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トリガーポイントによる頭痛 「緊張性の頭痛に多い!?」

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トリガーポイントによる頭痛

前回は、頚椎の関節機能障害に起因する頭痛についてお話しました。

たしかに大部分の頚性頭痛は、頚椎の関節機能障害(動きの悪さ)が関わっていますが、関節がハイパーモビリティー(動きが過剰)あるいは可動性が正常のときに、筋の過緊張が原因で発症する場合もあります。

緊張性頭痛は、慢性頭痛の90%を占めると言われており、頚部の筋肉の緊張、または筋緊張による大後頭神経(後頭部の神経)圧迫によって、重い締め付けられる頭痛が起こるのが特徴です。
多くの場合、ストレスや肩こりによって起こると言われていますが、食物アレルギー、低血糖によっても起こりえるとも言えます。

 

筋緊張性頭痛の場合は、その筋の過緊張が、「原発性である」のかそれとも「頚椎関節に起因する続発性である」のかは重要なファクターです。

原発性の筋過緊張は、通常、急性の外傷による筋挫傷または、慢性的な姿勢による筋挫傷が原因になります。そして急性筋挫傷の結果として発症する頭痛でもっともみられるのは「むち打ち」損傷です。
この急性筋挫傷では、頭蓋骨に接合する筋膜(筋肉を覆う膜)への刺激だけでなく、背骨に関わる筋肉の炎症を伴い過緊張を引き起こします。また神経は、こうした刺激を受けた組織で圧迫・絞扼されてしまうのです。

 

 

一方、職業上のストレスで悪化する慢性姿勢挫傷は、頚椎前彎(頚椎のカーブ)減少がみられ、頭を突き出したような前かがみの姿勢をとる人に頻繁に発症します。
姿勢により筋肉は頻繁に静的負荷を受け、腕を繰り返し使用する間、持続的に筋肉は収縮状態を保つことになり、終いには筋挫傷(筋肉の損傷)を起こしてしまうのです。

デスクワークの人や流れ作業の仕事の人などの多くはこういう姿勢をとっていることが多いのではないでしょうか。

そして悪姿勢によって慢性的に伸ばされているような筋肉(首〜背部の筋肉)には、低レベルの過緊張と、今日のテーマでもあるトリガーポイントを発生しやすくなります。

 

トリガーポイント(Trp)とはその名の通り、疼痛の引き金となる圧痛点で、筋繊維の緊張帯にできる関連痛を伴う硬結(触知できる硬い領域)のことです。Trpが出来るとその関連部位(離れた箇所にもある)に疼痛を引き起こすことになります。

首の筋肉にできたトリガーポイントは筋の特異的なパターンに従って、頭部に疼痛を起こすことがよくあります。
その結果起きる頭痛は、単純にトリガーポイントに起因する疼痛か、同時に起きる神経血管への圧迫や絞扼が原因になっているかもしれません。

筋緊張性頭痛の中でも、このトリガーポイントの関連痛による頭痛が出ている方が非常に多くみられます。

 

 

トリガーポイントは、発症した筋肉に対してストレッチを行い、Trpに押圧することによって治療していきます。
治療自体はそんなに難しくないのですが、トリガーポイントの存在や各筋肉の関連痛の範囲を知っているドクターでないと治療はできません。

カイロプラクターはもちろんTrpに対する知識を持ち合わせています。
筋肉の過緊張が原因となっている頭痛の多くにトリガーポイントが存在するので、思い当たりのある人はしっかりとした知識のあるカイロプラクターに診てもらうのが良いでしょう。

 

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ぎっくり腰?!

ピキッ!

先日、重たいソファーを運んでいた時にぎっくり腰になってしまいました。すぐに院長に治療をしてもらったので翌日、翌々日と徐々に良くなりました。カイロプラクティックの治療はすごいなと改めて実感しております。

以前にもぎっくり腰をやった事があったので、その時以来ヨガや柔軟体操を毎日やっっていたのですが、最近怠っていたのでそのつけが回ってきてしまいました^^;

あまり無理はしない方がいいですね。。。

 

1周年!

