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ビタミンDの話 【その1】|寒くなると体調悪くなる人はビタミンD不足!?

風邪を引いて具合悪そうにベッドに寝ている家族|副腎疲労blog

 

みなさん、こんにちは。

 

 

 

副腎疲労専門カイロプラクティック

「CHIROPRATICA」院長の小菅一憲です。

そしてこのBlogの筆者「Kossy (コッシー)」です。

 

 

 

沖縄から帰ってきました〜^^。

昨日の夜に羽田に到着。飛行機が1時間遅れたりもありましたが、無事帰宅。
小さい子どもがいるととたんに旅行が大変になるのですが、今回は宿をコンドミニアムにしたのと、何にも予定を入れなかったのがとても良かった。

久々に家族でゆっくりとした時間を過ごせました。

 

 

 

こっちに着いて外に出たら、あまりの寒さにびっくり。
いやー風が冷たかったですね。

沖縄では上着も羽織らず、トレーナーやロンT1枚といった感じだったのですが、こっちはもう手がかじかむ寒さ。大雪も降るわけです。

 

 

この寒暖差で思い出しましたが、以前うちにいらしていた患者さんで、東京にいると体調が悪くて沖縄に戻ると嘘のように体調が良くなるという方がいました。
もちろん、人間の身体は温かい方が、血流も良くなり、代謝も上がります。内臓の働きも良いでしょう。

ただ、それだけなのでしょうか?

 

 

私は、ここにもう一つの大きな要素があると思っています。

 

 

 

⭐️ ビタミンD不足の人は、寒くなると体調が悪くなる!?

 

そう。

そのもう一つの要素が「ビタミンD」です。

 

 

 

ビタミンDというとみなさん何を想像しますか?
あまり馴染みのないビタミンかもしれません。
知っている人は、「あ、骨の?」という方もいると思います。
そうです。カルシウムの吸収を高めてくれるあれです。
骨粗鬆症の人にお薬で出されますね。

 

 

いままでは、一般的に「カルシウムの吸収を高める!」ということしか知られていませんでした。

しかし、実はこのビタミン。
海外の栄養学会ではここ数年何かと話題なんです。

 

 

 

 

たとえば・・・

 

免疫を調整してくれる

ステロイドホルモンのように働き、炎症を強力に抑えてくれる

粘膜でウィルスの侵入を防御してくれる

 

 

 

 

このような私たちの免疫にとって、とても大事な働きを持っていることがわかってきました。

ビタミンD濃度が高いと、インフルエンザにかかりづらくなるというのもここ10年ぐらいでわかってきたことです。

 

 

 

 

私自身、ビタミンDには本当にお世話になっています。

喉が痛かったり、風邪の予兆がある時には、ビタミンDを大量に摂ります。
これ本当に効果大なんです。
次の日にはほぼ治っていますから。

また当院では、アトピーや花粉症などのアレルギー症状に出すことの多いサプリメントの一つです。
継続して摂ってもらうとビタミンDの免疫調整作用によってアレルギーの症状が治まってきます。
また、ビタミンDが持っている強力な抗炎症作用もとても助けになります。

 

 

 

 

そうそう。
副腎疲労の方で、その原因を調べて行く時に「遺伝子検査」を行うことがあるんですが、その中で遺伝子の変異(SNPs)があり、ビタミンDのレセプター「VDR」の働きが悪い人がいます。

こういう方は、ビタミンDの濃度が低いので、もともと免疫が弱かったり、骨の問題を持ちやすかったり、アレルギーになりやすかったりというのがあります。また種々の神経障害や血糖の問題も持ちやすいと言われています。

寒くなってきて日照時間が少なくなってきたり、外に出て日光に当たる時間が少なくなってきたりする時期には、とくにビタミンD不足が深刻になるので、こういう方は寒くなってくると体調を崩しやすかったり、アレルギー症状が出てきたりというのがあるんです。

 

 

これは、ビタミンDが紫外線によって皮膚のコレステロールから合成されるからなんですが、もともとビタミンDを使える量が少ない方の場合、冬の時期はとくに不足しやすくなります。

 

 

寒くなってくると調子悪くなる方。

インフルエンザや風邪にかかりやすい方。

 

 

もしかしたら、ビタミンD不足かもしれません。

 

 

 

 

ビタミンDのお話は、面白いです。
副腎疲労の方にとっても、不足していることが多いビタミンの一つでもあるので、数回に渡ってビタミンDについてお話していきましょう。

 

 

 

それでは、今日はここまで^^。

 

次回をお楽しみに^^。

 

 

 

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Written by

小菅一憲

Bachelor of Applied Science
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国際基準のカイロプラクター
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私は・・・
原因のわからない不調に悩んでいる人を助けたい。
本当に健康になった時の素晴らしさを実感してもらいたい。
食と栄養についての正しい情報を発信し、未来の元気な子供につなげたい。
そんな想いから、治療院運営とblogでの情報発信を行っています。

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副腎疲労専門カイロプラクティック

東京都港区麻布十番2-18-4 テンポイントビル102
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また、お身体を見れば、その方の問題が筋肉骨格系から起こっているのか栄養のアンバランスから起こっているのかすぐにわかります。
私たちは、そういった不調で悩まれている方が本当に健康的で幸せな毎日が送れるように、健康のプロフェッショナルとして、質の高い治療を提供しています。

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みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロプラクティックの中の一つの学問アプライドキネシオロジー (AK)では、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバランスをチェックし、それに対する治療を行うことができます。

アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼を担っています。

カイロプラティカは、日本では唯一の副腎疲労専門カイロプラクティックです。
また、患者さまのお身体に合わせた正しい栄養療法を行うことが出来る数少ないクリニックです。
アメリカやオーストラリアのAKのオフィスでは、サプリメントを使った栄養サポートは日常的に行われており、当院でもAKを使って身体の状態をチェックし、どの内臓器が弱っているか、どういった栄養素が必要であるかを判断することで、カイロプラクティック治療はもちろん、原因に沿った栄養指導を行っています。

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副腎疲労のための食事と生活 【その4】|旅行先でのグルテンフリーは難しい!?

小麦粉製品とグルテンフリーの文字|副腎疲労blog

 

みなさん、こんにちは。

 

 

 

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今日は沖縄最終日。

いやー今回は、コンドミニアムタイプの宿にして正解でしたね。

しかもサーフィン出来る海の目の前。
これ大切です。
サーフポイントの場所が離れているとやはり車で移動がありますからね。
小さい子どもがいると何かと大変です。

でも今回は、海の目の前の宿なので、朝サーフィンしてその後うちの奥さんにバトンタッチ。
奥さんが海に入っている間にランチを自炊なんてことも出来たわけです。
子どもはその間外で待つこともなく、家の中で遊べる。
最高でしたね。こののんびり感。

 

 

 

そうそう。
私はもうかれこれ、グルテンフリー・カゼインフリーを続けて10年近くになります。

あ、グルテンフリーは小麦製品を食べない(グルテンは小麦に含まれるたんぱく質です)こと。そして、カゼインフリーは乳製品を食べない(カゼインは乳に含まれるたんぱく質です)ことです。
こんな食事、やはり旅先ではなかなか難しい。
となるとコンドミニアムタイプで自炊はかなり良いです!
みなさんにも是非おすすめします。コンドミニアム。

自炊して食べていると、やはりお腹の調子は良いですし、便通も安定しています。
大抵旅行先では便秘になりやすい私(合わないもの食べると下痢しやすい)。
これ助かります。

 

 

 

