし、症状が放置されたままでいると、病気のきっかけをつくることになります。
炭水化物不耐症ではなくても、キャパを超えた過剰な炭水化物摂取も、体調を崩す原因となります。そうならないための適正量を調べるのが2週間テストなのです。

2週間テストは適切な食事のバランスを見つける重要なテストです。
このテストで、炭水化物不耐症かどうか、また、どれくらい炭水化物を取るのが適性かを知ることができます。
食事で食べる炭水化物の約半分は、脂肪として蓄積されます。また、多く炭水化物を取ると過剰にインスリンが産生されます。そのことによって脂肪の燃焼を落とす結果となってしまいます。
2週間テストで、炭水化物の適量を知り、過剰摂取とさよならしましょう^^。

 

 

 

簡単に言うと2週間の間、全く「炭水化物(糖質)」を摂らない食事をします。
そして2週間が終わったら、その後の2週間ぐらいで、少しずつ炭水化物(糖質)を摂っていきながら、自分の最適な量を見つけていくのです。

 

 

 

⭐️ 適正な炭水化物摂取量を知ろう!「2週間テストのやり方」

 

さて、では具体的に2週間の間に、食べて良いものと食べていけないものをお話しますね^^。

 

 

⭐️ 2週間テストで食べて良いもの 

 

お肉(加工済みのお肉は砂糖が入っている可能性もあるので避ける)、お魚、魚介類、卵、海藻類、野菜類(イモ類、かぼちゃ、コーンは除く)、豆腐、ナッツ類、野菜ジュース(自分でジューサーなどで作ったもの)、オイル(白濁、透明なボトルに入っているものは避ける)、

塩(なるべく海塩を使用)、胡椒、醤油
※調味料(だし醤油、ポン酢、ケチャップ、ドレッシングなど)は糖分が入っているので素材のみの調味料を使う。

※通常、乳製品でもチーズ類は食べて良いことになっているが、副腎疲労の方には合わないケースが多いのでここでは外しています。

 

 

⭐️ 2週間テストで食べてはいけないもの

 

食べていいもの以外は全て食べていけない

お米、餅、パン、麺類、シリアル、豆類(豆類も炭水化物を含んでいる)、果物、イモ類、かぼちゃ、コーン

お菓子類、菓子パン、ケーキ、アイスクリーム、ジュース、清涼飲料水、甘いもの(砂糖が入っているもの全て)、お酒、ミルク、ヨーグルト

(実践マフェトン理論 引用)

 

 

 

です。

 

どうでしょう?
出来そうでしょうか?

 

最初聞くと、とても難しく感じるかもしれません。
でも私はもう2回ぐらいやっています。笑。

私もやったことがあるからわかりますが、これをやるには中には生活スタイルをガラリと変えなければならない方もいると思います。
外食では、糖質が入ってくることも多いので、自分で作ったりする必要も出てきますし、途中お腹を空かせたりしない方が良いので、朝食を抜いていた人はしっかり摂っていく必要性もあります、途中に甘くない間食をすることも必要でしょう。

 

 

 

 

やっていく上での注意点もお話しますね。

 

 

 

1.

前回紹介した炭水化物不耐症の症状リストから、思い当たる症状や兆候を探しましょう(テストの後それらの症状が変わっているかどうかを確認します)。

 

2.

体重が気になるなら、体重を測っても良いです。ただし毎日は計らないように。それがストレスになってしまうので。できるだけ最初と最後に測りましょう。

 

3.

2週間テストは、2週間だけやるということを心に決めます。
決して永遠に続けるものではなく、あくまで自分の適性な炭水化物量を知る(3大栄養素の摂取バランスを知る)テストだということを理解しましょう。

 

4.

決められた食品だけを食べましょう。
それ以外は絶対に食べてはいけません。

 

5.

2週間テストの間は、コレステロールや脂肪などのことは気にないように。
食事のバランスを考えるのは次の段階です。

 

6.

これはあくまでテストであって、ダイエット法ではないことを理解しておきましょう。

 

7.

テストの途中で炭水化物を少しでも摂ってしまったら、最初からやり直します。

 

8.

朝食は必ず摂りましょう。

 

9.

空腹にしてはいけません。
空腹にならないよう、食べて良いものは好きなだけ(とくに野菜は十分に)たっぷり食べましょう。

 

10.

2週間テストの間はお腹が空かないように、3食にこだわらなくても良いので、1日5、6食摂っても構いません。また3食の間に細かく間食(もちろん食べて良いものの中で)を摂るのも良いでしょう。
間食は、鳥のささみ、野菜スティック、卵、ナッツ類などがオススメです。
食事や間食は、2〜4時間おきに摂っていく方が良いでしょう。

 

11.

水を十分に飲みましょう。

 

12.

塩分をしっかり摂りましょう。

 

13.

調味料として砂糖やブドウ糖などが使われていないかを必ず確認しましょう。

 

14.

食事以外は、通常どおりの生活をしてもよいのですが、レースや筋力系のトレーニングは避けます。

 

 

以上です。

 

 

 

テストはあまり難しいことではありません。
しかし、ほとんどの人が今まで食べていた食べ方とは随分違ったものになるでしょう。
それは多くの人が、炭水化物(糖質)に偏った食生活をしており、低たんぱく質、低脂質の食事をしているからです。(毎食手のひらに乗るぐらいのたんぱく質をきちんと食べている人がどれぐらいいるでしょう?)

 

甘いものや炭水化物を多くとっている人なら、テストの始まった数日の間は、甘い物がやたらと食べたくなるはずです。また糖質からのエネルギーが供給されないので、フラフラしたり、頭痛が起きたりすることもあるかもしれません。そうならないように、食べることのできるものは、充分に食べ、なるべくこまめにタンパク質の間食を摂りましょう。

 

 

 

1週間を越える辺りになってくると、大分食事も楽になってきて、気分も良くなってくる方がほとんどです。

 

 

一つアドバイスとしては、誰かと一緒にやってみるというのも助けになります。
2週間テストを一緒にやっている仲間と話しながらやっていくと、強い支えになると思います。
それは甘い物や炭水化物を渇望するような状態になった時、それを話せる相手がいると、気持ちが落ち着くからです。
ちょうどタバコを止めるときと似ていますね。

 

また食べれる食材はしっかりと買い込んで、2週間テストのために前もって準備をしておくのも、テストをうまくこなしていく時の鉄則です。
途中お腹が空くようならすぐに食べれるように冷蔵庫に何か用意しておくことも良いでしょう。
会社勤めの人は、間食用の食材をいくつか持っていくようにしましょう。
私も仕事をやりながらだったので、鳥のささみや卵、野菜スティックなどは常に持っていくようにしていました。

またこれは2週間テストでなくても言えるのですが、もし2週間テストと関係のないような炭水化物や甘いものが冷蔵庫に残っているようでしたら、それを排除しておくのもしっかりとテストをやる上で重要かもしれません。

人間、誘惑に弱い生き物ですから。

 

 

 

調味料は、とくに注意しましょう。

外食した際のドレッシングやソースには、ほぼ糖類が含まれていると思ってください。
塩・胡椒などのシンプルな味付けにしましょう。

またドレッシングは、市販のものは糖類はもちろん、悪いものがたくさん入っていると考えてください。
オイルとお酢、塩、胡椒などがあれば自分でも充分美味しいものが作れます。
胡麻や醤油を入れて和風ドレッシングとしても、とても美味しいです。
私は、普段もオイルに塩が定番です。

 

 

 

⭐️ 2週間テストの後の食事の摂り方

 

さて、2週間テストが終わった後のこともお話しておきましょう(実はこの終わった後の食事の方がさらに大事だったりします)。

 

 

 

2週間テストが終わった後は、自分の最適な炭水化物量を見つけていく最終段階です。
2週間テストはその準備段階ということでもあります。

 

2週間テストの後は、食事に少量ずつの炭水化物を加えて行きます。

本当に少量です。
たとえば、昼食に半分のじゃがいもを加えたり、夕食にご飯茶碗3分の1ぐらいを加えたり。
またその際も、白砂糖を含んだ食品や精製された小麦粉を含んだ食品、白米は避けます。なるべく玄米や全粒粉などの血糖値を急激にあげないものを選びましょう。
また、炭水化物を急に増やして一挙に3食に加えるのではなく、必ず1食だけに少量の炭水化物を加えてください。
もう一度言いますが、ポイントは「少しずつ」です。

さて、少し加えても大丈夫なら、次はその1食でしっかりと炭水化物を食べてみましょう。
まだ毎食毎に加えてはいけません。
これはインスリンの量が以前の食事に依存しているところがあるからです。
そしてそれが大丈夫であれば、次は一食抜かして炭水化物を加えるというように少しずつ増やしていきます。

 

炭水化物を増やすごとに、テスト後に消えた症状に注意し、特に食べてすぐ起こってくる症状に気をつけてみます。
たとえば、腹部膨満感や、食後すぐ眠くなったり、落ち込んだりするような症状がないかどうか。もしも症状が戻ってきたとそれば、それは炭水化物の摂り過ぎになります。
その手前くらいの炭水化物量が一番適しているということです。

 

みなさんに覚えておいてもらいたいのが、炭水化物摂取量のリミットは非常にわずかな差になるということ。
しかも炭水化物に敏感な人は、少し甘いデザートを食べただけで急な眠気に襲われたりするので、注意しましょうね。たとえば、ご飯茶碗2杯から、2杯半に増やした時に以前あった症状が再発してきたら、自分にとっての1日の炭水化物量は2杯がちょうど良いということになります。
これがわかったら、炭水化物量は決まったので、それ以外をおかず(たんぱく質と脂質)で埋めていくということになります。

 

 

 

 

おそらく、炭水化物に過敏な人は、目安として炭水化物を4、たんぱく質を3、脂質を3ぐらいがちょうど良くなるかもしれません。
もちろん、これは目安なので、人によって変わってきます。

私はその当時、ご飯茶碗1杯半〜2杯ぐらいがちょうど良いぐらいの量でした。

1日の量が大体わかったら、1週間で平均1日の量が最適な量に合うように調整していきます。
ある日に炭水化物が少しいつもより増えたら、次の日は減らすといったように1週間の中でうまくコントロールしていきます。
大抵の方は、一度増やすと次の日もその次の日も欲しくなったりするものなので、注意が必要です。

また2週間テスト後に、炭水化物を増やしていって、急に体重が戻ってくるようでしたら、それも炭水化物を取り過ぎているサインになります。

 

 

 

今日はここまでにして・・・

続きはまた次回に^^。

 

 

 

Thank you for reading to the end.