First Anniversary!

プレオープン期間も入れると昨日でちょうどカイロプラティカも1周年を迎えることが出来ました!
臨床は長くやっていますが、麻布十番でお店を構えてからはまだ1年。
小さいクリニックなので、1周年でもとても嬉しいことです。やはりお祝いしたい気持ちになりますね。笑。

 

この一年は、本当にたくさんの方々に支えられ、ここでは言い尽くせない程、感謝の気持ちで一杯です。
いつもカイロプラティカのことを応援してくださり、本当にありがとうございます。
また東京都内にお住まいの方だけでなく、日本全国、遠いところでは東北や関西の方からいらしてくださる方もいて、本当に嬉しく思うと同時に心引き締まる思いです。
病院に行っても良くならない不調に悩んでいる方はとても多く、私たちもそういう方々を助けたいという強い想いでやってきましたが、最近少しずつ形になってきている実感があります。
まだまだ至らないこともあるとは思いますが、今後も、みなさんのお身体のサポートはもちろん、正しい健康の情報発信をしながら、次世代の子供達の健康につながるよう頑張っていきます!

 

カイロプラティカ、1年おめでとう!

 

 

カイロプラクティックで一番効果のある頭痛

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カイロプラクティックで一番効果のある頭痛

今日は、カイロプラクティックが一番効果のある頭痛についてのお話です。

 

頭痛の中には、首の関節の機能障害に起因する頭痛がありますが、この頭痛がカイロプラクティックのマニピュレーション(カイロプラクティックの手技)で大きく改善することは、頚椎治療に携わる多くのドクター達に広く認識されています。

ではこの首の関節の機能障害(動きの悪さ)に起因する頭痛「頚椎原性頭痛」とはどのようなものを言うのでしょう。
この「頚椎原性頭痛」、案外みなさんはご存じないかもしれませんが、思った以上に多くの方の頭痛の背景に隠れているといっても過言ではありません。

 

 

後頭下部や頸部の痛みがある
頭部(前頭部、後頭部、頭頂部、目の奥など)に痛みがある
痛みは片側でも両側でもおこる
うずく、鈍くえぐられるような痛みと頻度は少ないがズキズキする痛み
男性より女性に多い
悪心、吐き気や頭のふらつきを伴う場合がある
かすみ目やその他の眼症状、めまい感を引き起こす時がある
頭痛薬では軽快しない
特定の首の動きで悪化する
年齢に無関係で、子供から老人までいつでも発症する

 

ここに述べたのは、「頚椎原性頭痛」特徴ですが、これだとかなりの人が該当するのではないでしょうか?

首にはたくさんの神経が集まっていますが、この神経と上部頚椎の痛覚受容器との関わりにより、この「頚椎原性頭痛」が引き起こされると考えられています。

みなさん三叉神経という神経はご存じですか?
三叉神経痛で有名ですが、三叉神経は、頭部や顔面に分布しています。
解剖学的に、頚神経1番(C1)〜頚神経3番(C3)の頚神経には、この三叉神経の核と混ざり合う細根があります。
これが上部頚椎の問題が頭痛に関係しているという理由なのです。

 

 

少し難しくなりますが、詳しく説明していきましょう。

三叉神経の脊髄路核(大脳皮質から脊髄にかけての神経伝導路)は口部、極間部、尾部の3つからなります。尾部は、尾側に延びていき、脊髄(背骨の中を通る神経)の灰白質(神経細胞体の存在している部分)と序々に一緒になります。そして三叉神経は延髄(脳〜脊髄の間)を通った後、上部頚髄の節にまで下行していきます。
それは少なくともC2レベルまで達し、部分的にはC4レベルにまで達すると言われています。

