ブログ

カルシウムたっぷりの野菜「小松菜」

小松菜

 

今月は骨粗鬆症のお話だったので、カルシウムを含む「小松菜」についてお話ししたいと思います。

 

 

小松菜の原種の野菜は、元々スカンジナビアにありヨーロッパ大陸を経て中国に渡った後、江戸時代初期に日本で栽培が始まったと言われています。東京の江戸川区にある小松川で栽培されていたことから、この名称になったそうです。
現在でも関東を中心に栽培されています。

今ではハウス栽培が盛んに行われているため1年中出回っていますが、アブラナ科の野菜なので、かぶや白菜と同様冬〜春が旬です。寒さにとても強いので、霜にあたると甘みが増し、葉もやわらかくなりとても美味しくなります。

 

また、小松菜にはカロテン、ビタミンB群・C・E、カルシウム、鉄、リン、食物繊維などを豊富に含んでおり、とくにカルシウムに関しては、ほうれん草の3倍以上含まれている為、骨粗鬆症の予防に効果的です。さらに、骨の形成を促すビタミンKや、造血作用に関わる葉酸も豊富に含まれています。また、骨を形成するコラーゲンの形成に欠かせないビタミンCの損失率が少ないのがうれしいところでもあります。

ちなみに、カルシウムの吸収を高める為には、たんぱく質や油脂を含む食品を組み合わせるのがポイントです。魚介類や肉類、豆類と一緒に食べると良いでしょう。例えば、ちりめんじゃこと合わせてお浸しにしてみたり、厚揚げと煮浸しにしてみたり、お肉と炒めたり・・・いろいろとお試し下さいね。

 

 

最後においしい小松菜の選び方のポイントは、葉の緑が濃く鮮やかで葉肉が分厚いものや、葉先までピンとしたみずみずしいもの、大ぶりのしっかりした株で、茎にハリとみずみずしさがあるもの、また根がしっかりと長いものは生育のよかった良品です。
以上のことを気にして是非購入してみてくださいね。きっと美味しい小松菜に巡り会えると思います。

 

 

栄養について興味のある方は  
 Think Healthへ 

 

 CHIROPRATICA|低血糖症と副腎疲労のためのカイロプラクティックと栄養療法

 

Coconut Dream

先日、向ケ丘遊園にあるアレルギーフリースイーツのお店に行ってきました!

カイロプラティカにいらしていたパティシエの患者さんがお店をオープンしたので
絶対に行かねば!と思い、ようやく行くことが出来ました〜。

以前のブログでもご紹介しましたが、患者さん自身が食物アレルギーになったことがきっかけで卵・大豆・乳製品・小麦粉・白砂糖不使用のスイーツを作っています。

私も乳製品が身体に合わないので、とても嬉しいです!

 

全種類食べたくなりましたが、シナモンロールやドーナツ、マフィンなどお土産に買って帰りました。
とても美味しかったので、また買いに行きたくなりました^^

ご興味のある方はよかったら覗いてみて下さい!
Coconut Dreamへ

 

Coco1

 

Coco2

 

Coco3

 

 CHIROPRATICA|低血糖症と副腎疲労のためのカイロプラクティックと栄養療法

 

骨粗鬆症予防のための10のポイント

bone7

 

骨を丈夫にするコツとしていままで話してきたことを、ここでもう一度まとめたいと思いますが、骨にはやはりカルシウムが主成分です。カルシウムが抜けて骨に問題が起こるわけですよね。カルシウムがしっかり摂れていなければ、血液中でカルシウムが少なくて心臓の働きなどに問題が起こりそうな時には、骨からカルシウムを溶かして血液に入れるというお話はしました。ずっとカルシウム不足が続くと、せっかく若い時に在庫したカルシウムを使い続けることになって、それが骨粗鬆症になっていくわけです。
もちろん他の栄養素も必要だということはもちろんですが、カルシウムは絶対摂らなければいけない、これがまず一つ大切なことです。
カルシウムは十分摂って頂きたい、閉経後にカルシウム減少がそれこそ、骨粗鬆症になるぐらいの大変な減り方にならないように出来るだけ蓄えを多くしておくこと、これがまず第一です。

