六本木ヒルズへ
先日、クリスマスイルミネーションを見に六本木ヒルズに行ってきました。
けやき坂を初め、クリスマスらしいライトアップが沢山ありました〜
どれも綺麗だったので、皆様もお時間がありましたら是非行ってみて下さいね。
CHIROPRATICA|低血糖症と副腎疲労のためのカイロプラクティックと栄養療法
GERDの原因としてもう一つあるのが食道裂孔ヘルニアです。
食道と胃の境近くにある横隔膜の構造は、さまざまな影響を受けやすく、お腹の中の臓器が横隔部の一部から突出することがあります。そう聞くとちょっとびっくりしますが、食道のあたりでは比較的よくみられます。
横隔膜には食道が通る部分(食道裂孔)があり、胃と食道の結合部が横隔膜より上に少し滑り出てしまうことがあるのです。これを食道裂孔ヘルニアといい、消化機能障害、心疾患、更に肩、頚部、顎関節の痛み、また嚥下障害、しゃっくりなどに関わってきます。このテーマでお話している、逆流性食道炎にも関連していることが多く、胃の内容物の逆流の刺激により、胸やけの他にも頚部、背部、顎関節、耳、口、肩、腕などに放散する痛みが起こることもあり、場合によっては食道炎を起こします。
この食道裂孔ヘルニアに嚥下障害はよくあることで、食べ物が喉を通るときに胃の直前で詰まるような感覚や何かボールがつかえているような感覚があったり、一度にたくさんの食べ物を食べると症状が悪化します。この場合は、食べるものの種類ではなく、食べ物の量自体が原因となります。
大量の食べ物の摂取以外には、「姿勢との関わり」でもお話した食後に横になることで症状が悪化したり、重いものを持ち上げたり、力む、きつい衣服の着用、食後に身体を曲げるなどの動作ではつらくなる人が多く、逆に姿勢をよくすると症状が落ち着くことがあります。思い当たる人は要チェックですね。
この裂孔ヘルニアのなりやすい年齢は40~70歳くらいですが、若い人にみられる場合もあります。
胃の痛みや胆のうの痛みと似ていることが多いので、すぐに胃薬を飲んでしまう人もいますが、簡単に胃酸を抑えてしまう薬を飲んでしまうと消化機能が低下して、逆に様々な問題が出てくる場合も多いので、注意してくださいね。
カイロプラクティックでは、重度の慢性状態でなければ治療を行うことで、効果を出すことができます。
治療は、横隔膜部分から呼吸を使いながら、ゆっくりと食道と胃の結合部を押し下げるような方法で行います。
また胃の内容物(胃酸、ペプシン)の逆流は、食道の胃に近い部分(食道裂孔近く)の括約筋がしっかり働いていない場合が多く、この機能を補助している横隔膜を治療することもあります。
急性の障害では、この治療直後に症状の緩解が得られる場合が多いです。ただ慢性的になると、長期間治療が必要なケースもあります。その他、長期の肝機能障害で横隔膜の機能が低下し、食道裂孔ヘルニアを誘発する場合があるので、肝機能の状態もチェックする必要はあるでしょう。
普段の生活で患者さんに注意してもらいたいことは・・・
食事中、背筋をしっかり伸ばして食事をとること。
また一度に飲み込まず、よく噛んで食べること。
食後にすぐによこにならないこと。
また、肥満などがみられる場合には、それが悪化要素ともなるため、体重減少が必要になる場合もあります。
また横になったときに症状が悪化する場合は、睡眠時のベッドの頭部を20~30㎝上げるなどの工夫が必要になります。
またサプリメントによるアプローチをすることもあります。
その一つはコリンです。コリンは身体の中でさまざまな機能を受け持っていますが、その最も大切な機能は、神経伝達物質のアセチルコリンの原料になるということです。コリンを摂取することで、体内のアセチルコリン合成量を増やせることがわかっています。筋肉の細胞膜にあるアセチルコリンのリセプターの数が減少していくことで、筋肉が弱ってしまうことがあり、食道括約筋の機能に関して、臨床研究を行っている Dr Castell Donald はアセチルコリンに似せてつくった合成薬で、食道括約筋の圧力が高められることを発見しています。その結果、胃酸の食道への逆流量は減り、胸やけの症状が軽減されたと報告しています。
もう一つのサプリメントにレシチンがあります。レシチンは、血液中のコリン濃度を長時間にわたって高めることができます(コリンはレシチンの構成成分の一つでもあります)。
このことでレシチンは、多くの患者さんに効果があると言われています。
慢性的に胸やけをする患者さんの中には、括約筋の働きを妨げる原因(括約筋を緩める食べ物、高脂肪食、喫煙、食事姿勢など)がなくても、食道括約筋自体の機能に障害がある人もいます。また長期の肝機能低下ではヘルニアが起こりやすいともいわれてます。
こういった場合は、サプリメントで括約筋の圧力を高めたり、カイロプラクティックで括約筋や横隔膜の機能をあげてあげることも有効な手段かもしれません。
コリンやレシチンのどちらもサプリメントで摂る場合は、大豆由来なので、大豆のアレルギーがないことが前提となります。
次回は、私が思う「逆流性食道炎の本当の理由」にお話しますね。お楽しみに〜。
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先日はお休みを頂きありがとうございました。
パラオへ行ってきました!