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼を担っています。

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また、患者さまのお身体に合わせた正しい栄養療法を行うことが出来る数少ないクリニックです。
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炭水化物(糖質)carbohydrate|炭水化物の取り過ぎで体調不良が起こる!?「炭水化物不耐症」

てんこ盛りのご飯と梅干しの御膳|副腎疲労blog

 

Summary:

 

⭐️ 普通に健康な人に「炭水化物」に過敏な人がいる!?

⭐️ 炭水化物の摂り過ぎで起こる症状とは!?

⭐️ 炭水化物(糖質)の摂り過ぎで起こる「低血糖」

⭐️ 血糖値を安定させる食事バランスが「健康の鍵」!

 

 

みなさん、こんにちは。

 

 

 

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「CHIROPRATICA」院長の小菅一憲です。

そしてこのBlogの筆者「Kossy (コッシー)」です。

 

 

 

今日はみなさんがびっくりするような話をします。
それは、炭水化物の摂り過ぎで、日々の身体の不調が起こるという話なのですが、知ってびっくり。まさに日々、私達がよく感じる不調がそこにあります。

 

さぁ。行ってみましょう。

 

 

 

⭐️ 普通に健康な人に「炭水化物」に過敏な人がいる!?

  

炭水化物は身体にとって不可欠な栄養素。それは間違いないのですが、炭水化物の摂りすぎも病気のキッカケを作ってしまうことがあります。

 

 

 

栄養学を勉強していると、現代人の食べ物がものすごく偏っていることを感じます。何に偏っているかと言うと、炭水化物!なのです。

 

現代では、お金さえ払えば、お腹がすぐにいっぱいになるものが、安い値段で手軽に手に入ります。
コンビニのサンドイッチやおにぎり、お菓子などなど。まさにそれらは炭水化物です。
炭水化物というと、いままでお話してきたように糖質です。糖質ですから、食べると当然血糖値が上がり、インスリンが分泌されます。分泌される速さや量は、糖質の種類や一緒に食べたものにも影響されますが、炭水化物が多い、インスリンを分泌しやすい食事をしていると、血糖値の不安定な状態に陥ります。

近年、注目を集めているのは、普通に健康な人に炭水化物過敏症が非常に多く、半分くらいの人が炭水化物をうまく消化できないでいるということ。つまり多くの健康で血糖値も正常と言われる人の中に、インスリン抵抗性の方がいるということなのです。

多くの場合、遺伝的(例えば家族に糖尿病の人がいる)な要素があり、さらに炭水化物の摂り過ぎというライフスタイルが症状を悪化させています。この症状を炭水化物不耐症と呼んでいますが、炭水化物の耐性は一般的に年齢とともに低下するため、炭水化物の摂取量も少なくしていかなければなりません。

炭水化物不耐症は人によって症状も違います。血液検査ではもっと後の段階でなければ診断できないのですが、症状は何年も前に始まっていると言えます。不耐症そのものは病気ではありませんが、症状が放置されたままでいると病気のきっかけを作ることになります。またキャパを超えた過剰な炭水化物摂取も、体調を崩す原因となります。

 

 

  

⭐️ 炭水化物の摂り過ぎで起こる症状とは!?

 

炭水化物の摂り過ぎで起こる症状には、みなさんが普段身近に感じるものが多いと思います。

 

 

 

炭水化物不耐症の症状とは・・・ 

 

 

疲労感(一日中、もしくは朝や昼だけととにかく疲れを感じる)
仕事や勉強に集中できない
記憶力減退
想像性の欠如
低血糖症状(甘いもの・カフェインが欲しくなる、めまいを感じたり、イライラする、情緒不安定)
腹部の膨満感
炭水化物や糖分を摂った後の眠気
脂肪の蓄積と体重の増加
中性脂肪の上昇
高血圧
うつ症状
薬物中毒(たばこ、アルコール、カフェイン、他の薬物がやめられない)

 

 

こう考えていくと、どれだけの人が炭水化物を摂り過ぎているのでしょう?

 

 

食事というのは、健康を維持するために本当に重要なポイントになります。
これは私自身、様々な勉強をしてきた以上に、自分の身体でも体験してきたことです。
そしてその中でも特に、糖質(=炭水化物)、たんぱく質、脂質の三大栄養素の摂取バランスが非常に大切になります。

 

 

まず一番大事なのは、糖質の摂り過ぎに注意をするということ。
みなさんは「脂質の間違いでは?」と思うかもしれませんが、問題は脂質よりも「糖質の摂り過ぎ」なのです。

 

 

 

⭐️ 炭水化物(糖質)を摂り過ぎると起こる「低血糖」

 

糖質は、食べると消化されてブドウ糖となり、血液中に運ばれます(血糖)。
この数値(血糖値)が上がると、膵臓からインスリンが分泌されて血糖値を下げるように働きますが、インスリンには、血糖を脂肪に換えて体脂肪として蓄えられるのを促進したり、体脂肪がエネルギーとして使われるのを妨げる働きもあります。
たくさんの糖質を摂取すると、それだけ血糖値は急激に上昇し、その分、より多くのインスリンが分泌されるのです・・・。インスリンが引き起こす重要な症状とは空腹感です。炭水化物食の後、インスリンの分泌が血糖を下げますが、それにより、ご飯を食べてまだ1~2時間しかたってないのに空腹感を覚えます。

そうなると大抵甘いものが欲しくなり、間食をすることになります。そして多くの場合、その間食も炭水化物であり、さらに炭水化物の摂取量を増やしてしまう結果となります。
これらの一連の流れで、体脂肪はより貯蓄されるのにもかかわらず、エネルギーとして使われないという悪循環を引き起こしてしまいます。

 

 

 

また急激に血糖値があがると、その人には、低血糖の傾向が出てきます。
炭水化物中心の食事、または甘いものや砂糖が多く含まれた食べ物を摂ると、血糖値が急速に上がり、それに反応してインスリンが過剰に分泌されるために、今度は急速に血糖値が下がり、結果的に低血糖に陥るのです。実は、この低血糖というのが、慢性疲労やうつ病・統合失調症などの精神疾患など、種々の病態の原因のひとつになっているということを知らない人が多いのです。
またこれを続けると、膵臓が疲弊し、糖尿病に移行しまう恐れがあります。
糖尿病まではいかなくても、この低血糖の状態に陥っている人はかなりいると私は思っています。

 

 

糖質(=炭水化物)は摂りすぎるといわば、麻薬のようになってしまうので、これが一番怖いのです。

 

 

⭐️ 血糖値を安定させるような食事バランスが「健康の鍵」!

 

カイロプラクターのマフェトンは、糖質、たんぱく質、脂質の摂取カロリー比率は、4対3対3が理想としています。もちろんこれは人によって適切な割合が異なってきます。血糖値の調整がうまくできない人はもっと糖質を減らした食事を摂らなければならない場合もあります。

 

 

 

その人にとって、三大栄養素を理想的な割合で食べれた時に、はじめて血糖値が安定し、なおかつ脂肪を燃焼しやすい健康的なカラダがつくれるとも言えます。
そして、これは本当に健康の基本とも言えるべきことなのです。

 

 

 

 

ちなみに日本食の栄養摂取比率の現行は、7.5対1.5対1.0。

 

私は、このバランスはもちろんのこと、その上に糖質が添加された加工品、清涼飲料を知らず知らずに摂取することで、現代人に糖尿病が増えてきたとも思っています。
つまり我々日本人の多くは、栄養比率を根本から変えていかなければならないということになります。

そしてもちろん先程も言ったように、個人でその比率は若干異なり、さらに同じ人でも状況によってニーズが変わってきます。また中身も肝心です。糖質、たんぱく質、脂肪とともに、それぞれ食べるべき食材、避けるべき食材があるのです。それについてはいままでたくさんお話してきました^^。
さらに、野菜やきのこ類、海藻をバランスよく、積極的に食べることも大切。これらに豊富に含まれる食物繊維には、血糖値の上昇を防ぎ、また糖質が脂肪分を燃やす働きを低下させるのを防ぐ作用があります。
とくに今の日本人は野菜不足なので、食べ過ぎといったことはないでしょう。積極的に食べていきましょう。
炭水化物を控え、タンパク質や野菜をしっかり摂るようにすると、様々な不調が改善してくると思います。

 

 

 

さて、血糖値を安定させるという点では、食べ方も重要です。

 

まず欠食しないこと。
食事を抜くと、空腹時間が長くなるため、血糖値が下がった状態が続き、次に食事をすると一気に上昇することになります。これが続くと血糖値が激しい上下動を繰り返すことになり、安定しません。1日3度の規則正しい食事は重要なことです。血糖値調節が難しい人は、1日5~6食にするか、血糖値を上げない食べ物で間食してあげることも必要になります。

また、血糖値を安定させるという意味では、よく噛んでゆっくり食べることもポイントです。
よく噛まず、一気に食べものをかきこむと、血糖値は急上昇し、大量のインスリンによって急下降してしまうのです。
噛めば噛むほど、唾液もたくさん分泌されますが、唾液には、消化という働きのほか、細菌などの殺菌作用や添加物の解毒作用もあります。

最近テレビで、アンチエイジングについての事が、放送されていましたが、食べ方も紹介されていましたね。
野菜を先に食べてその後たんぱく質、炭水化物を食べるという順番。これももちろん血糖値をむやみに上げないことと関わってきています。

 

 

 

血糖値を安定させること、これこそが健康のカギでもあるのです!

