麻布十番に本物のなまはげが、秋田から来てました。
本物のなまはげを見るのが実は初めてだったので、仕事中であることを忘れてすっかり見入ってしまいました(笑)
なまはげの怖さに泣いてしまう子供もいましたが、ほとんどの子供が怖がらずに冷静だったのでびっくりしました。
きっと家の中になまはげが来たほうが、迫力があるのでしょうね、、、
毎年来てるそうなので、本物のなまはげを見たい方は麻布十番で見れますよ^^
CHIROPRATICA|低血糖症と副腎疲労のためのカイロプラクティックと栄養療法
軟骨は、「コラーゲン」と「プロテオグリカン」と「水」でできています。
成分を少しみてみましょう。
<軟骨の仕組み>
水分
コラーゲン
プロテオグリカン
・グリコサミノグリカン
(その内80%…コンドロイチン硫酸)
(その他、ヒアルロン酸、ヘパラン硫酸、ケラタン硫酸)
・タンパク質
軟骨成分
コラーゲンは軟骨を強くする繊維なのでわかると思いますが、「プロテオグリカン」とは一体なんなのでしょう?
プロテオグリカンとは、多くの糖鎖が結合した糖たんぱく質の一種のことを言い、典型的なプロテオグリカンは一つの核となるたんぱく質に、一本、あるいは多数のグリコサミノグリカン鎖が結合しています。要は、プロテオグリカンとはグリコサミノグリカンというムコ多糖の1種とたんぱく質の複合体の状態なのです。
プロテオグリカンは、通常、動物の細胞表面などに存在しており、軟骨や皮膚中に多く存在しています。
軟骨の中のプロテオグリカンは水分を引き寄せて、保持する働きを持っているのです。
少し難しい話だと思いますが、
このプロテオグリカンが重要な役割をしているのです。
軟骨の内部では、
ヒアルロン酸の芯にタンパク質の枝がついています。そのタンパク質の枝に無数のコンドロイチン硫酸などの小さい枝(グリコサミノグリカン)が付着しているものが「プロテオグリカン」というものなのですね。
この細い枝の間に水分を引き寄せて、水分を保持することができるので、軟骨の80%は水分を含み、スポンジのような滑らかな動きができるのです。
健康な人のプロテオグリカンは、ヒアルロン酸のエキスをいっぱい吸って、水分がたっぷりのゼリー状をしています。これが、変形性関節症になると冬の木のように枯れた状態になってしまっているのです。
さて、よく名前を聞く「グルコサミン」についてですが…
グルコサミンはカニの甲羅、エビの殻等に含まれる成分で、人体でも合成しています。
軟骨成分の「プロテオグリカン」も体内で合成されますが、「プロテオグリカン」になる一つ手前の成分がグルコサミンというわけなのです。
人はアミノ酸と糖から長い工程を経て「プロテオグリカン」をつくりますから、軟骨が壊された時にすぐに合成が間に合うかというとそうでもなく、間に合うのは若い時だけといえます。そこで「プロテオグリカン」の一つ手前の成分であるグルコサミンを摂取して、最終工程は自分の力で「プロテオグリカン」をつくるということなのですね。
グルコサミンは、名前の初めにある「glucos」が示すように糖分と、「amine」が示すように窒素を含むアンモニアの副産物と水素が結合した物質で、天然のアミノ糖の一種です。
このようにグルコサミンにはブドウ糖が科学的についているため、糖尿病の方々には注意というメッセージをよくみかけますが、グルコサミンの摂取量は1回に多くても1500mg程度であり、そこに含まれるブドウ糖の影響よりも、痛みを我慢してストレスをかけ続ける方が、きついような気がしますね。
グルコサミンは軟骨組織に存在し、関節の働きにかかわっていることが知られており、人間では加齢とともに減少し、関節炎、関節痛を引き起こすと言われています。
また経口摂取によって,関節軟骨障害を修復することにより,症状の改善作用があると言われています。
グルコサミンの作用メカニズムに関して,以前は,経口摂取することで障害の修復が想定されていましたが,最近の研究では細胞内情報伝達機能を介した修復作用が想定されています。