台風30号の影響が少しありましたが、スコール以外は天気も良く、とても暑かったです。
滝を見たり、ボートでサーフィンのポイントへ行ったり、シュノーケルしたりと短期間でしたがとても充実してました。
一番感動したのは、イルカの群れに遭遇できたことです。ガイドさんも滅多に見れないと言っていたので、とても貴重な体験ですね。私は写真を撮るのに夢中になってしまい、あんまりじっくりみれませんでしたが・・・
日本に帰国した時は寒くて本当に驚きました。
弾丸ツアーでしたが、リフレッシュ出来たのでまた元気にカイロプラティカでみなさんをお迎えしたいと思います。
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今月は、逆流性食道炎 GERD についてお話したいと思います。
ここ最近コマーシャルや健康テレビ番組でも紹介され、何かと注目されている逆流性食道炎。
胃腸科のお医者さんの待合室にもポスターが貼られていることが多いですね。
近年、逆流性食道炎は子供と大人の両方で一般的に診断される問題になってきました。
若い世代でも増えているようなので、少し話してみようと思います。
逆流性食道炎 GERD とは、まさに胃酸が食道に逆流してしまうことによって、食道粘膜が傷ついて炎症起こす病気です。
食道と胃の境界には横隔膜があり、この部分を「噴門」と呼びます。噴門は普段は閉ざされていますが、食道から食べ物が下りてくると開き、食べ物が通過すると再び閉じるようになっています。
そのため、普通なら胃液が食道に逆流することはありませんが、この噴門を閉じてくれる筋肉の機能が低下したり、胃が横隔膜より上に飛び出したりすると、噴門部分が広がり、胃液が食道に流れやすくなります。食道の粘膜は胃の粘膜と違い、胃酸から守られていないので、胃液によってただれやすくなります。そこで胸やけが起きるのです。
GERDには胸やけ以外にも、ゲップが出る、喉が詰まったような感覚、口の中が苦いまたはすっぱい、お腹が張るなどの症状が現れます。
また多くの人に、食後に横になっている時や、お腹を丸めて首を下におろした時などに胃の内容物が食道にあがってきて、イガイガ、ヒリヒリするような胸やけがあります。重篤になるケースは少ないですが、症状がひどいと食道に潰瘍が起こる場合もあるので注意しましょう。
お医者さんに行くと、大抵は胃酸を抑える薬をもらいますが、実は、GERDの原因は胃酸過多ではなく、食道下部(食道と胃の堺)にある食道括約筋がうまく働かなくなることが大きな原因になっています。
食道括約筋はリングの形をした筋肉で弁のような働きをします。胃から内容物が逆流しないように噴門部を閉じてくれるこの括約筋という筋肉がうまく機能しないことで、胃の中にある消化途中の食べ物や胃酸が食道に逆流してしまうのです。
食道括約筋は、通常食べ物を胃に送りこむ時や、ゲップが出る時などに緩んで開きますが、何らかの原因で緩んだ状態が慢性的に頻繁に起こるとGERDが発症すると考えられています。年齢が高くなるにつれて括約筋の働きが低下するため、GERDは加齢とともに多くみられますが、最近は若い人たちにも増えているようですね。
その他としては、食道裂孔(横隔膜で食道が通る部分)ヘルニアと言って、胃の一部が横隔膜よりも上に飛び出してしまっていることが原因になっている人もいます。
胸やけがする
食べた後、胃がムカムカする
喉が詰まる感じがする
胸や首が痛いまたは不快感がある
胸やけや痛みで眠れない
身体を丸めると気分が悪い
ゲップがよく出る
胃が痛い、もたれる
こんな方はもしかしたら、逆流性食道炎かもしれません。
逆流性食道炎の原因となっている食道括約筋ですが、括約筋の働きは、食事内容、食事の食べ方、食事をしている姿勢、衣服によっても変わることがあります。
油っぽいものや甘いものをよく食べる、大食い早食い、食事姿勢がわるい、背中が丸まっている、太っている人、その他、ベルトの締め過ぎ、ストレスが多い、お腹の膨満感があるなどが原因になっている場合があります。
今日はその中でも姿勢の部分についてのお話ですが、その前に・・・
姿勢と内臓の働きについて少しふれておきましょう。
身体を丸めることや猫背の人、または身体を捻っているなどの悪い姿勢習慣がある人はいませんか?
