ぐったりと寝ている2人の子ども|副腎疲労blog

 

みなさん、こんにちは。

 

 

 

副腎疲労専門カイロプラクティック

「CHIROPRATICA」院長の小菅一憲です。

そしてこのBlogの筆者「Kossy (コッシー)」です。

 

 

 

今日は、前々から楽しみにしていた「Dr. Dan Rossignol(ダン・ロシニョール)」の自閉症セミナーを受けてきました。

Dan先生は、2人のお子さんが自閉症と診断されたことから、それまでやっていた内科の治療から、自閉症児改善のための治療の研究を始め、現在までに自閉症に関する多数の研究論文を発表。現在では世界的に自閉症治療の第一人者として知られています。

 

 

 

印象的だったのは、自閉症の治療は難しいけれど、必ず治るという言葉。
そして、テキストもびっくりするほどの情報量でした。

実は自閉症の原因と副腎疲労の原因はとても似通っているのです。細胞の中のミトコンドリアの障害、身体に入ってくる毒素(重金属、化学物質、農薬など)、遺伝的な問題(SNPs;遺伝子の変異)などなど・・・。
とても勉強になりました。

 

 

何より、自閉症のお子さんを持っている親御さんの真剣な姿勢に心を打たれました。
私も2歳の子どもを持つ親として、とても考えさせられました。

 

今日は、そのセミナーの中でも大きなポイントの1つとなっていた「ミトコンドリアの機能障害」について、少しお話しましょう!

 

 

 

⭐️ ミトコンドリアの機能障害

 

最近、副腎疲労の話でもよく出てくるのが、細胞の中のミトコンドリアのお話です。
前回のblogで、副腎疲労の症状の「疲労」についてお話しましたが、この疲れるという症状にも直結するのがミトコンドリアの機能障害です。

前回のblogはこちら↓

 

ミトコンドリアは、細胞の中に住んでいる一種小さい生き物とも言えるでしょう。私たちの細胞が働く、動くために必要なエネルギーを作っているところです。
このミトコンドリアでしっかりとエネルギーが作れないことで、細胞自体の働きが悪く、それが細胞の集まりである内臓や筋肉の働きが悪いことにつながり、身体がうごかない、調子が悪い、疲労感や倦怠感につながります。

また、胃腸の働きが悪く、消化能力の低下や便秘なども起こりやすくなります。

 

 

細胞の中を示した図|副腎疲労blog

 

 

この図で言うと青い物体が「ミトコンドリア」です。

 

 

 

最近は、子どもの中でも床にペタンと座ってしまって、なかなか動かない子、ちょっと運動しただけでも、非常に疲弊してしまう子どもがみられますね。
これは、子どもにも副腎疲労が広がっているということもありますが、ミトコンドリアの機能障害というのが関わっていることも多いのです。

 

 

 

ミトコンドリアの機能は、栄養不足があれば落ちていきます。
例えば、ミトコンドリアの中で、TCAサイクルをまわしていくためのビタミンB1、2、6、ナイアシンなど、脂肪酸からエネルギーを作る時に必要なLカルニチン、またその他、CoQ10の不足も関係してきます。

さらに環境要因もあります。
さまざまな毒素、化学物質、重金属、農薬、大気汚染などもミトコンドリアの機能を障害させます。

 

その他・・・

腸内の悪い菌、クロストリジア菌の影響。

炎症を引き起こすTNFα。

酸化ストレスの増加。もしくは酸化ストレスから守ってくれるようなグルタチオンのような抗酸化物質が不足、うまく作れない(メチレーションの停滞)など。

母親もしくは祖母のミトコンドリア機能障害。

 

 

 

このような原因によって、エネルギーが作れずに、疲労感が起こるケースもあります。

 

 

実は、副腎疲労にこのミトコンドリアの働きも深く関わっていて、これが副腎疲労のときの疲労感にも多かれ少なかれ関連しています。またミトコンドリア機能の改善をしてあげると、副腎疲労の回復スピードがあがります。
ここ。とっても面白い話です!

副腎疲労とミトコンドリアの機能障害。これについては、また別の機会でしっかり話していきます!!
楽しみにしておいてください。

 

  

 

今日はここまでにしておきましょう。

 

ではまた次回に^^。

 

 

 

Thank you for reading to the end.

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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Written by

小菅一憲

Bachelor of Applied Science
Bachelor of Chiropractic Science 
AK Practitioner

国際基準のカイロプラクター
アプライドキネシオロジスト
健康栄養指導士
野菜ソムリエ  

私は・・・ 
原因のわからない不調に悩んでいる人を助けたい。 
本当に健康になった時の素晴らしさを実感してもらいたい。 
食と栄養についての正しい情報を発信し、未来の元気な子供につなげたい。 
そんな想いから、治療院運営とblogでの情報発信を行っています。

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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘルスケアです。

みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロプラクティックの中の一つの学問アプライドキネシオロジー (AK)では、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバランスをチェックし、それに対する治療を行うことができます。

アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼を担っています。

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アメリカやオーストラリアのAKのオフィスでは、サプリメントを使った栄養サポートは日常的に行われており、当院でもAKを使って身体の状態をチェックし、どの内臓器が弱っているか、どういった栄養素が必要であるかを判断することで、カイロプラクティック治療はもちろん、原因に沿った栄養指導を行っています。  

Thank you for reading to the end.