このように三叉神経の終わりの部分は、上部頚神経と交わっており、特にC1とC2レベルの頚神経と重複しているのです。
そして三叉神経と上部3頚髄神経節が交わる部分は、両方の求心性の繊維を受けており、「三叉神経頚髄核」とも呼ばれている主要な神経核になっています。
この「三叉神経頚髄核」ですが、三叉神経と脊髄において、侵害受容性の情報に関与している大事な部分で、それぞれの求心性繊維を受けていることから、頭部全体と首の上部の侵害受容の中心部分と言うことができるでしょう。

 

三叉神経の感じる部分と上部頚神経の感じる部分が一緒になっているのはおわかり頂けたでしょうか。
これらのことから上部3頚神経が神経支配している組織は、頭部に広がる関連痛の原因となることが言えるわけです。

 

 

上部3頚神経の感覚の範囲は・・・

上部3つの頚椎関節と靭帯
首前後の筋肉(胸鎖乳突筋と僧帽筋)
硬膜(脳と脊髄をおおう膜)
椎骨動脈(脳へ血液供給している血管)

 です。

ということはこれらの組織の問題は、三叉神経につながり頭痛の原因となるわけです。

 

関連痛とは、中枢神経系の中のニューロンが、身体の一部分からの求心性繊維(中枢に向かう神経線維)以外にも、別の身体部位からの求心性繊維も受けており、別の部位からの痛みを勘違いして、もう一つの部位の痛みとして感じてしまうことにあります。

頭痛や頚部痛の場合、「三叉神経頚髄核」がこの中心のニューロンになるので、三叉神経頚髄核の後頭部を支配している部分が、頚椎からの求心性繊維も受けている場合、頚椎からの侵害刺激が後頭部から発していると感じさせる痛みになってしまいます。
また三叉神経の求心性繊維を受けている部分が、頚椎からの求心性繊維も受けていれば、前頭部の痛みは頚椎の侵害刺激により引き起こされることがあります。

 

これがまさに「頚椎原性頭痛」首の関節に起因する頭痛のメカニズムであり、カイロプラクティックで最も効果のある頭痛、そしてカイロプラクティックでなければ治せない頭痛とも言えるでしょう。

 

 

これらことについては、さまざまな生理学的な研究で明らかになっています。

Kerrは、ネコの脳幹と上部頚髄のいろいろな部位からの記録により、三叉神経と上部頚神経の両方の刺激に反応する部位を特定し、C1の細根への電気刺激が、眼窩、前頭部、頭頂に痛みを生じることを証明しました。
Cyriaxは、4%の食塩水を患者の頚部の種々の筋肉に注射し、局所痛と関連痛の観察をしたところ、後頚部の筋(後頭骨付着部)への刺激は、前頭部の痛みを発生させ、同じ筋の25㎜〜50㎜下への刺激は、頭頂の痛みを引き起こしたと報告しています。そして胸鎖乳突筋(首前面の筋肉)への刺激は側頭部に関連痛をもたらしました。
さらにCampbellとParsonsは、同じように食塩水を使い、頚部への刺激がそれぞれ頭頂〜後頭部、後頭下までの関連痛を生じさせることを証明しました。

その他、Feinsteinらは、後頭部とC1の間の軟部組織への刺激により前頭部に関連痛を生じさせ、上部頚椎の棘突起(後ろに伸びる突起)の間への刺激で後頭部痛を生じさせました。Dwyerらの実験ではC2-C3の椎間関節を膨張させることにより後頭部痛を生じさせることが示されています。

これらの実験により、上部頚神経に神経支配を受けている部分の病変は、頭部に関連痛を生じさせる可能性があることがわかりました。

 

最近では、この「三叉神経脊髄路核」の関与以外にも、脳を覆う硬膜が「筋髄膜橋」を通じて上部頚椎につながっており、上部頚椎が変位すると硬膜に捻れが生じて頭痛が起きるという説もあります。またこれらの頚椎原性頭痛は、C1に問題がなければ頚椎原性頭痛は起こらない、頚椎の関節に3つ以上の問題があることが条件になるなど、様々な説がありますが・・・
これまでのお話だけでも、首の関節が頭痛の原因になるのは明らかだと思います。

