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食物アレルギー・不耐症 12|カイロプラクティックによる食物過敏症のチェック

水の入ったコップとさまざまな色のサプリメント|副腎疲労blog

 

 みなさん、こんにちは。

 

 

 

副腎疲労専門カイロプラクティック

「CHIROPRATICA」院長の小菅一憲です。

そしてこのBlogの筆者「Kossy (コッシー)」です。

 

 

 

カイロプラクティックによる栄養素を評価する方法は、アプライドキネシオロジーの創始者グッドハートにより発達してきました。
アプライドキネシオロジーの栄養学的検査は、その物質による味覚受容器と嗅覚受容器への刺激に対する神経システムの反応を使用しています。

 

 

 

みなさんにはあまり馴染みがない方法だと思いますが、実はこの検査けっこうパワフルではっきり結果が出てくるのですよ^^。

 

 

 

⭐️ 筋力検査によって必要な栄養素や合わない食材をチェックする方法とは!?

 

さて、具体的に言うと、このテストは、患者さんに食べ物を咀嚼させたり、舌に乗せてもらうことによって行われます。
この状態で筋力検査を行い、その筋肉の力の入り具合でその食べ物やサプリメントの必要性や食品過敏症などをチェックしていきます。

 

 

 

この方法では主に味覚による求心性の刺激と口腔の刺激による味覚受容器からの情報に対する中枢神経の解釈が、最終的に機能変化(検査では筋力低下など)を起こすことが実証されているのですね^^。
不思議ですよね。

 

臨床では、患者さんに物質を咀嚼させることですぐに身体機能の変化が観察されます。
空腹で泣いている子供が口に食べ物を入れるだけで即座に泣きやんだり、低血糖症で苛立っている人でも、糖を含む食品を口に含むだけで、血糖値を上げるのには不可能な短時間で落ち着くことからもすぐに身体の変化が出ることは納得できるのではないでしょうか。

 

 

このようにアプライドキネシオロジーの栄養学的検査は、その場でその人に必要な栄養素や合わない食材などをチェックすることができるパワフルな検査法ですが、もちろん全てを示すものではありません。

筋力テストに精通したアプライドキネシオロジストが行って初めて効果的な検査と言えます。
また正確な判断には、一般的な栄養学的知識を熟知し、それによる考察とその他生化学検査、理学検査の結果なども加味していくことが必要です。

 

 

 

 

ちなみにお話してきたように、アプライドキネシオロジーの検査では、食べ物に対するアレルギーがある場合、その食材を口に含んだ状態で筋力検査を行うと、一般的な筋肉に筋力低下が見られたり、あるいは、食物によってストレスを受ける領域に関連する筋肉に筋力低下が見られます。

 

こういった場合、検査でも決まって副腎の機能低下が見られ、副腎に対する治療は何よりも優先されます。そしてこれに関連して、仙腸関節(骨盤)の後方に傾いた状態が見られることがあります。これはアレルギーや過敏反応を起こす副腎機能低下症に起因して、関連する足(モモの辺り)の筋肉が弱化し、仙腸関節の機能障害を起こすからと考えられています。
構造的な問題を治療していくことも、こういった副腎機能低下や食物アレルギーを改善していくために重要なことです。その他、食物アレルギーがある場合、カンジダ症と低血糖症も存在しています。また回盲弁症候群が継続して存在していることもよくあるので、それに対する治療も大切になってきます。

 

 

興味ある方は是非一度チェックしにいらしてくださいね^^。

 

 

 

今日はここまでにしましょう。

 

 

次回もお楽しみに^^。

 

 

 

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本当に健康になった時の素晴らしさを実感してもらいたい。 
食と栄養についての正しい情報を発信し、未来の元気な子供につなげたい。 
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アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼を担っています。

カイロプラティカは、日本では唯一の副腎疲労専門カイロプラクティックです。 
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アメリカやオーストラリアのAKのオフィスでは、サプリメントを使った栄養サポートは日常的に行われており、当院でもAKを使って身体の状態をチェックし、どの内臓器が弱っているか、どういった栄養素が必要であるかを判断することで、カイロプラクティック治療はもちろん、原因に沿った栄養指導を行っています。

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食物アレルギー・不耐症 11|食物アレルギーの検査で1番信頼性のあるものは!?

色の違い3つのリンゴが仲良く並んでいる写真|副腎疲労blog

 

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食物アレルギーの診断は、本当に難しいものです。

 

しっかりとした診断をするには、疑わしい食べ物を特定することやその食べ物が有害反応を引き起こすという証明、また免疫が関与していることの確認が必要になります。もし不適切な診断に基づいて食事から食べ物を除外することは患者さんの栄養状態を脅かすこともあるので、慎重に行わなければならないのですね。

 

 

自分がもし食物アレルギーではないかと思ったら、まずは信頼できるドクター(専門医、栄養療法、カイロプラクター)のもとに行くことです。
そこでしっかりと自分の症状そして症状が発現するときの状況、疑わしい食べ物など聞いてもらいましょう。

 

 

 

 

今日は、食物アレルギーの検査法を紹介していきますが、いくつか方法があります。

 

 

〈診断検査〉

 

皮膚試験
放射性アレルギー吸着試験(RAST)
酵素結合免疫吸着検定(ELISA)
CAP-RAST蛍光免疫測定法(FEIA)
特異IgG、IgM、IgA抗体検定
細胞障害性試験
舌下試験と中和
キネシオロジー検査
IgG4
白血球サイズの変化(抗原白血球細胞抗体試験)

(クラウスの食品・栄養食事療法辞典より引用)

 

 

この中で、皮膚試験は日本でも行われていますね。皮膚に抗原を侵入させて、反応をみる方法です。ただスクリーニング検査であって、これのみを診断ツールとして信頼することはできません。
こういった皮膚検査は空気中の浮遊物に対する1型アレルギー(IgEによる)を見つけるのに良く用いられるのですが、食物アレルギーを同定するのにはあまり信頼できないとされているのですね^^。

 

今、もっと簡単で信頼性のある試験がELISA(酵素免疫吸着)食品パネル検査です。
多数の食品を検査するために必要な血液検体は一つだけなので、ずっと簡単に特定できます。基本的なパネルには90〜100種類の食品が含まれ、もっと多いものでは香辛料、ハーブ、調味料、珍しい食品も含めた175種類の食品が網羅されています。

 

 

 

⭐️ 日本では行われていない遅延型アレルギー「IgG抗体」の検査

 

たとえば、IgGのスタンダード・フードパネルを紹介しましょう。

 

 

○乳製品:
カゼイン、チェダーチーズ、カッテージチーズ、牛乳、ホエイ(乳清)、ヨーグルト

○フルーツ:
リンゴ、アボガド、バナナ、網メロン、チェリー、ココナッツ、赤ブドウ、グレープフルーツ、キウイ、レモン、マンゴー、オレンジ、パパイヤ、モモ、パイナップル、いちご、スイカ

○ナッツ、穀類:
アーモンド、あずき、玄米、カシューナッツ、蕎麦、トウモロコシ、小麦グルテン、キドニー豆、緑豆(マング・ビーンズ)、オートムギ、ピーナッツ、ピスタチオ、白米、ライムギ、ゴマ、大豆、クルミ、全粒小麦、さやいんげん

○野菜:
アスパラガス、筍、もやし、ニガウリ、ブロッコリー、キャベツ、にんじん、カリフラワー、セロリ、きゅうり、ナス、ニンニク、ピーマン、昆布、リーキ、レタス、マッシュルーム、オリーブ(黒)、タマネギ、かぼちゃ、ほうれん草、さつまいも、トマト、じゃがいも