 

 

 

カイロプラクターのマフェトンは適正な炭水化物摂取量を知るための「2週間テスト」を推奨しています。

 

2週間テストは適切な食事のバランスを見つける重要なテストです。このテストでは2週間だけ炭水化物、糖質を制限して、それによって炭水化物不耐症かどうか、またどれくらい炭水化物を摂るのが適性かを知ることができます。

炭水化物不耐症で問題が起こっている場合、このテストで症状が改善する人は数多く、寝つき、寝起きがよくなった、昼食後に眠くならない、疲労感が消えカラダが軽くなる、頭がスッキリしたなど、かなりの改善がみられます。なかには便秘が解消したりする人もいます。これは大量の炭水化物が消化不良と関係しているからといえます。また内臓の調子の悪さは筋肉骨格系にも影響を与えるので、このテストをすることで腰痛や背部痛、足のシビレが治るということもめずらしくはないのです。

 

 

みなさんも一度トライしてみてはいかがでしょう?
次回はこの「2週間テスト」について詳しくお話しましょう。 

 

 

 

今日はここまでにしましょう。

次回をお楽しみに〜^^。

  

 

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最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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Written by

小菅一憲

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国際基準のカイロプラクター
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原因のわからない不調に悩んでいる人を助けたい。
本当に健康になった時の素晴らしさを実感してもらいたい。
食と栄養についての正しい情報を発信し、未来の元気な子供につなげたい。
そんな想いから、治療院運営とblogでの情報発信を行っています。

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副腎疲労専門カイロプラクティック

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カイロプラクティックケアを希望する方
何かわからない不調で悩んでいる方
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当院には、病院に行っても良くならない不調を抱えた方がたくさんいらっしゃいます。
また、お身体を見れば、その方の問題が筋肉骨格系から起こっているのか栄養のアンバランスから起こっているのかすぐにわかります。
私たちは、そういった不調で悩まれている方が本当に健康的で幸せな毎日が送れるように、健康のプロフェッショナルとして、質の高い治療を提供しています。

初めてのご予約はこちらより↓

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是非、お気軽にご相談くださいね。

 


 

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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘルスケアです。

みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロプラクティックの中の一つの学問アプライドキネシオロジー (AK)では、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバランスをチェックし、それに対する治療を行うことができます。

アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼を担っています。

カイロプラティカは、日本では唯一の副腎疲労専門カイロプラクティックです。
また、患者さまのお身体に合わせた正しい栄養療法を行うことが出来る数少ないクリニックです。
アメリカやオーストラリアのAKのオフィスでは、サプリメントを使った栄養サポートは日常的に行われており、当院でもAKを使って身体の状態をチェックし、どの内臓器が弱っているか、どういった栄養素が必要であるかを判断することで、カイロプラクティック治療はもちろん、原因に沿った栄養指導を行っています。

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たんぱく質の話 【その5】|お肉は実は栄養バランスが良い食べ物!?

牛肉のグリルステーキのプレート|副腎疲労blog

 

Summary:

 

⭐️ 肉食の最大のメリットをしっかり享受しよう!!

⭐️ 現代人にとってお肉を摂ることは血糖値安定にもつながる!?

⭐️ お肉のマイナスイメージについて

⭐️ やはり食事はバランスがとても重要なんです!!

 

 

みなさん、こんにちは。

 

 

 

副腎疲労専門カイロプラクティック

「CHIROPRATICA」院長の小菅一憲です。

そしてこのBlogの筆者「Kossy (コッシー)」です。

 

 

 

お肉は栄養満点!

 

 

今日はタンパク質の中でもお肉が栄養豊富だ!というそんなお話。

前回も書きましたが、肉に含まれるタンパク質は動物の種類に関係なく、必須アミノ酸をすべて含有しています。またビタミンも豊富。ビタミンのA、B1、B2、B6、B12を多く含んでいます。そして若い女性に不足しやすい鉄や亜鉛が多く含まれているということもポイントでしょう。

お肉は、実は栄養バランスが良い食べ物なのです。

 

前回のblogはこちら↓

 

 

 

⭐️ 肉食の最大のメリットをしっかり享受しよう!!

 

肉は好きだけど、健康のために控えているという人はいませんか?

 

 

 

現代ではメタボ対策や肥満改善などから、カロリー対策で、お肉を控える傾向があるかもしれません。

みなさんが気になるのは脂分でしょうか。
たしかに脂身は飽和脂肪酸(悪玉コレステロールを上げる)が多いのですが、必須脂肪酸である不飽和脂肪酸も多く含む(55~70%)ので、脂肪の少ない肉を選べば、低カロリーで多くの栄養素を含んでおり、栄養素とエネルギーのバランスが良いと言えます^^。

大豆などの植物性タンパク質だけでは、身体が必要としているタンパク質量には全然足りません。もちろん植物性のタンパク質も大切なタンパク源ですが、残念なことに、肉類に比べて圧倒的に吸収効率がよくないのです。

タンパク質は、人間が生きていくためには、毎日必ず一定量を消費します。
食いだめができない栄養素なので、もし、タンパク質が身体に入ってこなくなれば、身体は自らの筋肉をタンパク源として使い始めます。
現代の食生活で一日の必要量を満たすしていくには、肉類を積極的に食べ、さらにサプリメントでプロテインを補給して、ようやくまかなえるというのが本当のところです。

 

 

 

タンパク質と各種微量栄養素(ビタミンB群やビタミンA・E等の脂溶性ビタミンなど)を同時に摂れるのが、肉食の最大のメリット。
もちろん野菜もきちんと食べるべきなのですが、野菜からの栄養素はなかなか吸収しづらいものもあるので、それだけでは栄養が不十分になってくる場合が出てきます。菜食主義の方がビタミンB12が極端に不足してしまうのが良い例ですね。
また先程も言ったように、お豆腐や納豆などの大豆製品も良いのですが、それだけでは不十分。大豆製品に加えて、しっかりお肉・お魚・卵もバランス良く食べることが過不足なく栄養を摂ることにつながります。

 

私も一時期野菜が多い食生活をしていましたが、それだけではなかなか元気が出なかった覚えがあります。
カラダのスッキリ感はあるのですが、なにか身体の状態が安定しないのですね。
タンパク質を意識して、お肉・お魚、卵、大豆製品をしっかり摂るようになったら、本当に身体が変わってきました。

 

 

 

⭐️ 現代人にとってお肉を摂ることは血糖値安定にもつながる!?

 

また、血糖値を安定させる面でもお肉は良いです。

現代になって増えてきた生活習慣病、動脈硬化や心筋梗塞、糖尿病などの原因となる肥満やメタボリックシンドロームは、血糖値のコントロールがうまくできないところに根本の原因があります。

 

 

もちろんカロリー過剰や運動不足も原因になりますが、実は精製された炭水化物や甘いものの摂り過ぎが一番の原因と言っても良いのです。
精製された炭水化物や甘いものを多く摂りすぎる食事をしていると、インスリンをたくさん分泌させることになります。
インスリンが過剰に分泌されると、糖分を脂肪としてため込むので、肥満になりやすくなります。またこういった生活を続けていくと、インスリン抵抗性(インスリンの効きが悪くなる)が出てきて、それがさらにインスリンを過剰に分泌させることになり、血糖調節異常による様々な問題を引き起こすわけです。

 

 

 

その最たるものは、糖尿病です。そして最終的には動脈硬化、心筋梗塞等につながっていくわけです。
話しているだけで怖くなってきます・・・。

 

 

 

そう。これらの根本的な原因となっている血糖に関わる食べ物は、炭水化物などの糖質なわけです。
タンパク質ももちろん血糖を少しあげるのですが、炭水化物と違って、急激な血糖上昇を伴わずなおかつ安定させてくれる作用もあります。
現代人は炭水化物に偏った生活をしている方がほとんどなので、炭水化物を控えてタンパク質をしっかり摂る食事に変えていくだけで、どれほど血糖値が安定し、生活習慣病の予防になるでしょう。

 

 

 

⭐️ お肉のマイナスイメージについて

 

さて。ここでお肉のマイナスイメージについてもお話しておきましょう。

 

 

 

お肉、タンパク質の摂取量については多くの反対意見があります。
タンパク質の摂取量は前のblogで体重1kgに対して毎日1gという話をしましたが、たしかに体重1kgに対し、毎日2g以上も摂った場合のタンパク質摂取が有益であるという証拠はほとんどありません。
むしろマイナス影響の可能性すら出てきます。

 

それは過剰なタンパク質の摂取により、エネルギーに使用されないものは脂肪に変換されるからと言えるでしょう。
また、高いタンパク質摂取に関連し、栄養素の必要性も増加します。
タンパク質の新陳代謝に関係しているビタミンB6、B12、葉酸は、タンパク質摂取量が増加すると、さらに必要となります。また腎臓からより多くの窒素を排泄するために水分摂取量も増えますよね。
過剰なタンパク質の摂取は、肝臓と腎臓の機能に代謝的なストレスも与えることになります。

 

 

 

これだけ聞くとたしかに過剰な摂取は良くないように思えます。

 

 

しかし、ここにある研究があります。
健康な動物に長期間タンパク質摂取量を多く与えた研究では、何の逆効果も示されなかったのです。

最近は、これらの起こりうる問題について、腎臓機能が低下した患者さんに対して研究がおこなわれていますが、高いタンパク質摂取とカルシウム低下に関する心配は、純正なタンパク質とアテローム硬化症に関する患者さんにとってのみ起こりうるものであり、ほとんどの人に当てはまるものではないと言われています。

もちろん、タンパク質の摂取量が増えると代謝物であるアンモニアが多くなりますので、副腎疲労の場合、極端な高タンパク質食は良くないケースもありますが、必要なタンパク質量をしっかりと摂ることはとても大事なことです。

 

 

 

⭐️ やはり食事はバランスがとても重要なんです!!