実はこれ、内臓機能がうまく発揮できない状況を作り出しています。このような悪姿勢は、内臓臓器を圧迫したり、念転の力が加わって内臓の機能低下を起こしてしまうのです。
特に食事中は、良い姿勢で食べることはとても重要なことです。悪い姿勢で食事をすると、それだけで消化不良を起こします。みなさん気づかないと思いますが、姿勢の悪さがしばしば不妊や内臓下垂、慢性胃炎・腸炎などの原因となっていることもあるので、注意してくださいね。
姿勢はこんなにも内臓機能に関わっているのです。
もちろん逆流性食道炎の場合も一緒です。
身体を丸めた姿勢で食事をしていると、内臓が圧迫され消化機能がうまく働きません。胃での消化がスムーズに行われないと、食べ物が胃の中に長い時間とどまることになったり、消化不良によりガスがたまる原因にもなります。またお腹を丸めることやガスがたまることで腹圧が高まり、胃を下から圧迫して逆流が起こりやすくなります。
腹圧に関して言うと、その他にも妊娠、肥満、便秘、膨満感、運動(力む)などが原因になる場合もあります。
このように、食事の姿勢はGERDを起こしやすいだけでなく、スムーズな消化が行われず、さらには消化不良により栄養の不均等をも引き起こします。
逆流性食道炎 GERD の兆候が少しでもある人、もちろんない人もですが・・・、
食事中は、背筋をしっかり伸ばして食事をとること。
一度に飲み込まず、よく噛んで食べること。
食後にすぐによこにならないこと(最低でも1時間は良い姿勢で)。
を注意してみましょうね。
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本日は唐辛子の成分「カプサイシン」についてお話したいと思います。
2010年にイタリアの研究チームが、International Journal of Clinical Practice誌に載せた報告で、0.1mlという非常に少ない量のカプサイシンを配合したクリームを、頭痛が発生してからすぐに頭のコメカミに塗ることで、その後30分以内に痛みがどのように変化するかを検証した研究を行ったようです。
結果は被験者23人(女性20人男性3人)のうち、カプサイシンクリームを塗った後30分以内に、痛みの程度が半分ほどまで低減した被験者は17人(女性15人男性2人)で、従来から言われているように、カプサイシンの持つナチュラルな鎮痛作用が高いことが証明されたことと同時に、頭痛発作が起きてから速やかにコメカミに塗ることで効果が高くなることがわかったということです。
「カプサイシン」には痛みを抑える鎮痛作用があることは多くの報告があり、日本でも古くからトウガラシ、タカの爪を使った鎮痛効果についての報告や商品がいくつかあります。
カプサイシンには、サブスタンスP(痛みの情報を伝える神経伝達物質)の働きを抑制する作用があることがわかっています。
欧米や日本でもカプサイシンを配合したクリームやローションがあるようで、それを頭部や額に塗るようです。
似ているものでは「ペパーミントオイル」があります。
ただ、カプサイシンはみなさんご存知のトウガラシの成分。肌が敏感な部分を触ると大変なことになるかもしれないので、肌が弱い方やアレルギーの方は注意してくださいね。
そう考えると、ペパーミントオイルの方が使い勝手がいいかもしれませんね。
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長時間イスに座っていて、お尻や腰、背中など痛くなることはありませんか?
それは長時間イスに座っているとお尻や腰に上半身の体重が集中してしまい骨盤を無理な状態にしてしまうことで、お尻だけでなく腰や背中にも負担がかかってしまうからなのです。
サテライトは座面にかかる上半身の体重を均等に分散させて受け止めるので、特定の部位が痛くなることがなくなるのです。また骨盤の角度を理想的な位置に調整し、安定させるので背骨が自然なS字カーブた保てるので腰への負担も軽減されます。
先日お話ししたバックハガーと一緒に使うとさらに効果的です!