○肉類:
牛、鶏、卵黄、卵白、ラム、豚

○シーフード:
あわび、ハマグリ、タラ、カニ、イカ、牡蠣、バラフエダイ、サーモン、スズキ、エビ、マグロ

○スパイス:
カレーパウダー、しょうが、マスタード、黒胡椒、チリ、バニラ

○その他:
製パン用イースト、醸造用イースト、ココア、コーヒー、蜂蜜、さとうきび、緑茶

 

 

 

これだけの種類のものに対するアレルギー反応がわかります。

 

この方法だと血液に循環している抗体を検証するパネルが使われるのですが、食物からの抽出物がポリスチレン製のプレート上の溝にそれぞれコーティングされます。そこに患者さんの血清が添加され、その後発色剤が加えることで各溝の発色量から結合した抗体の量を検証するのです。
この検査を行っているUSバイオテック社では、こういったたくさんの種類の食物アレルギーの検査としてIgG測定法に有効性があるとしています。
その理由は、食物に対するIgG抗体はIgEよりも血中に長期に残るため、上昇したIgGはアレルギー症状の予告になると数ある研究でも報告されているからということです。

 

とにかく、この検査法では多くの種類の食べ物を検査でき、主要な食物アレルギーを発見できるので、かなり有効です。
この検査で反応が強かったものを自分の食生活から除外してみると、副腎機能が向上し、身体への負担が少なくなることで、様々な不調から解放されることを感じると思います。

 

 

 

ただ一つ問題なのは、検査は日本では行われておらず、非常に高価なことです(3万円以上)。これは日本のドクターの中でも意見が分かれているからなのですが、IgGの検査で出てくる過敏もしくはアレルギーの食品は種類が多くて、全て除外することが非常に困難なことと、中にはそこまでやる必要がないのではないか考えのドクターもいるということです。私は、この検査をすることによって今の身体の不調の原因が明確になったり、他の医療機関では治らなかった身体の不調から解放される大きな手助けになると思っているので、検査が日本で行われていない状況には疑問なのですが・・・。

もちろん日本で行われていないだけで、検査は可能です。現在では一部のクリニックで扱っているところもありますね。いずれにせよ、アメリカの検査機関に送る形で調べることができます^^。
当院でもこの検査を扱っているので、必要な方にはお勧めしています。

興味のある方は是非。

 

 

 

 

さて、この検査以外にも、細胞性免疫食物反応検査というのがあります。

これは、遅延型過敏反応検査(DTH)や活性化細胞検査(ACT)としても知られていますが、あまり一般的ではない血液検査で、前述のELISA法では検出されない微妙な、もしくは遅延型のアレルギーを発見するのに役立つ方法です。
この検査では、特定の食品の摂取後に最高3日まで遅れの出る可能性のある免疫系反応の一部を調べます。こういったものは通常のアレルギー検査やパネル検査では検出されないので、ELISA法とこのACTの検査を組み合わせれば完璧ということでしょうか。

そこまで検査する人はなかなかいませんが、紹介まで。

 

 

 

このように日本ではあまり知られていないアレルギー検査まで紹介してきましたが、これらの検査を用いてある結果が出たら、過敏症やアレルギーのある食品リストを作り、それらの食品を避けていきます。
パネルで反応が強かった食品をまず2週間摂取しないでみましょう。
それで体調がどのように変化するかを見ていきますが、中には数多くの食品に反応がある結果が出た人もいると思います。

 

そういった方は、全てを避けるのが難しかったり、除外することが大きなストレスになる可能性があるので、反応が大きいものをまず避けて、小さい反応のものはローテーションで摂るようにして体調の具合を見ていきましょうね。どちらにしても信頼できる栄養療法のドクターか、栄養に知識のあるカイロプラクターの指導のもと行っていくのがベストでしょう。

 

 

 

今日はここまでにしましょう。

 

 

次回もお楽しみに^^。

 

 

 

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食物アレルギー・不耐症 10|食べた直後に体調が悪化するのは「食物中毒症」!?

 食物アレルギー・不耐症 10|食べた直後に体調が悪化するのは「食物中毒症」!?01

 

 みなさん、こんにちは。

 

 

 

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そしてこのBlogの筆者「Kossy (コッシー)」です。

 

 

 

 さて今日は、ある食べ物に中毒のようになる可能性があるというお話を。

 

 

私たちは、ある特定の食品に対して中毒症状を起こす可能性があります。
もし食べた後に調子が悪化するようなら、その食品か食品に含まれる物質に中毒を起こしている可能性があるでしょう。

 

もちろん身体に必要な栄養素を摂取することは重要ですが、身体が欲している食べ物への強い欲求は時として間違っている場合もあります。
また食べて調子が悪化するなどの明確な状況把握ができるのなら良いのですが、自分に合わない食べ物の中で、食べるのを止められないくらい中毒になっている食品というのも存在することがあります。

 

 

もし、食べるのを止められないくらいの食品があれば、それらの食品は避けるべきです。
大抵「一口だけ」とかという理由で食べてしまう人も多いのですが、これは大きな間違いです。
ある食品に対する強い欲求は、なにかしら原因があります。

 

 

 

 

たとえば、よくあることで「低血糖症」などはどうでしょう?

 

この種類の中毒では、身体に何か(エネルギー)が不足しており、素早くエネルギーを補給できる何か(砂糖)を強く要求します。
そして以前のblogでお話したように、これはほんの一時的な解決策にしかなりません。
血糖値の急上昇と急降下が繰り返され、悪循環が始まりますよね。

 

 

 

⭐️ 異常な食べ物への欲求は、何かの過敏症や中毒の疑い!?

 

もし、異常なほどの空腹感や食べても食べてもまだ食べられる(満腹感がない感じ)は要注意と言えるでしょう。また低血糖症でなくても言えますが、自分が中毒になっているものを食べた後に、極端に集中力が落ちたり、急激に眠くなったりするものももしかしたら、身体が間違って要求しているものかもしれません。

 

 

そういった異常な食べ物への欲求が生じた時には、その栄養素をサプリメントで補給してあげたりして様子を見たり、他のものを食べてみてその欲求が抑まるかを確認してみましょう。

 

 

 

そして、ある食品が自分の健康を妨げていることがわかったら、その食べ物はすぐにでも排除する方が良いと思います。
その原因は、アレルギーや過敏症、中毒の疑いがありますが、自分が好きで毎日食べているものの中に潜んでいることも多いものです。
もしどの飲食物かわからない場合は、それを突き止めていくことが重要です。

 

 

 

 

次回からのblogではその検査について詳しく話していきますが、これが突き止められれば、何度も自分の過敏症で不快な思いをしなくて済みます。
人によってはいままでの人生とまったく違う明るい生活を送れることもあるくらいなのです。

 

 

その食べ物をずっと避けなければいけないというと悲しくなる人もいるかもしれませんが、
一概にそうとは言い切れません。

食物アレルギーのひどい場合は、ずっと避けるべきですが、遅延型アレルギーや過敏症の場合、その食べ物を除去して何か月か経て、副腎機能が向上するとアレルギーが起こりにくくなり、もっと多くのものを食べられるようになります。

 

 

 

 

こうしてみていくと、自分が今、アレルギー、過敏症、中毒になっている食べ物があるかないか、それは何なのかが明確になることは、健康にとってとても重要なpointになるのというのがわかりますね^^。
特に慢性疲労や炎症性の病気、アレルギーを持っている人は一度確認してみると良いかもです。
自分の身体の不調がもしかしたら、食べ物からきているかもしれません。