 

私が言いたいのは、やはりバランスなのですね。

 

今の現代人の食生活を見てみると、精製された炭水化物の摂取が多く、タンパク質が不足している方が非常に多いです。
たしかに過剰なタンパク質の摂取はアンモニアの上昇による問題や腎臓などに負担をかけます。もちろん動物性脂肪も摂り過ぎは良くありません。しかしそれ以上に現代人はタンパク質やビタミンB群、鉄分、亜鉛などの栄養素が不足して身体の不調が起こっていると言えます。
それらの不足した栄養素は、お肉に効率良く含まれているわけですから食べないことはないでしょう。

 

 

 

お肉というと、カロリーや脂肪が高いからと悪いイメージが根強いのですが、それはもう昔の常識です。
お肉の品質(抗生剤やホルモン剤の影響)や脂肪分は考えなければいけないですが、是非毎日の食事に取り入れてみて下さい。

 

 

血糖値の安定、そしてパワフルに動けるカラダ。
それは何をおいてもタンパク質の力が必要です。

 

 

今日はここまでにしましょう。

 

 

 

ではまた次回に^^。

 

 

 

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また、患者さまのお身体に合わせた正しい栄養療法を行うことが出来る数少ないクリニックです。
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副腎疲労の治し方 【その8】|血糖値を安定させる食事が副腎を回復させる!

全粒粉パンと新鮮な野菜、それに血糖値測定器|副腎疲労blog

 

Summary:

 

⭐️ 血糖値の上下は副腎を疲れさせる!?

⭐️ 日本の栄養摂取基準のバランスでは、多くの人が問題を起こす!?

⭐️ 副腎にも良い!血糖値を安定させる食べ方

 

 

みなさん、こんにちは。

 

 

 

副腎疲労専門カイロプラクティック

「CHIROPRATICA」院長の小菅一憲です。

そしてこのBlogの筆者「Kossy (コッシー)」です。

 

 

 

食事は、副腎疲労を回復するのにとても大事なポイントです。

 

先日もお話しましたが、その中でも炭水化物、たんぱく質、脂質の3大栄養素のバランスは何より重要です。

 

前回のblogはこちら↓

 

そして、とくに現代の食生活では、炭水化物の摂り過ぎに注意しなければなりません。
脂質の摂り過ぎが問題になりそうなイメージがあるかもしれませんが、問題は脂質よりも炭水化物(糖質)の摂り過ぎです。

 

 

 

⭐️ 血糖値の上下は副腎を疲れさせる!?

  

炭水化物、たとえば「ご飯」を食べると、胃腸で消化されて「ブドウ糖」になります。
このブドウ糖は、腸で吸収されて血液に入ります。そうすると、いわゆる血糖値(血液中のブドウ糖の量)が上がるのですが、その瞬間に膵臓からインスリンというホルモンが分泌され、身体の各細胞や肝臓などにブドウ糖をどんどん運んで、血糖値が下がってきます。

 

ちなみにこのインスリンは、余ったブドウ糖を脂肪に変えることを促進したり、体脂肪を燃焼してエネルギーを作る流れを抑制します。
要は、インスリンがたくさん出ると脂肪として溜め込みやすくなるというわけ。

 

 

 

たくさんの炭水化物を摂ったり、甘いものを食べたりすると、血糖値が急上昇します。
この急上昇に膵臓はびっくりして、大量のインスリンを分泌します。
そうすると、その反動で血糖値は急降下してきます。

 

副腎は、血糖値を調節して、下がり過ぎないようにホルモンを分泌しているので、血糖値が激しく上下するとそれだけ負担がかかるというわけなのです。

 

 

 

⭐️ 日本の栄養摂取基準のバランスでは、多くの人が問題を起こす!?

 

カイロプラクターでもあるマフェトン博士が、血糖値を安定させる食事バランスとして勧めているのが、炭水化物(糖質):たんぱく質:脂質の比率、4:3:3です。

現行の日本で勧められている栄養摂取比率は、7.5:1.5:1.0なので、大分違うことがわかると思います。

 

 

 

もちろん、一人一人が異なる体質を持っているので、それぞれの人にとって最適なバランスを見つけるのがベストなのですが、現行の日本の栄養摂取比率で食べていると、大抵の人が血糖値のアンバランスを起こしていることが多いのです。

これは、昔より炭水化物の質が変わったからに他なりません。

玄米や胚芽米、全粒小麦などではなく、白米や精製された小麦粉を使ったパンやパスタ、砂糖が入った菓子パン、それ以外にもお菓子や清涼飲料水など大量の糖類が含まれているものをよく食べるようになりました。

 

 

このように質でも、血糖値を上げやすい食材なのに、さらに量を摂ったらどうでしょう?

血糖値は急上昇することが多く、膵臓はいつも働きっぱなし。副腎もテンテコ舞い。 

 

 

 

 

副腎を休ませてあげることができる血糖値の安定した食事をするには、自分にあった3大栄養素の摂取バランス、そして血糖値を急激にあげるような食材は避けることが大切です。

 

 

 

⭐️ 副腎にも良い!血糖値を安定させる食べ方

 

欠食しないことも重要です。

食事を抜くと、空腹時間が長くなるため、血糖値が下がった状態が続き、次に食事をした時に一挙に血糖値が上昇するという反動が起こります。

血糖値を安定させるには、やはり規則正しい食事というのはとても大切です。

 

また、血糖値を安定させるということでは、食べる順番も大切。

野菜から食べ、その後おかず(たんぱく質や脂質)、最後に炭水化物(糖質)。
この順番にしてあげると、血糖値がゆるやかに上昇するために副腎に負担がかかりません。

 

そして月並みですが、よく噛んでゆっくり食べることも血糖値をゆるやかにあげることに貢献してくれます。
食べ物を一気にかきこむようにすると、血糖値は急上昇してしまいます。

 

 

 

 

いかがでしたか?
血糖値を安定させる食事。
これができると、エネルギー効率も良くなるので、疲れなくなります。

 

今日はここまでにしましょう。

 

 

 

ではまた次回に^^。

 

 

 

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副腎疲労の治し方 【その7】|副腎を元気にする食事のバランスとは!?

机の上に置かれた綺麗な野菜と女性の手の組んだ写真|副腎疲労blog

 

Summary:

 

⭐️ 副腎疲労は必ず治る!そして自分の力で治せる!

⭐️ 副腎を元気にする食事のバランスとは!?

⭐️ 3大栄養素は、私たちの身体を動かす「燃料」

 

 

みなさん、こんにちは。

 

 

 

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私たちの健康状態が良いか悪いかは、イコール「副腎の健康状態」と言っても過言ではないぐらいに私たちの身体が元気に生きていくためには、副腎の健康が大切です。

そして、その副腎が疲れてしまった状態、機能が低下してしまった状態が「副腎疲労」と言います。

この状態になると身体がストレスに対処できなくなり、様々な体調不良が出てきます。
お医者さんに行って原因がわからない病気や不定愁訴と呼ばれる症状には、ほぼ全てに副腎が関わっていると思って頂いて良いと思います。

 

 

 

⭐️ 副腎疲労は必ず治る!そして自分の力で治せる!

  

もし、自分自身や大切なご家族が「副腎疲労」になってしまったとしても、落ち込まないでください。
副腎疲労は、必ず治りますし、自分自身の力で治せます!
(もちろん、ひどい副腎疲労のケースやその原因が複雑に重なっているようなケースでは専門家のサポートも必要になります)

 

 

副腎疲労から立ち直るには、まず自分自身の生活習慣を見直すことです。

 

 

仕事やプライベートの時間のバランス、育児、食事を摂る時間、睡眠時間、人間関係などなど、私たちが何気なく過ごしている毎日の中で、自分の負担になっていることはないか、それを探して少しずつでも負担のかからないように改善していきます。

そして、誰でも同じように取り組めるのが、食事の改善です!

前回もお話しましたが、食事の改善こそ、副腎を回復するのにはとても大切、なおかつ、1番効果的な方法でもあります。食べ物や飲み物を副腎が喜ぶものに変えていくのです。そして副腎に栄養を与えて、副腎をサポートしたり、機能を上げてくれるようなものを選びます。

 

前回のblogはこちら↓

 

 

これをするだけでも、身体は元気になります。

それこそ、「健康ってこんなに素晴らしいものなんだ!」って思うくらいに^^。

今日はその第一歩。

私たちのエネルギー源になっている3大栄養素「炭水化物、脂質、たんぱく質」をどういったバランスで食べれば良いのか、ということを話していきましょう!

 

 

 

⭐️ 副腎を元気にする食事のバランスとは!?

 

私たちが生きていくには、エネルギーが必要です。

呼吸をするにも、心臓が鼓動を打つにも、眠っているときでさえも、私たちはエネルギーを消費しています。
60兆個の細胞ひとつひとつが存在するというためだけにも、エネルギーは必要です。
エネルギーは、私たちの生命を維持するためには、まさになくてはならないものなのです。

たとえ身体を動かさなくても、脳の活動にも、エネルギーは使われます。
それもそう、とくに脳はエネルギーを多くつかう臓器として知られています。
なにかを感じたり、考えたり、しゃべったり、笑ったりするにも、脳はエネルギーを使います。

 

 

 

さて、ではこのエネルギーはどこからくるのでしょうか?