院長も愛用^^。
気になる方はスタッフに聞いて下さいね。
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2008年4月、厚生労働省の研究班によって牛乳やヨーグルトなどの乳製品の摂取量が多い人ほど前立腺がんの発症率が高くなるという、なんとも衝撃的な調査結果が発表されました。
また海外では、前立腺がんのほかにも、乳がんや卵巣がんなど、性ホルモンが関連したガンと乳製品との関連性が多くの研究によって指摘されています。
海外の膨大なデータとハーバード大学の2つの大規模な研究では、牛乳を日頃飲んでいる男性は前立腺がんのリスクが有意に高いことを示しています。
ではなぜ、牛乳がガンの発症につながるのでしょう。
その原因には、牛乳中の「さまざまなホルモン」が関係しています。
哺乳類の子どもは、生まれてから離乳するまでの短期間、母親のミルクだけを飲んで育ちます。ウシの子は母ウシのミルク(牛乳)を飲み、人間の子は母親のミルク(母乳)を飲むのです。牛乳も母乳も、たんぱく質・脂質・糖質・ビタミン・ミネラルという栄養素を含む単なる白い液体だけではなく、生まれたばかりの子どもの成長を促す成長因子やホルモンを含む強力な生化学的液体なのです。
牛乳はもともと、子牛が成長するためのものです。子牛は1日1kgも体重が増えるほどに成長が早く、人間の赤ちゃんとは比べものにならないほど猛烈なスピードで大きくなっていきます。
その急激な成長に必要な因子となる多種多様な生理活性物質が、牛乳には極めて高濃度で含まれているのです。
しかも、アメリカなどでは牛乳の生産効率アップを目的に、人工的な成長ホルモンを乳牛に投与しているため、結果として牛乳中のホルモン類の濃度はさらに高まっています。
ちなみに、日本はアメリカから大量の乳製品を輸入し、加工食品などに用いています。
さてでは、子牛の急成長に必要な、「ホルモン濃縮液」を人間が飲むとどうなるでしょう?
実はその「ホルモン濃縮液」を人間が飲むと、それによって、身体のさまざまな部位の「成長」が極度に促進されるのです。
その影響は特に、前立腺や乳房などの性ホルモンの関わりの強い組織にでやすく、そこで生じてしまったガン細胞の増殖をどんどん後押ししてしまっているといわれているのです。
イギリスのジェイン・プラント教授は、著書の「乳がんと牛乳」で自己の体験や乳がんの原因、乳がん予防の食事など詳しく述べています。
プラント教授は、1987年に42歳で乳がんになり、乳房切除、その後4回の乳がん再発を経験し、放射線治療、抗がん剤治療を受けました。彼女は、乳がんで死なないために、科学者としての経験・知識を総動員して、なぜ自分が乳がんになったかを省察しました。
その結果、乳がんは乳製品によって起こるという結論に達したそうです。
プラント教授が、乳がんの再発を避けるために「乳・乳製品を完全に避ける」という食事を実践したのは1993年で、鎖骨上リンパ節に転移した乳がん治療のために、抗がん剤を投与さえているときでした。抗がん剤がまったく効いていないという状況の中、乳製品をまったく避けることで乳がんが次第に小さくなり、消失したのです。
その後現在にいたるまで10数年完全に乳がんフリーで活躍しています。
おどろきですよね。
プラント教授が、このことに気づくきっかけになったのは、「中華人民共和国におけるガン死亡率図譜」見ていて、中国全域を通じて乳がんが驚くほど少ないということを発見した時からでした。中国全体の乳がん死亡率は1万人にたった1人だったのです。この死亡率は多くの西欧諸国における10人に1人という数字にくらべてきわめて低いものでした。
それから、プラント教授は「中国人は乳製品を食べない!」ということに気がついたのです。中国人は「ミルクは子供が飲むものだ」と一切乳製品を口にしないようなのです。
乳がんと前立腺がんの発生率は西洋と東洋で大きく異なります。どうしてこんなに違うのでしょう。それは遺伝の違いによるものではありません。移民研究によれば、中国人や日本人が西洋に移住すると、1~2世代のうちに乳がんや前立腺がんの発生率と死亡率が西洋人と変わらなくなってしまうそうです。
中国での乳がんは、俗に「富貴婦病=金持ち女の病気」と呼ばれているそうです。これは、開放経済前の中国では、金持ちだけが「香港食」を手に入れることができたからです。そのころの中国人は、アイスクリームやチョコレート、スパゲッティ、フェタチーズ(山羊や羊のチーズ)まで西洋風の食品をすべて「香港食」と呼んでいました。というのも、これらの食品は当時イギリスの植民地であった香港でしか手に入らなかったからです。
この西洋風の食品を摂っている人が乳がんになっていたということなのですね。
疫学研究でも、乳がんと乳製品の関係は20年以上も前から報告されていたようです。
1970年には、脂肪の摂取量が多くても乳製品の摂取量が少ない地域では乳がんの死亡が少ないという研究が報告されており、乳・乳製品が多くなると、女性の乳がんリスクが高くなるという研究もあります。
日本でも脂肪摂取量が少ないのに、乳・乳製品の摂取量が多くなるにしたがって乳がんの発生率が高くなっているのです。
日本とアメリカで乳がんの罹患率をくらべてみると、アメリカ人女性が日本人女性にくらべて圧倒的に乳がんになりやすいのがわかります。
これはプラント教授が述べているように、食生活の違いなのです。アメリカにあって、日本になかったものは牛乳・乳製品です。もちろん日本人も牛乳・乳製品を摂りますが、一般の日本人が牛乳を飲むようになったのは敗戦後にすぎません。
