副腎疲労の治し方 【その1】|脱!夜のスマホ!副腎疲労の回復には睡眠が1番!

仕事中大あくびをするサラリーマン|副腎疲労blog

 

Summary:

 

⭐️ 疲れやだるさが抜けない人がおろそかになっていることが多い「睡眠」

⭐️ 副腎疲労の人は夜型が多く、悪循環に陥っている!?

⭐️ 脱「夜のスマホ&PC」をして、副腎疲労から抜け出そう!

⭐️ だらけているわけではない!休日のゆっくり寝の利点

 

 

みなさん、こんにちは。

 

 

 

副腎疲労専門カイロプラクティック

「CHIROPRATICA」院長の小菅一憲です。

そしてこのBlogの筆者「Kossy (コッシー)」です。

 

 

 

今日は、副腎を回復する、そして労わってあげるために1番大事な「睡眠」について、掘り下げてみようと思います^^。

 

 

 

 ⭐️ 疲れやだるさが抜けない人がおろそかになっていることが多い「睡眠」

 

よくいらっしゃるんです。

 

 

「先生、なかなか疲れやダルさが抜けないんです」

 

 

そうおっしゃる方で、夜遅く寝ている人。

 

 

もちろん、副腎を痛めつけている何かしらの原因があると思いますが、睡眠が疎かになっていると、治るもんも治りません。
そういう方には、まず早い時間帯で寝てください!と言いたい。

 

 

 

毎日、夜中の12時過ぎ、もしくは1時〜2時に寝ている方。
是非、9時。いやいやそれだとなかなか現代人は難しいですね・・・笑。
10時、最低でも11時に寝てあげてください。次の日の調子が全く違いますから。
もちろん、胃腸が荒れていたり、身体で何かしらの炎症が起きている人は、セロトニンがうまく作れず、睡眠ホルモン「メラトニン」も減っていて、なかなか寝付けない、途中でどうしても起きてしまう方もいると思います。

そういう方は是非相談してください。
治す方法ありますから。

 

それだけ、睡眠は大事です。

 

 

 

 ⭐️ 副腎疲労の人は夜型が多く、悪循環に陥っている!?

  

今の世代は特に、パソコンやタブレット、スマホなどを頻繁に使う生活になってきました。

実はこれ、睡眠の妨げになっていることがあります!

 

こういったものは本当に便利で、様々な情報にもすぐにアクセスすることが出来るので、たしかに私自身もよく使います。しかしその一方で、こういう電気製品を使うことで睡眠時間が極端に少なくなっている方もたくさんいるんです。

 

 

 

特に 副腎疲労の方は、夜型の人がとても多い です。

 

 

メールなどのご連絡も大抵遅い時間が多いんですねー。
もちろん、夜にならないと元気が出ないという人も多いので、当然と言えば当然なのですが・・・。
夜になってようやくコルチゾールが分泌されることで元気になると、そこからPCでいろいろと作業をしたり、ネットサーフィンしたり、スマホをずっと見てしまったり。
そういう方多いです。

気持ちはとてもよくわかるのですが、自分の身体を労わるために、副腎を大切にしてあげるために、是非そこはグッと我慢して頂きたいと思うのです。

 

 

 

 ⭐️ 脱「夜のスマホ&PC」をして、副腎疲労から抜け出そう!

 

前回もお話しましたが、睡眠ホルモンの「メラトニン」は、明るい光で分解されてしまいます。

前回のblogはこちら↓

そんな「メラトニン」には、パソコン、タブレット、そしてスマホから出されるブルーライトはまさに天敵。
どんどん、メラトニンが分解されて、なかなか寝付けないことにつながります。

 

 

 

睡眠のリズムを整えるには、夜暗くなってきたらコルチゾールの分泌を抑えて、メラトニンをしっかりと分泌してあげることが大切です。

夜暗くなっても、こういった明るい光を浴びていると、交感神経を刺激し、なかなかコルチゾール濃度が低くなりません。そうなると交感神経から副交感神経への切り替わりもうまく行かずに、メラトニンも分泌されないので、なかなか寝付けなくなります。

 

本来であれば、完全に暗くなる8〜9時ぐらいにはコルチゾールの分泌は低くなり、メラトニンが分泌され始めます。メラトニンが分泌されて、身体もリラックスし、副交感神経が優位になることで良い睡眠を取ることが出来ます。
その後、朝が来て太陽の自然光を浴びると、メラトニンの分泌は一時高くなった後におさまってきます。体内時計のスイッチオンですね。そうすると副腎が活動をスタートし、コルチゾールを分泌し始め、交感神経が高まり、1日の活動がスタートします。

 

コルチゾールとメラトニンの日内リズム(手書き)|副腎疲労blog 

 

しかし、夜に明るい光を浴び続けている人は、メラトニンが分解されてしまい、コルチゾールもなかなかおさまりません。明るい光によって交感神経が刺激されているので、そのまま寝ようと思っても寝付けず、途中で起きてしまうということもあります。
また寝る時間に交感神経と副交感神経の入れ替わりがうまくいかないので、夜中も交感神経が高ぶっている状態が続き、ようやく副交感神経優位になったら朝を迎えるということもあります。
そういった方は決まって、夜に休めなかった副腎がスロースタートで、まだ副交感神経優位のままなので、大体朝は重だるい、疲労感、元気に動き出せないということが起こってしまうのです。

 

 

 

なんとか、脱「夜のスマホ&PC」をして、この悪循環を断ち切ってあげましょう!

