サプリメントのミニ知識

サプリメントのQ&A

最近は、健康食品やサプリメントを摂っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、摂り方を間違えるとかえって逆効果になることもあります。
私達の身近になったサプリメントだからこそ、もう少し栄養素のいろんなことを知ってもらいたいなと思います。
ということで、今日はサプリメントのミニ知識を紹介したいと思います。

 

 

Q1:ビタミン・ミネラルなどの栄養機能食品には1日摂取目安量が記載されてますが、1度に飲んでも大丈夫ですか??

A2:栄養機能食品は、医薬品ではないのでいつ摂取してもかまいません。
ですが1日摂取量を分けて飲んだ方が、体内でも吸収や利用率が上がると考えられています。

☆ビタミンの種類によって、脂溶性のものと水溶性のものに分けられ、吸収率は食事の前後で多少異なります。脂溶性ビタミン(ビタミンA,D,E,K)は食後に服用した方が吸収率が良く、ビタミンB群やCなどの水溶性ビタミンは空腹時に服用した方が吸収されやすいそうですよ。

 

 

Q2:ビタミンCは摂りすぎると良くないですか??

A2:ビタミンCの上限は2000mg/日とされており、これを超えなければ安全だと考えられてます。

☆ビタミンCなどの水溶性ビタミンは、尿から排泄されるので心配はいりません。通常200〜300mgを3時間おきくらいこまめに摂取してあげると効果的です。またガンなどの大きな病気の時に高濃度のビタミンCを点滴することで効果を出す場合もあります。腸が弱い人や過敏な人の場合は摂りすぎると下痢をすることもありますが、そういった場合は中性ビタミンCを摂ってあげると良いですね。
ビタミンB6は水溶性ですが、摂りすぎると知覚神経障害や抹消神経障害、光線過敏症が出る場合があります。
なので、水溶性、脂溶性を問わず許容上限摂取量を超えない事が重要です。

 

 

Q3:天然ビタミンEと合成 ビタミンEはどう違いますか??

A3:サプリメントのビタミンEには、「天然」と「天然型」と「合成」の3種類があり、体内での効果が異なります。
合成<天然型<天然の順で効果が高くなります。

☆天然のビタミンE製剤は、主として大豆や菜種、綿実などの食物種子の油脂成分から抽出して作らたもので、これに酢酸をつけて安定化したものが天然型です。
抗酸化作用や抗血栓作用、ホルモン分泌調整作用などの効果があります。
ちなみに、ビタミンEをはじめ、許容摂取量の上限が設定されているビタミンは、ビタミンA,D,K,B6,葉酸,ナイアシンの7種類があるので摂取量を超えない事が重要です。

 

 

今日は3つのQ&Aをお話しました。
日頃、疑問に思っている事はありませんでしたか?
いくらサプリメントとは言え、使い方に注意して快適な生活を送れるようにしたいものですね^^