副腎疲労のための食事と生活 【その2】|新年から始める副腎に優しい食べ方ルール

木の箱に入った新鮮な野菜を持っている人|副腎疲労blog

 

みなさん、こんにちは。

 

 

 

副腎疲労専門カイロプラクティック

「CHIROPRATICA」院長の小菅一憲です。

そしてこのBlogの筆者「Kossy (コッシー)」です。

 

 

 

いやー!2018年。

始まっちゃいましたね〜。
みなさん、お正月いかがお過ごしでしょうか?

 

 

私たち家族は、1日から軽井沢に来ています。

こちらは天気はとっても良いですが、朝から霜が降りて、キンキンに冷えています。

 

プリンスのアウトレットはものすごい人混みですが、私たちは足裏のマッサージを受けたり、公園で子どもを遊ばせたりとのんびり過ごしています。

 

 

 

さて・・・

昨日は、健康の基本としてやはり「よく食べ、よく寝て、よく笑う」が大事というお話をしましたが、この食べるということ、なんでも!というわけにはいかないのは現代の食環境なんです。

ひと昔前までは、いろんなものを万遍なく食べていれば、健康だったのですが、今はそうはいきません。
食べると身体に悪いものもたくさん溢れていますから。

 

 

今日は、副腎に優しい食べ方ルールということで、新年からスタート出来る簡単な食事の仕方をお話ししましょう!
今年は是非これを参考にして、副腎を労わりながら、健やかに過ごしてください〜!

 

副腎疲労のために今日から出来る「朝の塩水」の話はこちら↓

 

 

⭐️ 副腎に優しい食べ方ルール

 

⭐️ 1日3食をしっかりと食べる。必要であれば間食(甘くない)も。

 

一般的に「1日3食の食事」が勧められているのは、みなさんもご存知かと思います。
ただ、最近は現代人は食べ過ぎ、1日1食が良い、また粗食がベストなど様々なことが言われてきています。たしかにそれも一理あります。

しかし、副腎が疲れている人や副腎が元々弱い人はコルチゾールの分泌が十分でないので、血糖値が下がりやすく、血糖値を上げてくれる定期的な食事はとても重要。
とくに朝はコルチゾールをたくさん分泌しなくてはならないので、そのサポートのためにも朝食は不可欠です。
私も小さい頃、朝食を抜いて学校に行ったら、貧血で倒れてしまい、それからというもの朝食だけはどんな時も欠かしませんでした。

そして、食事と食事の間隔が空いたり、小腹が空いた時は、健康的な間食がオススメです。
鳥のささみ、ナッツ類、野菜スティック、ゆで卵などが良いでしょう。

 

 

 

⭐️ 毎食、かならずたんぱく質を食べる。

 

副腎が弱っていると血糖値が上がったり、下がったりして、身体の状態が安定しません。
とくに炭水化物だけの食事は、血糖値の不安定な状況を作り出し、副腎に負担をかけます。
3度の食事でしっかりとたんぱく質を食べると、お腹が空きずらくなり、血糖値も長持ちします。是非毎食時に必ずたんぱく質を意識してください。
そしてこのことは、当院にご来院された方に必ず伝えていることでもあります。
また私自身も「おにぎり」だけとか、「麺類」だけとかはなるべくせずに、必ず野菜とたんぱく質を摂るように意識しています。お肉、お魚、大豆製品、卵。なんでも良いです。

例えば・・・
焼き魚や鶏肉の炭火焼などの主菜に、野菜サラダや野菜の煮物、または豆腐などの副菜、そして味噌汁などを加えたような定食のようなものがベストです。

 

女性はたんぱく質不足の方が多く、それだけでも疲労やむくみ、月経の問題が起こるので、たんぱく質を意識するだけでも元気になる方がいますよ〜。

 

 

 

⭐️ 同じ食材に偏らない、季節に合わせたいろいろな色の食材を食べる。

 