ただ、もちろん旅行先で美味しいもの食べるというのも、一つの楽しみです。
今回ももちろん外でも美味しいもの食べています。笑。
でも朝食を自炊はとても便利です。
私は朝、炭水化物を食べないので、そういった意味でもスーパーで美味しそうな野菜を買ってきて、それを茹でたり蒸したり、そしてたんぱく質を食べたり・・・なかなか外では難しいです。

子どもはご飯も食べますが、そういった自然な食事に慣れているので、朝はこのパターンがお決まり。

今回は、夕飯まで作ろうとは考えていませんでしたが、子どもが外で真新しいものをなかなか食べなかったりするので、半分ぐらいは宿で自炊することに。笑。
それはそれで、良かったです。

 

 

 

 

さて。今日は旅先でのグルテンフリーについて。

副腎疲労の方には、私も勧めることが多いグルテンフリー・カゼインフリー。
実践しているうちの患者さんでも、旅行先での食事は困っている方が多いようです。

 

たしかに海外旅行では、数年前までは本当に大変でした。
アジア以外はパンが主食のところが多いですからねー。

でもここ数年は、海外でも食事に対する健康意識が高くなってきていて、ちょっとしたレストランに行くとメニューにgluten freeやdaily free、そしてveganなんて文字が書かれているので、本当に助かります(これは日本より進んでいますよね)。

 

まあ、もちろん全てではないので、気になる方は店員さんに聞くのが1番ですね。
聞かずに、メニューを見て頼んでしまうと、「あ、魚にパン粉がまぶしてあるー!」とか「ソースに乳が入ってるー!」とか普通にありますからね。笑。経験済みです。

英語のメニューで読んで注文しても、自分の想像した料理と違ったものが出てくることも多い。
写真付きのメニューだと助かりますが、なかなかないですからねー。

 

 

 

 

さてさて、でもやはりそんなことは言っても少しは入ってきてしまう、小麦製品や乳製品。

 

 

 

自分が頼んだ料理が想像したものと違ったものが出てきたケース(小麦や乳が入っていた!?)。

食べるお店がなかなかなくて、入ったお店がほぼ、小麦・乳を使っている。もしくはパンしか主食がないケース。

自分から進んで食べてしまったケース。

 

 

 

最後の「自分から・・・」は、自分でどうしても食べたいケースです。笑。
やはりあると思いますよ。女性では海外行ってどうしてもここのパンケーキ食べたいとか、美味しいチーズを食べたりとか。

私も実は今回の旅行やってしまったんです。
普段は抑制しているのですが・・・。

(blogの最後読んでください)

 

 

 

⭐️ 副腎疲労になぜグルテンフリーとカゼインフリーが良いのか!?

 

副腎は、ストレスに対処する臓器。
様々なストレスによって体内に炎症が起こると炎症を抑えるために働かなければなりません。

副腎疲労を回復するためには体内の炎症を減らしていく作業、これがとても大事です。

体内のどこで炎症が起こっているのか。
そして、炎症の原因は何なのか。

 

 

 

そういった意味で、腸粘膜の炎症の引き金になりやすい代表格であるグルテンとカゼインを避けていく食事が、副腎疲労のケアに最適というわけです。
もうアメリカでは、副腎疲労と言ったら「GF(グルテンフリー)」「CF(カゼインフリー)」をすることは当たり前といった世界になっているぐらい重要です。

もちろん、グルテンやカゼインにアレルギーの方もいますが、そうでなくても副腎疲労の方では、グルテン・カゼインに過敏な方がとても多いです。

 

 

 

 

グルテンは、小麦や大麦、ライ麦に含まれるたんぱく質で、カゼインは乳製品に含まれるたんぱく質ですが、これらのたんぱく質は消化しづらく、腸の粘膜の隙間(食べ物の最小単位の分子が通るところ、最小分子でなくては通れないようになっている)を固定しているクローディンというたんぱく質を溶かしてしまうと言われています。
このクローディンは、糸のように腸粘膜を縫って固定しているのですが、これが溶けてしまうと腸粘膜の隙間が緩んで、広がってきます。いわゆる「腸管壁浸漏」(LGS:リーキーガット症候群)の状態になってしまうのです。

もちろん、炎症も起きますから、副腎にも大ダメージです。

 

胃腸の消化が弱かったり、もともとお腹が弱い方が、毎日、こういったグルテン・カゼインを摂る食事をしていると腸の炎症がなかなかおさまらず、腸粘膜の回復も追いつかなかくなり、ここに睡眠不足やストレスなども重なって胃腸が荒れる状況が続くと、食物アレルギーや副腎疲労の発症につながります。

 

 

 

 

胃腸の弱い方、便秘や下痢の多い方、副腎疲労の方には、このグルテンフリー・カゼインフリーは本当におすすめです。

お腹や体調が回復する可能性大です!

 

是非、グルテンフリー・カゼインフリーといった食事を実践することで、胃腸(身体)の負担を減らして、副腎を労ってあげてください!

 

 

 

 

そして、旅先でのこれらの食事。

私のようにコンドミニアムタイプに泊まって、自炊がベストですが、それ以外でしたら、なるべくアジアンのお店に入る、もしくはメニューの中でグルテン・カゼインを使っていないものを選ぶ、店員さんに聞くというのが良いです。
下調べも重要ですねー。

 

それで、もし食べてしまった場合。
これは、その後お腹のガスの発生や逆流性食道炎、そして臭いオナラや便秘・下痢につながるので、乳酸菌を摂って腸を整えるのはもちろん、EPA・DHA、ビタミンDなどの炎症を抑える物質を摂って副腎をサポートしてあげてください。

またもう食べることがわかっているのであれば、塩酸ベタインのような胃の消化を良くするもの、またグルテン用の消化酵素サプリメントもインターネットで購入することが可能なので、そういったものを使うのもアリでしょう。

 

私は、今回の旅行先は沖縄なので、さほどグルテンフリーは難しくないのですが・・・

今回は近くに美味しそうな「沖縄そば」屋さんがあって、どうしても食べたくて食べてしまいました。
いやー本当に久々に小麦の麺食べましたね〜。
もちろん、それはそれはで美味しかったのですが、やはり久々に小麦を摂取すると、その後の調子でやっぱり良くないんだと再認識しますね。笑。

「やっぱグルテンはダメなんだなぁ。」って。

 

 

もちろん、副腎疲労の絶不調時には、私も怖くて全く食べませんでしたが、今ではたまに少しグルテンが入っていてもそこまで体調を崩さなくなったので、こういう旅行先ではたまに食べてしまうこともあります。

でも、やっぱりそこで気付くんですよね。

私は、乳製品を摂った時は、すぐに頭痛や不安感、気持ちの落ち込みが出てきます。たくさん摂れば下痢です。
ただ、小麦製品の場合は、また出方が違ってその後すぐには症状があらわれません。
何時間か後にお腹のガスが溜まってきて、お腹がパンパンに。おならも良く出るようになりますし、それで苦しくなって気分が悪くなったり、ひどい場合は逆流性食道炎っぽい症状が出てきます。

次の日も大抵、お腹の膨満感は続きます。腸もガスであちこちが引き伸ばされて、痛くなります。
そして、必ず軟便に。
お腹が痛くなって何回かしてしまうこともあります。
大体便の状態は1週間ぐらい調子悪いのが続きますね。

今回はどうなることでしょう。笑。
とりあえず、やはりガスは多かった。

 

まあでも、そこで食べたことも良い思い出です。
たまにはグルテンフリーも息抜きをするのもありです。
体調がある程度回復していて、出来る人はですが・・・。
そうやって、グルテンがやはり合わないことを再認識する。

これもまた大事かもしれません。

 

 

 

みなさんも旅先での工夫あれば、教えてくださいね^^。

 

ではまた次回に^^。

 

 

 

Thank you for reading to the end.