 

そして2番目がカルシウムの吸収をしっかりさせてください。これにはビタミンD3が大切です。

 

3番目は骨に適度な刺激を与えてください。骨に刺激を与えることが骨の細胞を活性化するんです。
じっとしていたら、骨がダメになることは宇宙に行った人の話でもわかると思います。
骨に負荷をかけてあげるということは絶対大切です。

この3つ、これが骨を丈夫にするコツになります。

 

 

骨粗鬆症予防のための10ポイント

さて、先程お話した点も含めて、予防のための10のポイントをまとめてみました。
良かったら参考にしてみてくださいね。

 

1.
活動的でない生活をしていると、骨組織が失われやすいということは、たくさんの研究で繰り返し指摘されています。骨のカルシウムの喪失を防ぐには、適度な身体活動、とくに歩行などの骨に重力をかける運動が重要です。

 

2.
動物性たんぱく質の多い食事をとると、体内が酸性に傾きます。この酸を中和するため、骨のカルシウムがアルカリとして動員されます。
たんぱく質は必要な栄養素ですが、摂り過ぎに気をつけましょう。
日本人の場合は、どちらかというとタンパク質が不足している人が多いので、逆に摂った方が良いケースも多々ですが・・・。

 

3.
リンの過剰摂取がカルシウムの吸収を阻害することがあります。加工食品を摂ることが多い現代人は、リンが過剰になりがちです。加工食品を控えましょう。

 

4.
36歳〜45歳(更年期前)の女性ついて行われた研究によると、1日1杯のコーヒーによって尿中に失われるカルシウムは6mgですが、2杯のコーヒーを飲むと22mgが尿中に失われるといいます。カフェインの摂取もいくらか減らした方がよいでしょう。

 

5.
ある程度の太陽光にあたりましょう。太陽光は、カルシウムの吸収に重要な役割を果たす活性化ビタミンDの生成に必須です。

 

6.
健常な骨形成には、マグネシウムが必須です。マグネシウムは葉緑素の構成成分で、緑野菜に豊富に含まれており、その他豆類、貝類、雑穀、海藻にも豊富です。

 

7.
カルシウムは、吸収率や栄養バランスの悪い牛乳や乳製品から摂取するのではなく、緑野菜、海藻類、小魚、豆類から摂取しましょう。

 

8.
大豆のイソフラボンなどの植物性エストロゲンを摂ることが、骨粗鬆症予防の助けになります。イソフラボンはエストロゲン受容体に働きかけ、ホルモンの分泌量の減少によって発症する骨粗鬆症を予防することが言われています。

 

9.
骨粗鬆症患者の場合、カルシウムが十分に吸収されていないことが原因の一つになっています。そして骨粗鬆症の患者のほとんどに程度の差こそあれ、胃酸の分泌不足が確認されています。胃酸をサプリメントもしくはレモンなどの酸で補うことによって、カルシウム吸収率が改善されます。

 

10.
腸内細菌のバランスを良くしましょう。カルシウムはほとんどが小腸で吸収されますが、条件がそろえば大腸でも吸収のシステムがあります。オリゴ糖を摂ると、ビフィズス菌などの善玉菌が増え、乳酸が増えることで腸内が酸性になります。腸内が酸性になると、ミネラルの吸収が可能になります。

 

あなたの骨は替えがききません。もしまだ取りかかってないのなら、80歳になったときにも自分の骨をしっかり保てるように、予防対策を今から始めてはどうでしょう?