 

 

私たちの人間にとってのエネルギー源は、食べものに含まれるいわゆる「3大栄養素」、つまり炭水化物(糖質)、脂質、たんぱく質です。
私たちは、これら3大栄養素を分解したものを、細胞内の「ミトコンドリア」というエネルギー産生工場にほうりこんで、酸素と混ぜ合わせて燃やすことでエネルギーを得ています。

  

 

 

⭐️ 3大栄養素は、私たちの身体を動かす「燃料」

 

ここでは、この3大栄養素を私たちの身体を動かす「燃料」と考えてみてください。
そしてこの「燃料」には種類があって、「短距離向きの燃料」と「長距離向きの燃料」があると考えてください。

 

 

短距離向きの燃料とは、瞬発的にエネルギーになる「炭水化物(糖質)」です。

長距離向きの燃料とは、ゆっくりとエネルギーになる「脂質、たんぱく質」です。

 

 

これら2種類の混合燃料をどのような配合で、私たちの身体で燃焼させるのがベストかを考えるのです。

 

 

 

 

例えば、短距離向きの燃料である「炭水化物」ばかりを使っていると、瞬間的には力が出せて勢いは良いのですが、燃料が切れてしまうと、すぐに疲れてしまったり、だるくなったり、またお腹が空いたりと安定しません。
逆に長距離向きの燃料である「脂質、たんぱく質」ばかり使っていると(なかなかこういう方はいませんが)、持続的には疲れずに動けて、集中力も続きますが、急な動きや走ったりする時のスタートダッシュなどが出来ず、力不足を感じることがあります。

 

1番良いのは、まず短距離向きの燃料「炭水化物」を使っていきながら、しばらくしてその燃料が切れてきたら、スムーズに長距離向きの燃料「脂質、たんぱく質」を使って長時間動けるような燃料の配合バランスです。

 

 

 

 

これが出来ると何が良いかと言うと、エネルギー切れになる時間帯がないということなのです。

エネルギー切れになるということは、いわゆる「低血糖状態」になるということです。

低血糖は、身体には危機的な状態なので、副腎が頑張って働くことになります。
コルチゾールやアドレナリンなどのホルモンを大量に分泌して、なんとか血糖が下がらないようにするんです。

 

 

 

これは「副腎」には、大きな負担になります。

 

 

 

ということは・・・

副腎に負担のかからない食事の取り方とは、血糖値が安定している食べ方なのです〜!

 

 

続きは次回に・・・

 

 

 

ではまた^^。

 

 

 

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副腎疲労症候群の症状 【その6】|低血糖症の治し方と予防とやっておくと良いこと

ニンジンを口にくわえている男の子|副腎疲労blog

 

Summary:

⭐️ 副腎疲労の人はよく低血糖症状に悩まされる!?

⭐️ 低血糖症の人に勧められる頻回食、そしてオススメの間食

⭐️ 副腎疲労の人の食事は、一般的に良いとされる食事とは全然違う!!

⭐️ 低血糖時の脂肪燃焼と大切なL-カルニチンの話

 

 

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 ⭐️ 副腎疲労の人はよく低血糖症状に悩まされる!?

 

副腎疲労の人は、低血糖症状を起こすことも多いと思います。
これは、血糖値を調整しているのが「副腎」、下がりすぎないようにしてくれているのが「副腎」だからでもあります。

 

最近お話ししている「低血糖症」、いわゆる甘いものや炭水化物を摂りすぎることで血糖値が不安定な状態になり、血糖値が高く上がった反動によってその後低くなってしまう症状。

最近の「低血糖症」の話はこちら↓


副腎が疲労することによって、低血糖を防げず、より症状が強くなります。
また、血糖値の調整がうまくできないことで、低血糖にもなりやすくなります。

 

 

 

⭐️ 低血糖症の人に勧められる頻回食、そしてオススメの間食

 

この「低血糖症」を防ぐということでまずやっていただきたいことは・・・

 

 

 

いわゆる頻回食 です^^。

 

 

1回の量が多くなくても良いです。
少しでもこまめに食べてあげること。これが低血糖の時間帯を少なく、もしくはなくしてくれます。

もちろん、食べるとしても甘いものは当然のことながらNG。
炭水化物を食べても良いのですが、血糖値を安定させてくれる野菜やタンパク質、いわゆる「おかず」を意識します。

 

 

もちろん、3食の食事を食べて、その合間に「間食」を摂るというのも良いです。

 

間食は、何がお勧めですか?とよく聞かれるのですが・・・

 

 

私がお勧めするのは・・・

 

 

 

○ 小魚

○ 鶏肉(焼き鳥や鳥のささみなど)

○ ゆで卵

○ 枝豆や炒豆(食べ過ぎには注意)

○ スルメイカ(無添加のもの)

 

 

こんなものです。
お酒のおつまみのようなものですね。

 

 

そして、レパートリーが少なくてたまにだったら・・・

 

 

○ 野菜スティック

○ リンゴやナシ(比較的甘さ控えめのもの)

 

 

NGなものとしては・・・

 

○ バナナ(ブドウ糖多いです)

○ 干しイモ(さつまいもはでんぷん質です)

 ◉ これらの食材は決して悪くはないですが、低血糖がひどい人の間食にはあまり合いません。

 

 

 

それとよくお勧めされるのが、ナッツ類や種なんです・・・。
確かに、私もよく、アーモンドやくるみ、そしてひまわりの種、かぼちゃの種をお勧めしていることも多かったんです。

 

 

しかも、これらはとても栄養価が高く、アメリカの栄養療法でもお勧めされるものばかり。

 

 

ところが・・・

 

実際、臨床でお勧めしていると、日本人ではナッツ類や種が合わない人の確率がかなり高い!
もともと、馴染みのない食材ですし、お腹が弱い人は特にダメですね〜。
またお腹にカンジダ菌に代表されるイーストが繁殖している場合は、ナッツも餌になります。

そんなこともあり、最近はあまりお勧めすることが少なくなりました(合う人はもちろん大丈夫です)。

 

 

 

 ⭐️ 副腎疲労の人の食事は、一般的に良いとされる食事とは全然違う!!

 

いやぁ、しかしこういった低血糖の食事である「頻回食」もそうですが、

 

副腎疲労の方の食事。
一般的に薦められる食事とは全く違います。笑。

 

  

 

 

塩もしっかり摂ってもらいますし・・・
コレステロールもホルモンの材料なので、良質な油はしっかり摂ってもらいます。

 

 

そして、1日1食や2食が良いという方や、長寿遺伝子がなんたらかんたらと話す方もいますが(それ自体は否定しません)、いかんせん食間を空けすぎるのは、副腎が弱い人には合いません(副腎が回復してくればある程度は大丈夫です)。

なのでちょこちょこ食べる。

 

 

ね。一般的に良いとされる食事とは全然違いますよねー。

 

 

 

⭐️ 低血糖時の脂肪燃焼と大切なL-カルニチンの話

 

さて、私がクリニックで低血糖症の方によく勧めるサプリメントがあります。

 

 

それは・・・ 

 

 

○ アミノ酸

○ EPA・DHA

○ L-カルニチン

 

 

です。

 

 

 

簡単にご説明しましょう!

 

脳をはじめとして、私たちの内臓や筋肉、そして細胞はブドウ糖を原料にしてエネルギーを作り出し、動いています。

 

 

そういったことから、身体としては、血糖値は常に安定していてほしいわけです。

 

 

しかし、食事から補給したブドウ糖が底をつくことはよくあります。
反応性低血糖ならば、なおさらです。

そこで人間は「タンパク質(アミノ酸)」そして「脂肪」を原料にして肝臓で(副腎も働いています)ブドウ糖 を合成する(糖新生)ことができるようにしています。
またブドウ糖が底を尽きると、脂肪から作られる「ケトン体」という物質もエネルギー源として使うことができます。

 

  

 

ですから・・・

 

 

タンパク質(アミノ酸)や脂質をしっかりと摂っていくと血糖値が安定してきます。
逆に炭水化物(糖質)は摂りすぎると、血糖値を上下し、不安定な状態を作ります。
タンパク質や脂質は、血糖値の上昇も緩やかで、低血糖時の味方ですから血糖値を下がりずらくしてくれるわけなんですね〜。

 

 

  

そんなことから・・・

サプリメントでは、「アミノ酸」そして、良質の脂質である「EPA・DHA」。
これとても重要です。

 

 

EPA・DHAいわゆるFish Oil(魚の油)は、低血糖も防いでくれますし、そこからβ酸化という代謝の流れでエネルギーも作れます。
私は、Fish Oilをちょこちょこ頻回に摂ることをお勧めしています。
朝・昼・晩以外にその間にも。

Fish Oilを摂ることで、甘いものへの欲求もおさまりやすいです。
さらに言うと、腸内のカンジダ菌などが作るバイオフィルムという膜を流すのにも有効なんです。
もちろん消化の悪い方は、ちゃんとFish Oilが吸収できているかも大切になるので、場合によっては消化酵素を補う必要もあります。

 

またβ酸化という流れでエネルギーとして使えているかも大事なので、その場合、脂質からエネルギーを作る際に必須の「L-カルニチン」を一緒に摂ってあげるとよりベターです。
L-カルニチンもアミノ酸の一つなので、その方の体内アミノ酸量がどのぐらいかも非常に重要なポイントになってくるでしょう。

 

 

 

 

「L-カルニチン」ついて少しお話しておきましょう。

 

 

L-カルニチンというとインターネットで調べると大抵「脂肪を燃焼したい方に」「痩せたい方に」なんて書いてあることが多いと思います。これは、脂肪を燃焼する際に、「脂肪酸」を燃焼するための工場でもある細胞内のミトコンドリアに運んでくれる運搬役を「L-カルニチン」が担っているからなのです。

 

 

L-カルニチンは、アミノ酸のリジンやメチオニンから体内で合成することもできますが、ここがうまくできない人もいます。

 

 

◉ リジンやメチオニンという材料になるアミノ酸が根本的に不足している

 (食事内容、胃腸の消化能力特にタンパク質の消化に関わる胃酸の分泌不足)

 

◉ 肝臓や腎臓でリジンにメチオニンがメチル基を提供することでL−カルニチンが合成されていきますが、メチル化という仕組みが元々うまくいかないことでS-アデノシルメチオニン(SAMe)が不足している方

 (メチレーションという仕組みについてはまた別の機会で詳しくお話しします)

 

◉ リジンとメチオニンからL-カルニチンが合成される際の酵素でもあるビタミンB6、ナイアシン、ビタミンCや鉄が不足している方

 

 

 

 

L-カルニチンが不足していると脂肪からエネルギー供給がなかなかできなくなるので、低血糖時への対処がうまくいかないことにもなります。
もちろん、食事の内容は大きく関わりますが、血糖値を下がりすぎないようにしてくれている副腎や甲状腺の調子が悪い人はもちろん、低血糖症になりやすい理由を持っている人もいるということです。

 

 

 

 

低血糖症。

お困りの方は是非ご相談ください。

私はこういった症状を得意としていますので、その方の奥にある原因まで読み解きながら、治療・アドバイスさせていただきます。

 

 また次回お楽しみに。

 

 

 

Thank you for reading to the end.