 

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副腎疲労症候群の症状 【その16】|副腎疲労でPMS(生理前症候群)が悪化する!?

ソファーでお腹を抱えて横たわる女性|副腎疲労blog

 

みなさん、こんにちは。

 

 

 

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今日は、沖縄3日目。
早いものでもう明日は帰る日です。
今回は、貯まっていたマイルの消化で来ているので、そんなに長くなくても良いのですが、本当は外国人のようにもっと長期で休暇を取りたいものです。笑。

 

海外旅行に行き、まわりのバケーションに来ている外国人のご夫婦や家族に聞くと、決まって2週間とか3週間とか。中には1ヶ月なんていう人も。
私たちが1週間なんていうと、短すぎてびっくりされます。

日本人も、もっと長いバケーションが当たり前になると良いですね。

でも、やっぱり仕事人間の日本人は、そんなに仕事しない期間が長いとダメな人が多いかなー。
今回の年末年始も患者さんの中でも休みが10日ぐらいになる方がいましたが、「そんなに休みたくない」「そんなに休むと仕事始まった後が怖い」なんて声が聞こえました。

 

 

 

日本人の性ですかね。

働くのが好きな日本人。ここにも副腎疲労になりやすい要素が・・・。笑。

 

 

 

昨日は、雨から曇りで天気があまりよくなかったので、「美ら海水族館」に行ってきました。
ここに来るのは、ほぼ10年ぶり。
途中、瀬底島などを脇目に見ながら、懐かしい気持ちで車を運転していました。
美ら海水族館は、ジンベエザメが観れる水族館で、このジンベエザメとマンタのいる水槽が本当に圧巻です。

うちの2歳の子どもも「おー」「おおきぃ」と言っていました。笑。

私も昔から水族館は大好きなんですが、大人になるとやはりそんなに行かなくなります。
こうやって子どもが出来るとまたそういうところに行けるようになる。
それも楽しみの1つですね。

 

普通の水族館より高いチケットだと思いますが、やはり他にはない水族館です^^。

 

 

 

 

さて、今日はここ最近の流れで、副腎疲労と性ホルモンに関係する話。
最後に「PMS」いわゆる「生理前症候群」とのお話をしていきます。

昨日のblogはこちら↓

 

 

 

⭐️ PMS(生理前症候群)に悩む女性と副腎疲労

 

PMS(生理前症候群)とは、生理前のホルモンの変化によって、頭痛、乳房の張り、下腹部の痛み、むくみ、イライラ、怒り、不安感、うつ症状などが起きるものです。

 

副腎疲労によって、コルチゾールスチール(コルチゾールの生産が優先されて、他のホルモンの生産が抑制されること)が起こり、女性ホルモンが抑制されるとPMS症状が酷くなります。

 

これは・・・

 

 

 

正常に女性ホルモンが作れないことが1つ。

もう一つはエストロゲンとプロゲステロンのアンバランスが要因です。

 

 

 

エストロゲンとプロゲステロンのバランスについて、少しご説明しましょう。

 

ホルモン生成図|副腎疲労blog

 

この図は、1番上のコレステロールから、どのように副腎皮質ホルモンや性ホルモンを作っていくかという代謝の仕組みを示したものです。

これを見ると1番上のコレステロールから「プレグネノロン」という全てのホルモンに変換できるプロホルモンを作ります。
そして、その直後に女性ホルモンの一つ「プロゲステロン」が出来ます。

 

 

 

このプロゲステロンを見てもらえるとわかると思うのですが、左側四角の左下、アルドステロン(塩分とカリウムを調節しているホルモン)や右下のコルチゾール、そして右側四角のテストステロン(男性ホルモン)やエストロン、エストラジオール(女性ホルモン)など、全てのホルモンに変換される材料となっているのがわかります。

 

プロゲステロンは、女性ホルモンの1つですが、このように様々なホルモンの原料にもなれるんです。
そんなことから、ストレスがかかってコルチゾールの需要が高まるともちろん他の性ホルモンの生成も抑制されるのですが、何より材料のプロゲステロンが使われて少なくなります。
その結果、もちろんエストロゲンも減ることはあるのですが、相対的にはプロゲステロンが低い状況が起こりやすいと言えます。

このアンバランスが、PMS(生理前症候群)にも大きく関わっています。

 

 

 

またPMSに関しての、女性ホルモンのアンバランスは一言では説明出来ず、様々なタイプに分けられます。
このことについてはまた別の機会に詳しくお話します。

 

 

 

 

どちらにしても、ストレスによりコルチゾールの需要が高まることが、女性ホルモン生成の抑制はもちろん、アンバランス(プロゲステロン過少)にも関与することがわかっていただけたのではないでしょうか。

 

PMS(月経前症候群)を患っている女性で、チョコレートを無性に食べたくなる方がいますが、あれは生理前の食欲や血糖値の上下によって甘いチョコレートを欲するということももちろんありますが、チョコレートの中にたくさん含まれるマグネシウムを身体が欲しているということがあります。

マグネシウムは、B6とともに女性ホルモンの代謝に必須の栄養素で、さらにプロゲステロン産生にも関わります。

しかし、もちろんチョコレートを食べればその糖分によって血糖値のアンバランスが起こり、
副腎に更に負担をかけることになります。

 

 

 

PMSは、けっこう深いテーマなので、またお話していくと思います。

 

 

 

今日はここまでにしておきましょう。

 

ではまた次回に^^。

 

 

 

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副腎疲労症候群の症状 【その15】|更年期障害と副腎疲労の密接な関係

ベッドに横たわって笑顔で見合っている中年期の夫婦|副腎疲労blog

 

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本日沖縄2日目。

今日の沖縄は雨模様。
午後から晴れてくるようですが、風も強い日です。
そんな今日はのんびりスタートです。

 

 

 

さて、ここ2日ぐらい副腎と性ホルモンのお話をしていますが、一度復習のために整理しておくと・・・

ここ2日のblogはこちら↓


 

通常、男性ホルモン「テストステロン」は精巣から、女性ホルモン「エストロゲン」は卵巣から分泌されます。

そして、このサポートとして、副腎からもテストステロンとエストロゲンを、アンドロゲンという男性ホルモンの一種「DHEA」から作り、分泌しています。
とくに、男性・女性でも更年期を迎えて、精巣・卵巣からの分泌がなくなってくると、副腎がその役割を一手に引き受けます。副腎が頑張ってテストステロンやエストロゲンを分泌することで、更年期以降も男らしさと女らしさを作ってくれます。

また、普段から自分の性と逆の性ホルモン(男性だったら女性ホルモン、女性だったら男性ホルモン)は副腎で作っています。
例えば、女性でも男性ホルモン「テストステロン」が大事なのですが、精巣がない女性では、副腎から分泌されているということですね。

 

 

 

 

これだけ、副腎が性ホルモンのサポートをしているということは、一度副腎が疲れてしまうと性ホルモンに関わる問題が起こってくるというのは容易に想像できます。

 

 

 

⭐️ 副腎が疲労していると更年期障害もひどくなる!?