副腎が疲労していると、胃腸が弱っている人が多いです。
こういった消化能力が落ちている時に、毎日同じ種類の食材ばかり食べると食物アレルギーや食物不耐症のリスクが増えます。
私自身も以前、毎日のように鮭や豚肉を食べていたら、これらの食材に過敏になってしまったことがあります。

またこれはよく言われることですが、季節に合わせた食材の方が、栄養価が高いので、その季節のお野菜を摂ることが非常にオススメ。
そして、カラフルな色のお野菜を取り入れることで、それらの野菜はリコピンやカロテン、アントシアニンなどのファイトケミカルという植物特有の有効成分を含んでいるので、身体に取り入れてあげると副腎のサポートになります。
選り好みせずに、いろいろな食材を食べ、季節のものを選び、いろいろな色の食材を取り入れる。

 

こういったことを考えると、健康の基本は「よく食べる」というのは、当たっているのかなと思います。

 

実は、健康に気を使って選り好みして食べている人より、いろんなものを好き嫌いせずに食べている方の方が健康だったりします。笑。
もちろん、加工食品や外食ばかりでは駄目ですが・・・。
アレルギーや不耐症がある方は、また食事が変わってきますが、基本的には食べれるものの中でいろいろな食材をローテーションで食べていくというスタイルは変わりません。

 

 

 

⭐️ 加工食品を摂らずに、調味料にも気を使う。

 

4つ目のこれを意識するだけでも、かなり健康になれると思います。

スーパーでお惣菜や加工食品のラベルを見てみてください。これらの食材には日にちが経っても、見た目が美味しそうで、劣化しにくく、味も良いように、それこそたくさんの添加物や化学調味料が含まれています。
私は、ラベルを見て少しでも自然でないものが入っていると、恐ろしくて、どんなにお腹が空いていても食べません。笑。

 

そして家での食事でも、外で買ってきたようなドレッシングやソース、ケチャップなどには、果糖ブドウ糖液糖や添加物、保存料が含まれています。それよりは、天然の海水から作られたお塩、そしてノーマルな醤油などが良いでしょう。
ドレッシングも、質の良いオリーブオイルやシソ油、エゴマ油などにお酢を入れて(2:1)、それに塩・胡椒を適量混ぜれば、簡単に美味しいドレッシングが出来上がります。お好みで擦りゴマやハーブ類を入れても最高です。
外で加工食品を買う・食べることをやめて、家で使う調味料を一新すれば、それだけでも身体に人工的な悪いものが入ってこないので、胃腸も炎症を起こしずらく、とても健康的になれます。

 

 

 

⭐️ 質の良い油を摂る。オメガ3の油を意識する。

 

 私たちの身体の細胞膜を作っているのは、油です。
この油のバランスが良いかまた質の良いもので作られているかで、あなたの健康度合が変わってきます。
現代人は調理用の油を控えて、オメガ3系の油「シソ油、エゴマ油、亜麻仁油、グリーンナッツオイル」を積極的に摂り、EPAやDHAの豊富なお魚を週に3回ぐらいは食べるようにすると良いでしょう。

私は、普段の調理に比較的有害物質の少ない有機米油を使い、料理の好みに合わせて、なるべく質の良いオリーブオイル(低温圧搾、遮光瓶に入ったもの)やごま油などを少量使っています。

 

 

 

⭐️ 身体の代謝を悪くしてしまう「毒」に気をつける。

 

私たちの身体や副腎のために気をつけていきたいのが、農薬や遺伝子組み換え食品など。さらには、水銀を多く含んだ大型魚、そして、人間が作り出した人工的な油であるトランス脂肪酸(マーガリン、ショートニング、ファーストフード、コーヒーフレッシュなど)、もちろんアルコール類。

これらのものは肝臓に負担をかけるだけでなく、人間の代謝を阻害し、身体に炎症を起こします。炎症が起こると副腎が頑張ってコルチゾールを出さなければならないので、副腎にも負担がかかるというわけです。

 

 

 