 

 

栄養について興味のある方は  
 Think Healthへ 

 

 CHIROPRATICA|低血糖症と副腎疲労のためのカイロプラクティックと栄養療法

 

11月の勉強会「骨粗鬆症〜206個の骨の健康と大切な栄養」

先日、11月の勉強会を開催致しました。

今回はお写真NGの方が多く、院長とツーショットの写真となりました。
とても良い笑顔!!いつも勉強会にご参加頂きありがとうございます^^

内容は「骨粗鬆症」のお話でした。
年齢が上がってからは、骨量が少なくなったものは取り返せないので、今から少しでも骨の栄養を意識した食事を心掛けようと思いました。

 

来月は今年最後の勉強会です!!12月21日(日)14:00〜開催致します。
内容は「食物アレルギー」についてです。若干ですが空きがございますので、ご希望の方はお早めにご連絡下さいませ。

 

勉強会2014.11.16.1jpg

 

勉強会2014.11.16.2

 

 CHIROPRATICA|低血糖症と副腎疲労のためのカイロプラクティックと栄養療法

 

牛乳は適切なカルシウム源ではない!?

bone6

 

骨作りには、カルシウムだけではないという話は前回お話しました。
ビルディングに例えると、骨の鉄筋部分はコラーゲン繊維がしっかりとした骨組みを作ります。このコラーゲン繊維はタンパク質とビタミンCから作られます。そしてこの鉄筋部分に接着剤の役割であるムコ多糖類が必要です。ムコ多糖類にはみなさんご存知のコンドロイチンやヒアルロン酸などがありますが、これにもタンパク質とビタミンA、B、Cなどの栄養素が関わってきます。そしてそれが出来て初めてコンクリートであるカルシウムが流し込まれ頑丈が骨が出来るのです。もちろん、これにはカルシウムだけでなく、他の様々なミネラルも関わっています。マグネシウムやリン、亜鉛などがその中でも重要なミネラルでしょう。

 

さて、とは言っても骨粗鬆症の予防にカルシウムは不可欠です。
今日はこのカルシウムを摂取する食材についてのお話をしていきましょう^^。
カルシウムというと牛乳をすぐにイメージする方も多いと思いますが、カルシウム源として今多くの栄養学者が牛乳には疑問を投げかけています。それは、様々な研究結果が牛乳を飲めば骨が強くなるという結論には至っていないからです。理由としては牛乳はリンを多く含み、カルシウムの吸収率が悪いこと、カルシウムの大切なバランサーでもあるマグネシウム含有率が低いことなどが挙げられます。びっくりすることに欧米などでは乳製品の一日の摂取量が1000㎎を超える地域では、骨折が多いというデータすら複数報告されています。

ちょっと詳しく見ていきましょう^^。

 

 

牛乳を飲んでも骨は強くならない

みなさんのほとんどが、「牛乳」にはカルシウムが豊富に含まれていると思っているでしょう。
牛乳は、子供からお年寄りまで幅広い年齢層に飲まれているのですが、その第一の理由として「不足しているカルシウムを摂りたい」という方が多いようです。
たしかに「牛乳」がカルシウムの豊富な食品の一つであることは間違いありません。

しかし・・・
「いくら飲んでも牛乳のカルシウムは利用されない」のです。
牛乳はいくら飲んでも、そこに含まれているカルシウムは吸収されず、排泄されてしまうといいます。

 

興味深い研究があります。

ハーバード大学が行った大規模な調査で、アメリカ11州に住む30歳から55歳の女性看護師7万7761人を対象に、1980年から実に12年にわたって牛乳や乳製品の摂取と骨折の関係について追跡調査をしました。
「毎日コップ2杯の牛乳を飲むグループ」と「週に1度以下しか牛乳を飲まないグループ」ではどちらの骨が強いかと聞けば、前者と答える方が多いでしょう。
しかしこの疑問に対して行った調査の結果、それぞれのグループの骨の強さはまったく同じでした。驚くことに、牛乳をたくさん飲んでも骨折の予防にはならないことがわかったのです。
もちろん、牛乳だけではなく、ヨーグルト、アイスクリーム、チーズ、ホイップクリームなどの乳製品も対象にして調べています。さらに、骨折のリスクに影響するホルモン剤(エストロゲン)の使用、喫煙状況や摂取カロリー、肥満度などのほかの要因ついてもあわせて調査したうえで、乳製品単独の影響のみを分析するという徹底ぶりです。
その結果、「牛乳を飲めば骨が強くなる」という結論は導き出せませんでした。
それどころか、なんと乳製品からたくさんのカルシウムを摂っている人のほうが、そうでない人より骨折しやすいという結果が出たのです。