しかし、まだ不明の点も多く、グルコサミンがそれ自体で軟骨の働きを担っているという研究報告もあれば、グルコサミンだけではなくMSM、コンドロイチン、ビタミン・ミネラルなどと一緒になってはじめて軟骨を形成するという報告もあります。
グルコサミンは人の体内では軟骨、腱、靭帯などに分布し、細胞や組織を結びつける役割を果たしています。
体内でも合成されるのですが、その量は40歳くらいから減少傾向になります。加えて特に関節の軟骨は、加齢や肥満に伴ってすり減ったり酷使されるため、中高年以上は合成が減少に追いつかなくなります。
そうすると、腰や膝の違和感や痛みが現れたり、進行すれば関節痛や変形性関節症につながる可能性も高くなります。
もちろん、若くても、関節を酷使するような激しいスポーツを継続している場合は同様ですが・・・。
これらの症状は、初期〜中期の段階であれば、グルコサミンを経口投与することにより予防、改善されます。
研究でも初期〜中期の方が効果が高い報告があるのですね。しかしそれ以外の症状、外科的に軟骨が切除された患者の軟骨再形成や狼瘡、慢性関節リウマチのような関節に関る自己免疫疾患に対する有効性評価については現在までに有効な報告はされていません。
抗炎症作用を持つ医薬品のイブプロフェンなどに比べ抗炎症作用は低く、鎮痛作用についても弱いことがわかっていますが、副作用がほとんどないことを考えると、グルコサミンの有益性はおおいにあると言えるでしょう^^。
なお、有効性を高めるには、やはり軟骨成分であるコンドロイチンを併せて摂取することが良いと思います。
ムコ多糖類の一種であるコンドロイチンには、軟骨の保水性や弾力性を高める作用があります。
これらの成分が相乗的に威力を発揮すれば、より効果的に関節痛や腰痛、変形性関節症を予防、改善することができるかもしれません。
カイロプラティカでは、グルコサミンとコンドロイチンを両方摂るのか、グルコサミンだけで良いのか、また非変性Ⅱ型コラーゲンを摂ってもらうのか、アメリカの方で主流のMSMを摂取してもらうかなど、その方の状態に合わせてサプリメントをお勧めさせて頂いています。
お困りの方は一度ご相談くださいね。
次回は、あまり知られていないコンドロイチンの事実についてです。
お楽しみに〜^^。
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世間では、膝の痛みは一般的に、「痛風」や「膝の軟骨がすり減って痛い」という認識が浸透しています。
テレビのCMなどでよく見かける「膝の軟骨成分コンドロイチン硫酸配合、膝の痛みを治す」などのキャッチフレーズ。しかし膝の痛みの原因は、実に様々で、軟骨の成分を身体に取り入れて治るものばかりではありません。
カイロプラティカの患者さんでも、50歳以降の女性の方に多くみられるのが膝の痛みです。
今月のテーマは「変形性膝関節症」。
老化によってなぜ膝の痛みが起こるのか、軟骨がすり減るというのはどういうことなのか、カイロプラティカ視線で解説していきましょう。
CMや雑誌などでもよくみかける変形性膝関節症。
一体どんなものでしょう?
実は簡単にいうと、これがいわゆる膝関節の老化現象です。膝の軟骨の形が歪(いびつ)になったり、膝の間の隙間が狭くなったりすることで、軟骨がぶつかりあって痛みが起こると言われています。
冒頭に話した「膝の軟骨がすり減って痛い」というやつですね。
この「変形性膝関節症」、高齢者の膝の問題の中では最も一般的な疾患です。
統計的には、中年以後の年齢層で、症状の有無にかかわらず25~40%の人がこの変形性膝関節症だと言われています。
そして前述したように、変形性膝関節症は、関節軟骨の変性(老化による変形)と摩耗が主体で、外傷や感染などの既往歴がないものが90%を占めます。
膝の関節の老化によって起こる「変形性膝関節症」。
どんな症状があるのでしょう?