 

 

 

今日はここまでにしましょう。

 

 

次回もお楽しみに^^。

 

 

 

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食物アレルギー・不耐症 09|食物アレルギーで胆嚢炎が起こる理由

メジャーでリンゴが吊り下げられている写真|副腎疲労blog

 

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前回、食物アレルギーが「胆嚢炎」と関係するとお話しましたが、この話はちょっと面白いので、今日も続けてみます^^。

 

胆嚢炎が食物アレルギーと?
・・・普通そう思いますよね。

 

 

 

昨日、ブラナマン医学博士の研究レポートについてお話しました。

もう一度お話すると、このレポートは69人の被検者に対しての研究ですが、そのうち胆石が確認されていたのは51人、すでに胆嚢を摘除されていた人も18人いましたが、彼らも胆嚢の発作に苦しんでいたそうです。
被検者全員に、アレルギーを起こしにくい食品だけで構成した食事が与えられましたが、その結果についてブラナマン博士は、「基本的なアレルゲン除去食を1週間与えただけで、すべての患者の症状が消失した」と報告しています。

 

実際に、患者さんたちの症状が消え去るまでに、3~5日しかかからなかったそうです。
食べた直後に胆嚢に痛みが出る食品はすぐに除去され、白黒はっきりしない食品については、短い間隔で再テストが繰り返されました。
このことで特定の薬品に過敏に反応する患者さんがいることもわかったそうです。
最終的には、1人平均4、5種類の食品を除去することによって、胆嚢の痛みを全く起こさなくなりました。中にはアレルゲンとなる食品がたったの1種類しかなかった患者さんもいますが、9種類もの食品や薬品にひっかかった患者さんもいました。69人中、64人は卵に過敏に反応したそう。
卵はアレルギー多いんですね。

 

通常、胆嚢炎の食療療法では、油脂が制限されますが、ブラナマン博士は「油っこい料理」も自由に食べさせていました。しかし、アレルゲンと考えられる食品を除去している限り、胆嚢の発作が起こることはなかったのです。

 

 

 

これは、一体どういうことなのでしょう?

 

 

 

⭐️ 食物アレルギー・過敏症によって起こる関節炎や胆嚢炎

 

アレルゲン除去したところで、すでにできてしまった胆石を溶かすことはできません。

 

 

これについて、ブラナマン博士は、アレルギー反応によって胆管(胆嚢から小腸へ胆汁を流すチューブ)が膨張することで、胆汁の流れがせき止められたり、遅れたりして胆嚢に痛みが出るのではないかと説明しています。

胆汁の流れがせき止められるのが痛みの原因だとすれば、アレルゲンを除去することで胆嚢摘除後の症状が緩和されることにも説明がつきます。そして、本の中で、Dr.ライトはトラブルの現場が胆嚢ではなくて、胆管だとすれば、胆石の見つからない患者さんに胆嚢の発作が起きても不思議ではないといいます。

 

 

 

胆石ができる人とできない人では胆汁の成分構成が異なることがわかっています。しかし、胆石の有無にかかわらず、胆管の膨張を防ぐことで胆嚢の痛みを予防できるなら、痛みの原因は胆石であるという従来の常識に疑問が出てきます。

 

 

 

みなさんどう思いますか?

 

 

 

アレルギー説からいくと、胆石が胆嚢の発作や痛みを誘発するのは、石が胆管部に滑りこんで管をふさぎ、胆汁の流れをせき止めたケースに限定されるのかもしれません。

いずれにしてもこの説からいくと、胆石が胆嚢の発作の原因となっているケースは、全体から見れば多くないはずです。
Dr.ライトは、胆嚢炎の患者さんはもちろん、胆嚢を摘除した後の健康が優れない人にも、必ずアレルギー検査を受けるように勧めているそうです。

たしかに私の臨床でも、食物アレルギーを持っている人が胆嚢の辺りが痛かったり、背部痛を持っているのは、軽い胆嚢炎が起こっているのかもしれません。また、胆嚢に関わる筋肉、関節が悪くなっていることも多いものです。

 

 

 

それにしても、胆嚢炎に対するこのアレルギー除去の治療法は、成功率が100%だそうです!
みなさんの常識をくつがえすような結果ですよね。
なぜこんな治療法がいままで知られていないかというと、医学界では、「食物アレルギーや食物過敏性はいかなる種類の病気に対しても主要な原因にならない」という考えが主流だったからだそうですが・・・。その裏には胆嚢手術の経済利益もあるそうな。

「Guide to Healing with Nutrition」Dr.Wright’s引用

 

 

 

 

今日は、食物アレルギーが起こしてしまう病気は数多くありますが、その中でも意外な胆嚢炎。
たかが食物アレルギーとは言えなくなってきたでしょ?

 

 

 

今日はここまでにしましょう。

 

 

次回もお楽しみに^^。

 

 

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食物アレルギー・不耐症 08|食物アレルギーが身体に及ぼす影響

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食物アレルギーに起因する炎症は、あらゆる病気や障害の原因となります。
症状は人によって異なり、病気になりやすい弱い部分に現れます。

 

例えば、前回お話した遅延型アレルギーの場合、食物抗原に暴露すればするほどIgG抗体が増えます。
この増加は免疫システムに負担をかけ、時間とともに炎症を引き起こし、あらゆる症状の原因となります。またIgG抗体と抗原の複合体(炎症媒介物質)は、血流に乗って体中の組織や臓器に運ばれ、血液が流れている場所であればどこでも炎症が起こしてしまいます。

 

 

 

 

遅延型アレルギーの検査について、日本ではアンブロシアさんが有名ですが、そこで書いてある食物アレルギーの例をあげると・・・

 

○チーズと卵を食べた9ヶ月の子供に、湿疹や呼吸困難が見られた。
○グルテンとカゼインの摂取で、突発性統合失調症を発病した。
○バナナやクルミを食べて、口腔内のかゆみ、顔面の紅潮、喘鳴を経験した。
○複数の食物アレルギーを患う10歳の少女に、昼間性/夜間性の遺尿症・遺糞症(おもらし)が見られた。
○複数の食物アレルギーを患う子供たちに、偏頭痛と多動症が見られた。
○食物抗原と抗体の複合体が、メニエール症候群の発症と悪化の原因となった。

 

 

いろいろな身体への悪影響がわかりますね^^。

 

 

 

⭐️ 食物アレルギー・過敏症によって起こる関節炎や胆嚢炎

 

食物アレルギーは「関節炎」にも関連しています。

 

栄養療法のジョナサン・ライト博士は、リウマチ性関節炎は食品過敏性が原因で発症するものではないが、ほとんどの患者さんが食品過敏性によって症状を悪化させていると言っています。薬品を使わない自然な治療を志向する医療家の必読書である「An Alternative Approach to Allergies」の中で、シーアラン・ランドルフ医学博士は、過敏症を起こす食品や化学物質を排除することにより、リウマチ性関節炎の症状が著しく改善されたケースを詳細にレポートにしています。
またその他の研究でも、リウマチ性関節炎の患者さんのアレルゲンを突き止め、それを排除することで治療の効果が上がったと報告しているものもあります。

 

 

 

その他、私も経験したことがありますが、食物アレルギーとよく関連するのが「胆嚢炎」です。

 