 

おどろきですよね。

さらに母乳栄養児と人工栄養児を比較した研究があります。
通常、牛乳には1リットルにつき約1200mgのカルシウムが含まれています。一方、母乳には1リットルにつき約300mgのカルシウムしか含まれていません。しかし、これだけの差があっても、母乳栄養児は人工栄養児より多くのカルシウムを吸収しているという結果が出たのです。
そして、放射性カルシウムを用いたカルシウムの吸収研究で、牛乳中のカルシウムは18〜36%しか吸収されないという結果が報告されています。

 

なぜそれほどまでに牛乳中のカルシウムは吸収できないのでしょう。

 

 

牛乳のカルシウムが吸収されない理由

原因の一つは、牛乳がカルシウムだけでなく「リン」を多く含んでいることです。牛乳の中のカルシウムとリンの比率は2対1よりもやや大きいのですが、リンは腸管内でカルシウムと結合するためにカルシウムの吸収を阻害することがあるのです。また過剰なリンは、血液中のカルシウムと結びついて、尿と一緒にカルシウムを排出してしまいます。
それゆえに多くの栄養学者がカルシウムの比率が2対1以下(3対1とか4対1)の食品だけをカルシウム源として利用すべきだと主張しています。たしかにただでさえ加工食品を摂る現代人はリンが過剰なので、カルシウム源としてリンが少なめの食品を選ぶべきかもしれません。

 

そしてもう一つの理由は、牛乳や乳製品は、動物性たんぱく質を非常に多く含む食品ということです。
動物性たんぱく質は、代謝の過程で生じる尿酸や硫酸のために、血液を大きく酸性に傾けてしまい、それを中和するのに骨からカルシウムが動員されてしまうのです。このように動物性たんぱく質が非常に多い牛乳や乳製品を過剰に摂取すると、骨からカルシウムが溶け出す「脱灰」が促進されてしまうのですね。

 

その他、牛乳や乳製品は、カルシウムとマグネシウムの比率が悪く、マグネシウムがほとんど含まれておりません。牛乳を多飲し、乳製品を多食するという生活を続けていれば、食事全体のカルシウムとマグネシウムの摂取比率が大きく崩れた状態になり、マグネシウム不足になります。食事の欧米化でマグネシウムが不足しがちな現代人ならなおさらです。
マグネシウムは、カルシウムの吸収や働きをコントロールするミネラルでもあります。それもそう、最近の研究では、骨粗鬆症の女性19人中16人にマグネシウムの不足が認められたと報告しているくらいで、カルシウムが正しく作用するにはマグネシウムが欠かせません。

 

欧米などでも乳製品の一日の摂取量が1000mgを超える地域では、骨折が多いというデータが複数報告され、アメリカでは骨粗鬆症は牛乳の摂り過ぎが最大の要因だとも言われ始めてきています。

いかがですか?
乳製品だけの問題ではありませんが、もう一度食生活は見直していく必要があるのではないでしょうか。

 

 

カラダに良いカルシウム源はこんなにある

カルシウムが不足すると身体によくない。
本当に「牛乳や乳製品」を全くとらなくて大丈夫なのか。
牛乳を飲んだり、乳製品を摂るのをやめたらカルシウム不足になってしまう。
不安になる人もいるでしょう。

心配は無用です。そもそも私たちが戦前の頃は、乳製品や肉類はほとんど食べていませんでした。その時代の日本人のカルシウム摂取量は1日400m程度。現在私たちが摂取しているのがだいたい500mgですから、いまよりずっと少ない量です。
それでも当時、骨粗鬆症に悩んでいる人はほとんどいなかったように思います。

 

最後に、お勧めのカルシウム源を紹介しましょう!