 

 

私の臨床経験の中でも、「頚椎原性頭痛」はかなりの数みられ、片頭痛や緊張性頭痛とこの「頚椎原性頭痛」が合併しているケースも多くあります。
また大抵の頭痛の場合に、上部頚椎や頭蓋骨の問題が関わっていることが多いのです。

先に載せた「頚椎原性頭痛」の特徴。
あてはまる人も多いのではないでしょうか。

Lewitによると、頚椎の機能障害の場合、その大半は後頭骨とC1の間に起きるといい、Jiroutは、頭痛の90%がC2-C3機能障害を伴っていることを発見し、Bogdukは、上部頚椎ハイポモビリティ(以前のblog参照)が「筋収縮型」と呼ばれている頭痛の主要な原因であると報告しています。
またJullは、慢性頭痛における頚椎機能障害の併発は、頭痛を訴える96の症例中55%で、無症状の集団よりも上部頚椎関節硬直の発症率が高いと報告しており、それはC1〜C3の上部頚椎に集中しており、C4以下の関節では、発症率が急激に落ちたといいます。

 

私自身、慢性頭痛の背部に、これら頚椎の問題が隠れている場合がほとんどなのでは?と感じています。
思い当たる人は是非一度カイロプラクティックの門を叩いてみてくださいね^^。

 

  

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パティシエさんからの頂き物

先日、パティシエの患者さんから手作りのお菓子を頂きました。
実は全て米粉から出来ていて、ほとんどのものが乳製品や卵が含まれておりません。

バナナで甘みをつけてあったり、クッキーの食感は小麦粉で出来ているものと同じ食感で驚きました。
本当にどれも美味しかったです。

 

まだまだ試作品との事ですが、どんどんと良いものを作ってくれそうな予感です!
最近アレルギーの方が増えてきているので、心強い味方ですね^^

 現在はお菓子の勉強をしにアメリカへ行ってしまいましたが、是非日本に戻ってきた時はいらして下さいね。

スタッフ一同、心よりお待ちしております!

 

ほとんどの人が経験している頭痛

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ほとんどの人が経験している頭痛

今日からは頭痛についてのテーマでお話します。

 

一口に頭痛と言っても、その症状や原因はさまざまです。
頭痛は一つ一つ見ていくと大変奥が深く、話しきれないので、今回はどんな頭痛があるかと頭痛に関わるお話、そしてカイロプラクティックで効果のある頭痛についてお話していきます。
頭痛は、経験したことがない人がいないくらいありふれた症状であり、病院や治療院でももっともよくみられる症状です。
また他の痛みと同様、とても耐えがたい症状でもあり、中には緊急の処置を必要とするような、あるいは生命にかかわる疾患を原因とする症状(症候性あるいは器質性頭痛)もあり、注意が必要です。

 

 

頭痛に悩む人は多いですが、前述したような危険な頭痛はまれで、その90%以上は頭蓋外異常によるものです(原発性あるいは機能性頭痛)。いわゆる「頭痛持ち」といわれる人たちの頭痛は、脳の病気などによる頭痛と違い、命に危険があるということではありません。
そうはいっても、たびたび起こる頭痛のため日常生活に支障をきたすこともあり、やっかいな病気のひとつといえるでしょう。
実に日本人の4人に1人は慢性頭痛を持っていると言われています。
かなりの人が頭痛に悩まされたことがあるということですね。

 

よくある「緊張性頭痛」は、夕方になると締めつけられるような痛みが襲うのが特徴で、首や肩の筋肉が緊張し、血流が悪くなることで痛みが起こります。長時間同じ姿勢でいたり、目の疲れ、ストレス、睡眠不足から首から肩にかけての筋肉が緊張することによって起こります。