 

副腎疲労によって、とくに女性特有の問題は起こりやすくなります。

 

女性ホルモンに関しては、遺伝的な問題で代謝障害が出てくるケースもありますが、多くは、ストレスや食生活の乱れ、無理なダイエット、不規則な生活、環境ホルモンの影響により、卵巣や副腎の機能が低下してしまうことに原因があります。

 

 

 

 

以前もお話しましたが、過度なストレスによってコルチゾール需要が高まると、身体はコルチゾールの生産を優先するので、同じコレステロールを材料としている性ホルモンの分泌を控えて、コルチゾールを作ろうとします。

これは、身体の危機を守る正常な反応です。

 

 

 

更年期障害は、日本ではエストロゲンが急激に低下することで問題(症状)が起きてくると言われています。
本当は、もう一つの女性ホルモンである「プロゲステロン」も深く関わっているのですが、この話はまた別の機会に譲ることにして・・・。

もし更年期で卵巣機能が低下してエストロゲンが減少する頃に副腎疲労を抱えていると、副腎からの性ホルモン分泌が減少しているため、エストロゲンの低下は急激になります。このことにより更年期の症状は強く出ることになります。逆に副腎が元気な状態だと、副腎からのエストロゲン分泌は継続されるので、エストロゲンの減少はそこまで急激な曲線を描かなくてよくなり、症状も軽く済みます。

これが、副腎疲労と更年期障害が深く関わっている理由でもあります。

 

 

 

また逆の観点から見ていくと、更年期以降はいままで卵巣で行なっていたエストロゲン分泌を副腎が一手に引き受けるため、副腎がその時点で他のストレス処理に追われていていっぱいいっぱいな状態だと、そこに大きな仕事が一つ増えることで、ドーンと酷い副腎疲労に陥ってしまうことがあります。
このように、副腎に負担がかかっている状態(副腎疲労)で更年期を迎えると、更年期障害も酷くなりますし、副腎疲労の状態も悪化します。

実は、更年期障害の症状と副腎疲労の症状ってすごくよく似ているんですよね。

これは更年期の頃に副腎疲労が重なると、女性ホルモンの急激な低下による症状と副腎疲労の症状が重なってしまうからだと私は考えています。

臨床をやっていると更年期障害でお悩みの患者さんは、やはり副腎疲労を持っている方がほとんどです。

 

 

 

 

考えてみると、更年期の頃(40代後半〜50代)っていうのは、ストレスも多い時期なんです。
もしかしたら、大病を患ってしまう時期かもしれませんし、またこの頃ちょうどご両親が介護を必要とする時期と重なるかもしれません。

女性は50代になってくると膝や股関節の痛みに悩まされる人も多いです。
これは、若い頃と比べて運動不足の人が多く、その割には食べる量は変わらない、もしくは果物やお菓子類などを食べる量が増えることで、それによる体重増加とその体重を支える筋肉の衰えが原因です。

 

更年期の時期は、仕事でもプライベートでも変化が起きやすい時期です。
また男性同様、女性もこの時期身体の痛みや病気にかかる人も多いのです。

 

 

 

こういったことから、まさにこの時期の副腎はあっぷあっぷです。
更年期障害起こりやすくなると思いませんか?

この時期、忙しい毎日を過ごしていたり、大きなストレスがかかっている方はとくに要注意です。

 

また最近は30代で更年期と同じような症状が出るような「若年性更年期」という問題もあります。
やはりここにも不規則な生活や大きなストレスが関わっているのは、言わずもがなでしょう^^。

 

 

次回はもう一つの女性特有の問題である

「PMS(生理前症候群)」にも触れておきましょう。

お楽しみに〜。

 

 

 

ではまた次回に^^。

 

 

 

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最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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Written by

小菅一憲

Bachelor of Applied Science
Bachelor of Chiropractic Science
AK Practitioner

国際基準のカイロプラクター
アプライドキネシオロジスト
健康栄養指導士
野菜ソムリエ

私は・・・
原因のわからない不調に悩んでいる人を助けたい。
本当に健康になった時の素晴らしさを実感してもらいたい。
食と栄養についての正しい情報を発信し、未来の元気な子供につなげたい。
そんな想いから、治療院運営とblogでの情報発信を行っています。

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CHIROPRATICA

副腎疲労専門カイロプラクティック

東京都港区麻布十番2-18-4 テンポイントビル102
03-6809-6155
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▷ http://chiro10.jp/
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カイロプラクティックケアを希望する方
何かわからない不調で悩んでいる方
副腎疲労の症状に当てはまる方
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などなど・・・

当院には、病院に行っても良くならない不調を抱えた方がたくさんいらっしゃいます。
また、お身体を見れば、その方の問題が筋肉骨格系から起こっているのか栄養のアンバランスから起こっているのかすぐにわかります。
私たちは、そういった不調で悩まれている方が本当に健康的で幸せな毎日が送れるように、健康のプロフェッショナルとして、質の高い治療を提供しています。

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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘルスケアです。

みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロプラクティックの中の一つの学問アプライドキネシオロジー (AK)では、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバランスをチェックし、それに対する治療を行うことができます。

アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼を担っています。

カイロプラティカは、日本では唯一の副腎疲労専門カイロプラクティックです。
また、患者さまのお身体に合わせた正しい栄養療法を行うことが出来る数少ないクリニックです。
アメリカやオーストラリアのAKのオフィスでは、サプリメントを使った栄養サポートは日常的に行われており、当院でもAKを使って身体の状態をチェックし、どの内臓器が弱っているか、どういった栄養素が必要であるかを判断することで、カイロプラクティック治療はもちろん、原因に沿った栄養指導を行っています。

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副腎疲労症候群とは 【その15】|若返りホルモンと呼ばれるDHEAとは!?

お腹を両手で触っている女性|副腎疲労blog

 

みなさん、こんにちは。

 

 

 

副腎疲労専門カイロプラクティック

「CHIROPRATICA」院長の小菅一憲です。

そしてこのBlogの筆者「Kossy (コッシー)」です。

 

 

 

今日から、沖縄に来ています。

久しぶりの本島です。

宿は、北谷町。海の目の前のコンドミニアムタイプの部屋を取って、ゆっくり過ごしています。
ここは、来たことがある方はわかると思いますが、米軍基地が近くにあるので、軍人さんやアメリカ人がとても多いです。海辺ではアメリカ人の方が良く会うぐらい。

沖縄の中でもちょっと海外に来たような感覚を覚えます。

でもやはり、海の前はのんびりしていて、良いですね。
潮の音が聞こえてきて、気持ちも安らぎます。
北谷町は、初めて泊まりましたが、とても気に入りました。
街はそこまで新しい感じではないですが、ちょっとしたカフェや食べるところも多く、目の前はダイビングスポットです。

 

 

 

まだ2歳の子どもも、家族旅行に終始ニコニコ。
やはり、ずっと一緒に入れるというのが、嬉しいんでしょうね〜。かわいいもんです。
今日は波もなかったので、海の前でのんびり貝を拾ったり、海をゆっくり眺めたり。そんな初日。

 

そして、初日から作る気はなかったのですが、自炊。
いつもは予定をけっこう詰めてしまうことが多いのですが、今回はまったく何も決めずの旅行。
そして、行く場所もとくに決めていない旅行。
こんな旅行、副腎のリフレッシュには最高かもです。

 

 

 

さてさて、今日は昨日話題に上がった副腎から分泌される「DHEA」というホルモンについて、
少し触れておきましょう!