国連食糧農業機関(FAO)のデータでは、1961年~1997年の乳製品の平均1日あたりの消費量は日本が141g、アメリカが673gで、アメリカの消費量は日本の約4.8倍になっています。
しかし、昨今の日本では乳がんが急激に増えています。
1965年に1966人であった乳がん死亡は、2005年には1万721人になり、現在では毎年、1万人以上の女性が乳がんで死亡する時代になっています。
なぜなのでしょう。
もうみなさんもおわかりかと思いますが、食生活が変わったからなのです。
日本人が味噌、醤油、鰹節、昆布などの風味の和食から、バターやクリームの香りのする洋食に接する機会が多くなったからなのです。要は、牛乳・バター・クリーム・ヨーグルトなどの乳製品を口にするようなったからともいえます。
プラント教授は、40代のキャリア女性に乳がんが多い理由を、調理に費やす時間をけずって仕事に全力投入するためと述べています。というのは、低脂肪牛乳、カッテージ・チーズ、ヨーグルト、ハンバーグ(乳牛の肉)などを多用するというのです。
日本の場合でも、社会で活躍する女性は、朝食をパン(食パンは、小麦粉とイースト以外にバターと牛乳を含んでいる)とバターあるいはヨーグルト、コーヒー・紅茶ですませ、間食にアイスクリームやケーキなどの甘い、バターの香りのするものを食べるなど、乳製品を摂らない日はないのでないでしょうか。
(Jane Plant Your Life In Your Hands 引用)
みなさんの中にも思い当たる人はいるでしょう。
たしかにヘビースモーカーのすべてが肺がんになるわけではないのと同じ理由で、牛乳・乳製品を好んで口にする人がすべて乳がんになるわけではありません。しかし、集団レベルでみれば、明らかに牛乳・乳製品を多飲・多食する国々に乳がんが多いのです。
乳房の大きさ、重さ、感じやすさ、さらにはその健康状態は、血液中を流れている微量の生理化学物質「ホルモン」の影響を受けています。
思春期には、成長ホルモンがインスリン様成長因子1(IGF-1)の分泌を促し、その刺激によって乳房が大きくなります。また妊娠すると胎盤からもホルモンが分泌され、出産後の乳児の保育に備えて乳腺が発達します。
科学的な情報メッセンジャーであるホルモンには、哺乳動物のあいだで共通点が多いといいます。ホルモンは、循環血液中に存在して身体のいろいろな部位に情報を伝達します。したがって、ホルモンのごくわずかな濃度変化によって、身体は非常に大きく影響を受けるのです。
みなさん御存じのように出産すると、母乳が分泌されます。母乳はビタミン・ミネラルなどの栄養素をたくさん含む健康的な飲み物という以外に、新生児の特定の部位に働いてその部分の成長と発達を促すために、たくさんのホルモンやホルモン様物質を高濃度に含んでいる液体「ホルモンカクテル」なのです。
実際、母乳を飲むことによって新生児の細胞分裂が促進されるのです。
このため、古来、母乳は「白い血液」とも呼ばれてきました。
母乳に含まれているものをあげると・・・
プロラクチン、オキシトシン、副腎と卵巣のステロイドホルモン、性腺刺激ホルモン放出ホルモン、成長ホルモン放出因子、インスリン、ソマトスタチン、リラキシン、カルシトニン、ニューロテンシン、プロスタグランジン、甲状腺刺激ホルモン、甲状腺ホルモン、エリスロポイエチン、ボンベシンなど・・・
本当に多数のホルモンが含まれています。
さらには、上皮増殖因子、インスリン様成長因子1(IGF-1)、神経発育因子などの成長因子も含んでおり、乳児の免疫機能に関与するような40種類以上もの酵素もあります。
すごい数ですよね。
つまり、母乳には、それが人間のもの(母乳)であれウシのもの(牛乳)であれ、親から新生児に伝えるべき数百種類の化学物質が含まれているのです。
そしてこの中でも特に「乳がん」に関わっているのが、インスリン様成長因子(IGF-1)です。
インスリン様成長因子(IGF-1)とはインスリンと同じような働きをもつ成長因子という意味で、インスリンとIGF-1は、ともに細胞を大きくする作用があります。
インスリンの主な作用は、血液中に余分にある栄養分を細胞内に蓄えるという単純なものですが、IGF-1は細胞の分裂と増殖を起こし、その作用は細胞の分裂増殖が盛んな時(乳児期や思春期。成人ではがんの増殖)に発揮されるという特徴があります。
ウシ成長ホルモン(BGH)とヒト成長ホルモン(HGH)は構造が違うのですが、インスリン様成長因子(IGF-1)は、ウシでもヒトでも同じです。
問題となるのは、ミルク中のIGF-1濃度が、母乳より牛乳の方が断然高いということです。
さらに牛乳の生産をあげるために用いられる組み換えウシ成長ホルモン(rBGH)を与えられた乳牛の出すミルク中のIGF-1は普通の牛乳より2~5倍も高く、その乳牛の肉のIGF-1は普通の乳牛の肉の2倍ほど高くなってしまうといいます。
IGF-1は、牛乳を63度で30分加熱するという滅菌方法では壊れません。
また牛乳にはたんぱく質としてカゼインが含まれているために、牛乳のIGF-1はヒトの消化管内で分解されないともいわれています。
思春期になって女の子の乳房が膨らむのは、IGF-1の細胞分裂促進作用が働いているからです。
ということ、IGF-1が高くなっている牛乳・乳製品・乳牛肉が、乳がん細胞の分裂を促し、乳がんの成長を促すのではないかという疑問が湧いてきませんか?