 

〈緑黄色野菜〉

まず、おすすめしたいのは野菜です。野菜は知られざるカルシウムの宝庫です。とくに「葉が濃い緑色の野菜」、たとえば、ケール、ブロッコリー、小松菜、からし菜、カブやダイコンの葉などはカルシウムを豊富に含んでいます。ゆでたり、いためたりすれば量を多く食べられるので、牛乳コップ1杯くらいのカルシウムはすぐ補給できます。たとえば、小松菜なら100gで約170mg相当のカルシウムが摂取できます。もちろん煮汁に流れたカルシウムもとりましょうね。
大根の葉などでは、カルシウム吸収率は牛乳の2.5倍というデータもあります。

そのほかのカルシウムを豊富に含む野菜としては、モロヘイヤ、明日葉、春菊、水菜、シソ、アーティチョーク、キャベツ、ニンジン、セロリ、セルリアック、チャイブ(エゾネギ)、タンポポの若葉、フェンネル(ウイキョウ)、サヤインゲン、ワサビ、ニラネギ、タマネギ、パセリ、パースニップ、ホウレンソウなどがあげられます。
またこれらの野菜にはカルシウムだけでなく、ほかのミネラルやビタミンも豊富です。
骨を作るにはほかのミネラルも大事だというお話はしましたが、こうした食材にはカルシウムとのバランスに欠かせないマグネシウムも多く、発ガン物質を抑制する物質や食物繊維なども豊富です。

 

〈海藻類〉

野菜以外では、海藻類もおすすめです。
海藻は牛乳に比べて、カルシウムの利用効率が1000倍も高いという報告もあります。
海藻は日本人に昔からなじみの深い食品で、カルシウムやマグネシウムに加え、体液や血液の状態を一定に保つカリウム、それに鉄などが豊富に含まれています。また海藻類に含まれる水溶性食物繊維は、血糖値の急な上昇を防いだり、血圧や血中のコレステロール値を下げる作用があります。
アメリカでも「シーベジタブル」(海の野菜)と呼び、積極的に食べるようになっているようです。
海藻類は、なんと牛乳の10倍程のカルシウム吸収率だそうです。

 

〈小魚〉

いわしの丸干し、ししゃも、わかさぎ、煮干し、干しえび、ジャコ、しらす干し・・・こうした小魚にはカルシウムが豊富で、1回に食べる量が少ないものの、手軽なカルシウム供給源になります。
そう。小魚からを摂るカルシウムの吸収を高める工夫があります。
実は小魚のカルシウムは、身体に吸収しにくい形のカルシウムで身体に吸収される率は33%ほどしかないのですが、この吸収率を高めるために、クエン酸でキレート化させ、クエン酸カルシウムとして吸収を高める方法があります。方法と言っても、昔から馴染みがあるものですが、調理の際に酢やレモン汁などを活用するのです。焼いた魚や揚げた魚にレモン汁をたっぷりかけたり、酢の物にジャコやしらす干しを加えてみれば完成です。
こうした工夫で断然カルシウム吸収も高まります。

 

〈豆類〉

大豆製品は、カルシウムとマグネシウムを鉄とともに含み、そのミネラルの組み合わせは、牛乳よりずっと優れています。大豆には100g中240mgものカルシウムが含まれます。五目豆、高野豆腐の含め煮、おからのいり煮、きな粉料理・・・などなど。もちろん豆腐や納豆などの大豆製品もオッケーです。カルシウムとビタミンKが豊富な納豆は最高ですね。

 

〈その他〉

果物にもカルシウムが豊富なものがあります。
ローズヒップ(バラの実)、ラズベリー、キウイ、イチジク、黒スグリ、黒イチゴなどです。
そしてその他の良好なカルシウム源として、アーモンド、インゲン豆、オートミール、全粒粉小麦、ゴマ、ヒマワリの種、乾燥果実などがあります。