昨日のblogはこちら↓

 

 

 

⭐️ 副腎から分泌される性ホルモンの母「DHEA」

 

DHEAは、副腎皮質の内側にある網状帯で分泌され、男性ホルモンのテストステロンや女性ホルモンのエストロゲンを作る材料になるホルモンです。

そのため、DHEAは「ホルモンの母」とも呼ばれるスーパーホルモンです。

 

 

 

そのほかにも実は、免疫力を高めて炎症を抑えたり、インスリンの働きを助けたり、動脈硬化の予防、脂質異常症の予防、性欲を高めるなど・・・さまざまな働きを持っています。
こういった働きが生活習慣病の予防にも多大な貢献をしているということで、「若返りのホルモン」とも呼ばれているんです。

ある研究では、このホルモンが多い男性の方が長生きという結果も出ています。

 

 

すごいですね〜。

 

 

そして、副腎ではコルチゾールとともにストレスに対処してくれるホルモンでもあります。
またコルチゾール同様、一度副腎疲労に陥ってしまうと、DHEAの分泌も低下してきます。

 

 

 

 

DHEAは、アンドロゲンという男性ホルモンの一種です。

 

もちろん、男性ホルモンは、精巣で、女性ホルモンは、卵巣で作られます。
しかし、これらの性ホルモンは、副腎でも少量作られているんです。
これはDHEAが、テストステロンやエストロゲンに変化していくことができるからです。
男性ホルモンのDHEAですが、女性ホルモンにも変化可能なんです。

これこそが、私たちが更年期を迎えて、性ホルモンの分泌が少なくなってきた、もしくはなくなってきた時に、副腎が大切な働きを担っていると言われる所以です。
精巣や卵巣で性ホルモンが作られなくなったとしても、副腎は第2の生産地としてがんばるわけなんです。

 

 

 

また、これがかなり重要なんですが、男性・女性ともに、自分の性ではない性ホルモン(男性だったら女性ホルモンのエストロゲン、女性だったら男性ホルモンのテストステロン)は全て副腎で作っています。
こういった自分の性ではないホルモンも私たちの身体では重要な役割をもっていて、そのホルモンが少なくなるだけでも、身体に問題を起こします。
たとえば、女性でテストステロンが少なくなると、ブレインフォグ(頭に霞がかかったような状態)ややる気のなさ、倦怠感にも関係してきます。

そして、ホルモンの検査を行い、その数値を見ていて、自分の性ではないホルモンが少なくなっていた場合、
これは完全に副腎疲労を疑います。
そのパターンがとても多いということです。

 

 

 

 

男性にとっては、女性ホルモン唯一の生産地。

女性にとっては、男性ホルモン唯一の生産地。

 

 

 

副腎は、私たちの精巣や卵巣が衰えてきたときでも、男らしさや女らしさをサポートしてくれます。

まさに更年期障害と副腎疲労が関係するという部分でもありますね^^。

 

 

 

今日はここまでにしておきましょう。

 

ではまた次回に^^。

 

 

 

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副腎疲労症候群の症状 【その14】|最近、性欲が少なくなってはいませんか?それ副腎疲労が原因かも!

ベッドで不機嫌な様子のカップル|副腎疲労blog

 

みなさん、こんにちは。

 

 

 

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今日は、すごい題名からスタートしましたが・・・笑。

性欲です!

これ、問診で聞くこともあるんですが、なかなかみなさん照れて言いずらいところですよね。
中には「そうそう!」なんて正直な方もいらっしゃいますが(言っていただけると助かります)、実は副腎疲労になると、性欲が低下しやすいのです。

 

 

 

若い頃に比べると、結婚もして、子どもも出来てセックスをする機会も少なくなってきた・・・

毎日忙しくて、性的な欲求がなくなってきた・・・

夫婦で長い間、セックスレス状態が続いている・・・

 

 

 

などなど、世間一般的にもこういう傾向はあります。
また日本人はとくに性生活が少ない人種と言われているので、そういう傾向も強いでしょう。
もしくは、副腎疲労の人が多いから(性生活が少ない)というのもあるのかもしれません。

 

 

私は、Mama Meets Baby という妊娠をサポートする治療も行なっているので、性生活はとても大切に思っています。

Mama Meets Babyについてはこちらから↓

 

これ。けっこう多いんですが、「妊娠を目指しているのに、夫婦のセックスが少ない」というご夫婦。

中にはもう排卵の時だけ1回とか。
そういう方いらっしゃいます。
これだと身体の健康状態や栄養状態がうんぬんより、可能性がやはり低くなってしまいます。
精子と卵子が会う機会が多いほど、親密度は増していきます。
逆に、1ヶ月に1回しか入ってこない精子は、親密度が低いので、排除されやすいです。

 

日本が、不妊大国と呼ばれてしまう原因のひとつがここにあります。

 

 

 

そんなことで、人種のことは置いておいても、不妊へのサポートでも必ず「副腎」ケアは欠かせません。

実は「副腎」をケアすると妊娠してしまう人も多いほど。

これは副腎が分泌するホルモンが関わっています。

 

 

 

 

なぜ、副腎疲労になると性欲が低下してしまうのか、今日はそんなことを見ていきましょう。

 

 

 

⭐️ 性欲低下、セックスレス、不妊も副腎疲労が原因に!?

 

副腎疲労(アドレナルファティーグ)と性欲には深い関係があります。

 

 

 

それは、性欲に副腎が分泌する性ホルモンが非常に深く関わっているからです。

強いストレスを受けると、副腎はそれに対応するために大量のコルチゾールを分泌しますが、その時、その他の副腎から分泌するホルモン(DHEAや性ホルモン)が不足してしまうのです。

コルチゾールは、元々コレステロールから作られます。
そして、実は、男性ホルモンや女性ホルモンもコレステロールから作られます。
若返りのホルモン、ホルモンの母と呼ばれるような「DHEA」もコレステロールが原料になっています。

 

コレステロールって大事なんですよ〜(これ少なくなっても問題なんです)。

 

 

 

ストレスが強いと、身体のコルチゾール需要が高まります。

この時、身体は生きていくために(生命を守るために)コルチゾールが何より大切な状況になるので、同じコレステロールから作られる他のホルモン(男性ホルモン、女性ホルモン、DHEAなど)の産生を低下させ、コルチゾールを作ることを最優先にします!

 

このことを「コルチゾールスチール」と言います。

 

副腎疲労の方は、コルチゾールスチールが起きていることが本当に多いです。

 

 

 

 

こうなると、性ホルモン関係は軒並み低下してしまうので、
ストレスがかかっていて一杯一杯の時にセックスのことなど考えられませんと。
こうなるのです。

 

 

 

 

性欲に大事なのはとくに「男性ホルモン」です。
最近性欲が少なくなってきているという方は、男性ホルモンが少なくなってきているかもしれません。

男性の場合、「テストステロン(男性ホルモン)」は精巣から分泌されますが、副腎からも分泌されていて、副腎がテストステロンの2次的な供給源であるので、副腎疲労によって副腎からのテストステロンが低下すると性欲への影響が出てくるのが一つ。それと副腎から分泌され、性欲を刺激する「DHEA」というホルモンも十分に分泌されなくなるので、これも性欲低下に一躍かっています。

加齢によって精巣の機能が低下していれば、なおさらでしょう。

 

そして、女性の場合は、身体の中で「テストステロン(男性ホルモン)」を作っているのが、唯一副腎になるので、副腎が疲労すれば直にその影響が性欲に出てきます。

 

 

 

 

テストステロンが低下すると、ほかにもいろいろと身体に影響が出てきます。

男性では、ヒゲが薄いとか、手足の毛の薄さ、物事への意欲の低下などがわかりやすいところかもしれません。
性欲低下はもちろん、男性らしさが少なくなり、元気なくなるんです。
男らしい男性より、女子力が高い男性が増えているのはこういったところもあるかもしれません。笑。
副腎疲労が蔓延している社会ならではかも・・・。

そして、女性でもテストステロンが低下すると元気なくなりますが、ブレインフォグ(頭に霞がかかったような状態)が起こってくることもあります。逆にホルモン補充で、テストステロンを補充するとギンギンに元気になり、性欲も湧いてきます(決してご自身の判断ではなさらないように・・・)。