ジョナサン・ライト博士は、「Healing with Nutrition」の中で、胆嚢炎の患者さんは、アレルゲンとなっている食品を食べなければ、胆嚢の発作は防げると述べています。
ジェームス・ブラナマン医学博士(米国アレルギー医師会)の文献通りに、臨床で応用したところ、胆嚢炎の患者さんで発作を起こした人はなく、胆嚢を手術で切除した人はいないそうです。

 

ブラナマン医学博士の研究レポートでは、69人の被検者(そのうち胆石が確認されていたのは51人、すでに胆嚢を摘除されていた人も18人)全員に、アレルギーを起こしにくい食品だけで構成した食事が与えられましたが、その結果についてブラナマン博士は、「基本的なアレルゲン除去食を1週間与えただけで、すべての患者の症状が消失した」と報告しています。
ブラナマン博士は、アレルギー反応によって胆管(胆嚢から小腸へ胆汁を流すチューブ)が膨張することで、胆汁の流れがせき止められたり、遅れたりして胆嚢に痛みが出るのではないかと説明しています。

私も臨床において、食物アレルギーを持っている方に、胆嚢の問題をよく見かけます。胆嚢に問題があると食物アレルギーがあるのかと疑うぐらいです^^。

 

 

 

また、もう1つ面白い例をあげると、グルテンアレルギーを持っている方は甲状腺機能低下がよく見られます。あまり知っている方は少ないかもしれませんが、グルテンのタンパク質と甲状腺のタンパク質が似通っているために起こると言われています。
同じように、甲状腺機能低下が見られた場合、グルテンアレルギーの有無はやはりチェックしています。

 

これについては、また後ほど記事にまとめようと思っていますので、お楽しみに〜。

 

 

 

 

このように、身体にありとあらゆる悪影響を及ぼす食物アレルギー。
食物アレルギーに起因する炎症はあらゆる病気や障害の原因となりますが、症状は人によって異なり、病気になりやすい弱い部分に現れます。メニエール症候群、てんかん、自閉症、統合失調症、その他の行動障害、アトピー性皮膚炎、関節リウマチ、セリアック病、過敏性腸症候群はすべて、食物アレルギーが関係している可能性がある炎症状態です。
根底に食物アレルギーを抱えていると、身体は常に攻撃にさらされた状態になります。

 

 

やはり自分のアレルギーは何かを知っておくことはとても大切なんですね。

 

 

 

今日はここまでにしましょう。

 

 

次回もお楽しみに^^。

 

 

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Written by

小菅一憲

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私は・・・ 
原因のわからない不調に悩んでいる人を助けたい。 
本当に健康になった時の素晴らしさを実感してもらいたい。 
食と栄養についての正しい情報を発信し、未来の元気な子供につなげたい。 
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アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼を担っています。

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アメリカやオーストラリアのAKのオフィスでは、サプリメントを使った栄養サポートは日常的に行われており、当院でもAKを使って身体の状態をチェックし、どの内臓器が弱っているか、どういった栄養素が必要であるかを判断することで、カイロプラクティック治療はもちろん、原因に沿った栄養指導を行っています。

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食物アレルギー・不耐症 07|世の中にはさまざまな食物不耐症がある!?

アレルギーや不耐症になりやすい代表的な食材|副腎疲労blog

 

みなさん、こんにちは。

 

 

 

副腎疲労専門カイロプラクティック

「CHIROPRATICA」院長の小菅一憲です。

そしてこのBlogの筆者「Kossy (コッシー)」です。

 

 

 

ここ何回か話してきた「食物アレルギー」。

これは免疫グロブリンといったような抗体(免疫)が介在するものです。

 

 

では何度か登場している「食物不耐症」とは何なのでしょう?

 

 

 

「食物不耐性」とは食物アレルギーとは異なり、免疫反応を誘起しません。食物不耐症は特定の食物を分解する消化酵素を十分に持っていなかったり、添加物や食物に自然発生した化合物などの化学物質を身体が処理できなかったりすることなどが原因になります。

 

要は、免役が反応するわけではないけれども、その食物をうまく消化もしくは処理が出来ないものを「食物不耐症」というわけです。

 

 

 

それこそ、種類はたくさんあります。

 

 

乳糖不耐性
アルコール不耐性
ソラマメ中毒症
フェニールケトン尿症
ガラクトース血症
ヒスタミン不耐性
チラミン不耐性
硫黄不耐性
グルタミン酸塩不耐性
オクトパミン不耐性
サリチル酸塩不耐性

 

などなど・・・

 

 

 

⭐️ アレルギーより意味合いが広い「食物不耐症」とは!?

 

食物不耐症の中でも有名なのは、「乳糖不耐症」でしょうか。

 

「乳糖不耐症」の人は、牛乳の中の乳糖という成分を消化する酵素を持っていないため、乳製品を摂ると痙攣性腹痛や下痢を発生することがあります。北欧に暮らす民族を除くと、世界中のほとんどすべての人が「乳糖不耐症」を抱えています。東洋系の95%、黒人の75%、アメリカ・インディアンの60%、コーカサス系の2〜24%に乳糖不耐症が見られると言われています。

こうなると、日本人のほとんどが「乳糖不耐症」というわけです。
その数80%以上と言われています。

 

 

乳糖とは、あらゆる種類の乳(人乳、牛乳、山羊乳など)に含まれている天然の糖で、ブドウ糖とガラクトースの分子が1個ずつつながってできています。科学的には2糖類と呼ばれていますが、この乳糖を消化するには「ラクターゼ」とよばれる消化酵素が必要になります。もちろん母乳を与えられている赤ちゃんは、ラクターゼを持っていますが、離乳して成長していく過程で多くの子供たちが乳糖を消化する能力を失っていきます。成人になるとほとんどの人で生産されなくなると言われており、ラクターゼがないことで乳糖をうまく消化分解出来ないことで起こるのが「乳糖不耐症」です。
乳糖不耐症があるからといって、牛乳を飲むたびに必ず症状が現れるわけではありません。飲む量が少なければ何も支障がない場合もありますが、症状には、ガスがたまる、腹部が膨張する、下痢、反復的に腹部が痛む、などがあります。重症の小児では、稀に腸の内壁の細胞がダメージを受けたり、激しい下痢に襲われることもあります。

 

このように本物の食物アレルギーがなくても、体調が悪くなり、生活に支障が出る場合があります。これこそが「食物不耐症」です。
これ、けっこう世の中に存在しているのですよ。

 

 

乳糖不耐症以外にも、発酵食品や保存食、干物やワイン、塩漬けなどに多いヒスタミンを分解出来ない「ヒスタミン不耐症」や、硫黄を含むような食材を消化分解できないような「硫黄不耐症」も比較的多くみられます。
硫黄(化合)成分は、保存剤、防腐剤、漂白剤、発色剤、酸化防止剤として食品添加物のカテゴリーで広く使われており、サラダバーにはこういった添加物が多く使用されているので、サラダバー症候群の名前でも知られていますね。

そして、硫黄にも通じますが、添加物にたいする拒否反応も食物不耐性と定義されています。
食物添加物、合成着色料、保存料、乳化剤/安定剤、充填剤、香味料、人工甘味料に対する反応は、健康に大きな影響をおよぼす可能性があります。

添加物の中には・・・安息香酸、トラガカント、エチレンジアミン4酢酸、アスパルテームなど、添加物は山のようにあります。日本は特に食品添加物が多い国として知られていますから。
こういった添加物に敏感な場合、湿疹、頭痛、呼吸困難、認識機能障害、疲労などの、免疫システムを介在しない症状が現れることがあるので注意が必要です。

 

 

 

あまり自然ではないものは食べない方が良いのは、やはり基本になりますね^^。

 

 

 

⭐️ 食物過敏症よって副腎疲労が悪化する!?