歩行時に痛い
正座している時に痛い、痛みで正座ができない
階段の上り下りで痛い、とくに降りるときに痛い
長距離歩いた日の夜は痛みが強い
膝をしっかり伸ばすことができない
また完全に曲げることもつらい
膝に水がたまる
おおまかには、こんな症状がみられると思います。
ただ膝の痛みのときは、大抵の場合、上記のような階段の上り下りや、膝の完全な曲げ伸ばし時の痛み、夜間痛や関節水腫などは診られる症状なので、これだけでは変形性膝関節症かどうかはわかりません。
ちなみに「膝に水がたまる」というのは、変形性膝関節症の方でも多いのですが、これは膝の変形の度合いとはあまり関係がなく、関節の間の滑膜の炎症によるものが多いです。
「変形性膝関節症」の特徴的な症状の一つとしては、膝の内側の痛みがあります。
これは病状が進行していくと、関節の内側部の隙間が狭くなる現象が多くみられるからです。内側部の圧痛は、初期でも60%、中期では80%にみられるといいます。また立っている時や、歩いている時には、身体の重心が足の軸よりも常に内側にあるため、内側部がより大きな荷重を受ける傾向にあり、圧痛も内側に多くなると考えられています。
この内側の痛みは膝を外に捻る、もしくは内側に捻る動作でより痛くなる場合が多いと思います。
「中年以降」にあらわれた膝の痛みで、上記のような症状があり、膝の内側に痛みがある場合は、変形性膝関節症の可能性が高いと言えます。
変形性膝関節症の原因は、老化と話しましたが、それ以外の原因を強いてあげるなら…
肥満・過体重
膝にかかる負担の増加
O脚などの変形
筋肉の衰え
使い過ぎ症候群
膝に過度に負担をかけるような日常動作
この中でもとくに、肥満などの体重増加、またO脚などが大きな原因となり得ます。
体重はあまり言いたくはないのですが、膝の問題への関わりは大きいと思います。
膝が痛くなる前に、体重が増えたりしてはいないですか?
膝には、普通に歩いても体重の5倍、階段を降りる時は体重の7倍の重さがかかります。ということは、体重が1kg増えるだけで、片方の膝にその5倍の5kgの負担が増えるのです。
そう考えると、膝が痛い人は1kgでも減らしただけでも、大分変わるということなのですね!
膝が痛くてつらい思いをしている人は、自分の膝をいたわる気持ちで、自分の体重を1kgだけ減らしてみてはいかがでしょう^^。
そしてO脚。日本人は気にする方が多いですね。
私の治療院にもO脚のために来院される方がいます。
通常カイロプラクティックでは、関節に対して、健康上問題のある場合にのみ治療を行いますが、まったく問題のない場合もあります。その場合は、もちろん治療は行いません。
これはO脚でも同じです。たとえO脚だとしても、膝や股関節に健康上全く問題がなければ治療は行いません。見た目だけを治すような治療はカイロプラクティックの趣旨とは違いますし、かえって健康上、問題が起こる場合もあります。勘違いしている方が多いですが、美容目的のカイロプラクティックはしっかりとしたカイロプラクティックでないことが多いのです。
さてこのO脚。関節に問題がなくても、たしかに膝の内側には負担がかかります。
そこで予防法を少し紹介しましょう。O脚は足の筋肉がしっかりしているとなりにくいので、膝を伸ばし、姿勢を正しく保った状態の歩行を心がけてみてください。膝の内側や外側の筋肉がしっかりしてくると自然ときれいな足のラインになってくるものです。
またそれが、変形性膝関節症の予防にもなります。
では、今日はこのくらいにして次回をお楽しみに〜。
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逆流性食道炎 GERDが、食道括約筋が緩むことが原因で起こることがわかってきましたが、食べ方や姿勢の他にも食べるものによっては、この括約筋をゆるませる作用をもつ食材があります。
チョコレート、トマト、生のタマネギ、ニンニク、黒こしょう、酢、ペパーミント、フライやてんぷら、炭酸飲料、アルコール、カフェインを含む飲み物・・・
などは、大量に摂取すると食道括約筋を緩めることがあります。
また栄養療法で有名な Dr Wright は、高脂肪食が括約筋の圧力を下げると言っています。
これには、十二指腸と空腸近辺で分泌される消化管ホルモン(コレストキニン)が関わってきます。コレストキニンは、脂質やタンパク質という消化に時間がかかる栄養素を、ゆっくりと時間をかけて胃の中で消化分解させるために働くホルモンですが、このコレストキニンの働きの一つに、胆のう周囲の筋肉を緩めて脂質の分解をする胆汁分泌を促進する作用があり、さらには食道括約筋を緩めてしまう作用もあるのです。
このコレストキニンは脂肪の多い食事をしたときにたくさん分泌されるホルモンなので、脂肪の多い食材を、短時間に大食いすることによってコレストキニンの分泌が増え、括約筋を緩めてしまうのです。
これには、十二指腸と空腸近辺で分泌される消化管ホルモン(コレストキニン)が関わってきます。コレストキニンは、脂質やタンパク質という消化に時間がかかる栄養素を、ゆっくりと時間をかけて胃の中で消化分解させるために働くホルモンですが、このコレストキニンの働きの一つに、胆のう周囲の筋肉を緩めて脂質の分解をする胆汁分泌を促進する作用があり、さらには食道括約筋を緩めてしまう作用もあるのです。
このコレストキニンは脂肪の多い食事をしたときにたくさん分泌されるホルモンなので、脂肪の多い食材を、短時間に大食いすることによってコレストキニンの分泌が増え、括約筋を緩めてしまうのです。
このように食べるものによっても食道括約筋の働きが低下し、GERDを引き起こす場合があります。またニコチンやカフェインが括約筋の圧力を下げることがわかっているので、喫煙やコーヒーなどは控えた方が良いでしょう。
早食いや大食いをやめ、しっかりと噛んで食べることがGERDの予防、強いては消化吸収に大事な最低限のポイントであることを覚えておいてくださいね。
また高脂肪食を避け、炭水化物やタンパク質を同時に大量にとることを控える、また野菜などの食物繊維を食事にしっかりと加えることがGERDの改善に大きな助けになってくれるでしょう。
普段自分が出来ることから実践していくと良いですね!