 

 

 

 

副腎疲労と性欲の低下。

こういった関係性があったのです。
世の中の男性。そして女性の方々。
また性生活が少なくなってきているご夫婦。

年齢だから性欲が衰えてきているのかな・・・と諦めないでください。

 

その背景にはもしかしたら「副腎疲労(アドレナルファティーグ)」が潜んでいるかもしれません。
副腎を元気にして、性生活を楽しみ、夫婦仲良くハッピーなのが1番ですね^^。

 

 

 

今日はここまでにしておきましょう。

  

ではまた次回に^^。

 

 

 

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副腎疲労症候群の症状 【その13】|副腎疲労の人が陥りやすい食生活パターン

コーヒーと美味しそうなチョコレートマフィン|副腎疲労blog

 

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副腎疲労の人は、しょっぱい食事、おやつ、そしてコーヒー、その他脂っこい食事が好きな方が多いです。

甘いものも止めどなく食べてしまうこともあります。
甘いものとしょっぱいもの両方好きなので、ポテトチップスとチョコレートの組み合わせなんか最高と思ってしまうかもしれません。笑。

また、胃腸が弱い人がとても多いので、たんぱく質をたくさん食べたりすると胃がもたれる人もいらっしゃいます。

 

 

思い当たりませんか?

 

 

 

⭐️ 甘いものとカフェイン好きは、副腎疲労傾向!?

 

副腎疲労の人は、なぜ甘いものとカフェインが好きなのでしょう?

 

 

 

甘いものやカフェインは一時的にコルチゾールを上げてくれます。
このことが、まさにコーヒーやチョコレートなどをやめられない理由です。

カフェインは、副腎を刺激し、もっと働かすことでコルチゾールの分泌を促します。
たしかにコーヒーには鎮痛作用や脳の覚醒作用がありますが、辛い時にいつもコーヒーなどでコルチゾールの上昇をさせて、その場をなんとか乗り切るような生活を続けていれば、いつかコルチゾールが底を尽きてしまいます。

 

しかし、コーヒー(カフェイン)は、もう疲れている馬に鞭打って走らせるようなものです。
カフェインを入れれば入れるほど、身体(副腎)は無理をして、最終的には副腎が疲弊しきってしまいます。

 

 

 

 

私は、元々コーヒーはそこまで好きではなかったので、あまり飲まなかったですが、紅茶はよく飲んでいました。
昔から、夕食後でもちょっと一息と紅茶や日本茶を飲んだり、朝も紅茶を飲むことが多かったですね。
イギリスに住んでいたこともあったので、そういう習慣があったのかもしれませんね。
あの時は、3時にはティーブレイクなんてありましたから。

それでも、副腎にはカフェインが良くないと気付いてから、紅茶やお茶類をやめて全くカフェインをたった生活をしてみると、なんとなく身体が軽いんです。

 

 

これ、ほんと。

 

 

嘘だと思うかもしれませんが、しばらく抜くとわかります。
けっこう身体が楽になりますよ!

 

 

 

 

そして、もう一つ。

副腎は血糖値をコントロールしています。
以前のblogでも「低血糖症」の話には詳しく触れましたが、低血糖の方はほとんど副腎疲労を患っています。
それは、副腎が血糖値を下がり過ぎないように維持している(血糖値を上げる)臓器だからです。

以前のblogはこちら↓


 

 

 

副腎が疲労してしまうと、コルチゾールの分泌が下がり、血中のコルチゾール量も低下、そのことで、肝臓がグリコーゲンをグルコース(ブドウ糖)に変換することができなくなります。
そうすると、身体が低血糖状態に陥っていても、コルチゾールが肝臓で糖を作り出すことが難しくなります。

こういったことから副腎疲労の人は低血糖になりやすいのですが、甘いものを摂ると瞬時に血糖値が上がり、状況が改善します。
そのことから、副腎疲労=低血糖になりやすい → 簡単に血糖値を上げてくれるものを欲する・・・
そんな流れになっているのです。

 

ただ、甘いものを摂って、一時的に血糖値が改善したとしても、急激に上がった血糖値はその後急降し、そこで歯止めがきかないと低血糖に陥ります。
この低血糖時が、副腎に大きなストレスを与えるので、低血糖の予兆がある方、また食間が極端に空く方は要注意ですよ。

近年のサラリーマンは、残業などで夜が遅かったりもするので、決まって昼食と夕食の間が空き過ぎています。
このことが、副腎に非常に負担をかけていると思います。

 

 

 

 

副腎疲労を患うと、午前10時ぐらい、午後2時、午後3時〜4時のあたりで低血糖が起こりやすくなります。
もちろん夜中も要注意です。
こういう時は、甘いものは摂らずに、なるべく甘くない間食(お酒のおつまみのようなもの)、焼き鳥、ゆで卵、野菜スティック、小魚、無添加のスルメイカなどなどを摂るようにしてください。

詳しい予防法はこちら↓

 

 

 

またコーヒー(カフェイン)は、急にやめると離脱症状のようなものが起こる方もいらっしゃるので、徐々にやめていくのがベターだと思います。

 

 

最近は、コーヒーを飲めるようなカフェがとても増えましたし、今ではコンビニエンスストアでも美味しいコーヒーやドーナツなどのスイーツを提供しています。
これはすごい営業戦略だと思いますが、この戦略にひっかかると副腎疲労直行です(カフェインや甘いものを摂っていると副腎疲労にもなりやすいからです)。

会社側はとくに副腎疲労を知っているわけではないと思いますが、図らずとも日々ストレスにさらされている副腎疲労もしくは副腎疲労予備軍を狙う戦略になっているわけです。

 みなさん、気をつけて〜〜。

 

 

 

 では、今日はここまでにしておきましょう。

 

ではまた次回に^^。

 

 

 

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副腎疲労症候群の症状 【その12】|副腎が疲労すると考え方が消極的に、回復すると積極的に

脳がうまく働かず、頭をかかえる男性|副腎疲労blog

 

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みなさん、厄年って信じていますか?

 

 

私は、去年「後厄」。
ようやく通り越した感じで・・・。

こういうのってそこまで信じていないのですが(厄払いもやってもらってないです)・・・
でも過ぎてみると「あー大変な年だったなぁ」と感じたりしています。笑。
前に厄年だった若い頃も、それなりに大変だったので、やはりなんかしら当たっているのかもしれないですね。

 

 

おそらく、昔の人がちょうどそのぐらいの年齢の時にいろんなことが起こって、それをキッカケに作ったんだと思いますが、ちょうど仕事や生活の変化、そして身体の変化が起こる時期なんだろうと思います。

副腎疲労も、この身体の節目だったり、仕事の変化が起こる時というのは、発症しやすいですね^^。
やはり、負担がかかるんですよ。ちょうどそういった時期に。笑。

 

 

 

 

私は、去年で厄を越えたわけですが、いまだに絶好調ではありません。
なんていうと心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、体調は今のところ大丈夫です。
でも厄年の時って、ほんといろいろな変化があって、私もここ2、3年、仕事や生活面で本当に変化の大きい年でした。

そして、いろいろなことが本当に思い通りにいかない!笑。
その度に落ち込んだりして。
なんで、私だけこういうことが起こるんだろうなんて、思ったりして。
でもね。なんとかその問題が解決すると、まあ良い経験になったし、この経験があるから、今のこれにつながっているんだなと思えたりとかね。

 

 

この歳になっても、落ち着かないものですね。
ゆっくり、自然の流れの中、ノンストレスで生きていく。
そんな理想はいつのことやら。笑。

いつもHAPPYで自然体な人になりたいですねーー。

副腎疲労になりやすい私ですので、
やっぱり考え過ぎたり、やり過ぎたり、真面目にいろいろ気にしたりが多いんでしょう。

 

今年は年初に目標を立てたことだし、いろいろ変えていきたいものです。
ちょうど、2月ぐらいになってきてから本調子になっていくんでしょうかね。

まだスタートしたばかりですが、今年はなんだか頑張る気持ちはあります!
これも一つ良い兆候ではあるんですよ。
前向きというのは、良い。

 

体調も良かったり、副腎も良かったりしないと、前向きにはなれないですから。 

 

 

 

⭐️ ストレスを感じるのは脳なのか、副腎なのか!?