 

不耐症以外にも、免疫を介さない「過敏症」というものもあります。

少し例をあげてみましょう。

 

 

 

・・・・・牛乳への過敏症・・・・・

サンディは30歳の女性で、思春期以降に始まった周期性うつ病を患っていました。牛乳は特にうつを悪化させる原因となりましたが、牛乳を飲みたい強迫観念があり、一度に1ℓ飲んだりしていたようです。
28歳の時に気管支肺炎を発症し、約2週間後にゆっくり回復に向かい始めました。しかし、色白の皮膚はもっと青白くなり、エネルギーがひどく低下したままだったのです。深刻な疲労が続き、2年経ってもなお、著しい疲れとスタミナの欠如、集中力がないことに苦しんでいました。肺炎の後、体力が若干戻るにつれて少しばかり改善はみられたりもしましたが、うつ病は悪化していました。
サンディの病歴をもっとよく調べてみると、十代の大半は、軽度の副腎機能低下を抱えていた事が明らかになり、そして牛乳が、うつだけでなく、副腎疲労とエネルギー低下の一因であることがわかったのです。
サンディは、運良く、適切な治療を受け、牛乳を完全に食生活から除去することができたため、そのことが非常に彼女の人生に功を奏したのです。また副腎を大切にし、ストレスを身につけると、それまで経験がないほど活動的で充実した人生を送るようになったということです。

(ADRENAL FATIGUE James L.Wilson ND,DC,Ph.D.引用)

 

いかがですか?
これはまさに牛乳への過敏症が、体調を悪くさせ、うつ病や副腎疲労に陥る原因になっていた例でもあります。

 

 

牛乳以外の過敏症の例もあげておきましょう。

 

 

・・・・・酸化した油への過敏症・・・・・

医学生のサムは、CPR(心肺蘇生法)コースの期末試験を受けていました。この多項選択方式の試験は普通なら確実に合格するのですが、彼は不合格になりました。サムは学校の成績上位者だったので、教師は彼を呼び出して理由を尋ねました。

サムの説明はこうでした。彼は酸化した油の過敏症があり、お昼に学校の食道で魚のフライを食べたとき、知らずに酸化した油を摂取していたのです。そしてそれが試験のまさに直前だったそうです。
酸化した油を摂取すると、彼は何時間も物事をはっきり考えられなくなります。しかし、これまでの経験から、そういうときにはリンゴが役に立つそうで、サムは、食堂に行ってリンゴを食べてから、もう一度試験を受けてもよいかと教師に許可を求めました。
教師は信じられない顔をしたのですが、サムが成績上位者であり、今回の得点があまりに低すぎたので、この奇妙な申し出を認めました。そしてリンゴを食べたサムは、不合格だった同じ試験で今度は満点を取ったのです。
これまで、サムは酸化した油を摂取すると、昏睡状態のようになっていました。初めは眠くなる程度でしたが、反応が重なるにつれて意識はあっても体を動かせなくなっていました。酸化した油が脳に影響をし、一時的に身体が麻痺していたのです。友人たちは、サムの眠たそうな顔を見たらリンゴが欲しいか尋ねるようになり、もし返事がなければ一切れ口に入れてやりました。するとわずかな時間でサムは回復しました。1人きりのときは2、3時間眠ってしまい、目を覚ましてからも2日酔いのような状態が24時間続きました。

(ADRENAL FATIGUE James L.Wilson ND,DC,Ph.D.引用)

 

これは一般的な検査によっては検出されない食物過敏症の例の一つです。
また酸化した油が人によっては人生に影響を及ぼすことがあるという一例でもありますね。
この他、普通の検査では出てこない食品過敏症はたくさん存在しています。
誰もが何かしらの食べ物に過敏になる可能性を持っています。

 

 

 

 

このように、食物不耐症や過敏症は、アレルギーよりも意味合いが広く、食品や食品の構成成分、添加物などに起因するあらゆる身体への悪影響が含まれています。
不耐症や過敏症は、個体差がはっきりしていて、ある人に大問題を起こす成分が、他の人にはまるで影響を及ぼさなかったりします。
医療従事者が混乱するのは、この不耐症・過敏症というものの症状の多くが、アレルギー反応を介せずに発生することです。
そのため、このアレルギーではない、不耐症・過敏症の方の多くは、トラブルを抱えたまま放置されているわけです。

 

 

 

今日はここまでにしましょう。

 

 

次回もお楽しみに^^。

 

 

Thank you for reading to the end.

 

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食物アレルギー・不耐症 06|即時型アレルギーと遅延型アレルギー

さまざまな食材と中央にアレルギーの文字|副腎blog

 

みなさん、こんにちは。

 

 

 

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みなさんは「食物アレルギー」という名前を聞くと、どんな症状を思い浮かべるでしょうか?

 

 

 

おそらく、魚介類、ケーキを食べることによって、数秒〜数十分の間で蕁麻疹などが出てしまったり、酷いときには呼吸困難になったりするというイメージを持っていると思います。
しかし、アレルギーはこれらの症状だけではありません。
アレルギーには数日経ってから肩が凝ってしまったり、うつになったり、アトピーになったりと様々な症状を引き起こす可能性があります。
これらのアレルギーは「遅延型アレルギー」と呼ばれていて、蕁麻疹などの数秒ほどで症状が出るものを「即時型アレルギー」と呼んでいます。

 

 

病院に行って検査をしても特に異常はないのに、なぜか調子が悪いと感じることが多い人は、もしかしたら遅延型アレルギーの問題があるかもしれません。そしてアレルギー検査を受けることによって不調の原因がわかり、体調がとても改善する可能性があるのです。

 

 

 

食物アレルギーのタイプは4つあるという話を前回しましたが、有名な反応は「2種類」です!

 

 

1つ目はみなさんもご存知の即時型アレルギー(Ⅰ型)です。

このアレルギーには抗体の「IgE」が関わっていて、花粉症もこの中に入ります。
即時型アレルギーでは、食べ物を食べた直後、もしくは一時間後に蕁麻疹は発赤、浮腫、痒みや下痢などの急性の症状が出てきます。
この場合は、みなさんも何か食べ物が悪さをして、身体に不調が起こったとすぐにわかりますよね。
そうなんです。即時型アレルギーはご自分でも食物アレルギーと認識出来るアレルギーと言えますね。

 

 

さて、もう1つの方が遅延型アレルギー(Ⅲ型)です。

これは抗体の「IgG」が関係していて、食べてもその時には何も症状が出ません。
6時間〜12時間、遅い人は24時間後、またものによっては1週間から10日間に渡って体調を崩すものもあります。
症状自体も、即時型アレルギーと違って、疲労感や眠気、頭痛、耳鳴り、めまい、肌荒れ、アトピー、下痢、便秘、お腹の膨満感など多岐に渡ります。
実際には本当にゆるやかに症状が起こってくるので、食物アレルギーとは気づきずらいのです。
これが遅延型アレルギーです。

 

 

 

遅延型アレルギーの場合は、その時食べたものがすぐ症状に出るとは限らないので、場合によっては今日の体調が、昨日食べたものの影響ということもよくあります。

 

 

 

⭐️ 食物アレルギーの反応には4つのタイプがある!?