こめかみがズキズキと痛む「片頭痛」は、なぜ起こるのか原因ははっきりわかっていませんが、脳の血管が発作的に収縮し、その後、急に拡張することでまわりの神経が刺激され、痛みが起こると言われています。多くは左右どちらかのこめかみに脈打つような痛みが現れます。そして痛みがひどくなると、吐き気や嘔吐を伴うこともあります。
ストレス、ホルモンバランスの乱れ、過度の睡眠、睡眠不足などによって起こる場合が多いと言われ、市販の頭痛薬はあまり効きませんが、病院で処方してもらう薬で改善することができます。

このほかに「緊張性頭痛」と「片頭痛」両方の症状を伴う混合型や、目の奥が激しく痛む「群発性頭痛」、頚椎に起因する頭痛「頚椎原性頭痛」などがあります。

 

 

そして危険な頭痛、脳腫瘍やクモ膜下出血など頭蓋内疾患の初期症状として急激に起こる頭痛は、激しい痛みが特徴です。
朝起きた途端に頭痛と吐き気がある場合は脳腫瘍の、殴られたような激しい痛みと嘔吐がある場合はクモ膜下出血の疑いがあります。
特に頭痛持ちでもないのに、急に激しい頭痛が起こったら注意が必要ですね。

これらの頭痛は、数ある頭痛の中の一部分ですが、頭痛は私たちカイロプラクティックで診察していく上でも本当に重要な疾患です。

 

 

どんな頭痛があるの?

どんな頭痛があるか、一般によく知られている頭痛を私の知る範囲で少しあげてみましょう。

 

(一般にみられる頭痛)
片頭痛
群発性頭痛
頚椎原性頭痛(頚椎症)
緊張性頭痛
高血圧性頭痛

(あぶない頭痛)
脳腫瘍
髄膜炎
前頭洞炎
側頭動脈炎
くも膜下出血
硬膜下血腫
労作性頭痛

(それ以外の頭痛)
薬剤反動性頭痛
レンズ体の屈折異常
顎関節の機能不全
インフルエンザ
アイスクリーム頭痛

いかがでしょう?
びっくりしますよね。
こんなにも多くの頭痛があるのです。

 

頭痛の中には、原因がはっきりと解明されていないものや治療法も十分理解されていないものが少なくない中、日本での頭痛の調査では、風邪などのときを除いた頭痛を過去1年間に1回以上経験した人が72.7%、慢性あるいは反復性頭痛としては人口の12.2%という報告があり、決して少なくありません。

頭痛診療のニーズはますます増えるばかりです。
カイロプラティカにいらしている方でも頭痛の方は多いですね。
お話してきたように、みなさんの多くが悩まされている慢性頭痛の中には、肩こりからくる頭痛や片頭痛、ストレスや気圧の変化などで起こる頭痛、そして低血糖や食物アレルギーによる頭痛などがありますが、どれも堪え難く辛いものです。
カイロプラクティックでしっかりと頸椎や頭蓋骨の治療を行うことや、足りない栄養素を補ったり、食事の方法を変えるだけでも頭痛はなくなります。

お困りの方は一度相談してくださいね。

 

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飲み物に含まれる糖分量

糖分の取り過ぎに注意!

今日は普段飲んでいる飲み物に、どのくらい糖分が含まれているのかお話していきます。

 

※砂糖1本は3g(12kcal)と考えます。

この暑い夏に一般的にお勧めされているのは、電解質やミネラルを含むスポーツ飲料ではないでしょうか??
メーカーにもよりますが、実は500mlのペットボトルの中に砂糖が10本以上も入ってるそうです。
こまめに摂取した方が良いと言われても、こんなに糖分が入っていると思うと沢山は飲めなくなりますよね。

 

また某炭酸飲料には、500mlペットボトルの中になんと19本ものお砂糖が含まれてます。
紅茶1杯を飲むのに1本入れたとしても、その19倍のお砂糖が入ってるわけです。
考えるだけで恐ろしい。。