 

 

栄養について興味のある方は  
 Think Healthへ 

 

 CHIROPRATICA|低血糖症と副腎疲労のためのカイロプラクティックと栄養療法

 

加齢と骨格 〜骨って老化するの?〜

bone5

 

今日は「加齢と骨格」というお話ですが・・・
実は「骨」自体には老化というものはありません。
骨には生理的な老化というものはないのです。

「加齢」とともに起こるのは、骨の構成成分が減少して骨量が減るということなのです。
それを一般には老化としていますが、骨自体に老化はないので、その構成成分を増やしておく、もしくは減らないようにすることで、加齢による骨の変化は防止できるということなのです。

 

 

骨のリモデリング

人間の骨は、新しい骨をつくる細胞「骨芽細胞」と古い骨を溶かす細胞「破骨細胞」が同時に働くことで代謝を行っています。骨の中の古くなったコラーゲンとカルシウムを破骨細胞が酸で溶かして血液中に流します。そして骨芽細胞はまずコラーゲンから骨基質(骨の骨組み)を作り、そこにカルシウムを加えて骨を作り出します。1本の骨は2年〜3年かけて生まれかわりますが、加齢によってバランスが崩れると、骨を破壊する細胞のほうが偏って活発になっていき、骨密度が減っていきます。

 

骨も、皮膚と同様に生まれる前に形成され、その後、更新されつづけます。
骨が成長して、成人の骨の形と大きさに達した後でも、古い骨は破壊され続け、その場所に新しい骨組織が形成されます。
この古い骨組織を新しい骨組織で取り替え続けることを、骨のリモデリング remodeling といいます。

正常人では骨吸収と骨形成が平衡状態にあるため、骨量は一定に維持されていますが、このバランスが破錠したりすると、骨量が減少して、骨粗鬆症などが起こります。
ミネラルとコラーゲンを沈着させて骨を形成する骨芽細胞、ミネラルとコラーゲンを吸収して骨組織を壊す破骨細胞、この二つの細胞の働きには微妙なバランスが保たれています。
あまりにたくさんのミネラルが骨に沈着すると余分な骨組織が骨に大きなこぶや鋭い突起をつくり、関節の動きを悪くすることがあります。また逆に骨からカルシウムが過剰に失われたり、新しい骨組織が十分につくられなかったりすると骨が弱くなり、曲がったり、骨折しやすくなります。
このように、この二つの細胞の働きは骨のリモデリングには非常に重要なのですね。

 

人は産まれてから思春期にかけては、このようなリモデリング(古い骨組織を新しい骨組織に取り替え続けること→以前のblog参照)で骨が失われるよりも、骨形成の方が勝っています。
青年では、骨が失われる早さと形成される早さとが、ほぼ等しくなります。
そして中年になって、性ホルモン(ステロイド)量が減少すると、閉経後の女性では特に、骨吸収量が骨形成量を越えるので、骨量が減少します。

 

 

骨の作られ方

では骨はどのように作られていくのでしょう。

まず、骨を作るのに必要なのは、みなさんご存知のカルシウムでしょう。
ですが、カルシウムだけでは骨は作られません。
実はそこには様々な栄養素やホルモンが関わってくるのです。

 

例えば、お魚の小骨を食べたとしましょう。
お魚の小骨はもちろんそのままでは吸収されません。
胃酸に溶けてカルシウム Ca に分解されます。その後、小腸の壁から吸収されるのですが、そのままではなかなか吸収ができないのです。

 