 

簡単に理論をご説明すると、「Ⅰ型の即時型食物アレルギー」は、原因食物を摂取してから数時間以内に起こる即時型の反応で、反応免疫細胞の表面に付着しているIgE抗体が食物抗原と結合します。そしてIgE抗体は肥満細胞(MAST CELL)とも結合しているので、IgEが抗原とくっついて反応を起こすと、ヒスタミン、セロトニン、サイトカイン、ロイコトリエンなどの炎症性メディエーター(媒介物)や免疫メディエーターが放出されるんですね。

 

 

ヒスタミンはみなさんも聞いたことがあると思います。
かゆみやむくみ、蕁麻疹などの原因になりますよね。

 

いわゆる即時型アレルギー特有の急性の症状をもたらすのはこれらの炎症性化合物と言われています。即時型アレルギーはこういった炎症性の化合物が放出されることから、気付きやすいアレルギーと言えますね。

 

 

 

逆に「Ⅲ型の遅延型アレルギー」は、体中に炎症や痛みなどを引き起こします。
これらの反応にはIgG抗体自体が重要な役割を果たしていて、先程お話したように原因食物を摂取してから数時間から数日後に起こる遅延型反応です。
IgGも食べ物とはくっ付きますが、それだけで終結してしまい肥満細胞とは結びつきません。その代わり食べ物とくっ付いた状態で免疫複合体をつくります。そしてこの免疫複合体が血液に乗って身体のあちこちで炎症を起こしてしまいます。やっかいなのは症状が慢性的で、複数の臓器が関連して、時間が経つにつれて悪化する可能性があります。原因食物を繰り返し摂取すると過敏性反応が強くなる特徴があります。

肥満細胞と結びつかないため、ヒスタミンが出ないことが何より気付きづらいアレルギーになっています。

 

 

 

IgGは主要な抗体の1つであり、「IgG1、IgG2、IgG3、IgG4」という4つのサブクラスに分けられています。IgGの「G」は、英語で遅延型を意味する「gradual」の頭文字を取ったものですね。
特定の状況下では免疫システムが過度に働き、これらの抗体を作り過ぎることがあります。IgG抗体が多すぎると、過敏反応と呼ばれる過度の反応を起こし、身体のあらゆる場所に過度の炎症や症状が発生します。

遅延型アレルギーは、みなさんの長期的な健康に悪い影響を及ぼす可能性があります。
IgG抗体は何ヶ月も体内で持続するため、身体のあらゆる場所に慢性炎症や組織変性を起こしていきます。
この過程は非常にゆっくりと気付かないうちに進行していくので、だんだんと不健康な健康状態に慣れてしまい、痛みやうずきを当然のことと考えたり、加齢によるものと諦めてしまう人も多々います。

 

 

 

 

遅延型アレルギーの症状には・・・

 

頭痛
注意欠陥
多動症
不眠
うつ症状
慢性疲労
喘息
感染を繰り返す
にきび
アトピー
口内炎
副鼻腔炎
鼻水
かゆみ
下痢
腸内ガス
腹部膨満感
便秘
お腹の痛み
体重がなかなか増えない
関節痛
関節炎
リウマチ

などなど・・・

 

 

かなり多岐にわたる症状があります。

 

 

 

また世界では、「小麦などのグルテンに対するアレルギーは、リウマチの症状を悪化させる」「ナス科の食物アレルギーは関節炎に関連する」「乳のカゼインに対するアレルギーはアトピーの原因になる」「子供の自閉症やADHDも食物アレルギーが関与しているのでは?」などと様々な研究が出ています。

私が臨床をしていても、特に麦のグルテンや乳のカゼインに対する遅延型アレルギーの方は多いですね。

 

 

 

ある研究では、グルテンやカゼインが腸内で消化される過程で、それぞれグリアドルフィンとβカソモルフィンと呼ばれるペプチドが形成されるとしています。これらのエクソルフィンは脳の神経伝達機能に影響を与えると言われ、自閉症患者の87%と統合失調症の患者の86%にグルテンに対する高濃度のIgG抗体が認められているとしています。また自閉症の患者の90%と統合失調症患者の93%にカゼインたんぱく質に対する高濃度のIgG抗体が認められ、3ヶ月にわたりグルテンとカゼインを含まない食事をした結果、統合失調症患者の症状は改善され、自閉症を患う子供たちの81%に改善が見られたそうです。

ちなみに、エクソルフィンに似た化合物はトウモロコシや大麦にも確認されています。

 

 

こう考えていくと、みなさんの気付いていないかもしれない遅延型アレルギー。
本当に様々な症状の背景に関わっていて怖いのです。

 

 

 

今日はここまでにしましょう。

 

 

次回もお楽しみに^^。

 

 

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食物アレルギー・不耐症 05|食物アレルギーのタイプ

お医者さんが小さい男の子の背中を触ってチェックしているところ|副腎疲労blog

 

みなさん、こんにちは。

 

 

 

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「CHIROPRATICA」院長の小菅一憲です。

そしてこのBlogの筆者「Kossy (コッシー)」です。

 

 

 

さて、今日は前々回に少し触れましたが、食物アレルギーの反応のタイプについて話していきます。

 

私たちの身体の免疫は、身体からウィルスや細菌、血液細胞、組織細胞などの異物いわゆる「抗原」を取り除く働きをしています。
通常は、抗原が免疫系の細胞と接触したときに身体から除去されますが、アレルギー反応では少し違っています。

 

 

 

アレルギーでは「感作」が起こります。感作というのは、抗原と抗体の特異的な結合に使われる言葉です。感作は免疫細胞がアレルゲンに初めて曝露する時に起こり、感作が起こると次に同じアレルゲンに曝露する時に、そのアレルゲンを認識するように免疫細胞が変化してきます。こうやって一度侵入してきたアレルゲンを記録し、二度目に侵入してきたときにすぐに攻撃できるようにしておくのですね。

少し難しい話になりますが、免疫細胞には、Bリンパ球、Tリンパ球、マクロファージがあり、骨髄中の幹細胞から派生するリンパ球や胸腺の幹細胞に由来しているT細胞というものが、免疫系に非常に重要な役割(体液性免疫と細胞性免疫)をしています。

抗体(免疫グロブリン)が関与している体液性免疫は食物アレルギーにおいて重要な役割を果たしています。抗体は、抗原の提示に反応してBリンパ球(B細胞)によって産生され、抗原にこの抗体が結合することで、肥満細胞による化学物質の産生や細胞傷害を引き起こし、アレルギー症状が起こります。

 

 

 

さて、この抗体にはいくつか種類があります。
それはIgA、IgD、IgE、IgG、IgMの5つクラスです。これらの抗体は、もちろん細菌やウィルスから身体を防御しています。
たとえば、母乳中の分泌型IgA抗体は、母乳哺育の乳児にウィルスや細菌に対する腸の防御をもたらしてくれます。またIgA抗体は唾液や腸分泌液中に存在し、抗原の吸収を阻止しているのですね。
そしてIgE抗体は身体からの寄生生物除去を助け、いわゆる食物アレルギーのIgE介在性反応に関与しています。
そのほかIgDは免疫グロブリンのクラス転換に関与していますが、他の機能は解明されていません。

 

 

抗体にはこれだけの種類があるわけです。

 

 

 

⭐️ 食物アレルギーの反応には4つのタイプがある!?