その他、濃縮還元のフルーツジュースや野菜ジュースには、200mlのパックの中に6〜7本もお砂糖が入ってます。
野菜や果物を気軽に摂れるからといっても、これだけお砂糖が含まれていると果たして身体に良いのか考えものです。
もちろん、”ゼロカロリー”や”ノンカロリー”と記載のあるものには糖分は含まれてませんが、”カロリーオフ”の場合は糖分が入っているので注意が必要です。
ものによりますがカロリーオフと記載されていても、砂糖が13本も入っている場合があるので注意が必要です。

 

甘い物を摂ると脳の中にβーエンドルフィン(快感物質)が分泌され、幸せな気分になる事がわかってきました。これはβーエンドルフィンが麻薬のような強い快感を脳に与えるため甘い物に執着したり、習慣化する傾向が出るということです。必要以上の甘みを摂ることで、βーエンドルフィンがどんどん分泌され、脳が気持ち良さを求めて、さらに他の甘い物まで欲するようになるわけです。

 

 

糖分も身体には不可欠な栄養素ですが、こういった清涼飲料水やジュースに含まれる糖分は血糖値を急激に上げやすいもので、身体にとても負担をかけます。
やはり糖質は、精製されていない炭水化物から摂ってあげるのがベストでしょう。
どちらにしても今日お話してきたように、清涼飲料水はその爽やかな見た目とは違い、砂糖が大量に含まれているので、飲み過ぎには注意が必要ですね^^。

 

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睡眠を促す野菜とは?

レタス

 

「レタス」の効果

今日はサラダに必須の「レタス」の紹介です。

 

レタスはキク科の野菜で、原産地は地中海沿岸から西アジア。
野生種を改良し、さまざまな品種が生まれてきました。
エジプトでは紀元前4500年ごろから用いられ、古代ギリシャやローマでも健康と安眠をもたらす野菜として紀元前から食べられていたそうですが、当時のレタスは結球しないタイプのものでした。
現在のような結球した玉レタスが生まれたのは16世紀のヨーロッパです。

 

日本に入ってきたのは奈良時代と古く、当時は茎を切ると白い液が出ることから乳草(チシャ)と呼ばれていました。レタスの語源は、ラテン語の「乳」。和名の「チシャ」も「乳草」から変化したものといわれています。
日本でも当時は茎の周りに葉がつく掻きチシャで、成長した葉を順次収穫していき、結球した形ではなかったようです。今のような形の結球レタス(玉チシャ)が食べられるようになったのは1970年代、江戸時代末期頃からです。

戦後、洋食の普及で、サラダが多く食べられるようになってから需要が伸び、サラダの主役として広く栽培されるようになりました。
また広く出回るようになったのは、産地での収穫後の保冷と、保冷での輸送が発達したことも背景にあります。レタスは、気温の変化に敏感で、高温だとすぐに鮮度が落ちてしまうのです。

5000年以上栽培の歴史があるだけに、レタスの仲間は多く、4変種6型に分けられます。一般的な玉レタスのほか、結球していないサニーレタス、エンダイブやサラダ菜、グリーンリーフなどの葉レタス、ロメインレタスもレタスの一種です。ほかにも茎が太くて長く、上に葉がつくステムレタスもあります。茎の皮をむいて食べ、山くらげの名前で出回るものは、この茎を乾燥させたものです。

 

水分が95%を占め、食物繊維が若干多いほかは、栄養価というよりは歯ざわりを楽しんだり、メインの料理のひきたてに重宝する野菜ともいえます。たしかに栄養価はそれほど高くないのですが、緑の濃い部分にビタミンEを多く含んでいます。特にサニーレタスなど色の濃いリーフレタスは、通常の玉レタスとは違い、カロテンを多く含み緑黄色野菜にも分類されるほど。ビタミンCやカルシウムなども玉レタスよりもぐっと多く含まれています。