 

今まで、ストレスに対処するのは「副腎」である・・・
副腎は「ストレス調整器」・・・

 

とずっと繰り返してきましたが、

実際ストレス自体を感じるのは、紛れもなく私たちの「脳」であります。

 

 

 

 

とくに精神的なストレスだと「脳」で嫌だなぁと感じることが想像できると思いますが、他のストレスでも基本的には脳が「今、身体にストレスがかかっている!」「身体が危険!」と判断しています。

 

そして、以前のblogでお話した「HPA-axis」を使って「脳」から「副腎」へ「身体が危険な状態なので、ストレスに至急対処してください!」と指令が行くわけです。
サイレンがなって、緊急の情報が伝わるイメージです。

以前のblogはこちら↓

 

こうやって、ストレスを感じるのは「脳」ですが、
実際、ホルモンを分泌してストレスに対処する戦闘部隊は「副腎」なわけです。

 

 

 

 

しかし、いくら指令が来ても、
「副腎」が「疲労」状態にある場合は、副腎がうまく機能しないので、
何も解決せず、身体がストレスにやられてしまう状態になります。

そうすると、ストレスによって身体に炎症が起きたり、身体が非常に疲弊してしまうことはもちろん、
脳もダメージを負います。
その結果、脳も不健康な状態になるわけですが・・・。

 

 

 

 

この時、決まって・・・

 

 

 

何もやる気が起きない

新しいことをする気になれない

友人や知人に会う気力もない

何も楽しく感じられない

 

 

 

と顔も暗く、考え方も塞ぎ込みがちになります。

そうなんです。

「副腎」が不健康な状態だと「脳」も不健康な状態に・・・
考え方が後ろ向き、消極的になってしまいます。

 

逆に、私のクリニックにいらっしゃる患者さんでもそうなんですが・・・
副腎が回復してくると、顔色が良くなり、お話も良くするようになり、

 

聞くと

「旅行に出かけたり」
「新しく運動を始めていたり」
「人の集まりにも積極的に参加するようになったり」

など、性格が変わったように新しい活動に精力的になっていきます。

 

なので、治療の段階で、何か新しいことをやり始めたいような素振りが出てきたら、
「お。大分回復してきたな^^」と思うわけです。

 

 

 

 

このように、副腎と脳、そして心は密接につながっており、副腎が疲れ切ってしまえば、脳も不健康に、副腎が元気になれば、脳も変わってきます!

 

副腎が疲労すると・・・
考え方が消極的・後ろ向きに

そして副腎が回復すると・・・
考え方が積極的・前向きに

 

なるわけです!

 

 

 

 

私も、今年は頑張ろう!と新しい目標を立てたり、
昔やっていた趣味を再開したりしているので、

もしかしたら、「副腎」が良い状態なのかもしれませんね。笑。

 

 

 

今日はここまでにしておきましょう。

 

ではまた次回に^^。

 

 

 

Thank you for reading to the end.

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

記事が良かったら、下記のリンクボタンでSNSでのシェアを是非よろしくお願いします^^。

 

Written by

小菅一憲

Bachelor of Applied Science
Bachelor of Chiropractic Science
AK Practitioner

国際基準のカイロプラクター
アプライドキネシオロジスト
健康栄養指導士
野菜ソムリエ

私は・・・
原因のわからない不調に悩んでいる人を助けたい。
本当に健康になった時の素晴らしさを実感してもらいたい。
食と栄養についての正しい情報を発信し、未来の元気な子供につなげたい。
そんな想いから、治療院運営とblogでの情報発信を行っています。

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詳しいプロフィールはこちら^^。

 


 

Where is Clinic?

 

CHIROPRATICA

副腎疲労専門カイロプラクティック

東京都港区麻布十番2-18-4 テンポイントビル102
03-6809-6155
最寄り駅:都営大江戸線 or 南北線 麻布十番駅(徒歩1分)

▷ http://chiro10.jp/
クリニックの場所や治療内容を知りたい方はこちらをご覧になってください^^。

 


 

Contact us

 

カイロプラクティックケアを希望する方
何かわからない不調で悩んでいる方
副腎疲労の症状に当てはまる方
食事や栄養の相談がしたい方

などなど・・・

当院には、病院に行っても良くならない不調を抱えた方がたくさんいらっしゃいます。
また、お身体を見れば、その方の問題が筋肉骨格系から起こっているのか栄養のアンバランスから起こっているのかすぐにわかります。
私たちは、そういった不調で悩まれている方が本当に健康的で幸せな毎日が送れるように、健康のプロフェッショナルとして、質の高い治療を提供しています。

初めてのご予約はこちらより↓

▷ 未来の患者さま
是非、お気軽にご相談くださいね。

 


 

What is Chiropractic?

 

カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘルスケアです。

みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロプラクティックの中の一つの学問アプライドキネシオロジー (AK)では、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバランスをチェックし、それに対する治療を行うことができます。

アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼を担っています。

カイロプラティカは、日本では唯一の副腎疲労専門カイロプラクティックです。
また、患者さまのお身体に合わせた正しい栄養療法を行うことが出来る数少ないクリニックです。
アメリカやオーストラリアのAKのオフィスでは、サプリメントを使った栄養サポートは日常的に行われており、当院でもAKを使って身体の状態をチェックし、どの内臓器が弱っているか、どういった栄養素が必要であるかを判断することで、カイロプラクティック治療はもちろん、原因に沿った栄養指導を行っています。

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副腎疲労症候群の症状 【その11】|ストレスがかかっているサイン「今まで気にならなかった小さなことが気になる」

怒りが沸騰しそうな女性|副腎疲労blog

 

みなさん、こんにちは。

 

 

 

副腎疲労専門カイロプラクティック

「CHIROPRATICA」院長の小菅一憲です。

そしてこのBlogの筆者「Kossy (コッシー)」です。

 

 

 

ストレスとは、目に見えないものです。

そういうこともあって、ストレスがかかっているということを認識出来ていない方も多いと思います。
身体がストレスによってダメージを受けることで、出現するような症状が人によって違うというのもわかりづらさを助長しているかもしれません。

人によっては、肌が荒れてきたり、アトピーや湿疹のようなものが出てくる方もいます。
また、お腹の調子が悪くなって、下痢や便秘をしたり、お腹のガスが溜まったり、張りが出てくる方もいます。
私はまさにこのパターンです。
もちろん、胃が荒れて、胃炎や胃潰瘍になる方もいますね。
その他、ストレスがかかっている状態がずっと続くことで、影で病気が進行していることもあります。

 

以前お話しましたが、ストレス(副腎疲労)が関連している病気はたくさんあります。

以前のblogはこちら↓

 

 

 