 

アレルギー反応は免疫系の異常な反応ですが、抗原(アレルゲン)に対する反応性の変化を意味しています。
その反応には、4つの種類があります。

 

 

 

①1型 即時型過敏症、アナフィラキシー性IgE介在性、レアギン性反応

 

枯草熱、アナフィラキシー、大半の食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、喘息が該当します。症状は数秒以内から最高で2時間以内に起こります。
食物反応は、咽頭浮腫、吐き気、嘔吐、重度の腹痛、鼓腸、下痢、血管浮腫、湿疹、紅斑、そう痒、喘鳴、咳、胸部締め付け、低血圧、気管支痙攣、ショックなど。

 

 

②Ⅱ型 細胞障害性

 

血液型が不整合な輸血によって起こります。
食物反応の例はありません。

 

 

③Ⅲ型 抗原–抗体複合体 アルサス反応

 

一部の食物反応において生じます。
乳汁中の沈降素が慢性呼吸器感染症の小児の肺、また胃腸疾患の患者さんの腸管中に発見されているそうです。
反応が現れるには通常6時間またはそれ以上かかり、臨床的に明白になるには数日かかる可能性もあります。

 

 

④Ⅳ型 遅延型または細胞介在性過敏症

 

移植片拒絶反応によくみられる機序。タンパク質漏出性腸炎などの一部の食物アレルギーに関与しています。 

 

 

 

 

即時型過敏症(1型)はIgEが関与しており、アレルギー反応の中では最も頻度が高く、その機序は明確にされています。
肥満細胞に結合したアレルゲンの特異IgEや循環血中の好塩基球が組み合わさると、ヒスタミンやサイトカイン、脂質由来のプロスタグランジン、インターロイキンなどを含む化学伝達物質の放出を引き起こします。これらの炎症を起こす物質が放出される時に、痒みや筋肉収縮、血管拡張、粘液分泌が引き起こされることがあります。
症状はほとんどの場合、全身で起こり、皮膚や胃腸管、呼吸器系に影響を及ぼすことが多くあります。

 

さて、もう一つの非IgE介在性免疫反応(IgEが関わっていない)の食物過敏症については、機序が明らかではないですが、食物の特異抗体(IgA、IgG、IgM)が関わっています。
そして、遅延型とも言われるⅣ型は、セリアック病(重度の小麦のアレルギー)やタンパク質漏出性腸症(リッキーガット症候群)、好酸球性胃腸炎、および潰瘍性大腸炎などにも関わっていると言われています。

 

 

 

今日は難しい話だったと思いますが、食物アレルギーを話していく上で重要な部分なので、少し触れておきました。
食物アレルギーでよく知られているIgE抗体によるもの以外にも、いくつかの抗体があり、それによってアレルギー反応も遅く出てくる場合があるということを覚えておいてください。

 

欧米では、IgE以外でもIgGやIgAのアレルギーチェックも行われることが多いのですが、現在日本ではIgEのみの検査しか行われていません。
IgEは、自分でも認識できるほどに症状が顕著で、食べてすぐ出てくるものが大半なので、判断しやすいですが、このIgE以外のアレルギー反応の人もたくさん増えてきていると私は思います。

日本のお医者さんでは、IgGのチェックまではする必要がないという人もいますが、毎日アレルギーを起こす物質を身体に入れていることは、前回のテーマでもあった副腎にとって大変な負担になるということは間違いのないことでしょう。
IgGの検査では、みなさんが思う以上にたくさんの食べ物に対する過敏反応がわかることがあります。

 

 

 

ちなみに現在、栄養療法のクリニックで遅延型アレルギー(IgG抗体)の検査キットを扱っているところや、インターネット上で検査キットを販売している会社もあるので、自分で検査キットを使い、アメリカの検査機関に送ることで100種類くらいの食べ物に対するIgG抗体の反応を見ることができます。

もちろん当院でもアレルギー検査は対応しています。
カウンセリングもセットになっていますので、お得です^^。

 

 

興味のある方は是非。

 

 

 

今日はここまでにしましょう。

 

 

次回もお楽しみに^^。

 

 

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Written by

小菅一憲

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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘルスケアです。

みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロプラクティックの中の一つの学問アプライドキネシオロジー (AK)では、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバランスをチェックし、それに対する治療を行うことができます。

アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼を担っています。

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アメリカやオーストラリアのAKのオフィスでは、サプリメントを使った栄養サポートは日常的に行われており、当院でもAKを使って身体の状態をチェックし、どの内臓器が弱っているか、どういった栄養素が必要であるかを判断することで、カイロプラクティック治療はもちろん、原因に沿った栄養指導を行っています。

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食物アレルギー・不耐症 04|食物アレルギーの仕組み

コップに一輪の綺麗な白い花|副腎疲労blog

 

みなさん、こんにちは。

 

 

 

副腎疲労専門カイロプラクティック

「CHIROPRATICA」院長の小菅一憲です。

そしてこのBlogの筆者「Kossy (コッシー)」です。

 

 

 

今日は、食物アレルギー/不耐症の第4弾です。

 

 

さて、まずアレルギーの原因となるアレルゲン(抗原)はどこから人間の体内に入ってくるかというと、ほとんどが粘膜ということになります。
身体の外側はみなさんも知っての通り、皮膚で覆われています。皮膚は、実は何層もの表皮細胞や角質によって形成されていて、その数は15層にもなると言われています。何層もの防御壁があるので、こういったアレルゲンはもとより、微生物やウイルスもなかなか皮膚からは入ってくることが出来ないのです。

 

しかし、口から肛門までの消化管や鼻から肺までの気管の内側は粘膜と呼ばれ、通常は1層の上皮細胞からなるために外からの侵入物に対して比較的弱い場所です。サランラップ2枚くらいのイメージを持って頂くとわかりやすいでしょうか。
実はこの粘膜がほとんど病原体やアレルゲンなどの侵入経路となっています。もちろん粘膜も決して負けてはいません。ここではこういった病原体から感染を守るために免疫が戦っているわけです。
この免疫こそがこれらの病原体の感染から身体を守る最前線と言えます。

 

 

 

免疫システムは私達の身体を外界から防御するようにつくられています。

免疫は身体の中でも特に複雑なシステムです。免疫がなければ人は生きていくことができません。少なくとも、免疫システムが最高の状態で機能していなければ、侵入する異物から身体を防御することができないため、健康を大きく損なう可能性があります。
特に、免疫システムの60%は腸壁に存在しています。腸壁は外界と身体の内部とを隔てる「巨大な壁」のようなものです。免疫細胞は、摂取された食物と最初に接するこの場所たくさん存在しています。免疫細胞が食物に対して免疫反応を起こすか起こさないかはここで決定されるのですね。

 

 

食物はもちろん、花粉、カビ類などの身体に取り込まれる全てものは、外界から入ってきた情報と見なされます。
これらの情報は体内に自然に存在しないため、抗原と呼ばれます。抗原は異物であるため、免疫反応を引き起こす可能性があります。しかし、すべての抗原が必ずしも免疫反応を誘発するわけではありません。食物に含まれるたんぱく質や炭水化物などの多くの抗原は、生命活動に不可欠な良いメッセージを持っています。

 

通常は、免疫細胞はほとんどの食物を良い情報と判断し、粘膜のところを素通り出来ます。

 

では、なぜ身体に栄養となる食物がアレルゲンとなってしまうのでしょう?

 

 

 

⭐️ タンパク質の消化過程となぜアレルギーが起こってしまうのか!?

 

さて、消化の家庭と食物抗原(アレルゲン)になりやすいタンパク質について、詳しく説明しましょう!