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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Written by

小菅一憲

Bachelor of Applied Science
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私は・・・ 
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副腎疲労症候群の症状 【その5】|低血糖症とアドレナリンファイター 後編

イライラして髪の毛を引っ張る女の子|副腎疲労blog

 

Summary:

 

⭐️ 甘いものや炭水化物の摂り過ぎによって起こる「低血糖症」

⭐️ 血糖値の急激な上下は「副腎」に負担をかける!?

⭐️ イライラや感情の起伏が激しい人は、血糖値の問題を持っていることが多い

⭐️ ご飯を食べずにアドレナリンの力を借りて仕事を頑張る「アドレナリンファイター」達

 

 

みなさん、こんにちは。

 

 

 

副腎疲労専門カイロプラクティック

「CHIROPRATICA」院長の小菅一憲です。

そしてこのBlogの筆者「Kossy (コッシー)」です。

 

  

 

ここ何回か、副腎髄質から分泌される アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミン などの「カテコールアミン」に関連するお話をしています。
この何回かのblogはこちら↓


 

 

今日は、前回に引き続き「低血糖症」と
このカテコールアミンについてのお話をしていきます^^。

 

 

 

⭐️ 甘いものや炭水化物の摂り過ぎによって起こる「低血糖症」

 

前回は、現代社会で話題になっている「低血糖」とは、食事が食べられずに飢餓状態で起こる「低血糖」ではなく、食事が豊富さらに言うと糖質を添加されている食べ物や精製された炭水化物の摂取量が増え、血糖値が不安定になったことによって起こる「低血糖」であるとお話しました。

前回のblogはこちら↓

そして、これこそがたくさんの人の不調の原因になっている「低血糖症」というものでもあります。

 

 

 

  

甘いものや糖質、精製された炭水化物を食べると血糖値が急激に上がります。

 

これはその炭水化物(糖質)が単純な糖類であればあるほど、その傾向は顕著になります。
要は、消化分解がすぐ出来て、あっという間に吸収されるようなものほど、血糖値がガーンと上がるわけ。
いわゆるお砂糖は、ブドウ糖が2つくっついた2分子。一回ぶった切ればすぐに吸収されるため血糖値をそりゃあドカーンと上げます。

 

逆にご飯はブドウ糖がたくさん連なった「でんぷん」。消化分解にもある程度時間がかかるため、お砂糖に比べれば血糖値上昇はゆっくりです。とは言っても白いご飯の血糖値上昇はそれなりに早いですけれど。
玄米になるともちろん外に胚芽の部分があるので、食物繊維によって消化のスピードがゆっくりになり、血糖値の上昇も白いお米に比べて緩やかです。

 

 

こういったことはインターネットで「GI値」という指標を調べてもらうととてもよくわかります。
ブドウ糖を100として、血糖値の上昇率が食材別に表になっています。

 

 

 

⭐️ 血糖値の急激な上下は「副腎」に負担をかける!?

 

さて前回のblogでは、現代ではあらゆる食材(加工食品や調味料・ソース・ドレッシングなど)に糖類が添加されていること、そして精製された炭水化物を手軽にコンビニやファーストフード、立ち食いなどで食べる機会も多いこと、さらにはブドウ糖が入っている清涼飲料水がとても増えたことなどによって、私たちは血糖値をすぐにドカーンと上げるような食生活が染み付いてきたというお話をしました。 

 

  

 

血糖値が上がると、通常は膵臓から「インスリン」というホルモンが出て、ブドウ糖を身体のあちこちに運んでいくことで血糖値が下がってきます。

 

これ。

もし血糖値が急激に上がるとどうなるでしょう?

 

 

 

 

血糖値が急激に上がると(血糖値が高い状態が続くのはリスクが高いので)身体はびっくりして大量のインスリンを動員します。
そしてその結果、大量のインスリンがどんどんブドウ糖を運び、今度は急激に血糖値が下がるといったような現象が起こります。

通常は2、3時間かかって正常な血糖値に下がってくるのですが、早いケースで1時間ぐらいではがくんと血糖値が下がってくるのです。
そうするとまたすぐにお腹が空いたり、甘いものが食べたくなってくるわけです。

 

糖質が過剰な食生活を送っていたら、どうでしょうか。
この血糖値の急激な上下が頻繁に起こることになります。

これは身体にとって非常に負担になります。

 

 

 

血糖値を下げるホルモンは「インスリン」でした。

逆に身体には血糖値を上げるホルモン(下がり過ぎないように維持する)もあります。

 

これには・・・

 

 

 

副腎から分泌されるコルチゾールやアドレナリン

甲状腺ホルモン

膵臓からのグルカゴン

など

 

 

があります。

 

 

 

 

血糖値の上下が頻繁に起こるともちろん膵臓にも負担がかかりますが(ひどくなると糖尿病です)、実はこの血糖値を下がりすぎないように調整してくれている臓器にも負担がかかるわけです。

 

特に、我らが副腎に一番の負担がかかるんです!

 

そして副腎が対応できなくなるぐらいに疲れてくると、血糖値の正常値(70〜100mg/dl)を維持することができず、それ以下に低下してしまうということが起こります。
これこそが現代で多い「低血糖症」そして甘いものや糖質過剰の食事によって血糖値が急激に上がったことによって起こる「反応性低血糖」などと言われているものです。

 

 

そしてこれらの低血糖症の背景には必ずと言って良いほど「副腎疲労」もあります。

 

 

 

 ⭐️ イライラや感情の起伏が激しい人は、血糖値の問題を持っていることが多い

 

ちなみにこの低血糖症の症状には・・・

 

 

イライラする
キレやすい
ちょっとしたことにカッとなってしまう
落ち着きがない
自分を抑えられない
暴れる
攻撃的になる
不機嫌
憂鬱
気分が優れない
極端に落ち込む
何をしても楽しくない
死んでしまいたくなる
気が狂いそうになる感じ
かんしゃくをおこす
性衝動の欠如
お腹が空いてしょうがない
いつも食べ物のことばかり考えている
食間の飢えがある
甘いものが欲しくなる
食べ始めるととめどなく食べてしまう
不安になる
忘れやすい
焦燥感
神経過敏
音と光に過敏
かゆみと蟻走感
何も理由なく突然胸が痛くなったり、息苦しくなる
突然悲しくなり、泣いてしまう。
意識がなくなる
完璧主義である。
あることに異常にこだわる
細かいことが気になる
絶えず何かが気がかり

 

 

ざーっとこれらの症状があります。

 

 

 

 

低血糖症の人に共通する症状は「疲れやすい」「慢性的な疲労感」です。

 

これはもちろん身体を動かすエネルギー源である血液中のブドウ糖が低血糖時には不足するからです。

そして、脳もブドウ糖が供給されなくなってくると働きが悪くなり、集中力低下や記憶力低下、頭の回転が悪かったり、ぼーっとしたり、そんな状態になってくるわけです。高齢者の認知症にも低血糖、強いて言えば血糖調節障害が大きく関わってくるのは、脳に継続的にブドウ糖が供給されなくなることにあります。

また急激に低血糖などが起こると昏睡状態に陥ったり、失神して倒れたり、酷いケースでは死の危険すらあります。

 

 

 

これだけ、血糖値が下がるのはリスクがあるので、もちろん人間の脳は焦ります。そして危機管理として、血液中の糖分が少ないのであれば、血流を回してでも補給しようとします。
その時に動員されるのが「アドレナリン」や「ノルアドレナリン」などのカテコールアミンというわけなんです。

 

そして、低血糖時の精神症状こそ、これらアドレナリン、ノルアドレナリンなどのホルモンによるものに他なりません! 

 

 

 

イライラしたり、怒りっぽくなったり・・・

逆に悲しくなったり、不安感を感じたり、パニックになったり・・・

これらの症状はまさに過剰に分泌されるカテコールアミンが関わっていると言えるでしょう。

 

私は、精神症状やうつ病の方の80%以上に、血糖値が不安定だったり、低血糖の問題が関わっていると思っています。

 

 

 

みなさんの中にも、お知り合いや職場の同僚、上司の方などで感情の起伏が大きい人、思い付きませんか?

 

 

いつもイライラしたり、怒りっぽかったりする方・・・

普段は温厚な人なのに、急にびっくりするぐらい怒り出す方・・・

さっきまでご機嫌だったのに、突如機嫌が悪くなる方・・・

何か食べると急にハイテンションになったり・・・

 

 

こういう方を見ると大抵私は、あれ?血糖値が不安定なのかな?と思ったりします。

 

 

誰でもお腹がすくと機嫌が悪くなりますよね。
それのひどいパターンと言っても良いでしょうか。

 

 

 

 ⭐️ ご飯を食べずにアドレナリンの力を借りて仕事を頑張る「アドレナリンファイター」達

  

お昼ご飯を12時に食べて、仕事をしていると大抵の方は16時・17時ぐらいには血糖値が下がってきます。
それでもその時間はまだまだ仕事の一番忙しい時間帯ときたら、何も食べずに頑張り続けなくてはいけません。

もちろん身体の中でもブドウ糖を作るシステムは働きますが、そのシステムにも大きく関わってくる副腎は午後の15時〜18時ぐらいで急激に働きが落ちてきます。
ストレスがかかっていればなおさら副腎の働きは悪くなります。

 

 

そうなるともう頼るのはアドレナリンのみとなるわけです。
こうやって身体が限界でも、食事を食べなくても、頑張っている人を私は「アドレナリンファイター」と呼んでいます。

 

 

 

こんな方いませんか?