1998年にスーザン・ハンキンスン博士に率いられたアメリカとカナダの研究チームは、更年期前の女性を調べて、血中のIGF-1濃度がもっとも高い女性はもっとも低い女性にくらべて乳がんになるリスクが3倍高いという結果を発表しています。
またマギル大学とハーバード大学の研究者は、血液中のIGF-1濃度が前立腺がんの発生とも関係が深いという研究結果を発表しています。この報告によると、IGF-1濃度がもっとも高い男性は、もっとも低い男性にくらべて前立腺がんのリスクが4.6倍でした。それまでは、前立腺がんの要因としてテストステロンなどの男性ホルモンが注目されていましたが、今ではIGF-1がより重要なリスク要因として脚光をあびているのです。
そのほか1996年にはイリノイ大学のエプスタイン博士が、組み換えウシ成長ホルモン(rBGH)を注射した乳牛から搾った牛乳を飲むと、血液中のIGF-1が増えて乳がんと大腸がんの発生が増えるという研究発表を報告しています。EUでは1995年にこの組み換えウシ成長ホルモン(rBGH)を圏内の牛乳生産に用いることを禁止しています。
IGF-1は、新生児や乳児の成長に欠かせない生理活性物質です。
しかし、本来必要としない大人がこの物質を体内にとりこむようになって、いろいろな問題が現れ始めたとも言えます.
乳がんと前立腺がんの発生にもっとも大きな影響を与えるのはIGF-1と言われていますが、子牛の急速な成長を支える牛乳には、その他にも大量の成長因子とホルモンが含まれています。エストロゲンもその一つでしょう。
このような強力な液体を成人が飲むと、体内に潜んでいるガン細胞の分裂・増殖を刺激してガンの成長を促し、乳がんの治療を受けた人にもガンの再発をもたらすことになってしまうかもしれないのです。
少し長くなりましたが、いかがでしたか?
牛乳は注意しないと問題を起こす可能性が高い食材だということ、またこれからさらなる研究で様々なことがわかってくると良いですね^^。
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今日は、先日患者さんからリクエストがあったので、「α-リポ酸(ALA)」について少し話してみようと思います。
α-リポ酸(ALA)は、人間の体内にも存在する、ビタミンに似た働きをする物質の1つです。
別名をチオクト酸とも呼びます。
α-リポ酸は2つの硫黄イオンを持った物質で、人間の体内では酵素を補う働きを持った機能性成分で、もともと病院やクリニックで解毒や肝障害を改善する医薬品としてのみ用いられてきましたが、2004年の食薬区分の改正によって食品として認可され、サプリメントにも使用出来るようになりました。
α-リポ酸の体内での働きは、糖の分解を助けたり、エネルギーを酸性する際の補酵素的な役割を担ったり、強力な抗酸化作用を持つことでも知られています。
糖質、炭水化物、脂肪酸、タンパク質、アミノ酸の代謝
解毒作用
コレステロール抑制
強力な抗酸化作用
エネルギー酸性
この中でも特に注目したいのが、糖の代謝作用です。
この作用はみなさんもご存知の膵臓から分泌される「インスリン」というホルモンに匹敵する程とも言われています。
5年前にアメリカで行われた研究では、α-リポ酸が糖代謝を促進するとともに、インスリンに対する感受性をも向上させる作用があり、結果として血糖値を下げる効果があることを発表しています。
またすごいのは糖化を抑制する効果もあるということです。
糖化とは、糖がたんぱく質(アミノ酸)と反応(メイラード反応)して起こるものですが、これが体内で起こることによって、細胞に様々な影響をもたらすことになります。たとえば糖尿病における手足のシビレや眼底出血等も糖化のなれの果てと言えるでしょう。血糖が高いと余った糖分が身体のタンパク質と糖化反応を起こします。それが皮膚で起これば、皮膚のシワや弾力の低下につながり、血管が糖化によって濁ってくれば、白内障なども起こりえるわけです。
末梢神経が働かなくなったり、細胞壁がダメになったり、血管が詰まったり、歯槽膿漏、朝勃起しなくなる、白内障、皮膚のシワ、弾力の低下・・・などがこの糖化によって作られているものだとすれば、いかに体内で糖化を促進させないようにするかが、生活習慣病や老化の予防につながるということが理解できるのではないでしょうか?