 

 

食物中のタンパク質は、胃の中に入ると、その強酸性の胃液によってタンパク質の高次構造が破壊されて変性します。変性したタンパク質は一次構造が露出し、タンパク質分解酵素(プロテアーゼ)の作用を受けやすくなります。
胃液には、ペプシンという酸性溶液中で作用するプロテアーゼが存在するので、その作用によって、タンパク質分子の内部の一次構造が切断され、いくつかのポリペプチド断片になるわけです。

胃の中で処理された食物は、十二指腸に入ると膵液と混ざっていきます。膵液には高濃度の重曹(炭酸水素ナトリウム)が存在するので、まず塩酸が中和され、その後、トリプシンおよびキモトリプシンという、中性溶液で働く2種類のプロテアーゼによってペプシンで部分的に分解されたタンパク質(ポリペプチド)は小腸内でさらに細かく分解されます。
その結果生じる小さなペプチド(オリゴペプチド)は、小腸の管腔壁に結合して存在する種々のペプチダーゼによって、完全にアミノ酸にまで分解されていきます。

 

 

 

しかし、タンパク質のなかには強固な高次構造をもつものがあって、熱を加えた後でも、消化管の中で分解されないものがあります。また、ポリペプチドにまで分解されても、それ以上分解されないで残るものもあります。
さらには、年齢が上がってきたり、ストレス、その他胃の機能障害によって胃酸の分泌が少ないもしくは胃酸の濃度が薄い状態がある場合、タンパク質の消化がうまく出来ず、同じようにポリペプチドの状態で小腸粘膜のところに未消化のタンパク質が向かうことになります。
これらの未消化のタンパク質およびポリペプチドの多くのものは、糞便とともに排出されますが、一部には、小腸上皮細胞の飲作用によって細胞内に取り込まれるものもあります。

 

細胞内に入ると、ペプチドの多くのものはリソソームでアミノ酸まで分解されていきますが、中には細胞内でも分解されないで残るものがあります。
こういったペプチドはもともと自分の身体にはないものであり、小腸の粘膜部分にいる抗体に異物として認識され、抗原(アレルゲン)になってしまうのです。

 

 

 

これこそが食物アレルギーが起こる仕組みですね。

また人によっては、特定の食品タンパク質の特定領域のペプチドがアレルギー抗原になることが知られています。

 

 

 

今日はここまでにしましょう。

 

 

次回もお楽しみに^^。

 

 

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食物アレルギー・不耐症 03|食物アレルギーと過敏症

メジャーで卵の大きさを測っている写真|副腎疲労blog

 

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今日も「食物アレルギー・不耐症」のお話です^^。

 

 

そもそもアレルギーという言葉は、ウィーンの小児科医クレメンズ・ピーター・フレヘール・フォン・ピルケ氏とアメリカの小児科医ベラ・シック氏が、種痘が患者に及ぼす影響を研究している時に作った言葉だそうです。

ギリシャ語の「アロス」(変化・様変わりした状態)、と「エルゴン」(反作用・反応性)を合わせて作った言葉で、フォン・ピルケ氏は、アレルギーを超過敏反応であると定義しました。
こうやって1906年にはじめてアレルギーが提唱されたとき、アレルギーとは「変化した反応」のような意味合いでした。それから長い年月を経るうちに、当初の意味合いは医療現場から失われていきました。
現在では、「抗原」と呼ばれる分子によって誘発される反応がアレルギーであると考えられています。

 

 

 

カラダの仕組みでは、この抗原を退治するために、身体の中の白血球が「抗体」をつくり出します。そしてこの抗体がなんらかの原因で必要以上に過敏反応することがあるのですが、アレルギーでは、抗原が身体に侵入してきたときに、それに対応する抗体が放出されて、過剰に働くことで、アレルギー反応が起こるとされています。

こうした「抗体」、免疫グロブリンは、Y型をしていて私たちの免疫システム細胞によって作られます。また接触する個々の抗原ごとによって固有の形になっているのですね。
アレルゲンである「抗原」は、人によって多岐に渡りますが、特定の食物や花粉、動物の鱗屑、カビ、イースト菌などがあります。
人間の身体の免疫システムは、身体の防衛反応として、激しい炎症を介してこのアレルゲンを中和しようとするのですが、その一連の反応がアレルギーと言われるものです。

 

 

 

また、なかにはこの一連の反応に抗原や抗体が関与していないものもあり、それらはアレルギーとは呼ばないと一般的には考えられていますが、ブラナマン医師は、アレルギーと呼ばれようが呼ぶまいが、健康を害するものであることには変わりはないとしています。

ちなみにここで話しているアレルギー反応が起こらないものには「食物過敏症」や「不耐症」と言われるものがあります。

 

その話も少し触れておきますね。

 

 

 

食物過敏症や不耐症は、アレルギーよりも意味合いが広く、食品や食品の構成成分、添加物などに起因するあらゆる身体への悪影響が含まれています。
食物過敏症は、個体差がはっきりしていて、ある人に大問題を起こす成分が、他の人にはまるで影響を及ぼさなかったりします。また不耐症もその食べ物を消化するための消化酵素が作れないもしくは機能低下していることで消化不良が起きて、問題が起きてきます。
医療従事者が混乱するのは、この過敏症や不耐症というものの症状の多くが、アレルギー反応を介せずに発生することです。

そのため、このアレルギーではない、食物過敏症や不耐症の方の多くは、トラブルを抱えたまま放置されているわけです。

 

 

 

困ったものですね^^;。

 

 

 

⭐️ 食物過敏症を解決することで60%の病気は改善される!?

 

ブラナマン医師は、症状にいたる基本的なメカニズムがどうであれ、患者さんが特定の食品にうまく対処できずに苦しんでいることに変わりはなく、アレルギーと過敏症の区別がどうだという問題より先に、患者さんを救うことが優先されるべきではないかと述べています。

 

 

まさに同感できる言葉です!!

 

 

さらにブラナマン医師は、「食物過敏症を解決することで60%の病気は改善される」とも語っています。
たしかに前回の食物アレルギーが関わっている病気のリストを見てみれば、そのことが決して大袈裟ではないことがわかります。

 

 

 

 

現在の大抵の医師は、栄養療法や食物過敏症について知らない方が多く、その重要性が見過ごされるケースが多くあります。
私が臨床をやっていて、常に思うのは、診断が適切でなければ、適切な治療ができないということ。

 

何よりも根本的な原因に対しての治療を行うべきなのです。

 

 

 

最後に食物アレルギーと過敏症のカテゴリーを紹介して今日はおしまいにしましょう。

 

1967年に米国のコロラド大学とスウェーデンのカロリンスカ研究所の共同研究チームによって、現在言われているIgEアレルギーが解明されました。
しかし、最近では、IgE以外の反応もあるということが解明されてきており、食物を食べて体が何らかの反応を起こす状態を「食物過敏症状(Food Hypersensitivity)」と呼ぶようになり、4つのカテゴリーに分けるようになったのですね。

 

 

 

1.食物アレルギー
  IgE誘因食物アレルギー(3)
  非IgE誘因食物アレルギー(4)

 

2.非アレルギー性食物過敏
  ラクトース(乳糖)不耐症
  食品添加物(色素、硫黄成分など)
  反応の原因が不明

 

3.IgE誘因食物アレルギー
  牛乳、卵、大豆、米、ピーナッツ、小麦などの食材
  花粉
  ダニ・ほこり
  ゴム

 

4.非IgE誘因食物アレルギー
  セリアック病(グルテン、カゼインなどの不耐症)
  体系的アレルギー性皮膚炎

 

 

 

今日はここまでにしましょう。

 

 

次回もお楽しみに^^。

 

 

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