そこにビタミンDが必要になります。
ビタミンDは肝臓と腎臓で活性化され、活性化ビタミンD(ビタミンD3)というビタミンになり、このビタミンD3が消化管からのカルシウム吸収を促進してくれます。
ビタミンD3は腸管の内皮細胞でカルシウム結合たんぱく質を産生し、カルシウムの吸収を増加します。
血中のカルシウム濃度が増えると、甲状腺から甲状腺ホルモン(カルシトニン)が分泌され、骨芽細胞の働きにより、新しい骨が形成されます。
この時、カルシウムは、リンと結合したリン酸カルシウム、リン酸水素カルシウムやマグネシウムと結合したリン酸マグネシウム様物質としてコラーゲンとともに骨に沈着します。また骨のたんぱく質と直接結合するカルシウムもあります。

 

ビタミンD
  ↓ マグネシウム
ビタミンDの活性化(肝臓、腎臓)
  ↓
カルシウム結合たんぱく質の産生(小腸)
  ↓ カルシウム
カルシウムの吸収と移動
  ↓ リン・マグネシウム
リン酸カルシウム、リン酸水素カルシウム
リン酸マグネシウム様物質
カルシウム
コラーゲン(アミノ酸から形成された)
  ↓
骨に沈着

 

このように骨の形成にはカルシウムの他に、十分なミネラル(リンやマグネシウム)、ビタミン(A、C、D)、数種のホルモン(骨形成を刺激するヒト成長ホルモンや膵臓から分泌されるインスリン、甲状腺ホルモン)などが関わってくるのです。
その中でもカルシウムの吸収を助ける重要なビタミンD。
食品以外にも、紫外線に当たることによって皮膚でコレステロールの合成過程から作られるビタミンD3があり、どちらかというと体内ではこのビタミンD3の働きがカルシウムの吸収に役立っています。

 

 

男性と女性の骨量減少の違い

女性と男性では骨量の減少の仕方が少し違います。

通常、女性は骨量が減少するのは30歳以降に始まり、エストロゲン(女性ホルモン)の量が減少する45歳頃には急激に、加速的に骨量が減ってしまいます。そして骨量の減少は続き、70歳までには骨に含まれるカルシウムの30%が失われます。女性では、一旦、骨が失われ始めると、10年間に約8%ずつの骨量が失われ続けてしまうのです。
さらに女性の骨は一般に男性の骨よりも、元々小さいので、老人での骨量の減少は、女性に典型的で、より深刻な問題を引き起こすことになります。
一方、男性では、60歳になるまで、骨からカルシウムが失われることはなく、その後は10年間に約3%ずつ骨量が失われます。

 

加齢による「骨量の減少」は避けられないことなのですね。
そしてもう一つ、加齢によって起こることがあります。それは「骨が脆くなる」ことです。
骨が脆くなるのは、タンパク質を合成する早さが遅くなることと、ヒト成長ホルモンの分泌量が少なくなることなどによります。ヒト成長ホルモンの量が減ると、骨を強くし、骨に柔軟性をもたせる繊維の産出量が減ってしまうのです。結果として、コラーゲン(タンパク質やビタミン)やカルシウム結合タンパク質で出来ていた「骨基質(骨の骨組み)」の大部分が無機のミネラルによって占められるようになってしまうのです。

 

加齢は骨に対して、大きな2つの影響をもたらします。
それは、「骨量が失われること」、そして「骨が脆くなること」なのです。

いちどスカスカになった骨は二度と回復しません。
骨量が減っていくのは誰にもまぬがれないことならば、どうすればいいのでしょう。
それは20〜35歳にピークを迎える最大骨塩量(peak bone mass)をできるだけ増やしておくことです。
若いうちから食生活と運動で、最大の骨量をあげておけば、加齢によって減ってきてもリスクは少なくなります。
そして、そのことが骨粗鬆症の予防にもなるのです。
無理なダイエットがリスクを高めることになるのは、言うまでもありません。

 

もう間に合わないという人がたくさんいるかもしれません。
それでも骨を丈夫にする栄養素や食事、運動によって骨量の減る速度をゆるやかにはできるでしょう。

 

骨に適度なストレスを与える運動の目安は一日に一万歩以上。
丈夫でしなやかな骨をつくるために、ふだんの生活を見直すことから予防を始めましょう。
また、大事なビタミンDを作るのに、1日1回くらいは日光に当たることを心がけたいものですね^^。