レタスの茎を切ったときに出る白い乳状の液の正体は、「サポニン様物質」。
苦みがありますが、食欲を増進し、肝臓や腎臓の機能を高める働きがあります。

 

そして「レタスを食べると眠くなる」といわれますが、これがレタス特有の注目成分です。
乳状のサポニン様物質には、「ラクッコピコリン」が含まれており、この成分には、頭痛の原因にもなる神経のイライラを鎮める働きがあります。また鎮静、催眠の効果があると言われ、昔からヨーロッパでは「レタスを食べればよく眠れる」といわれているほど。寝付きの悪い人や不眠症の人にもおすすめの野菜です。
ラクッコピコリンは、芯や葉のつけ根に多く含まれているので、調理するときは根元まで使うようにします。根元の苦みが気になる人は、スープやジュースにして飲むと良いでしょう。

またレタスに含まれているカルシウムは同じくイライラを鎮めるのでストレスがたまっている人は、レタスを油で炒めて、たっぷり食べてみてはいかがでしょう。

 

サラダのイメージが強い野菜ですが、炒め物、鍋、スープなど加熱調理も実はおすすめです。
油とともに食べることでカルシウムの吸収率がアップするとともに、ビタミンE、Aの吸収も良くなります。またしんなりしてかさが減ることで、食物繊維をたっぷり摂れるようになります。

レタスは「金気を嫌う」と言いますが、刃物で切ると切り口が茶色くなるため、
生で食べる時は、手でちぎる方がおすすめ。スジが切れなくて良いのと、断面が荒い方が、ドレッシングがからみやすくなります。また水で洗ったときに水分をしっかり吸収し、みずみずしいパリッとしたレタスが食べられます。ただ、水にさらしすぎると、その分栄養素の流出が多くなるので注意しましょう。

 

レタスの美味しい時期は、4〜9月ですが今は年中出回ってますね。
栄養も含まれてますので、毎日の食卓に取り入れると良いでしょう!

 

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にがうり「ゴーヤ」

ゴーヤの栄養

先日、ゴーヤの炒め物をランチで食べたので、本日は「ゴーヤ」についてお話したいと思います。

 

ゴーヤは熱帯アジアが原産で、日本では沖縄や九州南部などで栽培されています。
今では、日よけのためにゴーヤカーテンを作っているご家庭も沢山増えましたね。
家庭栽培で採れた野菜だとなおさら美味しく感じるかもしれません^^

 

またゴーヤは熟す前の未熟果を食べますが、独特の苦みがあるのが特徴です。
この苦み成分はモモルデシンといい、胃液の分泌を促して食欲を増進させるだけでなく、肝機能を高め、血糖値も改善する効果があると言われてます。

ビタミンC、カリウム、カルシウム、マグネシウムなど沢山含まれており、夏バテ解消にうってつけの野菜なんです。
ゴーヤのビタミンCは加熱しても壊れにくいので、肉や卵などのたんぱく質と一緒に炒めたりして食べるといいと思います。

 

この時期になると美味しそうなゴーヤが売っているので、ついつい買ってしまいゴーヤ料理が続いてしまう事が多々あります…^^
いつも夏は食欲がなくなってくるのですが、お陰さまで今年は食欲があり過ぎて困っております(笑)

この暑さもあと少し!たっぷり栄養をとって乗り切りましょう!!

 

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麻布十番祭り

麻布十番納涼祭

8月24、25日と麻布十番祭りがありました!

ものすごい、人、人、人、、、、
本当に賑わっておりました。活気があっていいですね^^

中央広場のパティオでも、イベントが行われていて演奏してました!

仕事の合間に行ったので長く居れませんでしたが、骨付きウインナーと枝豆を買って歩きながら食べ、最終的にはいつも行っているお店で食事して帰ってきました(笑)

夏ですね〜

 

十番祭り-1

 

十番祭り-0