 

現代のサラリーマン・OLの方々・・・

お仕事内容や職場環境について聞く限りでは、こういう方がとても多い印象を受けます。

 

 

 

またそうなると、身体はもうひと頑張りしなければならないので、カフェインを摂って副腎を刺激し、副腎を過剰に働かせることで無理やり頑張ったり、

はたまた甘いもの を摂って、血糖値を一時的にでも上げて頑張ろうとします。

 

もちろんその後、悪循環のループに陥るのですが・・・。

 

 

 

低血糖の症状やアドレナリンファイターの話を聞いて、「私だ!」「俺だ!」と思った方は注意してくださいね〜。

いつまでもその状態は続きませんから。
いつか破綻して、真の副腎疲労の状態に陥り、倒れてしまいます。

 

 

 

この症状に悩まれている方、当てはまる方、とても多いと思いますので・・・

次回、その対策法についても書いていきたいと思います。

 

お楽しみに〜。

 

 

  

Thank you for reading to the end.

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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Written by

小菅一憲

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Thank you for reading to the end.  

 

副腎疲労症候群の症状 【その4】|低血糖症とアドレナリンファイター 前編

書類の山にうなだれる女性|副腎疲労blog

 

Summary:

 

⭐️ 副腎疲労の人も悩まされることの多い「低血糖症」

⭐️ 一般的な「低血糖」と血糖値のアンバランスからくる現代病「低血糖症」との違いとは!?

⭐️ 血糖値の基本的なお話

⭐️ 現代人は、簡単に血糖値が上がるような食生活に陥っている!?

 

 

みなさん、こんにちは。

 

 

 

副腎疲労専門カイロプラクティック

「CHIROPRATICA」院長の小菅一憲です。

そしてこのBlogの筆者「Kossy (コッシー)」です。

 

 

この2回程、副腎髄質から分泌される アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミン などの カテコールアミン に関連するお話をしています。

この2回のblogはこちら↓



 

今日は、ここ数年原因不明の体調不良についてインターネットで検索していると、引っかかることが多いであろう「低血糖症」とこの カテコールアミン についてのお話をしていきますね^^。

 

 

 

 ⭐️ 副腎疲労の人も悩まされることの多い「低血糖症」

 

副腎疲労の人でも、悩まされることの多いこの「低血糖症」。

低血糖症とは、一体どんなものなのでしょう?

 

 

 

低血糖というと、みなさんがまず思い浮かべるのは、食事を摂っていないことで血糖値が下がり過ぎてしまい、フラフラしたり、手が震えたりするような症状だと思います。

そして、こういう時に周りの人がまず言うのは「アメ舐めた方が良いよ」だとか「何か甘いものを食べて」という言葉じゃないかと思います。
これは、血糖が下がっているなら、単純にすぐに血糖を上げてくれるものを食べれば良いということでしょう。

 

 

私も小さい頃に、食事が空いてしまう時や外に出かける時などに、ちょっとした栄養補給の意味合いで親から飴をもらっていたような覚えがあります。

特に悪気もなく・・・。

 

 

 

⭐️ 一般的な「低血糖」と血糖値のアンバランスからくる現代病「低血糖症」との違いとは!? 

  

しかし、実際に最近問題になっているのは、こういった本当に食事を食べられない時間が長くて、低血糖が起きてしまう状況ではなく(もちろんそれもありますが)、食べる食事の内容が変わってきたことによるもの、すなわち血糖値の不安定な状態が引き起こす「低血糖」なんです。

 

これを「低血糖症」だとか「反応性低血糖」と呼んでいるんですね〜。

 

確かに食糧が今ほど溢れかえっている時代ではなかった頃は、食べるものが少なくて食間が空くことにより「低血糖」は起こり得たでしょう。そういった場合は、手っ取り早く血糖値を上げてくれるような「飴」などが好まれたのは合点がいきます。

しかし、現代病とも言える「低血糖症」は、逆に食べ物が豊富であるがゆえに、そして人を誘惑するような好きな味に加工してあるものが多くなったがゆえに、引き起こされるようになったと言っても過言ではないかもしれません。

 

 

 

この現代病でもある「低血糖症」においては、「飴」を舐めることは一時的には症状を抑えるものの、その後さらに状況が悪化する方向に陥ります。

 

 

このことをこれからご説明していきますね^^。

 

 

 

⭐️ 血糖値の基本的なお話

 

まず、血糖値は何かというところから、お話して言った方が良いでしょう。

 

 

「血糖」とは、言葉の通り、血液中の糖分のことです。

もっと具体的に言うと血液中のブドウ糖の量になりますね。そして、この血液中のブドウ糖の量は、通常70〜100mg/dlに維持されています。大人の血液量は5ℓなので、およそ5gのブドウ糖が溶けているということになります。

 

 

なぜ、このブドウ糖の量が一定の値に維持されているかというと、脳や筋肉が働く、さらに言うならば私たちの身体の細胞1つ1つが働くのに常にブドウ糖を必要としているからです。もちろんブドウ糖がなくなれば、脂質やタンパク質からもエネルギーを作ることは出来ますが、まず一番使いやすいエネルギー源としてブドウ糖は必須のものなんです。

そして、もちろんこのブドウ糖を補給するのは、私たちの毎日食べる食事に他なりません。

 

私たちは普通3食の食事をしていることが多いと思いますが、こうやって、食事からブドウ糖を切らさないように補給しているわけです。

 

 

 

 

基本的には食事をすると、食べ物が胃腸で消化されて、最小単位まで分解されます。

 

ご飯(炭水化物)だとブドウ糖まで、お肉(タンパク質)だとアミノ酸まで、そして脂だと脂肪酸まで分解されて、腸の粘膜から吸収されます。そして吸収されたもの、例えばブドウ糖であればそのまま血流を乗って肝臓や全身に運ばれていきます。

ですので、食事をすると食後に血糖値は上がるわけです。

 

 

 

もし1回の食事から75gのブドウ糖を摂取したとすると、血糖値に換算すれば1、500mg/dlもの量になります。しかし、大体食後の血糖値というと140mg/dlぐらいです。
これはなぜかというと、食後は膵臓から分泌されるインスリンというホルモンが頑張って、この一挙に増えたブドウ糖を身体中の細胞に運んでいくからなのです。肝臓に運んで、グリコーゲンとして貯蓄しておいたり、非常用として脂肪に変えたり、そしてすぐ使うブドウ糖はもちろん脳や全身の筋肉に運んで使われていきます。

そうやって血液中の糖分をどんどん処理していくのですね。

 

 

 

 

人間は1時間あたり8〜10gのブドウ糖を消費して、生命を維持していると言われます。
じっと安静している時でさえ、全身の細胞には絶えずブドウ糖が必要です。絶えずエネルギー源があることで人間の60兆個ある細胞が生きていけるのです。
食事をして血糖値が上がっても、このように貯蓄したり、使われていくと食後140mg/dlあった血糖値も2、3時間後にはほぼ空腹時と同じ血糖値に戻ってきます。

 

そして血液中のブドウ糖がなくなってくれば、肝臓が貯めてあるグリコーゲンを分解して、ブドウ糖を作ったり、糖新生という方法で、ブドウ糖以外の材料からブドウ糖を合成して血糖値を維持します。
また、ブドウ糖が枯渇すると脂肪からのケトン体という物質もエネルギー源として使うことが出来ます。

しかしもちろん、それにも限度はあるので、血糖値が下がってくればお腹が空いてきて人間は食事をするわけです。
次の食事をすれば、また血糖値があがって、ブドウ糖をいろいろな細胞や臓器に補給してすぐに使わない分は貯蓄していきます。

 

 

 

これが通常の血糖値の上がったり、下がったりのリズムです。

 

 

 

⭐️ 現代人は、簡単に血糖値が上がるような食生活に陥っている!?

 

しかし、今と昔では大分食生活が変わってきたと思いませんか?

 

 

昔は、朝というと味噌汁があって、アジの干物や納豆、それからご飯でした。

それって私だけでしょうか?
こういうご家庭も多かったのではないかと思います。なんとなく旅館に行くとこういった食事にさらに副菜がついている感じですよね。笑。

 

 

ところが今では、朝はトーストだけ(しかも甘いジャムやハチミツをつけて)とか、菓子パンだけとか、コンビニでおにぎりとかそんな方も多いのではないでしょうか。またコンフレークやシリアルのようなもの(砂糖をどっさりかけて)の方もいるでしょうか。

最近は果物だけという方もいます。血糖値を上げやすいバナナのみとかね。
けっこういらっしゃるんです。

 

お昼や夜もそうですよね。
簡単に買って食べれる分、自分の好きな味のものを買って、サクッと食べることも多いでしょう。

 

そして、そういった加工食品(お弁当やお惣菜、コンビニやスーパで買うもの)には必ずと言ってよいほど、食品添加物はもちろん、砂糖や小麦、人工甘味料などの血糖値をすぐに上げやすいものが含まれています。
それは、私たちが好むのが大抵甘みがあるものだからです。

 

私たちは甘みにとてつもなく誘惑されます。
なぜって脳が手っ取り早く、栄養をくれるものを欲するから。そしてそれは、ストレスがかかっていればなおさらです。
また、今では飲み物もお茶だけではなく、様々な飲み物が増えました。ジュースはもちろん、スポーツドリンク、清涼飲料水にはブドウ糖が添加されていて、あっという間に血糖値を上げてしまいます。
もちろん、お菓子やケーキ、アイスクリーム、そして菓子パンの種類の多様さはさることながら、本当に驚くほど全ての食品に糖類が添加されています。

 

これは、そうすれば(私たちが誘惑に負けるので)売れるからでもあります。

 

 

 

 

こういった食品が溢れる中で、私たちは(誘惑に負け続けて)いつのまにやら自然とそういったものを欲し、血糖値が簡単に上がるような食生活にのめり込んで行ったのです。またコンビニやファーストフードなどですぐ買えるものでお腹を満たすものは、炭水化物が多く、炭水化物一品の食事もとても増えました。もちろん、立ち食い蕎麦や牛丼も完全にその類ですよね。

そのことがさらに血糖値をすぐに上げる生活に拍車をかけています。

 

 

 

 

さて、ではなぜこの血糖値をすぐに上げてしまう食生活が良くないのでしょう?
一見血糖値を上げてくれるんだからいいんじゃないの?と思ってしまうのですが、これが落とし穴でもあります。

 

実は血糖値をすぐに上げてしまうとその後急激に血糖値を下げてしまうことにつながるのです!!