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今月ずっとお話してきている逆流性食道炎(GERD)は、胃酸が食道に逆流してしまうことによって、食道粘膜が傷ついて炎症を起こしてしまう病気です。
お医者さんでは大抵、脂ものや辛いものの食べ過ぎやお酒の飲み過ぎなどが原因にあげられ、胃酸を抑えるもしくはストップしてしまう薬をもらうのが常です。しかし現実にはそれで治らない人も多いのです。
実際私のクリニックにはそういう方がたくさんいらっしゃいます。
私が臨床に出ていて感じるのは、最近GERDが増えてきた本当の原因は、食物不耐症もしくはアレルギーによるものだということです。
例えば食物不耐症やアレルギーの一つ小麦グルテン過敏症では、9割の人がGERDを併発すると言われています。自分に合っていないものを食べると食後に胃での消化不良や小腸の機能低下が起き、ガスも発生します。これは括約筋がうまく働かなくなる原因にもなりますし、腹部膨満感によるGERDの悪化にもつながります。また胃での消化が長引くことで胃にずっと食べ物が留まり、胃酸もその間出ていることになるので、より逆流することにつながるのです。
こういったケースでは胃酸を抑える薬は、一時的な効果しかなく、結局は胃酸の分泌低下によって消化不良が起こり悪循環に陥ります。
また甘いものの摂取で、括約筋が緩むことがあるのはよく言われていますが、カイロプラクターのマフェトンはガスや膨満感によるGERDの症状の悪化は、デンプン質や加工された炭水化物を食べることで起きる場合があると言っています。現代の食生活を考えるとこれも納得出来る事実です。
私は実は最近の逆流性食道炎が増えてきた背景に、現代になって免疫の異常であるアレルギーが増えてきたこと、それに伴い、みなさんが気付いていないところで消化吸収能力の低下から遅延型アレルギーや不耐症が増えてきていることがあるのではないかと思っています。
お医者さんの薬で治らないGERDのケースのほとんどで、こういった食物アレルギー・不耐症、また精製炭水化物の過剰摂取などが原因になっています。
私のクリニックでは、お身体をチェックしたり、食物アレルギーチェックやシュガーチェックなどでその方の不耐症の有無がわかりますが、ご家庭で不耐症があるかないかをチェックする方法としては、問題がありそうな食材を2週間避けてみることです。
小麦であれば、小麦を含んでいる食材(パン、パスタ、うどん、蕎麦、ハンバーグ、フライ、その他の小麦を含む調味料)などを2週間避けてみて自分の逆流性食道炎やその他の体調不良がどうなるかを観察します。また乳製品であれば、乳製品(牛乳、チーズ、ヨーグルト、バターなど)を2週間避けてみて、同じように自分の体調を注意深く観察するのです。
そこで今まであった、体調不良(疲労感、気分の浮き沈み、頭痛、腹部膨満感、便秘、下痢、胃腸の問題、体重の極端な変化などなど)が改善していたら、次にまたその食材を摂ってみます。何日か問題の食材を摂った時にいままでの体調不良がぶり返してきたら、その食材が不耐症の可能性が高いということですね。
その他の方法については、私が以前書いたこちらを参照してみてください。
自宅で出来る食物過敏症チェック
では今日はこのくらいにしておいて。
ここ2週間ぐらい風邪が本当に流行っていますね。
急に寒くなったからだと思いますが、みなさんもくれぐれも注意してくださいね。
予防にはビタミンCや亜鉛、そしてビタミンDがお勧めですよ。
ではでは。
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