副腎の持っているたくさんの機能を考えれば、その機能低下が、低血圧や低血糖症、更年期障害、PMS、うつ病、アレルギーと関連しているのがわかります。

また免疫が関わる病気としてはアレルギー以外にも自己免疫疾患があります。リウマチも実は副腎疲労が関連しています。
それ以外にも、ストレスが原因と言われることが多い代表的な病気としては、突発性難聴やメニエール病、耳鳴り、めまい、動悸など。さらには胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、過敏性大腸炎もまさしくストレスと関連しています。みなさんが気づいていないところでは、腰痛や頭痛までもがストレスによって起こるとも言われています。

そして、肺や気管支などの慢性疾患、肺炎や気管支炎、喘息、インフルエンザなども副腎疲労と関連の深い病気です。

 

 

 

 

こうやって考えていくと、ストレスは万病の元と言っても過言ではありません。

ストレスさえかからない生活をしていれば、どれだけの人が健康でいられることでしょう。

それだけストレスの影響は怖いものです。

 

今日は、ストレスがかかると誰にでもあらわれる兆候の1つをお話します^^。

 

 

 

⭐️ 今まで気にならなかった小さなことが気になる

 

ストレスがかかって副腎が疲れてくると、ストレスに十分に対処できなくなります。

そうすると、些細なことでイライラしたり、ちょっとしたことですぐに怒ったり。
小さなことが気になって、それをずっと気にして落ち込んでしまったり。
はたまた、完璧にこなそうとするために何度も何度も強迫観念のようにやり直したり。

過食やたばこ、そして飲み過ぎなどもそのサインの1つでしょう。

 

 

 

これらの症状があらわれたら、「ストレスがかかっているから休まなきゃ!」の警告サイン。
この状態ですでに自分のストレスの許容量をオーバーして、副腎疲労に入り始めています。

 

 

 

 

日々、忙しく働いている私たちは、ストレスを抱え続けている傾向にあります。
そして、そのことに気づいていない人も多いのです。

 

常にやらなきゃいけないことがあり、予定もびっしり詰まっている、仕事やプライベートも忙しくしているような人は、朝から晩まで心身ともに興奮状態。
自律神経でも交感神経(緊張や興奮時に働いている)が優位な状態が長時間続き、疲れている人ほどピリピリしていて、ちょっとしたことでもすぐ怒り出したり、イライラする傾向にあります。

私自身も経験ありです。

しかも、大抵こんな時って、目の前のことでいっぱいいっぱいだから、自分がストレスによってピリピリしている状態ということに気づいていないことが多い!
そうなると本当に厄介です。

 

 

 

 

こういう状態になったら、一度冷静に頭を冷やして思い出してください。

 

「ストレスがかかり過ぎていますよ〜」

「限界です〜、助けて〜」

「すこし休憩してください〜」

 

身体から悲鳴が聞こえています。

 

 

 

 

この時点で、ストレスに対するしっかりとしたマネジメントができると、ストレスと戦って緊張でパンパンの状態の身体からガス抜きをすることが出来ます!

 

 

 

これからは「今まで気にならなかった小さなことが気になる」ような状態になったら、

是非ガス抜きを!

 

 

 

今日はここまでにします。

 

ではまた次回に^^。

 

 

 

Thank you for reading to the end.

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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また、お身体を見れば、その方の問題が筋肉骨格系から起こっているのか栄養のアンバランスから起こっているのかすぐにわかります。
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みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロプラクティックの中の一つの学問アプライドキネシオロジー (AK)では、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバランスをチェックし、それに対する治療を行うことができます。

アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼を担っています。

カイロプラティカは、日本では唯一の副腎疲労専門カイロプラクティックです。
また、患者さまのお身体に合わせた正しい栄養療法を行うことが出来る数少ないクリニックです。
アメリカやオーストラリアのAKのオフィスでは、サプリメントを使った栄養サポートは日常的に行われており、当院でもAKを使って身体の状態をチェックし、どの内臓器が弱っているか、どういった栄養素が必要であるかを判断することで、カイロプラクティック治療はもちろん、原因に沿った栄養指導を行っています。

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副腎疲労症候群とは 【その14】|ストレスは蓄積するのか!?

仕事をあちこちから頼まれて頭を抱えている男性|副腎疲労blog

 

みなさん、こんにちは。

 

 

 

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「CHIROPRATICA」院長の小菅一憲です。

そしてこのBlogの筆者「Kossy (コッシー)」です。

 

 

 

私たちの周りは、私たちの身体、そして副腎を脅かす「ストレス」に溢れています。

 

 

 

精神的なストレス
失業
恐怖
緊張(リラックスできない状態)
金銭的、経済的な問題
食生活の乱れ(栄養バランスが悪い、外食続き、加工食品)
栄養不足
砂糖と精製された小麦製品
カフェイン(コーヒー、紅茶、お茶類)
病気
怪我
過労
運動不足
寝不足
喫煙
毒素(重金属、化学物質、環境ホルモン、農薬)
アレルギー
感染症や炎症(急性、慢性)
愛する人、親しい人の死
夫婦間、家族間のいざこざ(離婚、家庭不和、育児や介護)
薬の摂取
繰り返すストレス

 

 

 

こういった精神的、肉体的、化学的、環境的なストレスを長時間もしくは長期で受け続ける事で「副腎疲労(アドレナル・ファティーグ)」に陥ります。
基本的には、多くの人がある程度のストレス耐性を持っているので、最初はストレスに耐え忍びますが、そのストレスが積み重なる、もしくは幾つかのストレスが重なってくると「副腎疲労(アドレナル・ファティーグ)」なることが多いです。

 

長期的にストレスが蓄積して、副腎の機能低下が段階を踏んで起こってくるパターンですね。

 

もちろん、たまに強烈なストレス、例えば「家族の死」や「失業」「借金問題」などで一挙に副腎疲労の酷い段階に陥るときもありますが、一般的にはストレスが長期にかかり続ける、重なり続けると発症するケースが多いです。

 

 

 

 

そして、前回お話した「副腎疲労になりやすい人」。

前回のblogはこちら↓

 

いわゆる「良い人」、性格的に真面目で、頑張り屋さん、さらに几帳面で完璧主義。そんな方はさらにストレスも多く感じやすく、自分で思っているよりストレスがかかっていることもあるので、通常の方より「副腎疲労」に早くなってしまったり、性格はなかなか直せるものではないので、うまくコントロールしておかないと「副腎疲労」を繰り返すということになります(こういう方は身体の調子が良くなってくるとまた頑張り過ぎてしまう傾向にあります)」

 

お恥ずかしながら、まさに私もこうなので、良くわかります。笑。

 

 

 

⭐️ ストレスは蓄積するのか!?

 

ストレスは、蓄積していきます。

どこかでストレスを身体から抜かないと、どんどんストレスは溜まっていきます。

 

 

 

現代は、ストレスがとても多いので、定期的にストレスを身体から抜いてあげることが大切です。

たとえば、休日に自分の好きな趣味をしてみたり、どこかに旅行に出掛けてみたり、自然を感じれる場所に行ってのんびりしたり、美術館に行って頭をリセットしたり、好きな音楽を聞いてリラックスしたり・・・。

 

ストレスを抜く作業を怠って、無理をずっとしていると、どんどんストレスは溜まっていきます。

ストレスが蓄積しているところに、大切な人の死や、ご自身の病気などによって、急激なストレスがかかると自分の許容量を大きくオーバーして、突然「副腎疲労(アドレナル・ファティーグ)」になることがあります。

 

 

 

 

副腎疲労にならないためには・・・

 

 

なるべくストレスをかけない

ストレスが溜まったら、抜いてあげる

ストレスを受ける受け皿を大きくする(健康状態を今よりも良い状態にしていく)

 

 

こんなことが大切なんです^^。

 

 

 

今日はここまでにしておきましょう。

 

 

 

ではまた次回に^^。

 

 

 

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