脂肪を燃焼するエアロビックシステムを強化しよう!

夕暮れ時にランニングしている後ろ姿|副腎疲労blog

 

みなさん、こんにちは。

 

 

 

副腎疲労専門カイロプラクティック

「CHIROPRATICA」院長の小菅一憲です。

そしてこのBlogの筆者「Kossy (コッシー)」です。

 

 

 

運動には、エアロビック・ゾーンとアネロビック・ゾーンとがあります。

そして、その境界線となるのが、昨日お話した「最大エアロビック心拍数」です。
この最大心拍数を境にそれ以上の心拍数の運動はアネロビック運動、それ以下の運動はエアロビック運動となります。

 

 

 

よく言われるのがトレーニングをしながらも隣にいる友人やパートナーと楽しく会話をしながら出来るぐらいの強度の運動というものです。
私も副腎疲労の方が「運動を始めたいのですが・・・」と言われたら、まず、楽しく会話できる程度の軽い強度のウォーキングやランニングを勧めます。そして、息が上がって消耗するようなトレーニングはしてはいけないというお話をします。

これ、まさにエアロビック・ゾーンの運動をお勧めしているわけですが、実はこれだと確実にエアロビックかどうかの信憑性は低くなります。

 

 

そして、この境界線を知る方法として、一般的に用いられてきたのは「220公式」と言われる方法です。
これは「220ー年齢」を最大心拍数として、これに65%〜85%を掛けた数値が最大エアロビック心拍数としているものです。

しかし、65%〜85%という幅のある数値がトレーニングをしていく上で非常に曖昧なこと、そして「220ー年齢」を最大心拍数としているのですが、実際の最大心拍数との誤差があるということで、カイロプラクターのマフェトンは新しく「180公式」を作ったのです。
※最大心拍数:運動によって極限にまで上昇した心拍数のことで、年齢とともに下がっていく

 

 

 

この180公式は、マフェトン博士が数多くの臨床実験を行った結果得られた公式で、体調も考慮し、前回のblogでもお話した4つの段階を作っています。

もう一度ここでお話すると・・・

 

 

⭐️ 2年以上、順調にトレーニングを行なっており、競技の成績も伸びている:180−年齢+5

⭐️ 過去2年、風邪をひいたのは1、2度で、大きな問題もなくトレーニングできている:180−年齢

⭐️ 競技の成績が伸び悩んでいて、よく風邪をひいたり、故障や怪我を繰り返している:180−年齢−5

⭐️ 病気にかかっていたり、病み上がり、手術したばかり、退院したばかりである;180−年齢−10以上

 

 

この公式で計算すると、例えば私42歳の場合、180から42を引いた「138」という数値が最大エアロビック心拍数となります。
また、体脂肪を一番燃焼するのが、この最大エアロビック心拍数から10を引いた中の範囲なので、下限値128〜上限値138という数値の間で運動を行うと一番脂肪を使うトレーニングが出来る(エアロビック筋を鍛える)ということになります。

 

 

 

 

脂肪を燃焼するエアロビックシステムが一度強化されると、糖質からのエネルギーが切れても効率よく脂肪からのエネルギーが供給されるので、疲れ知らずで集中力も続くようになります。

 

ぜひ、みなさんもこのゾーンを感じてみてください。

 

 

 

⭐️ ハートレートモニターを使おう!

 

心拍数と聞いて、運動中、測らなきゃならないんだーと思った方いると思います。
そうなんです。

面倒くさいと思ってもこれだけは、やってください。笑。

 

 

 

 

心拍数に無関心な方が多いと思いますが、感覚だけに頼っているといつのまにかストレスの強いアネロビックトレーニングになっていることも多いんです。
アネロビックシステムばかりを鍛えてしまうと脂肪が燃焼せずに蓄積し、糖質ばかりが燃えるという循環を作り出します。

これは何度も話しているように、糖質を一挙に使い果たし、糖質が底をつくと低血糖状態になり、副腎に負担がかかることはもちろん、新たな糖質を求めたり、精神的にも不安定になったり、エネルギー効率の悪い身体を作りあげてしまいます。

 

 

 

これは長い目で見ると、副腎の回復やパフォーマンスアップどころか、健康面において病気や故障を繰り返し引き起こすような原因になる場合が多いのです。

これに陥っている患者さんを何人か知っていますが、そういう方は何度お話しても、やはり身体を鍛えたいので筋力トレーニングを強化してしまったり、つい運動すると限界近くまでやってしまったり、どうしてもやれるところまでやってしまう方です。
そして、大抵そういったトレーニングをした後に、副腎疲労がひどくなって体調を崩しています。

前にもお話したように、私自身も身体を鍛えたくて、腕立て伏せや腹筋やらをやると必ず身体の調子が悪くなります。一時的には力がついたようで良い状態になるのですが、その後、関節が痛くなったり、風邪を引いたりして中断することが多い気がします。
とくに年齢が上がってからはそれが多くなりました。
運動強度によってはすぐにアネロビック・ゾーンに入ってしまうのでしょうね〜。

 

 

 

 

そんなこんなで、面倒でもこの「ハートレートモニター」を使った運動を心がけてください。笑。

腕や指で測るものは正確でない可能性があるので、胸にバンドをつけてそれを腕時計とワイヤレスで連動するものがお勧めです。

私は以前「POLAR」のを使っていましたね。

 

 

これだと、コード付きで指や耳たぶの脈を感じるものより、コードが運動の邪魔になったり、からまったりせず、身体の動きを妨げることがないので、より正確な心拍数を測ることが出来ます。

 

 

 

 

ぜひハートレートモニターを使って、ウォーキングやランニングを行ってみてください。

そう。もちろんエアロビック・ゾーンで行うことを忘れずに^^。

 

 

 

今日はここまで。

 

 

また次回に^^。

 

 

 

Thank you for reading to the end.

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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Written by

小菅一憲

Bachelor of Applied Science
Bachelor of Chiropractic Science 
AK Practitioner

国際基準のカイロプラクター
アプライドキネシオロジスト
健康栄養指導士
野菜ソムリエ

私は・・・ 
原因のわからない不調に悩んでいる人を助けたい。 
本当に健康になった時の素晴らしさを実感してもらいたい。 
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そんな想いから、治療院運営とblogでの情報発信を行っています。

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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘルスケアです。

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Thank you for reading to the end.