 

 

 

今日は長くなってしまったので、ここまでに^^。

次回、低血糖症とカテコールアミンについての本題に入っていきますね。

 

お楽しみに〜。

  

 

 

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Written by

小菅一憲

Bachelor of Applied Science
Bachelor of Chiropractic Science 
AK Practitioner

国際基準のカイロプラクター
アプライドキネシオロジスト
健康栄養指導士
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私は・・・ 
原因のわからない不調に悩んでいる人を助けたい。 
本当に健康になった時の素晴らしさを実感してもらいたい。 
食と栄養についての正しい情報を発信し、未来の元気な子供につなげたい。 
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みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロプラクティックの中の一つの学問アプライドキネシオロジー (AK)では、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバランスをチェックし、それに対する治療を行うことができます。

アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼を担っています。

カイロプラティカは、日本では唯一の副腎疲労専門カイロプラクティックです。 
また、患者さまのお身体に合わせた正しい栄養療法を行うことが出来る数少ないクリニックです。 
アメリカやオーストラリアのAKのオフィスでは、サプリメントを使った栄養サポートは日常的に行われており、当院でもAKを使って身体の状態をチェックし、どの内臓器が弱っているか、どういった栄養素が必要であるかを判断することで、カイロプラクティック治療はもちろん、原因に沿った栄養指導を行っています。  

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副腎疲労症候群の症状 【その1】|副腎疲労と悪夢

 顔に本をかぶせて寝る女性|副腎疲労blog

 

Summary:

 

⭐️ 悪夢の原因は、肝臓の問題(負担)が大きく関わる!?

⭐️ 食物アレルギー、精製された炭水化物の摂りすぎによる消化不良も悪夢につながる

⭐️ 悪夢を見る時に不足している栄養素とは一体!?

⭐️ 低血糖とアドレナリンと悪夢

 

 

みなさん、こんにちは。

 

 

 

副腎疲労専門カイロプラクティック

「CHIROPRATICA」院長の小菅一憲です。

そしてこのBlogの筆者「Kossy (コッシー)」です。

 

 

今日は、最近の話に引き続き、睡眠つながりで、
副腎疲労の方が比較的多く悩まされる「悪夢」について、取り上げます!^^。

前回のblogはこちら↓

 

 

 

⭐️ 悪夢の原因は、肝臓の問題(負担)が大きく関わる!?

 

アプライドキネシオロジー(カイロプラクティックの一つの学問)の中では、悪夢は・・・

 

 

肝臓の問題 (負担)!!!

 

 

と言われます。

 

 

 

肝臓の負担というとみなさん、アルコール?お酒の飲み過ぎかな?とか思いますよね。
でも肝臓へ負担をかけるものってそれだけではありません!
たくさんある肝臓の働きの中でも、1番大事なのは「解毒」です。
その解毒で負担がかかっているということなのですが・・・

私が思う副腎疲労の方の肝臓負担は、重金属や化学物質などの蓄積が多いです。
これは肝臓におおいに負担になります。
この話はまたしばらくしたら、詳しくお話していきますね^^。

 

 

 

⭐️ 食物アレルギー、精製された炭水化物の摂りすぎによる消化不良も悪夢につながる

 

そして、今日はなんか酷い悪夢だったなぁ〜。
最近悪夢が多いなーと感じている人は、腸の不調から肝臓に負担がかかっていることが多いのではないかと私は思っています。

 

 

例えば・・・

自分に合わない食べ物(食物アレルギーや不耐症)または「小麦」や「乳製品」(副腎疲労の人に合わないことが多い)、さらには「精製された炭水化物の摂り過ぎ」などで消化不良が起きて腸が炎症状態、腸内フローラもボロボロ・・・

 

 

そんな状況だと、肝臓は腸の解毒のために過剰な労働を強いられることになります。

食生活が乱れて、胃腸に負担をかけてしまった日。
そんな日は決まって悪夢が多かったり、途中で酷い気分で起きてしまったり。
そんなことが考えられます。

 

 

 

 

また、消化不良が起こると 胃が張る、腸の蠕動運動が低下し、細菌が増殖してガスが溜まる、これらによって腹圧が高まり、横隔膜を下から押し上げる・・・その結果迷走神経を刺激して、動悸や不安感などが起こりやすくなるので、悪夢や中途覚醒につながる可能性も考えられます。
最近悪夢をよく見る方は、肝臓の負担、強いては腸に何か負担をかける食事をしなかったか考えてみてください。食物アレルギー、小麦、乳製品、精製された炭水化物の摂り過ぎ、または外食で添加物を摂ったなどなど・・・。

 

 

 

⭐️ 悪夢を見る時に不足している栄養素とは一体!?

 

さて、別の観点から。

 

肝臓以外に・・・悪夢を見ることで考えられるのがある栄養素が少ないことです。

それはなんと・・・

 

 

「ビタミンB群不足」です。

 

 

前回の話でもよく登場した睡眠ホルモン「メラトニン」。

 

メラトニンは、リラックスするホルモンである「セロトニン」から作られます。
こういったことからセロトニンが体内、もちろん脳内にも十分に量がないと「メラトニン」が作られないことになるのです。
セロトニンは、トリプトファンというアミノ酸を材料にして作られますが、その変換に酵素として関わるのが ビタミンB3であるナイアシンやB6、マグネシウムなどです。
トリプトファンという材料はもちろん、こういったビタミンB群がないとセロトニン、さらにはメラトニンが作れなくなってしまうのです。
もっと言うのであれば、体内(多くは腸内)で炎症が起こっていても、トリプトファンからセロトニンを作れなくなるので、前述の腸内環境というのも大きく関わっていることがわかります。

 

 

そして、この「ビタミンB6」。

ビタミンB6は、浅い睡眠「レム睡眠」を引き起こすために重要な栄養素でもあります。
人は、レム睡眠とノンレム睡眠(深い睡眠)を繰り返すことで、身体と脳が休まり、熟睡出来た感覚になります。

 

副腎疲労の方が特に不足しやすいと言われる「ビタミンB群」。

このビタミンB群が不足すると、リラックスするためのセロトニンが作れず、脳も休まりません。
人によっては、逆にアドレナリンが過剰に出ている状態が落ち着かない人もいるでしょう。

 

 

こういったことが悪夢を見ることにつながります。
ビタミンB群しっかり摂ってあげましょう^^。

 

 

 

⭐️ 低血糖とアドレナリンと悪夢

 

またよく、言われる悪夢の原因として、「低血糖」もあります。

 

こちらも副腎疲労とはおおいに関わる「低血糖」。

 

 

 

甘いものや炭水化物過剰な食生活をしていると、血糖値が上がったり、下がったりの不安定な状態が続き、血糖値が高く上がったその反応でその後に低くなり過ぎてしまう「反応性低血糖」。こんな方は、大抵夕飯の後にしばらくすると低血糖になっていて、夜中も低血糖状態なんてことよくあります。

午前1時〜3時の間に目が覚めるのであれば、副腎が糖に変換するのに用いる肝臓のグリコーゲンの貯蔵量が不足していることがあります。
こんな時は夜中に十分な血糖値が保てていない可能性があります。

 

 

副腎は、低血糖を防ぐように働くので、副腎がお休みできないのもよくありませんが、こういう時には決まってアドレナリンなどの血流や血圧を上昇させるホルモンが分泌されます。
脳内にアドレナリンやノルアドレナリンなどの興奮性のホルモンが分泌されていて、ゆっくりとした睡眠が取れるわけありません。

 

こういったことも、悪夢の原因になります。

 

もし、夜中にパニックや不安発作を起こしたり、悪夢を見たり、途中で何度も起きてしまうような場合には、低血糖を起こしている場合がとても多いです。

 

 

 

 

特に甘いものを欲することが多い、

炭水化物を食べ過ぎている、

食後に異様な眠気に襲われる、

食後に満腹感がない、

 

 

 などの方は要注意ですねー。

 

 

 

 

こうやって考えていくと、「悪夢」とは単なる偶然や突発的なことではなく、リラックスするセロトニンや良い睡眠を取るためのメラトニンが少なく、逆に興奮性のアドレナリンなどのホルモンが多い、また何かしらの消化不良によって腸内環境の悪化や炎症が起こり、肝臓に負担がかかっている、アルコールや添加物などの解毒で肝臓に負担がかかっている、夜中に低血糖を起こしている、そんなことが考えられるわけです。

 

 

 

今日は酷い夢をみたなー。

最近、寝起きが悪いなー。

どうも熟睡出来ないなー。

 

 

といった方は、一度食生活の見直し、そしてビタミンB群をしっかり摂取してみてください。

また夕飯には炭水化物をたくさん食べるのではなく、どちらかというと野菜やたんぱく質メインで食事をしてみてください(血糖値の安定と消化不良を防ぐため)。

 

 

 

ちゃんと、変わりますから^^。

 

睡眠も奥が深いです!
また機会があれば、話題にしていきましょう。

 

 

 

Thank you for reading to the end.

 

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