⭐️ できる範囲で、甘いもの、カフェイン、グルテン、カゼインを控える。

 

これらは、腸に炎症を起こし、腸内環境、腸内フローラを悪化させます。
腸の炎症が慢性的になると、カビ菌の温床になったり、アレルギーを引きおこす元にもなりますので、ご注意を。

 

この食品を控えるだけでも、身体はかなり変わりますが、なかなか全てを控えるのは現代人には至難の技かもしれません。
女性からは、「えー楽しみにがなくなっちゃう!」という声が聴こえてきそう。
もちろん、食事制限が返ってストレスになってもよくないので、緊急の場合(副腎疲労の症状が酷いケース)でなければ、出来る範囲で適度に楽しんで制限してみてください。

 

 

 

⭐️ 夜9時以降はなるべく食べない。

 

夜9時以降は、胃腸はもちろん、副腎や膵臓などもお休みの時間です。
この時間にたっぷりと食事を摂ってしまうと、夜中も胃腸が働き続け、胃腸が弱い副腎疲労の方には負担になります。またそれがきっかけで逆流性食道炎の症状が引き起こされることもあります。
また、夜食べてしまうとそこから身体が元気になったりして、なかなか睡眠モードに入れません。

もちろん、仕事柄食事が遅くなる方はいらっしゃると思いますが、そういった場合は、夕方に一旦間食や軽い食事を摂り、夜はビタミンやミネラル豊富な野菜や海藻類、そして消化に良さそうなたんぱく質を少量摂ると良いでしょう。

 

 

 

 

いやー、なんだかんだ書いていたら8つにもなっちゃいました。

 

最後にみなさんにお伝えしたいことが1つ・・・

 

私たちの身体は、毎日食べたものからできています。
身体に良いという食べ物はいろんなところで紹介されていますが、それが全てではありません。

巷で良いと言われているような真新しいもの、住んでいる土地ではあまり採れないようなものを、食べたからと言って必ずしも健康になるということではありません。

 

人によって合う食材、合わない食材があります。
私は、やはり小さい頃からその土地で採れる慣れ親しんだ食材が1番その方に合っていると思います。
あまり馴染みのない海外のオイルを摂ってみたり、南国のスーパーフルーツを摂っても、それが良い方向に働く人と、逆に体調を崩してしまう人といます。

自分に馴染みのある食材で自然なものを、毎日選り好みせずにいろいろ食べていくのが1番良いのではないでしょうか?

 

 

 

ここで話した食べ方ルールは、すぐに全てを実践できなくても、少しずつでも良いので自分の生活に無理なく取り入れてもらえると、必ずやあなたの身体に反映してくると思います。

私が保証します。笑。

毎日イキイキと過ごすため、副腎が元気に働くために、食生活の改善は欠かせません。
是非、今年は思い切って取り入れましょう〜。
やる気のある人は今年の目標にしちゃうのはいかがでしょう?

 

 

 

ではまた次回に^^。

 

 

 

Thank you for reading to the end.

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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Written by

小菅一憲

Bachelor of Applied Science
Bachelor of Chiropractic Science 
AK Practitioner

国際基準のカイロプラクター
アプライドキネシオロジスト
健康栄養指導士
野菜ソムリエ  

私は・・・ 
原因のわからない不調に悩んでいる人を助けたい。 
本当に健康になった時の素晴らしさを実感してもらいたい。 
食と栄養についての正しい情報を発信し、未来の元気な子供につなげたい。 
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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘルスケアです。

みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロプラクティックの中の一つの学問アプライドキネシオロジー (AK)では、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバランスをチェックし、それに対する治療を行うことができます。

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アメリカやオーストラリアのAKのオフィスでは、サプリメントを使った栄養サポートは日常的に行われており、当院でもAKを使って身体の状態をチェックし、どの内臓器が弱っているか、どういった栄養素が必要であるかを判断することで、カイロプラクティック治療はもちろん、原因に沿った栄養指導を行っています。  

Thank you for reading to the end.