α-リポ酸によってインスリンの感受性が向上して、糖分の代謝が高くなれば、余計な糖化反応も起きず、糖化産物であるAGEsも抑制してくれます。
こういったことから血糖の高い人には有効な機能成分として有名なわけですね^^。
またこのことは脂肪の蓄積もコントロールしてくれる可能性があることにもつながります。
α-リポ酸がインスリンの感受性を高める作用があるので、少ないインスリンでも血液中を流れる糖分の細胞への取り込みを促進してくれます。これは血糖値が高い人だけではなく、肥満の人に対しても有効で、肥満を予防改善してくれる作用が報告されています。ある発表では、α-リポ酸は脳内に存在する食欲のコントロールに関わるホルモンに作用して食欲を抑えてくれるとまで言われています。
こうなると、肥満気味の人や血糖値が高い人には強い味方ですね。
α-リポ酸には、老化や病気の原因となる細胞の酸化障害を防ぐ効果があり、ダイエットやアンチエイジングの助けになるとされ、根強い人気があります。
また数ある抗酸化物質の中でも特に重要とされ、実は抗酸化作用では有名なビタミンCやビタミンEなどを上回る程の抗酸化作用があるだけでなく、ビタミンCやビタミンEが酸化してしまうのを防いでくれます。α-リポ酸は同じネットワーク系抗酸化物質であるビタミンC、ビタミンE、グルタチオン、コエンザイムQ10などと作用し合うことでより威力を発するのですね。
このネットワークにおけるα−リポ酸の特徴は主に4つあります。
1つには水だけでなく、脂質にも馴染む物質で細胞膜脂肪質でバリアされた細胞の内外に分布出来る唯一の抗酸化物質なのです。ビタミンCやビタミンEを初めとする抗酸化物質は、水溶性か脂溶性にわかれてしまうので、どちらの性質も持っているα-リポ酸はとても便利な物質なのです。
2つには、他の抗酸化物質が酸化した場合にもそれらを再生させる能力があるということです。これは先程も少し触れましたね。
3つには、α-リポ酸自身が酸化した場合にも自己再生能力があることです。
最後の4つには、最強の抗酸化物質と言われる「グルタチオン」を増加してくれる働きがあるということです。
こう考えるとα-リポ酸が抗酸化ネットワークの中で効率良く機能してくれれば、身体の酸化を強力に防いでくれることがわかりますね^^。
α-リポ酸には左右対称で、RとSというタイプがあります。
Sタイプだと体内でビタミンB6とマグネシウムを使って変換する手間があるので、R-ALAがオススメです。
またインスリン抵抗性を改善する能力はR-ALAの方が強いとされています。
食べ物では、α-リポ酸を含むものとして「ブロッコリー」があります。
ブロッコリーは、本当に栄養豊富で生活習慣病予防の強い味方になってくれる野菜ですね!
ただ、α-リポ酸を摂るのなら、ブロッコリーを熱しないでください。α-リポ酸は熱に本当に弱くて、熱するとなくなってしまうのです。
日本人はブロッコリーを生で食べるのには慣れていませんが、α-リポ酸を意識するなら、生かジュースで摂ることが良いでしょう。
他には、ほうれん草や、お米の胚芽、牛の臓器類に含まれていますが、ブロッコリーも含めてα-リポ酸は食品に含まれる量が少ないため、ある程度の効果を期待するのであればサプリメントを利用するのが合理的です^^。
体内でもわずかに合成されますが、中高年だとさらに合成量が減るので、必然的に不足しやすくなっています。
α-リポ酸については食事と同時に摂取すると吸収率が低下するので、食事の30分前に摂ることをオススメします。
うちのクリニックでも血糖値の高い方や、肥満傾向がある方、その他インスリン抵抗性を持った方の血糖コントロールの改善でよく使用しているサプリメントでもあります。
他にエネルギー生産能力が低下しているような方にも使ってもらう場合もあります。
いかがでしたか?
たまにはこういう風にある栄養素について深く掘り下げてみるのも良いですね!