 

 

 

そして、出来たら、部屋の照明などにも気を使ってあげてください。

 

現代では、蛍光灯(最近はもっと良くないLEDも出てきました)でどこにいても明るい環境になっています。
特に蛍光灯でも「昼光色」というタイプの光は太陽光にも匹敵する明るさなので、特に暖色系にして間接照明にするのがベストです。
実はコンビニは、よくこの「昼光色」の照明を使っているんですね〜。
明るい光には、覚醒作用や交感神経を興奮させる作用があるので、道理でこういったコンビニやスーパー、家電量販店などに行くと目がチカチカして辛くなる人がいるわけです。

 

 

 

 

私も元々副腎が弱いタイプなので、電気屋さんはあまり好きになれないんですよね。

なぜか疲れる。疲れるんです・・・笑。

 

 

 

みなさん。

 

副腎を回復するには、まず何より・・・

 睡眠が1番!

 

ということを是非覚えておいてください。

 

 

夜メラトニンをしっかり分泌して、良い睡眠を取ることが、副腎をゆっくりと休ませることにつながります。

 

ちなみに、夜11時までには身体を休めて、夜12時の時点で深い眠りのノンレム睡眠に入っていると疲れが取れやすくなります。
これは成長ホルモンが分泌されるから。
私たち大人はもうそんなに成長しませんが(笑)、成長ホルモンには、身体の成長を促すだけでなく、身体の修復もしてくれる働きがあります。
そんな成長ホルモンは夜12時に活性化されるんです。

夜12時以降に寝ている人は、メラトニンはもちろん成長ホルモンの分泌も少ないので、なかなか身体が修復しませんねー。
肌が荒れるのもわかります。
ということは・・・なるべく10時半ぐらいには布団に入ることが重要ということです。
そして、夜12時ぐらいには深い眠りに入る。

夜のPCやスマホは癖になってしまっていて、楽しいのもわかるのですが、疲れている時にはなんとか我慢をして、早く寝てあげることで次の日の元気につなげましょう。

 

 

 

 ⭐️ だらけているわけではない!休日のゆっくり寝の利点 

 

それと、最後にもう1つ。

 

副腎が疲れていると、日中でもかなり眠くなることが多いと思うんです。

電車の中では知らぬ間に寝てしまったり、仕事中もうつらうつらしてしまう・・・。
仕事でパソコンに向かっていても、とにかく眠くて仕方がない・・・。
私も経験があるので本当によくわかります。

 

 

 

そんな傾向がある方。
それだけ副腎が疲れているということです。  
パワースリープ(睡眠は元気の源)という言葉があるように、それが許される環境でしたら、日中に「昼寝をする」ことも1つです。

また、今までコルチゾールやメラトニンの日内リズムをお話してきたので、朝のリズムが気になるかもしれませんが・・・

 

副腎疲労の時は、
休日に是非ゆっくり寝てあげてください。

 

 

 

朝起きられない、動き出せないというのは、コルチゾール不足ということもありますが、明らかに身体が休息を欲しています。そんな時は無理をせず、ゆっくり寝てあげることも大事です。
そうしていくうちに、副腎疲労が回復してきたら、徐々に朝のリズムを取り戻していってください。

寝ることで、副腎は良い方向に向います。
みなさん是非、パワースリープの「睡眠」を大切に^^。

 

 

 

Thank you for reading to the end.

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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Written by

小菅一憲

Bachelor of Applied Science
Bachelor of Chiropractic Science 
AK Practitioner

国際基準のカイロプラクター
アプライドキネシオロジスト
健康栄養指導士
野菜ソムリエ  

私は・・・ 
原因のわからない不調に悩んでいる人を助けたい。 
本当に健康になった時の素晴らしさを実感してもらいたい。 
食と栄養についての正しい情報を発信し、未来の元気な子供につなげたい。 
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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘルスケアです。

みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロプラクティックの中の一つの学問アプライドキネシオロジー (AK)では、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバランスをチェックし、それに対する治療を行うことができます。

アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼を担っています。

カイロプラティカは、日本では唯一の副腎疲労専門カイロプラクティックです。 
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アメリカやオーストラリアのAKのオフィスでは、サプリメントを使った栄養サポートは日常的に行われており、当院でもAKを使って身体の状態をチェックし、どの内臓器が弱っているか、どういった栄養素が必要であるかを判断することで、カイロプラクティック治療はもちろん、原因に沿った栄養指導を行っています。  

Thank you for reading to the end.