花粉症には月見草オイル|カイロプラティカ麻布十番

花粉飛散量は去年の倍。

みなさん。こんにちは。
そろそろ花粉の飛ぶ季節になってきました。今日は花粉症の話です。
花粉の飛散量は、前年の夏の天候と関わっているそうですが、前年の夏が良く晴れて暑いほど、光合成が
盛んになり、雄花の生産量が増えるようですね。2012年の夏は全国的に厳しい暑さと記録的な残暑、
少雨だったようで、今年2013年の花粉飛散量は、去年の2倍、3倍になると予想されています。
2月以降は徐々に花粉飛散量が増えていくので、花粉症の方は早めの対策をしておいた方が良いでしょう。

 

 

さて、そこで今日はγ−リノレン酸(月見草オイル)についてお話したいと思います。
というのも、アレルギー持ちである私もずっと月見草オイルのサプリメント飲んでいるのですが、
すこぶる調子が良いのです。私の患者さんでも花粉症のひどい人にも試してもらったのですが、けっ
こう薬と同じくらいピッタリと止まっています。
もちろん、食事で精製された炭水化物や糖質の摂取を控えたり、オメガ3やオメガ6のバランスが
とれた食事、トランス脂肪酸を摂取しないなどのことは最低限必要になってきますが。

 

ではなぜこのγ−リノレン酸がアレルギーに効くのでしょう?
簡単に説明していきますね。

私たちの身体の中には、様々な微量物質が存在し、それらが互いに影響しながら重要な働きをして
います。例えば、身体の生理機能をつかさどる酵素、この酵素に指令を出しているホルモン、そし
て酵素の潤滑油の役目をするのがビタミンです。そして今回注目するプロスタグランジンという物
質も、こうした体の調節をするホルモンに良く似た物質なのです。
プロスタグランジンは、20種類以上もあり、様々な不飽和脂肪酸から作られます。例えば、体内で
アレルギー反応が起きると、末梢神経が緊張して収縮しますが、体は即座にそのまわりの細胞でプロ
スタグランジンを作り、神経の収縮を元に戻そうとします。この働きこそが、アレルギー症状を抑え
るものなわけですね^^。

今回の目玉、γ−リノレン酸はプロスタグランジンを作る過程で大切なものです。
通常、食物から摂取されたリノール酸(一般的なサラダ油に含まれる)は、健康な人では、体内で
γ−リノレン酸に転換され、細胞内に組み込まれ、必要なときにいつでもプロスタグランジンに変
身して活躍できるように待機しています。
ところが、体の異常や食生活の偏り等により、何らかの阻害因子を持つ人は、リノール酸から
γ−リノレン酸を体内でうまく作ることができません。
したがってプロスタグランジンを作る力も弱いのです。

 

そして今お話していたγ−リノレン酸を経由して作られるプロスタグランジン1グループは、
炎症抑える側でもあります。逆に肉食が多い方に多くみられるアラキドン酸を経由して作られる
プロスタグランジン2グループの方は、炎症を活発にしてしまう方なのですね。

 

 

月見草オイルを摂ろう!

さて、このγ−リノレン酸。
実は食事からはあまり摂りずらいものなのですが・・・
しかし、ここで救世主が!

それこそが、月見草という植物から抽出した月見草オイルというものです。
月見草オイルに多く含まれるγ−リノレン酸は、体内で炎症を抑える働きをするプロスタグランジン1
を作るために必要な材料です。
出てしまった症状を鎮めるだけでなく、代謝を整えることで体質改善も望める優れものなのです。

 

花粉症対策には、ビタミンCとケルセチンという炎症を抑えるフラボノイド、そしてこの月見草オイルが
私のオススメです。これから花粉が飛散してくる前にしっかり対策をしておきましょう!

 

 

月見草オイルはいろいろありますが、必ず質の良いものを選んでくださいね。
また必要であれば、カイロプラティカでも月見草オイルのサプリメントやビタミンC+ケルセチンの
サプリメントも取り扱っています。
メールでもお電話でもお気軽にお問い合わせください。

 

事前に対策をして、花粉が多い2013年の春を快適に乗り切りましょう^^。

 

 

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