 

 

栄養について興味のある方は  
 Think Healthへ 

 

 CHIROPRATICA|低血糖症と副腎疲労のためのカイロプラクティックと栄養療法

 

私達の206個の骨とその大切な働き

bone4

 

骨粗鬆症とは、骨がスカスカになり骨折しやすくなる病気です。日本では、骨粗鬆症の人が女性で約800万人、男性では約200万人、合計1,000万人と推定されています。そしてこの数は高齢化社会に伴ない、さらに増加していく傾向にあります。
骨は他の臓器と違うところがあります。実は年齢によって老化するということはないんです。骨の構成成分が減少することについて、「骨の老化」という言葉を使っていますが、生理的な老化はありません。老化がないということであれば、しっかり予防していけば、十分丈夫な骨を維持できるわけです。

 

 

206個もの骨

今日はカイロプラクティックならではの「骨のはなし」をしましょう。

人の骨格は全部で206個もの骨でできていると言われています。
頭蓋骨に始まり、耳子骨(耳の骨)、舌骨、肋骨、胸骨、そして背骨を作っている椎骨が、中心にあります。
またそこに手・足をつなぐ骨が入るわけです。

 

これらの骨には、どんな働きがあるのでしょう。

1.支持 support

軟部組織を支えたり、筋肉の付着部になったりすることで身体の枠組みを作っています。もちろん体重を支える役割があり、大腿骨は500kg、腰椎は700kg支えることができると言われています。

2.保護 protextion

多くの内臓を外傷から守っている。例えば、頭蓋は脳を守り、椎骨(背骨)は脊髄を守り、肋骨は心臓と肺を守っています。

3.運動の補助 assisting in movement

筋肉が骨についているので、筋肉が収縮すると骨を引くことになります。このように骨と筋肉は共同して運動を起こしています。

4.ミネラルの貯蔵 storage of minerals

骨組織は数種のミネラル、とくに、カルシウムとリンを蓄えています。要求に応じて、骨はミネラルを血液中に放出し、非常に重要なミネラルの平衡(恒常性)を維持したり、身体の別の部分にミネラルを分け与えたりしています。

5.血球の生成 procuction of blood cells

決まった骨の中では赤色骨髄と呼ばれる結合組織が身体に重要な赤血球、白血球、血小板を作りだしています。この過程を造血と呼んでいます。

6.科学エネルギーの貯蔵 storage of chemical energy

黄色骨髄の脂肪細胞に貯蔵されているトリグリセリド(中性脂肪の一つ)は重要なエネルギー資源の一つです。

このように、骨といっても身体に大事な内臓や脳を守ったり、運動の補助をしたり、必要な栄養素を貯蔵したりと実に様々なことをしているのですね。

 

 

このように、骨といっても身体に大事な内臓や脳を守ったり、運動の補助をしたり、必要な栄養素を貯蔵したりと実に様々なことをしているのですね。

 

そしてこの骨と骨が連結している部分を関節 jointといいます。
カイロプラクティックではこの関節を非常に重要と考えているのです。
身体の多数の関節が人間の運動を可能にしています。

運動ができなくなる、動かなくなる → 弱くなる、老化の原因、痛みやコリの原因になる

このことをしっかり覚えておいてくださいね。

 

人間は常に動いていることで、自然な栄養の循環や代謝が行われ、元気でいられるのです。
現代の人はパソコンを長時間使う生活、車やバイク、長時間電車通勤などで身体を動かす機会が極端に減っています。
これが、肩こりや腰痛、その他の手や足のシビレ、様々な病気につながっていることは確かです。
また今月のテーマでお話していく「骨粗鬆症」についても同じことが言えますね^^。

 

 

栄養について興味のある方は  
 Think Healthへ 

 

 CHIROPRATICA|低血糖症と副腎疲労のためのカイロプラクティックと栄養療法