また書きますね^^。
では。
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今回は、牛乳のタンパク質が起こす問題について。
知らない方も多いかもしれませんが、牛乳に含まれるカゼインというタンパク質はアレルギーなどの問題を起こしやすいタンパク質と言えます。
牛乳のたんぱく質は、アレルギーの原因になったり、消化しにくいタンパク質のため胃腸の状態を悪化させ、鉄欠乏性貧血を起こしたり、神経系統の働きに支障をきたす可能性があるのですね。
今日はそんなお話を。
牛乳のタンパク質は、ホエイ(乳清)とカーズの2種類があります。カーズはカゼインという物質に変化しますが、これは人体にとっては不健康となる物質です。ちなみにホエイタンパクには種々のビタミン、ミネラル、カルシウムに豊富なタンパク質を含んでおり、タンパク質を原料としたチーズは健康的な食べ物にもなり得ます。高いリコッタチーズなどはホエイタンパクを多く含んでいますね。(ただ、ホエイでも問題を起こす人はいます)。
「カゼイン」というタンパク質は牛乳のタンパク質の80%を占めています。母乳にもカゼインが含まれますが、これは赤ちゃんの胃腸でも消化しやすいものです。しかし、牛乳の「カゼイン」は、胃を4つ持っている子牛だからこそ消化が可能なのです。
とくに人間の子供にとっては消化・分解が困難なたんぱく質なのですね。
牛乳の中の80%のカゼインはそのうち40%が「αカゼイン」、残り40%が「βカゼイン」です。一方人間の母乳のカゼインはほとんどが「βカゼイン」です。生まれた赤ちゃんには牛乳に含まれるαカゼインを分解するレンニンという酵素がなく、赤ちゃんに牛乳を与えると下痢をしてしまいます。
「レンニン」はチーズを作る時に使う固形ラードのようなもので、人間にはレンニンという酵素は作ることが出来ません。その代わりを胃酸が補うことになるのですが、カゼインはとても固いたんぱく成分なので、胃酸でもなかなか分解しづらいのです。
胃の中でたんぱく質分解をするペクチンがちゃんと分泌できるようになる2、3才までは、
牛乳は、絶対に与えるべきではなく、その後もできれば避けたい食品です。それは成人でも牛乳のたんぱく質によって問題を起こす場合があるからなのです。
牛乳のたんぱく質「カゼイン」は特に、「腸管壁浸漏性症候群 Leaky Gut Syndrome」を起こしやすいものでもあります。
この腸管壁浸漏性症候群、LGSとは、小腸の外敵から守る薄い膜「膜バリア」が、汚染された食べ物、抗生物質、有毒な金属やウィルス、真菌(カンジダ、イースト)などに攻撃されて、傷つき破れてしまう状態です。
LGSが起きると、身体に必要な栄養素の吸収がうまくいかなくなります。ひどくなると栄養吸収障害による栄養失調や欠乏症を招いてしまうのです。
また、破けた穴から消化しきれなかった大きな分子の食べ物や有害な物質が身体の中に漏れだしてしまうために病気の引き金にもなります。
そもそも人間は、食べたものを吸収するために、よく噛んで、消化酵素にからませながら、胃と腸でこまかく分解します。小腸の膜バリアの細かい網目を通れるだけの栄養素だけが、身体に吸収されてエネルギーになるのです。
この膜バリアに炎症を起こしたり、破けた状態を作ってしまうものに、実は「牛乳・乳製品」のたんぱく質である「カゼイン」があげられます。
通常膜バリアは2~5日で再生しますが、攻撃がやまないと破けたままの状態になり、栄養吸収障害がつづき、アトピー(食物アレルギー)、ADHD(注意欠陥・多動性障害)、ゼンソク、自閉症、腹痛、夜尿症、便秘、下痢、慢性疲労、原因不明の発熱、消化不良、不眠症などが引き起こされます。
怖いですよね。
まださらなる問題があります。
カゼインは腸でタンパク分子「ペプチド」に分解されますが、このとき「モルフィン」と呼ばれる物質になります。これは本来、血液の中には存在していけない有害な物質なのですが、LGSになっている場合は、腸バリアが壊れており、その隙間からモルフィンが身体に吸収されてしまいます。
モルフィンは体内に入ると、モルヒネと似た作用を持つことがわかっています。脳の膜を通して脳の中に入り、特に子供の脳には悪い影響を与えます。
フロリダ大学の報告によると、自閉症患者や統合失調症(精神分裂病)患者の95%に「ペプチド尿症」(ペプチドが尿に排泄される)が見られると言われています。ふつうペプチドは尿に出ませんが、腸膜が破けて、モルフィンが血液に入り、これを腎臓がろ過できないと、尿に出てくるようです。実際牛乳を断つことで、患者さんの症状が改善されています。
前回は牛乳に含まれる糖質による害をお伝えしましたが、今回はタンパク質「カゼイン」についてのお話をしました。みなさんいかがでしたか?
また次回をお楽しみに〜。
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